2023/03/15 - 2023/03/27
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YAMAJIさん
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江東区の門前仲町は、17世紀後半から永代寺の門前町として栄えてきた場所です。現在の永代寺は深川不動尊に向かう人情深川ご利益通りの右手にあり、深川不動尊や富岡八幡宮のおまけのように小さく、目立たない存在ですが、かつては逆だったようです。
深川不動尊は元禄年間に始まった、永代寺で開催される成田山新勝寺の出開帳(江戸時代に流行した、秘仏、秘宝などを公開するイベント)をきっかけに明治に入って建てられたものです。毎月1日、15日、28日の深川の縁日には、今でも多くの参詣者で賑わいます。
富岡八幡宮は江戸三大祭のひとつ「深川八幡祭り」で知られています。特に3年に一度行われる本祭りでは、大神輿53基が勢ぞろい、水をかけながら練り歩く、勇壮な連合渡御は見ものです。江戸情緒を伝える辰巳芸者の手小舞や鳶の若頭衆の木遣りも有名です。
東京下町の運河・大横川は、隅田川と北十間川とを結んでいます。隅田川に近い門前仲町の周辺には見事な桜並木が続き、桜の開花時期には大勢の花見客で賑わいます。大横川には花見客を乗せた和船が行き来し、失われつつある江戸の下町情緒を感じさせてくれます。
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門前仲町の案内板です。
今も江戸の情緒が息ずく、お江戸深川の門前仲町を散策します。 -
永代通りの花屋さんです。
今日は3月15日(水)で、深川の縁日です。永代通りにも縁日の露店が並んでいます。 -
富岡八幡宮の参道です。
江戸最大の八幡宮で、「深川八幡祭り」は江戸三大祭りの一つ、また江戸勧進相撲発祥の神社です。 -
「伊能忠敬の銅像」です。
富岡八幡宮の近くに隠宅を構え、全国測量の都度必ず参詣し、無事を祈願し出発しています。 -
「大関力士碑と巨人力士長身碑」です。
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神輿庫です。
日本一の黄金神輿、2台が展示されています。 -
日本一の黄金神輿です。
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手水舎です。
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黄金の鳳凰が水を注ぎます。
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富岡八幡宮は寛永4年(1627)、当時永代島と呼ばれていた現在地に御神託により創建されています。
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本殿です。
江戸時代には、徳川将軍家の手厚い保護を受け、明治維新に際しては朝廷が当宮を准勅祭社に指定しています。 -
主祭神 は、誉田別命(ほんだわけのみこと)(応神天皇、八幡神) です。
死後に「応神」の諡号を贈られた天皇は、のちに八幡信仰の祭神とされ八幡神・八幡大菩薩と呼ばれて文武両道の神としてその神威が全国に広がります。 -
授与所です。
お守りやお札を販売しています。 -
「深川伊勢屋」です。
明治40年(1907)創業の老舗の和菓子屋です。 -
店頭にはだんご、大福、のり巻、いなり、深川めしなどが並んでいます。
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深川不動堂の山門です。
「深川のお不動様」として親しまれ、多くの参拝客が訪れます。 -
深川不動堂の参道です。
朱塗りの山門から深川不動堂まで続く約150mの参道は、「人情深川ご利益通り」と呼ばれています。 -
永代寺です。
江戸時代には富岡八幡宮の別当寺として栄えたいましたが、明治の神仏分離令による一時廃寺となり、明治29年(1896)に再興されています。 -
深川不動堂は成田山新勝寺の東京別院です。
元禄16年(1703)に、1回目の成田不動の「出開帳」が永代寺で開催されたのが起源です。出開帳は江戸末期まで計12回実施されています。 -
手水舎です。
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永代寺の廃寺後も不動尊信仰は止むことはなく、明治11年(1878)に深川不動堂として存続することが認められ、現在に至ります。
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「わらじ守り掛け」です。
わらじ守りは、足腰の息災を願うお守りです。 -
春のお彼岸です。
先祖供養、水子供養、ペット供養などが行われています。 -
旧本堂です。
平成23年(2011)までの本堂です。関東大震災と第二次世界大戦によりそれまでの本堂が焼失してしまったため、千葉県印旛沼のほとりにあった龍腹寺の地蔵堂を昭和26年(1951)に移築したものです。 -
本堂です。
平成24年(2012)に開創310年記念事業として建立されています。毎日のお護摩修行もこちらで行われています。外壁はお不動様のご真言に包まれた「真言梵字壁」で、仏の力に守護された空間となっています。 -
本堂の護摩祈祷風景です。
階段状の祈祷場、護摩壇に昇る炎、大迫力の太鼓、響くお経の声・・!!
写真はお寺のホームページより。 -
お札場です。
「身代わり御守」をはじめ、各種の御守やお札が購入できます。 -
永代通りです。
隅田川で永代橋を渡り、茅場町・日本橋・大手町へと繋がっています。
ここからは3月27日(月)のさくらまつり期間に訪問した写真を掲載しています。 -
門前仲町の火の見櫓です。
江戸時代の「火の見櫓」が、平成14年(2002)に黒船橋北詰に再建されています。 -
黒船橋の船型の鉢植えです。
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黒船橋乗船場が見えています。
大横川のお花見クルーズの発着場で、和船によるお花見が楽しめます。和船の運行は、お江戸深川さくらまつり期間中の土日です。 -
黒船橋から石島橋側を見ています。
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大横川沿いの遊歩道は、約500mに渡り整備されています。
さくらまつりの期間には、夜間のライトアップが実施されます。 -
日本橋発着のお花見クルーズ船です。
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石島橋です。
お休み処の開催は、さくらまつり期間中の土日です。 -
石島橋から黒船橋側を見ています。
大横川は、江戸時代に埋め立てられた場所にできた運河で、墨田区の業平橋付近で北十間川から分流し南に流れ、江東区永代で隅田川に合流しています。 -
石島橋から巴橋側を見ています。
石島橋は大横川お花見の絶景ポイントです!! -
さくらのトンネルです。
大横川沿い約1.3kmに渡り、約270本のソメイヨシノの並木が続いています。 -
巴橋です。
巴という名前は、富岡八幡宮の紋所である三つ巴から取られてます。 -
巴橋から東富橋側を見ています。
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今日一番のクルーズビューピント!!
こちらも日本橋発着のお花見クルーズ船です。 -
花筏まではいきませんが、満開のさくらも散り始めていました。
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満開のさくらと運河と!!
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東富橋です。
鋼製のトラス橋で、平成21年(2009)の塗装で、色はシックな深川鼠に塗り替わっています。 -
東富橋から巴橋側を見ています。
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大横川と平久川の合流地点です。
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永代通りに戻ってきました。
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