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菅原道真をお祀りする亀戸天神社は、「下町の天神様」「花の天神様」として親しまれています。<br /><br />2月になると300本の梅が咲き誇り「梅まつり」が開催されます。菅原道真が一生涯を通じて愛し続けたのが梅の花でした。<br /><br />4月末になると50棚100株の藤が咲き誇り「藤まつり」が開催され、“東京随一の藤の名所”として多くの人が訪れます。<br /><br />菅原道真と言えば「学問の神様」「書道の神様」として有名ですが、「歌人」としてもとても美しい歌を残しています。<br /><br />五歳の時に初めて詠んだ歌が梅の花でした。<br />「梅の花 紅の花にも 似たるかな 阿呼(あこ)がほほにも つけたくぞある」<br /><br />九州太宰府への左遷が決定し、紅梅殿から出発しようとした時に詠まれた歌が<br />「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」<br /><br /><br />

東京亀戸散策・・梅の花満開の亀戸天神社をめぐります。

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2020/02/23 - 2020/02/23

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YAMAJI

YAMAJIさん

菅原道真をお祀りする亀戸天神社は、「下町の天神様」「花の天神様」として親しまれています。

2月になると300本の梅が咲き誇り「梅まつり」が開催されます。菅原道真が一生涯を通じて愛し続けたのが梅の花でした。

4月末になると50棚100株の藤が咲き誇り「藤まつり」が開催され、“東京随一の藤の名所”として多くの人が訪れます。

菅原道真と言えば「学問の神様」「書道の神様」として有名ですが、「歌人」としてもとても美しい歌を残しています。

五歳の時に初めて詠んだ歌が梅の花でした。
「梅の花 紅の花にも 似たるかな 阿呼(あこ)がほほにも つけたくぞある」

九州太宰府への左遷が決定し、紅梅殿から出発しようとした時に詠まれた歌が
「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」


  • 亀戸天神社の参道です。

    亀戸天神社の参道です。

  • 真赤な大鳥居がお出迎えです。<br />亀戸天神社は寛文2年(1662)に、九州太宰府天満宮の神官・菅原大鳥居信祐(道真公の末裔・亀戸天神社初代別当)により造営されています。

    真赤な大鳥居がお出迎えです。
    亀戸天神社は寛文2年(1662)に、九州太宰府天満宮の神官・菅原大鳥居信祐(道真公の末裔・亀戸天神社初代別当)により造営されています。

  • 心字池に架かる3つの橋を渡り本殿にお参りします。<br />人の一生に見立てた「三世一念の理」、3つの橋を渡るごとに心が清められ神前へと進みます。最初の橋は「太鼓橋・男橋」です。今まで生きてきた”過去”を表す橋です。

    心字池に架かる3つの橋を渡り本殿にお参りします。
    人の一生に見立てた「三世一念の理」、3つの橋を渡るごとに心が清められ神前へと進みます。最初の橋は「太鼓橋・男橋」です。今まで生きてきた”過去”を表す橋です。

  • 男橋の上から本殿を見ています。

    男橋の上から本殿を見ています。

  • 心字池越しに東京スカイツリーが見えます。

    心字池越しに東京スカイツリーが見えます。

  • 左が藤棚(境内に15棚.100株)、右が梅の木(境内に紅白の梅.300本)です。

    左が藤棚(境内に15棚.100株)、右が梅の木(境内に紅白の梅.300本)です。

  • 中の橋は「平橋(ひらばし)」です。<br />今が見える”現在”を表す橋です。

    中の橋は「平橋(ひらばし)」です。
    今が見える”現在”を表す橋です。

  • 十代目岩井半四郎が奉納した紅白梅です。<br />白梅の代表「白加賀」と、一重咲きの紅梅「紅千鳥」を接木して育てた梅の木です。

    十代目岩井半四郎が奉納した紅白梅です。
    白梅の代表「白加賀」と、一重咲きの紅梅「紅千鳥」を接木して育てた梅の木です。

  • 弁天社(べんてんしゃ)です。<br />弁財天をお祀りしています。福徳福智・芸能成就の神様です。

    弁天社(べんてんしゃ)です。
    弁財天をお祀りしています。福徳福智・芸能成就の神様です。

  • 琴柱灯籠(ことじどうろう)です。<br />この名前は琴の弦を支える琴柱に型がにていることに由来します。

    琴柱灯籠(ことじどうろう)です。
    この名前は琴の弦を支える琴柱に型がにていることに由来します。

  • 琴柱灯籠の付け根にアオサギが!!

    琴柱灯籠の付け根にアオサギが!!

  • 心字池の岩の上には甲羅干しの亀が沢山います。<br />主にミシシッピーアカミミガメやクサガメ、イシガメが多いようです。

    心字池の岩の上には甲羅干しの亀が沢山います。
    主にミシシッピーアカミミガメやクサガメ、イシガメが多いようです。

  • 心字池に女橋、琴柱灯籠、紅白梅が揃いました。

    心字池に女橋、琴柱灯籠、紅白梅が揃いました。

  • 藤棚と梅の木、そして東京スカイツリーです。

    藤棚と梅の木、そして東京スカイツリーです。

  • 最後の橋は「太鼓橋・女橋」です。<br />希望の”未来”を表す橋です。

    最後の橋は「太鼓橋・女橋」です。
    希望の”未来”を表す橋です。

  • 女橋の上から本殿を見ています。

    女橋の上から本殿を見ています。

  • 女橋の上から大鳥居方向を振り返えっています。<br />満開の梅が見事です。

    女橋の上から大鳥居方向を振り返えっています。
    満開の梅が見事です。

  • 五歳の道真公像と鷽の碑です。

    五歳の道真公像と鷽の碑です。

  • 「五歳道真公像」です。<br />台座には5歳の時に、庭の前の紅梅を詠まれた、和歌が刻まれています。

    「五歳道真公像」です。
    台座には5歳の時に、庭の前の紅梅を詠まれた、和歌が刻まれています。

  • 「鷽(うそ)の碑」です。<br />凶事を嘘にして吉事に変える、鷽の縁起が記されています。

    「鷽(うそ)の碑」です。
    凶事を嘘にして吉事に変える、鷽の縁起が記されています。

  • 楠(クスノキ)です。

    楠(クスノキ)です。

  • 手水舎(ちょうずや)です。<br />参拝の前にここで、心を正し、身を清めます。

    手水舎(ちょうずや)です。
    参拝の前にここで、心を正し、身を清めます。

  • 水を吐き出すのは亀です。

    水を吐き出すのは亀です。

  • 亀戸天神社の本殿です。<br />菅原道真とその祖神をお祀りしています。学業成熟の神様です。

    亀戸天神社の本殿です。
    菅原道真とその祖神をお祀りしています。学業成熟の神様です。

  • 本殿東側の紅梅です。

    本殿東側の紅梅です。

  • 本殿西側の白梅です。

    本殿西側の白梅です。

  • 亀戸天神社の本殿にお参りします。<br />

    亀戸天神社の本殿にお参りします。

  • 本殿の上から女橋・大鳥居を見ています。

    本殿の上から女橋・大鳥居を見ています。

  • 本殿の上から神楽殿・御嶽神社を見ています。

    本殿の上から神楽殿・御嶽神社を見ています。

  • 本殿下の絵馬掛け所です。<br />合格祈願の絵馬が溢れています。ちょうど受験シーズン真っただ中です!!

    本殿下の絵馬掛け所です。
    合格祈願の絵馬が溢れています。ちょうど受験シーズン真っただ中です!!

  • 本殿右の社務所です。<br />祈願.絵馬受付・お札.お守授与はここで。

    本殿右の社務所です。
    祈願.絵馬受付・お札.お守授与はここで。

  • 本殿と社務所、そして東京スカイツリーです!!<br />人気の写真スポットです。

    本殿と社務所、そして東京スカイツリーです!!
    人気の写真スポットです。

  • 甘酒100円を頂きます。<br />味も良し、値段も安く、身体の芯なで温まり、神楽舞まで楽しめて!!

    甘酒100円を頂きます。
    味も良し、値段も安く、身体の芯なで温まり、神楽舞まで楽しめて!!

  • 神楽殿です。<br />元旦やうそ替え神事、梅まつり、藤まつり、例大祭などに、お囃子や神楽舞が奉納されます。

    神楽殿です。
    元旦やうそ替え神事、梅まつり、藤まつり、例大祭などに、お囃子や神楽舞が奉納されます。

  • 獅子舞とおかめ・ひょっとこ踊りが奉納されていました。

    獅子舞とおかめ・ひょっとこ踊りが奉納されていました。

  • 本殿の西手前に神牛舎があります。

    本殿の西手前に神牛舎があります。

  • 「神牛(しんぎゅう)」です。<br />牛は天神様のお使いで、牛の頭をなでると頭が良くなる!!

    「神牛(しんぎゅう)」です。
    牛は天神様のお使いで、牛の頭をなでると頭が良くなる!!

  • ここからは梅の花を楽しみながら、心字池の東側外周を回ります。

    ここからは梅の花を楽しみながら、心字池の東側外周を回ります。

  • 太助灯籠(たすけどうろう)です。<br />江戸の豪商「塩原太助」が奉納した灯籠です。

    太助灯籠(たすけどうろう)です。
    江戸の豪商「塩原太助」が奉納した灯籠です。

  • 御嶽神社(みたけじんじゃ)です。<br />菅原道真の学問の先生をお祀りしています。火災除・雪除・商売繁盛・開運の神様です。

    御嶽神社(みたけじんじゃ)です。
    菅原道真の学問の先生をお祀りしています。火災除・雪除・商売繁盛・開運の神様です。

  • 「豊後(ぶんご)」です。<br />花の美しさだけでなく、実の収穫も楽しめる品種です。

    「豊後(ぶんご)」です。
    花の美しさだけでなく、実の収穫も楽しめる品種です。

  • 花にズームアップです。

    花にズームアップです。

  • 「見驚(けんきょう)」です。<br />淡紅から移り白の派手な大輪花が咲く品種です。

    「見驚(けんきょう)」です。
    淡紅から移り白の派手な大輪花が咲く品種です。

  • 花にズームアップです。

    花にズームアップです。

  • 花園社(はなぞのしゃ)です。<br />菅原道真の妻子をお祀りしています。安産・子宝・育児・立身出世の守護神です。

    花園社(はなぞのしゃ)です。
    菅原道真の妻子をお祀りしています。安産・子宝・育児・立身出世の守護神です。

  • 「思いのまま」です。<br />淡紅色、紅色、絞り、 白色の4色に咲き分ける品種です。

    「思いのまま」です。
    淡紅色、紅色、絞り、 白色の4色に咲き分ける品種です。

  • 花にズームアップです。

    花にズームアップです。

  • 松尾芭蕉句碑です。<br />「しばらくは花の上なる月夜哉」の句が刻まれています。

    松尾芭蕉句碑です。
    「しばらくは花の上なる月夜哉」の句が刻まれています。

  • 「太鼓橋.男橋」を横から見ています。

    「太鼓橋.男橋」を横から見ています。

  • 境内の梅の木は、6割が満開を迎え、4割が盛りを過ぎていました。

    境内の梅の木は、6割が満開を迎え、4割が盛りを過ぎていました。

  • 雪見灯篭(ゆきみとうろう)です。<br />庭園や池を照らすために使われる灯籠のことです。

    雪見灯篭(ゆきみとうろう)です。
    庭園や池を照らすために使われる灯籠のことです。

  • 筆塚(ふでづか)です。<br />書道上達、学問の向上を願う人々が、使い古した筆を納め、一層の上達を祈願します。

    筆塚(ふでづか)です。
    書道上達、学問の向上を願う人々が、使い古した筆を納め、一層の上達を祈願します。

  • 「白加賀(しらかが)」です。<br />花も実も楽しめる、白梅の代表選手で、日本で最も栽培されている品種です。

    「白加賀(しらかが)」です。
    花も実も楽しめる、白梅の代表選手で、日本で最も栽培されている品種です。

  • 花にズームアップです。

    花にズームアップです。

  • ここからは梅の花を楽しみながら、心字池の西側外周を回ります。

    ここからは梅の花を楽しみながら、心字池の西側外周を回ります。

  • 「呉服枝垂(くらはしだれ)」です。<br />八重咲の代表選手で、明るいピンクが華やかな品種です。

    「呉服枝垂(くらはしだれ)」です。
    八重咲の代表選手で、明るいピンクが華やかな品種です。

  • 花にズームアップです。

    花にズームアップです。

  • 日本で唯一神社の境内にある懐石料理店「若福」は、昭和22年(1947)創業の「梅とろろ」で有名老舗料亭です。

    日本で唯一神社の境内にある懐石料理店「若福」は、昭和22年(1947)創業の「梅とろろ」で有名老舗料亭です。

  • 梅まつり期間中のランチメニューは、「梅遊び.江戸御膳3,190円」と「梅ひとひら.ぶぶ漬へ3,080円」です。

    梅まつり期間中のランチメニューは、「梅遊び.江戸御膳3,190円」と「梅ひとひら.ぶぶ漬へ3,080円」です。

  • 紅梅殿(こうばいでん)です。<br />「飛梅」の実生をお祀りした社です。

    紅梅殿(こうばいでん)です。
    「飛梅」の実生をお祀りした社です。

  • 「青軸枝垂(あおじくしだれ)」です。<br />枝垂れる枝が緑色で、花色は白から薄いピンクの品種です。

    「青軸枝垂(あおじくしだれ)」です。
    枝垂れる枝が緑色で、花色は白から薄いピンクの品種です。

  • 花にズームアップです。

    花にズームアップです。

  • 燐寸塚(マッチづか)です。<br />日本で初めてマッチの国産化に成功した清水誠の顕彰碑です。

    燐寸塚(マッチづか)です。
    日本で初めてマッチの国産化に成功した清水誠の顕彰碑です。

  • 累卵塔(るいらんとう)です。<br />明治天皇の主治医を務めた千葉愛石が、天神様を崇敬するとともに人名の危うき事を示そうとして献納しました。

    累卵塔(るいらんとう)です。
    明治天皇の主治医を務めた千葉愛石が、天神様を崇敬するとともに人名の危うき事を示そうとして献納しました。

  • 卵を七個積み重ねた線画が描かれています。<br />裏面には「幕末の三舟」と称された勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟の名が刻まれています。

    卵を七個積み重ねた線画が描かれています。
    裏面には「幕末の三舟」と称された勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟の名が刻まれています。

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