東京葛飾散策・・寅さんのふるさと柴又帝釈天をめぐります。

2019/06/06 - 2019/06/06

葛飾柴又は、東京の北東部江戸川の畔に位置し、水と緑と下町の風情溢れる街並みが調和する、温かい心が通じ合う街です。

平成30年2月に、都内で初めて国の「重要文化的景観」に選定されました。その核となるのが柴又帝釈天題経寺とその参道です。

エリア 亀有・柴又(東京)

葛飾柴又観光マップです。

京成柴又駅と「男はつらいよ」関連像です。

「フーテンの寅像」です。
渥美清が他界して3年後の平成11年(1999)に、地元の寄付・募金により設置されています。

「見送るさくら像」です。
振り返る寅さんの視線の先に「見送るさくらさん」を、との要望に応え平成29年(2017)に設置されました。

柴又ハイカラ横丁です。
２階はおもちゃ博物館です。

駄菓子が並びます。

射的コーナーです。

葛飾柴又は国の「重要文化的景観(風景の国宝)」に選定されました。

帝釈天の参道です。
左のお店がうなぎの名店、料亭「ゑびす家」です。

柴又街道を渡ります。

帝釈天の参道です。

和菓子の「高木屋老舗」です。
くず餅、草だんご、焼きだんご、磯おとめ等が並びます。

和菓子の「い志い」です。
寅まんじゅう、フーテンの寅焼き、くずもち等が並びます。

和食の「とらや」です。
映画の撮影場所にも使われた店内で、草だんごとお茶を頂き、映画「男はつらいよ」の世界へ。

「とらや」の店頭には、御土産用草だんご(600円～1,700円)や食べ歩き用草だんご(150円)が並びます。

そば処の「やぶ忠」です。
手打ちそばの人気店です。

今日の昼食は、「やぶ忠」でさくら定食(1,500円)を頂きます。

川魚料理の「川千家」です。
うなぎ、天ぷら、鯉のあらい、鯉こくなどの料理が頂けます。

柴又帝釈天の「二天門」です。
総欅造りで、日光東照宮の陽明門を模したと言われています。

「大鐘楼」です。
鐘楼は高さ15mの総欅造りで、梵鐘の音は、寅さんの映画でも必ず効果音として挿入されています。

「御神水」です。
帝釈天題経寺の由来を今に伝える名水で、寅さんの産湯として使われています。

「帝釈堂」です。
日蓮上人が刻まれた板本尊を祀る総欅造りのお堂で、周囲には「法華経説話彫刻」がめぐらされています。

「瑞龍のマツ」です。
樹齢約500年のクロマツで、帝釈天題経寺の由来を今に伝える銘木・巨木です。

旧帝釈堂の「祖師堂（本堂）」です。

「釈迦堂（開山堂）」です。
帝釈天最古の建造物（文化・文政期）で、白鳳期の釈迦立像を安置しています。

帝釈堂彫刻ギャラリーの見学です。
拝観料は大客殿・庭園と共通で400円です。まずは階上から見学です。。

帝釈堂内陣の外壁に並ぶ、「法華経説話彫刻」です。
十枚の胴羽目彫刻は、ふすま大の欅材に彫られています。

金子光清作「塔供養の図」です。

石川信光作「慈雨等潤の図」です。

今関光次作「病即消滅の図」です。

加藤寅之助作「法師守護の図」です。

階下の見学です。
以下の花鳥図は高石仙蔵作です。

「かいつぶり・梅（冬）」です。

「鵜と翡翠、猫柳（夏）」です。

大客殿と庭園（邃渓園）の見学です。

「大客殿」の広縁です。
大客殿は百五十坪の総檜造りで、昭和4年に落成しています。

大客殿の物見台と「邃渓園(すいけいえん)」です。
物見台の左回廊からの眺めです。

昭和40年に、永井楽山が二十数年をかけ完成させた、池泉式の日本庭園です。

「塔供養の図」の原型彫刻です。
帝釈堂の法華経説話彫刻の下絵にあたります。

横山大観筆「群猿遊戯図（彫刻下絵）」です。

大客殿の頂経の間です。
日本一の大南天の床柱（樹齢千五百年）が見えます。

大客殿の回廊と物見台です。

物見台の右回廊からの眺めです。

邃渓園の回廊です。

邃渓園の東側からの眺めです。

邃渓園の東側にある「茶室」です。

邃渓園の北側からの眺めです。

邃渓園の北西側にある「御神水」です。

邃渓園の西側からの眺めです。