東京日本橋散策・・福徳神社～COREDO室町～むろまち小路～日本橋をめぐります。

2020/01/21 - 2020/01/21

慶長6年(1601)から江戸幕府により、江戸と各地を結ぶ東海道・甲州街道・奥州街道・日光街道・中山道が順次整備され、慶長9年(1604)に日本橋がこの五街道の起点と定められました。現在 架かっている日本橋は明治44年(1911)に架け替えられた石造二連アーチ橋で日本橋の20代目に当たります。

日本橋界隈は、江戸城を中心に造成された町人街から始まり、五街道の整備に伴い早くから多くの商店が軒を連ねていました。日本橋の東側では、関東大震災によって築地に移るまで、およそ300年にわたって魚河岸があって、今もその名残として鰹節や海苔、佃煮を商う店が多く残っています。

エリア 日本橋(東京)

福徳神社(芽吹稲荷)の鳥居です。
貞観年間(860～876)には、福徳村の稲荷神社として既に鎮座していたと伝わる古社です。主祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)で五穀主宰の神です。太田道灌や徳川家康も合祀されています。

手水舎です。
立春(2月4日)に合わせて、「花手水(はなちょうず)」の奉納があります。

福徳神社(芽吹稲荷)の社殿です。
江戸時代に富くじ興行を許された神社で、現在では「宝くじの当選祈願」で多くの人が訪れています。

宝くじの高額当選を祈願して、「鈴祓い」を行います。

COREDO室町１です。
地上22階、地下4階の複合ビルで、5～6階に多目的ホール「日本橋三井ホール」が、1階に「木屋」や「にんべん」が入居しています。

日本橋木屋本店です。
寛政4年(1792)創業の刃物の老舗です。包丁・料理道具・グルーミング・小倉織などを販売しています。

にんべん日本橋本店です。
元禄12年(1699)創業の鰹節の老舗です。「日本橋だし場」をオープンしています。

「一汁一飯」がコンセプトの日本橋だし場です。

日本橋だし場のメニューです。
この他お弁当や惣菜も用意しています。

豚汁(367円)と黒酢ドリンク(100円)を頂きました。

江戸桜通りです。
室町二丁目から昭和通り方向を見ています。

文明堂日本橋本店です。
明治33年(1900)創業の長崎文明堂が、大正11年(1922)に東京文明堂を創建、カステラの老舗です。

むろまち小路です。
室町一丁目から昭和通り方向を見ています。

日本橋伊勢定本店です。
昭和21年(1946)創業の鰻蒲焼の老舗です。

ミカド珈琲日本橋本店です。
昭和23年(1948)創業の珈琲店の老舗です。

山本海苔本店です。
嘉永2年(1849)創業の海苔の老舗です。店内には「囲い甕(海苔の保管壺)」や「旧社屋の金文字看板」、「山本陽子の若いころ～現在までのポスター」を展示するなど、見所いっぱいです！！

八木長本店です。
元文2年(1737)創業の鰹節・乾物の老舗です。

中央通りです。
日本橋北詰から室町二丁目方向を見ています。

日本橋です。
中央通りが京橋・銀座へと続いています。上を走るのが首都高速都心環状線(5号池袋線)です。

国の重要文化財「日本橋」です。
現在の石造二連アーチ橋は、明治44年(1911)に架けられた20代目の橋で、慶長8年(1603)に初めて日本橋が架けられた頃に五街道が整備されています。

乙姫の広場です。
中央が「乙姫像」で、右が「日本橋魚市場発祥の地」の記念碑です。

道路元標の広場です。

日本道路元標(複製)です。
実際の元標は日本橋の中央部に埋め込まれています。

「東京市章を抱く獅子像」です。
橋の四隅に設置され、「東京を護る」役割を担っています。

日本橋の中央部分です。
手前一番下に道路元標が見えます。

「翼のついた麒麟像」です。
橋の中心から左右、入口の方向を向いており、「東京を繁栄に導く」役割を担っています。

日本橋川と首都高速道路です。
首都高速道路の地下化が決定しています。

滝の広場です。
日本橋船着場とクルーズの受付があります。

日本橋船着場です。
日本橋クルーズ、神田川クルーズの発着場所です。

「日本橋由来記の碑」です。
江戸時代には高札場があった場所で、昭和11年(1936)に日本橋区がこの碑を設置しています。

日本橋観光案内所です。
多言語に対応するコンシェルジュが、東京・日本橋の観光名所、人気スポットをはじめ、地域のイベント・祭事などをご案内しています。