
2022/10/10 - 2022/10/11
2位(同エリア27件中)
kayoさん
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旅行5日目はルーマニアでは絶対外せないマラムレシュ地方へ。
クルージュ・ナポカからバスを乗り換え、乗り換え。
戦争中のウクライナ国境とは8キロほどの距離にある
ガイド本にも載っていない村バドゥ・イゼイ村へ到着した時は、
正直ホッとしました。
長閑な風景に癒され、ペンションでは暖かいホスピタリティ、
そんでもって可愛い猫ちゃん達との出会い。
お隣の国が戦時中にも関わらず、全く関係なさげなマラムレシュ。
マラムレシュ的なのんびりした空気が常に流れていました。
10/06 関空11:45発→バンコク15:35着 バンコクの空気を吸う
10/07 バンコク2:20発→ウィーン8:35着
ウィーン9:55発→ブカレスト12:30着 (ブカレスト泊)
10/08 ブカレスト12:40発→クルージュ・ナポカ13:35着
クルージュ・ナポカ空港→ゲルラ→シィク村(シィク村)
10/09 シィク村→クルージュ・ナポカ(クルージュナポカ泊)
10/10 クルージュ→バイアマレ→バドゥ・イゼイ村(バドゥ・イゼイ泊)
10/11 マラムレシュおひとり様ツアー(バドゥ・イゼイ泊)
10/12 バドゥ・イゼイ村→バイアマレ→オラデア(オラデア泊)
10/13 オラデア→ティミショアラ(ティミショアラ泊)
10/14 ティミショアラ→シビウ(シビウ泊)
10/15 シビウ→トゥルグ・ムレシュ(トゥルグ・ムレシュ泊)
10/16 トゥルグ・ムレシュ→シギショアラ(シギショアラ泊)
10/17 シギショアラ→ブラショフ(ブラショフ泊)
10/18 ブラショフ→ルシュノフ→ブラン→ブラショフ(ブラショフ泊)
10/19 ブラショフ→シナイア→ブカレスト(ブカレスト泊)
10/20 ブカレスト9:50発→ウィーン10:30着 ウィーン12:30発→
10/21 台北6:30着 台北8:30発→関空12:10着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
クルージュ・ナポカ9:30発のバスは
12:45にバイアマレのアウトガラへ到着!
バイアマレでシゲトゥ行きのバスに乗り換えですが、
次のバスは14時発。ちょうど昼食時間だったので、
アウトガラ近くのレストランで
スープとパンで昼食をササっと済ませ、
13時半にはまたアウトガラへ戻ってきました。 -
シゲトゥ・マルマツィエィ行きのバスに乗り込みます。
私の今宵のペンションはシゲトゥ手前のバドゥ・イゼイ村。
途中下車になるのですが、
切符はシゲトゥまでの料金を取られたみたい。
バイアマレ→シゲトゥ 26レイ(800円弱) -
車窓はずっとこんな感じの長閑な風景。
途中下車が出来るかドキドキしていましたが、
運転手さんの後ろに座っていたルーマニア人が幸い英語ペラペラで、
彼がバドゥ・イゼイ村に近づいて来た時に運転手さんに
一言声を掛けて頂き、無事途中下車に成功!
ルーマニア人の暖かさに助けられました。 -
15:35、バスを降ろされたのはこのミニマートの前。
ここからペンション迄は1キロ以上あり、予定より早く着きましたが、
ペンションを予約する際に無料送迎ありとあったので、
電話してみると5分で迎えに行くとの回答。良かった~。
ミニマートで今宵飲むワインとビールを購入。 -
車で5分ほどの今日明日泊まるペンション・ムンテアンに到着!
こちらは母屋の建物。ムンテアン家族のお住まいと2階がペンションですが…。 -
案内されたのはこちらの離れ。新築っぽく壁の白さが際立ちます。
迎えに来てくれたオーナーのフローリンさんは
予想外に物静かで真面目そうな人。
自分的にはラテン的なノリの人の方が気楽なんですが、
直ぐに打ち解けることが出来ました。 -
案内された離れのお部屋。
西日がサンサンと降り注ぎ、素朴なルーマニアのペンション。
一応小さなバルコニー付でした。
このペンションに決めた理由としては、
中々個人では周り切れないマラムレシュ一日ツアーを
格安で車で連れて行ってもらえると知り、
メールのやり取りで即決しました。 -
ペンションはハーフボード(1泊2食付き)で30ユーロ/1泊。
翌日のマラムレシュ・ツアーはおひとり様で90ユーロ。
2泊分とツアー代金、3日目もバイアマレのアウトガラまで
送迎を頼みプラス20ユーロ、計170ユーロを現金払い。
トリップアドバイザーの他社のツアー料金に比べ、
1万円ほど安かったので、ついでにペンションにお泊りすることに。 -
大きなリンゴの木が敷地内に。
こちらの方は木を揺らして落ちたリンゴを収穫、
高い所に実っているリンゴ、
少々傷がついてもこちらの方が効率的なんでしょうね。 -
お隣のお家の干し草。冬用の家畜のえさかな?
-
ムンテアンさんのお隣もペンションですが、
観光客が少ないので需要より供給の方が上回ってそうです。 -
ちなみにバドゥ・イゼイ村の位置はここ。
ウクライナ国境まで8キロほどの所に村はあります。 -
夕食まで時間があるので、
フローリンさんから聞いた村の見所を見学しに行くことに。
村では家畜を飼われているお家も多そう。 -
マラムレシュ地方は木の国と呼ばれ、
民家の門も木彫りで色んなモチーフが描かれています。 -
マラムレシュっぽくないお家。
木造のお家は年々減ってきて、今や10%ぐらいだとか。 -
洋ナシも実り放題。
-
マラムレシュ名物の荷馬車は健在です。
ノンビリそうに見えますが、今や車社会のマラムレシュ、
道路を走る車は飛ばしまくり、
何匹もの哀れな猫ちゃんの死骸を目撃してしまいました(泣) -
こちらは牛さん。家畜は牛、ヤギ、羊に鶏をよく目にしました。
豚肉がスーパーでは一番安いと聞きましたが、豚は見ず。 -
奥のブランコで一人でユラユラされていたお祖母ちゃん。
「ブナ~」っと覚えたてのルーマニア語(こんにちは!)っと
声を掛けると、近づいてくれました。お祖母ちゃん、可愛い! -
この旅、ずっと見続けてきた車窓からの
収穫が終わったトウモロコシ畑。
バスの車窓からは見下ろしていましたが、
実際は私の背丈より高い。
ケビン・コスナーの「フィールド・オブ・ドリームス」を
何故かルーマニアで思い出しました。 -
フローリンさんに教えてもらった
水車のある場所へたどり着きました。
凄い勢いで回転しています。 -
水車から流れ出ている水路の中には何故か大きな木製のたらい?
-
その後お二人が現れ何かを洗っている様子。
お兄さん、お尻見えてるけど。 -
そう、ここは地元の方の絨毯の洗い場になっているようです。
めっちゃエコロジーですね。 -
近くにはキャンプ場もあり、夏は賑わうのかな?
-
キャンプ場ですがキッチンにダイニング・テーブルも。
綺麗に管理されているようです。 -
これもマラムレシュ名物、鍋の木。
これはディスプレイですが、
実際に翌日マラムレシュの村を移動中に2度ほど
民家の庭先でお目にかかりました。
嫁入り前の娘さんがいるお家ではこのように鍋を木にかけて、
一番上に赤い鍋がかかっている場合は
結婚が決まった娘さんがいる証だとか。それを目印に、
ご近所の方々がお祝いされるそうです。
片思いだった男性陣が
ある日突然赤い鍋に変っているのを見つけたら、
さぞかしショックを受けるだろうな~と想像します。 -
現役の井戸もありました。
それほど高い山もないのに水量豊富なマラムレシュ地方。 -
昔は水車を利用をして粉を引いていた名残も。
こういうのを見るとオランダで見た風車を思い出します。 -
一番印象に残っているマラムレシュの田園風景。
牧歌的な干し草が良いですね~。
他の地域ではよく見る干し草ロールでしたが。 -
黄葉が青空に映えます。
他の季節に訪れていませんが、
自分的には10月がルーマニアのベスト・シーズンに思えます。
雨女の私が連日晴天で天気予報を気にせずに旅を続けられたのも、
実は10月が一番降雨量が少ない月なのでした。 -
ぶどう棚の奥に見えた可愛い民家。
-
ペンションのあるプリンチパラ通りに戻り、
マラ川沿いを散歩。水面が西日でキラキラ光っていました。 -
家畜の羊さん。つながれているのは逃げないため?
-
おっ、猫ちゃん発見!
人に慣れているのかこの後私に近づいて来て、モフモフ~。 -
黒猫ちゃんの子猫も登場。
猫ちゃんと遊んでいたら住人が家から出て来て、
このサバ白ちゃんはこのお家の飼猫ちゃんだとか。
黒猫ちゃんとは仲が悪そう。 -
ブラブラ横道を歩いていたら出会ったおばさん。
ルーマニアの田舎のおばさんはスカーフ率、高し。
やっぱり田舎は日本と同じで出会うのは高齢者が多かった。 -
収穫されたリンゴ。
翌日木を揺さぶって落ちたリンゴを一つ頂きましたが、
小ぶりでしたが美味しかったです。
海外のリンゴってどこも意外と小ぶりで、
日本のリンゴがデカ過ぎ? -
またまた別の猫ちゃんと遭遇。
怖がりの猫ちゃんほど目線が合います。 -
マラムレシュでもハートのくり抜き、見っけ!
-
村の建物の多くは上部だけ木造で下の部分は煉瓦造り。
一応伝統的な部分は残されている努力が見てとれます。 -
こちらのお家はダブルハート。
換気口のようですが、何故かホンワカします。 -
日が暮れる前にペンションに戻り、
西日が入っていたお部屋、「もしかしてサンセット、望める?」
っと思い、お部屋のバルコニーから低い丘陵地帯へ沈む夕陽を
ドンピシャのタイミングで眺めることが出来ました。 -
18時にペンションのレストランで夕食を頂きます。
この日は私だけがゲストでした。
奥のドアに中に入りたがっている猫ちゃんの姿が。
もしかしてこの宿にも飼猫がいる? -
ビールは注文、自家製の食前酒とルーマニアのツイカはサービス。
ツイカはアルコール度数50%以上の強いお酒なので、
軽~く酔いたい私には向いていないのでパス。
その分、ちょっと甘口の食前酒が美味しかった~。 -
先ずはこの旅、すでに何度か食べたチキンスープ。
パンのバスケットと同じぐらいのスープ皿。
ルーマニアのご飯、ボリューム凄すぎ! -
メインはサルマーレ。
ルーマニアの家庭料理、ロールキャベツです。
今までロールキャベツは色んな国で食べてきましたが、
どこもトマトソースが上にかかっていて、
このサルマーレは肉自体に味が付いていて、
ソースなしでも美味しく頂けました。
トルコ料理のドルマに近いような。
ただ量が多すぎで、最後の方は残してはいけないと思い、
無理矢理完食したしだいです。 -
食後、奥様と少しお話。
レストランの中へ入りたがる気になる猫ちゃんはルナ君。
生後4か月のメチャクチャ元気なシャム猫風のオス猫ちゃん。
野良ちゃんの白猫がムンテアン家の敷地内で、
6匹の子猫を出産。その2週間後にムンテアン家の
前の道路で母親が交通事故に遭い、死亡。
ムンテアン家が6匹の子猫をスポイトで牛乳を与え、
子猫ちゃん達は無事成長し、里親も見つかり兄弟が離れ離れに。
ムンテアン家に残ったのがこのルナ君でした。
こういうストーリーを聞くと余計に愛らしく感じるルナ君。
お膝が大好きで常に喉元がゴロゴロ、滞在中ずっとモフモフ三昧で、
この旅のベスト猫ちゃんでした。
またルナ君と会いたいな~。 -
食後は田舎なので何もすることがなく、お部屋で一人でチビチビ。
ミニマートで買ったルーマニアワイン。
ビールに比べると少しお高めですが、1本800円ほど。
お隣のモルドバはワインの産地と知っていましたが、
ルーマニアワインも負けていません。
この金額でどっしりとした味わいのあるワインでした。
旅行5日目終了…。 -
旅行6日目スタート。
お一人様ツアーが10時出発という事で、
朝食を9時にお願いしました。
一人でこのボリューム。朝から満腹。 -
朝食後は楽しみにしてたルナ君との触れ合いの時間。
ルナ君は中に入れてもらえないため、私がお庭へ出ますが、
スキあればレストランへ入ってくる俊敏な猫ちゃんです。
ルナ君の成長を見たいがために
このペンションへの再訪ありかと思いました。
マラムレシュ後編へと続く…。
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