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遊びはUFOふれあい館目的、学びは震災関連。遊びと学びが融合した、初心者ながらバランスに優れた一泊二日旅。もちろん下道ドライブ隊なので、東北の道の駅にも初潜入。お初だらけ、充実の2日間を備忘録で残してます。 <br />【5】は東日本大震災・原子力災害伝承館とその近くにある震災遺構 請戸小学校の展示についての記録です。どの旅行記でもフザケまくる私ですが…こちらは真面目に目にしたことを残します。伝承館は車でないと不便な場所にありますし、原発に対する思いは人それぞれあると思いますが、福島で起こったことを学ぶために訪れてほしい施設です。

遊びと学びの初ふくしま【5】東日本大震災・原子力災害伝承館と震災遺構 請戸小学校

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2022/10/01 - 2022/10/02

7761位(同エリア11041件中)

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かわうそ

かわうそさん

この旅行記のスケジュール

2022/10/01

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遊びはUFOふれあい館目的、学びは震災関連。遊びと学びが融合した、初心者ながらバランスに優れた一泊二日旅。もちろん下道ドライブ隊なので、東北の道の駅にも初潜入。お初だらけ、充実の2日間を備忘録で残してます。 
【5】は東日本大震災・原子力災害伝承館とその近くにある震災遺構 請戸小学校の展示についての記録です。どの旅行記でもフザケまくる私ですが…こちらは真面目に目にしたことを残します。伝承館は車でないと不便な場所にありますし、原発に対する思いは人それぞれあると思いますが、福島で起こったことを学ぶために訪れてほしい施設です。

  • 国道6号線の衝撃がおさまらないまま、入館。大人は600円です。昨日訪問した「いわき震災伝承みらい館」は無料だったので、最初は強気な入館料やな…と思ってしまいましたが、かなり見応えがあります。20年9月にオープンしたばかりのキレイな施設です。

    国道6号線の衝撃がおさまらないまま、入館。大人は600円です。昨日訪問した「いわき震災伝承みらい館」は無料だったので、最初は強気な入館料やな…と思ってしまいましたが、かなり見応えがあります。20年9月にオープンしたばかりのキレイな施設です。

    東日本大震災 原子力災害伝承館 美術館・博物館

  • まずは、こちらのホールでイントロダクションとしての映像が上映されます。上映の時間は決まっており、それまでは廊下に展示されている写真などを見て過ごします。おそらく、この映像を見ないと先に進めない構成になってます。展示の撮影自体はOKですが、こちらの動画は撮影NG。3分割された非常に大きなスクリーンに映し出される映像は、西田敏行さんがナレーションがを務めてます。<br />福島第一原発が日本の成長を支えた、町を活気づかせた…という話から始まり、時は2011年3月11日へ。内容からもわかる通り、原発を否定する施設ではないので、見る人によって色々と思うことはあるかと思います。うろ覚えですが「復興はまだ道半ば。私が生きてるうちに見届けられないかもな」みたいなセリフがあって、さきほどの国道6号線の光景が脳裏に浮かんできました。<br /><br />

    まずは、こちらのホールでイントロダクションとしての映像が上映されます。上映の時間は決まっており、それまでは廊下に展示されている写真などを見て過ごします。おそらく、この映像を見ないと先に進めない構成になってます。展示の撮影自体はOKですが、こちらの動画は撮影NG。3分割された非常に大きなスクリーンに映し出される映像は、西田敏行さんがナレーションがを務めてます。
    福島第一原発が日本の成長を支えた、町を活気づかせた…という話から始まり、時は2011年3月11日へ。内容からもわかる通り、原発を否定する施設ではないので、見る人によって色々と思うことはあるかと思います。うろ覚えですが「復興はまだ道半ば。私が生きてるうちに見届けられないかもな」みたいなセリフがあって、さきほどの国道6号線の光景が脳裏に浮かんできました。

  • 5分ほどの映像が終わると、ホールに沿って備え付けられたスロープを歩いて登っていきます。壁には原発とともに歩んだ歴史が写真で解説されています。

    5分ほどの映像が終わると、ホールに沿って備え付けられたスロープを歩いて登っていきます。壁には原発とともに歩んだ歴史が写真で解説されています。

  • このスロープがまあまあ距離があるのですが、ところどころでこのように休憩所がありますので、歩き疲れたらお休みできます。

    このスロープがまあまあ距離があるのですが、ところどころでこのように休憩所がありますので、歩き疲れたらお休みできます。

  • スロープを登っていって、上から先程のホールを覗き込むとこんな感じ。スロープの距離がまあまあ長いこともわかるかと。

    スロープを登っていって、上から先程のホールを覗き込むとこんな感じ。スロープの距離がまあまあ長いこともわかるかと。

  • スロープを登り切ると、展示がスタート。地震発生後、学校に残されていた掲示物や遊び道具など。長い間教室や廊下に残されていたもの。

    スロープを登り切ると、展示がスタート。地震発生後、学校に残されていた掲示物や遊び道具など。長い間教室や廊下に残されていたもの。

  • 2333 人は震災関連死で亡くなった方の数。1614人は福島県内で亡くなった方の数です(下の数字は行方不明者)。<br />津波到達時刻のまま止まった時計なども展示されています。

    2333 人は震災関連死で亡くなった方の数。1614人は福島県内で亡くなった方の数です(下の数字は行方不明者)。
    津波到達時刻のまま止まった時計なども展示されています。

  • こちらは南相馬市のエレベーターで使用されていた側溝のふた。大人でも持ち上げるのに一苦労な金属の塊が地震でこんなにも変形しています。

    こちらは南相馬市のエレベーターで使用されていた側溝のふた。大人でも持ち上げるのに一苦労な金属の塊が地震でこんなにも変形しています。

  • 複数のスクリーンで、いつ、どの街でどのような状態になったのか…を地震や津波の映像とともに表示。

    複数のスクリーンで、いつ、どの街でどのような状態になったのか…を地震や津波の映像とともに表示。

  • こちらは、浪江町の請戸漁港近くにあるマリンパークなみえの職員用タイムカード。3/11の出勤記録はあるものの退勤記録がないことを拡大鏡を通して確認できます。ここも原発事故で長い間施設の中には入れなかったそうです。<br />

    こちらは、浪江町の請戸漁港近くにあるマリンパークなみえの職員用タイムカード。3/11の出勤記録はあるものの退勤記録がないことを拡大鏡を通して確認できます。ここも原発事故で長い間施設の中には入れなかったそうです。

  • 写真で収めきれませんでしたが、実はこのポスト、基礎のコンクリートごと展示されてます。津波ガレキの中から発見されたもの。津波の衝撃の大きさがよく伝わる展示です。

    写真で収めきれませんでしたが、実はこのポスト、基礎のコンクリートごと展示されてます。津波ガレキの中から発見されたもの。津波の衝撃の大きさがよく伝わる展示です。

  • 原発構内に出動した車両のナンバープレート。本体はどこにあるのか…というと、被ばく線量が高かったために廃車となったそうです。

    原発構内に出動した車両のナンバープレート。本体はどこにあるのか…というと、被ばく線量が高かったために廃車となったそうです。

  • ここからは被災者の救護活動に関する展示です。

    ここからは被災者の救護活動に関する展示です。

  • 会議室に残されていた放射性ヨウ素の測定結果を記したホワイトボード。

    会議室に残されていた放射性ヨウ素の測定結果を記したホワイトボード。

  • 被災者の救護活動をまとめた模造紙。

    被災者の救護活動をまとめた模造紙。

  • 個人情報にあたるものは隠されていますが、時間もかなり細かく緊迫感が伝わってきます。

    個人情報にあたるものは隠されていますが、時間もかなり細かく緊迫感が伝わってきます。

  • 第一原発から4キロくらいのところにあった双葉病院。避難指示が出されたものの、患者の移送は困難を極めたといわれています。

    第一原発から4キロくらいのところにあった双葉病院。避難指示が出されたものの、患者の移送は困難を極めたといわれています。

  • こちらには、津波により漂着した様々なものが展示されています。ぬいぐるみやランドセル、カメラに時計…

    こちらには、津波により漂着した様々なものが展示されています。ぬいぐるみやランドセル、カメラに時計…

  • 約半年ぶりに一時帰宅して、生きていた愛犬と再会する飼い主さん。再開できたのは喜ばしいことなんだけど、当時の置いていかないといけない辛さとか想像すると、辛すぎて涙腺がやばい…

    約半年ぶりに一時帰宅して、生きていた愛犬と再会する飼い主さん。再開できたのは喜ばしいことなんだけど、当時の置いていかないといけない辛さとか想像すると、辛すぎて涙腺がやばい…

  • 私はこの事実を全く知らなかったので、展示の中でも印象が強かったもののひとつ。福島第一原発から20キロ圏内は畜産が盛んな地域でしたが、避難指示が出て、家畜を置いての避難を余儀なくされました。残された家畜の数は65万頭以上。生き残っていた牛や豚は安楽死で処分されたそうです。左上の写真は楢葉町で撮影された、餓死した牛たちの写真。最後の力を振り絞って水を求めていたのか、水たまりのようなところに集まっています。2016年には牛たちのための慰霊碑が富岡町に建てられました。

    私はこの事実を全く知らなかったので、展示の中でも印象が強かったもののひとつ。福島第一原発から20キロ圏内は畜産が盛んな地域でしたが、避難指示が出て、家畜を置いての避難を余儀なくされました。残された家畜の数は65万頭以上。生き残っていた牛や豚は安楽死で処分されたそうです。左上の写真は楢葉町で撮影された、餓死した牛たちの写真。最後の力を振り絞って水を求めていたのか、水たまりのようなところに集まっています。2016年には牛たちのための慰霊碑が富岡町に建てられました。

  • 最後は、未来に向けた展示。福島の方向性について巨大なタッチモニターで紹介されています。

    最後は、未来に向けた展示。福島の方向性について巨大なタッチモニターで紹介されています。

  • 続いて、原子力災害伝承館のまあまあ近くにある震災遺構 浪江町立請戸小学校へ。大人は300円ですが、原子力災害伝承館の半券を提示すると割引がききます。

    続いて、原子力災害伝承館のまあまあ近くにある震災遺構 浪江町立請戸小学校へ。大人は300円ですが、原子力災害伝承館の半券を提示すると割引がききます。

    震災遺構浪江町立請戸小学校 名所・史跡

  • 校内に入る前に目に入ってくるのが、2階のベランダに貼ってある青いパネル。津波がこの高さまで来たことを表してます。何メートルの津波…とか何階部分までって表現も今まで聞いてきたけど、いちばんリアルに把握できるのはこういう時。

    校内に入る前に目に入ってくるのが、2階のベランダに貼ってある青いパネル。津波がこの高さまで来たことを表してます。何メートルの津波…とか何階部分までって表現も今まで聞いてきたけど、いちばんリアルに把握できるのはこういう時。

  • 請戸小学校は、先生たちの迅速な判断と対応で当時校舎にいた職員と生徒が全員助かった小学校。震災遺構として昨年10月から公開されています。

    請戸小学校は、先生たちの迅速な判断と対応で当時校舎にいた職員と生徒が全員助かった小学校。震災遺構として昨年10月から公開されています。

  • 元々どのようなスペース、教室だったのかがパネルで紹介されています。

    元々どのようなスペース、教室だったのかがパネルで紹介されています。

  • 先程の津波の高さなので、天井もご覧の通り。一階は天井も壁も、ありとあらゆるところに津波の恐ろしさが爪痕として残っています。

    先程の津波の高さなので、天井もご覧の通り。一階は天井も壁も、ありとあらゆるところに津波の恐ろしさが爪痕として残っています。

  • 教室に残っていたノートパソコンやマウスもそのまま。

    教室に残っていたノートパソコンやマウスもそのまま。

  • 順路は決まっていて、一階の教室の並びを見たあとは一旦外へ出て給食室側へ回ります。津波によってグチャグチャに集められた大きな什器。

    順路は決まっていて、一階の教室の並びを見たあとは一旦外へ出て給食室側へ回ります。津波によってグチャグチャに集められた大きな什器。

  • 避難の様子は、細かい時刻と合わせてパネル展示されています。文章と絵は、東京のNPO法人が制作した絵本のものです。生徒と先生は大平山に避難しましたが(この小学校、三角屋根で屋上がないので高いところの避難=大平山というのは決まっていたそうです)、その後下山して徒歩で移動していたところ、通りかかった運送業者が全員を荷台に乗せて役場まで連れて行ってくれたんだとか。<br />いや、もう、この運送業者の方、グッジョブすぎるやろ…この人だって絶対に大変な状況だったはずなのに。後で調べてみたら、当時名前は名乗らなかったものの、震災の2年後くらいにはTV取材等も受けていらっしゃいます。浪江町からの感謝状などは辞退されてますが、こちらの震災遺構のオープン日にも来訪されていたとか。

    避難の様子は、細かい時刻と合わせてパネル展示されています。文章と絵は、東京のNPO法人が制作した絵本のものです。生徒と先生は大平山に避難しましたが(この小学校、三角屋根で屋上がないので高いところの避難=大平山というのは決まっていたそうです)、その後下山して徒歩で移動していたところ、通りかかった運送業者が全員を荷台に乗せて役場まで連れて行ってくれたんだとか。
    いや、もう、この運送業者の方、グッジョブすぎるやろ…この人だって絶対に大変な状況だったはずなのに。後で調べてみたら、当時名前は名乗らなかったものの、震災の2年後くらいにはTV取材等も受けていらっしゃいます。浪江町からの感謝状などは辞退されてますが、こちらの震災遺構のオープン日にも来訪されていたとか。

  • 床が陥没した体育館。危険なので、ガラス越しにみるようになってます。時期的に卒業式の練習中だったのかな…ステージには卒業証書の文字が見えます。

    床が陥没した体育館。危険なので、ガラス越しにみるようになってます。時期的に卒業式の練習中だったのかな…ステージには卒業証書の文字が見えます。

  • 津波に襲われたときの請戸小学校と、皆が避難した大平山はこんな位置関係。海に囲まれたような状態です。<br /><br />原子力災害伝承館とぜひセットで訪れてほしい場所。建物が丸ごと震災遺構になっているので、より津波の恐ろしさが伝わってきました。

    津波に襲われたときの請戸小学校と、皆が避難した大平山はこんな位置関係。海に囲まれたような状態です。

    原子力災害伝承館とぜひセットで訪れてほしい場所。建物が丸ごと震災遺構になっているので、より津波の恐ろしさが伝わってきました。

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