遊びと学びの初ふくしま【4】やっぱり道の駅が好き

2022/10/01 - 2022/10/02

遊びはUFOふれあい館目的、学びは震災関連。遊びと学びが融合した、初心者ながらバランスに優れた一泊二日旅。もちろん下道ドライブ隊なので、東北の道の駅にも初潜入。お初だらけ、充実の2日間を備忘録で残してます。
第4弾は、ホテルの朝ごはんと、原子力災害伝承館の道中に寄った道の駅の様子を纏めました。九州北部の道の駅は色々行ってるドライブ下道隊ですが、東北の道の駅はお初です。

エリア 福島

日付が変わりまして、朝ごはんの時間です。ハレクラニというハワイ感漂うレストランでいただきます。

グランパークホテル パネックスいわき 宿・ホテル

メニューが豊富すぎると、あれやこれや取りまくって自爆しがちですが(雲仙みかどホテルとか…)、ちょうどいい規模感。地元の食材を使ったメニューが売りなので、和食が強めです。手前にあるのは、ほっきの炊き込みご飯。炊飯器開けるまで魚だと思ってたのですが、あれは「ほっけ」か…ということにこれを書いてて気づきました。結構貝が豊富なので、咀嚼しまくると満腹になっちまう…と朝から葛藤。

こちらは、こづゆ汁という、海産物の乾物を利用した会津地方の郷土料理だそうです。丸いのは里芋かな。

温泉卵、とろろ、納豆など和食を充実させる名脇役たちも揃ってます。写真はないのですが、クロワッサンなどはその場で焼いてるみたいです。8時台の遅めの時間だったので、追加で焼き立てが来るタイミングには立ち会えませんでした。コーヒーは、ここでもお部屋に持っていけるよう紙コップが準備されてます。

エネルギー満タンになったところで、いよいよ出発。今日は原子力災害伝承館に向かう途中で、道の駅を効率的に回っていこうという計画です。…ということで最初の道の駅は、よつくら港。

道の駅 よつくら港 道の駅

二階がフードコートになっていて、ちらし寿司やアジフライなど海鮮メニューが豊富です。お値段は1000円の定食から豪華なちらし寿司だと2000円くらい。

マリトッツォみたいなフォルムのあんバターサンド。スコーンで挟んであります。スコーン好きの私からすれば、絶対うまいやつ。ウミネコ商店といういわき市のカフェの商品のようです。

いわきはスパリゾートハワイアンズがあるので、ハワイアン要素もありますね。最初見たとき、フラおじさんって誰？！と思ったのですが、ちゃんとしたいわき市の観光情報ナビゲーターという位置づけらしく、正式なお名前は「いわきフラ次郎」。趣味は、最近始めたフラダンス、温泉、筋金入りの競輪ファンだそうです。じゃあ、ちょっと前までは「いわきチャリ次郎」だったのでしょうか(余計なお世話)

道の駅のお弁当や惣菜チェックを怠らない我々はもちろん、よつくら港もチェック。おぉ、ロコモコとかあって、オシャレです。お洒落なものはコストがかかるのか、お値段もまあまあ高いです。

こちらは、ホテルの朝ごはんにあったほっき貝のご飯ですね。貝の存在感、おそるべし。

一際彩り鮮やかな惣菜がある…と思ったら、先程チェックアウトしたホテルが提供している惣菜でした。

絶対うまいやつ第二弾、クリームチーズの味噌漬け。JR東日本のお土産グランプリで東北で唯一の特別賞受賞です！東北期待の星。呑兵衛へのお土産に間違いなし。

道の駅で初めて気づいたのですが、いわき市はトマトも名物なのですね。

続いてやってきた道の駅は「ならは」です。

道の駅 ならは 道の駅

中に入るといきなり吹き抜けで、特産物コーナーとかが一切なく、謎の休憩スペースとか…

物産館は建物としては別になってます。吹き抜けの方は本館で、二階に大浴場があるみたいです。

物産館で一際目を引く…何だろう、親子にしては年が離れ過ぎなので孫とお爺ちゃん。二人とも足の曲がり方がやばいです。

よつくら港に比べるとお弁当の値段はやや低価格。こちらのほうが素朴な感じです。

隣接県である茨城県のサツマイモを使ったお菓子コーナー。東京でもたまに見かける「らぽっぽファーム」です。芋けんぴのフレーバーが豊富。

一通り見て回ったので、再び車に乗り込み、原子力災害伝承館を目指します。国道6号線を通るのですが、事前の知識がないまま6号線を走ったので、その光景に絶句…
まず目に飛び込んできたのは閉店している紳士服専門店コナカ。その時は事情を知らずに「この辺で紳士服って需要ないんやろうね」くらいで走ってましたが、徐々に異変を感じ始めます。その先のすき家・道とん堀などの飲食チェーンも軒並み閉店、しまむらに至っては店内の商品が潤沢なままゴーストタウン状態…帰宅困難区域の看板を見て、ようやく気づきました。フォートラベルや他のブログでも国道6号線のレポートがあがっていますので、詳細はそちらでぜひ確認いだきたいと思いますが…この旅行でいちばん衝撃的だったのは間違いないです。復興五輪なんて言ってたのに、あの日から10年以上も経ってるのに、今も時が止まった場所がある―福島へ旅行に行く方はぜひ国道6号線を通って、ご自身の目で見て欲しいです。

国道6号線の衝撃を拭いきれないまま、到着。(今でも拭えてないので、そんな短時間ではおさまらない…)
展示物などの詳細は次の旅行記で纏めます。

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