中野坂上発の蕎麦店「ら すとらあだ」～「エロい蕎麦」を信条とする東京を代表する蕎麦の名店～

2021/11/06 - 2021/11/06

蕎麦通の多くが都内で一番美味しい蕎麦が食べられると一押しするお店の一つが、中野坂上にある「ら すとらあだ」です。お店の外観は一般の民家であり、通りすがりの人は蕎麦店であることをまず気づかないと思います。

独自の解釈を加え、誰にも真似できないオリジナリティ溢れる蕎麦を提供することを目標としている店主は、有名店での修行を経て独立し、2012年より中野坂上で営業されています。予約が取れないお店として知られている「ら すとらあだ」ですが、コロナ禍の影響か予約を取ることが出来、食事をしてきました。

同店は世間一般で知られている所謂蕎麦店ではなく、せいろをコースのメインに位置づけている蕎麦懐石を提供するお店と表現した方が適切なのかもしれません。せいろがクライマックスとして出されるわけですが、期待を裏切られることはなく、店主が表現する「エロい蕎麦」の意味合いを確認できるのではと思います。

エリア 中野(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

地下鉄大江戸線中野坂上駅です。

駅改札口付近です。

地上に出たところです。

駅周辺に位置しているビルです。

お店は一般の住宅街にあるため、初めて訪問する際は迷うかもしれません。

こちらがお店の外観です。

店内です。店主は、カウンター越しで調理します。

座敷に座り、食事をしました。

そば茶です。

蕎麦茶のポットです。

コースの始まりは、鰹節の出汁です。

野菜の煮物です。

おひたし（ニラ、ほうれん草、ルッコラ、春菊）です。

茶碗蒸し（焼いた鯵、アオサのり）です。

キノコ 鰹出汁のジュレです。

ブリのゆず、味噌和えです。

鰹出汁のあんかけ鳥です。

蕎麦がき、カラスミです。

カラスミです。

蕎麦がきです。

口直しのトマトゼリーです。

蕎麦の出汁、塩です。

ここからせいろです。まずは、北海道の新蕎麦です。

平べったいのは、宮崎高千穂 2019年の蕎麦です。

次の太麺は、富山2020年蕎麦です。

群馬県産の新蕎麦です。

沖縄宮古島産の蕎麦です。

温かい蕎麦です。

蕎麦湯入れです。

蕎麦湯です。

締めのデザートは、フロマージュです。

感想ですが、店主の料理のセンスに感心させられました。メインに出される蕎麦はもちろんですが、コースで提供される各品は蕎麦のおいしさを引き出す役割を果たしており、食べていて次に何が提供されるのかワクワク感があります。蕎麦好きには、ぜひお勧めしたい名店です。

駅方面に戻ります。

地下鉄を利用し、都心方面に向かいました。