神田須田町発の蕎麦店「神田まつや」～グルメの池波正太郎氏が愛した明治17年創業の老舗蕎麦屋～

2018/07/20 - 2018/07/20

神田須田町は、第二次世界大戦の戦火を逃れ、今でも明治や昭和初期の木造建築のお店がたくさん並ぶ界隈として知られています。文豪の池波正太郎氏は、神田須田町の散歩がお気に入りだったようですが、同氏が常連だったお店は今も営業しているところが多いです。その中でも特に贔屓にしていたのが蕎麦屋の「神田まつや」です。

店構えや店舗の中は、昔の雰囲気をそのまま残している「神田まつや」ですが、池波氏は著作「むかしの味」において、同店の出すものは何でも美味しく、蕎麦屋の本道を踏み外していないと最大級の賛辞を贈っています。たくさんの飲食店が閉店している今日この頃ですが、このようなお店は永らく続いてほしいものです。

エリア 神田・神保町(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

「神田まつや」が面している通りです。一昨年の夏に訪問しました。

歩いていたら、この店構えに目を奪われます。

格式がありますね。

お蕎麦のお品書きです。

飲み物や一品類のお品書きです。

蕎麦打ちの場所のすぐ近くに座っていました。

この日は、てんもりを食べました。

お店の看板商品の一つと言われる天ぷらを食べたかったので、天もりにしました。

そば湯です。

おいしかったですが、ボリューム的には少なめかもしれません。

昔の雰囲気がたっぷり流れている店内です。

外観です。

今年に入り、再訪しました。近くにあるスタバです。

お茶です。

店内は相変わらず、よい雰囲気です。

まずは、わさびかまぼこです。

生山葵を付けて食べると、美味しさが増しますね。

同店の名物の一つとして有名な焼鳥も食べました。

昔ながらの味という感じです。派手さはないですが、しっかりとした老舗の味です。

ざるそば（大盛）です。

大盛にして、ちょうどよい位の量でした。

蕎麦湯の容器です。

薄目の味です。

店内の昔ながらの雰囲気で食べると、より美味しく味わえます。

夜8時に閉店します。

界隈の路地です。夜は、昼とは雰囲気が異なります。