伊佐ポタ・雨も上がってテンションあげぽよ。

2015/10/01 - 2015/10/31

毎度おなじみチャリさんぽ。
鹿児島県の伊佐市です。

このマチで一番の名所といえばっ。
やっぱり曽木の滝！

お目当ては滝だけど。
他のモノもぼちぼち拾っていきます♪

▽使用機材：Sony Ericsson SO-01C

エリア 出水・伊佐(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0

前の日はあいにくの雨模様。
昼間も降ってたし、夜も降ってた。

夜中も降ってたから不安だったけど。
朝には気持ちよく止んでました！(≧▽≦)ノ

秋晴れは気持ちいいですなぁ(*´ω｀*)

と言っても、ところどころ水溜り。
調子こいて水はねさせちゃってもあれなので。
大人しくゆっくり行くですよ(*´▽`人)

とにかく田舎の景色が大好き。
この田んぼの風景なんて最高！

秋は実りの季節とゆーけれど。
たわわに実る稲穂が美しい♪
ﾟ+:｡...*:のほ(*´∀｀*)ほん:*･゜ﾟ･*

カントリーエレベータ。
簡単にゆーと、エレベータ式の巨大サイロ。

これって鹿児島県内では、ココにしかないの！
隠れた名物なんだよ～(≧▽≦)ノ

秋晴れと言いながら。
なんかこの辺りは雲行きが・・・

とりあえず神社を見つけたので。
雨乞いでもしてっちゃう？

たまに間違う人いるんだけど。
曽木の瀧の神社ではなく。
曽木(にある)瀧之・神社です。

まぎらわしいけどね (☆＾▽＾☆)

ご祭神は多記津比賣尊。
タギツヒメです。
航海安全の神さまとして有名です。

神仏習合では弁天さまと同一視されたこともあり。
金運・財運のご利益も期待できます♪

何かの石碑だとは思うんだけど。
ココまで風化が激しいと読めない・・・

江戸時代に野火があって社殿を焼失して。
その後、1768年になって再興したみたい。

水の神さまなのに、火災に合うとか。
フツーにシャレにならないぞ(≧ｍ≦)

こ、この溶岩ちっくな造形はっっっ!?
何かが崩れたあととか？Σ(・∀・；)

ホントは人工的に開削した分水路。
洪水のときなんかに水を放水して、本流の流れを弱くするためのショートカット水路。

すっごいよね。
人口的に作ったように全然見えないよ！

河原部分に下りてみたくって。
下を覗き込んでみたけどムリでした・・・

思いっきり崖なんだもん。
歩けたら面白そうだったんだけど。
ちょっぴり残念 ￣。￣;) ちぇ

新曽木大橋。
2011年にできた全長204mの吊橋。

前は近くに曽木大橋ってゆーのがあったんだけど。
老朽化してきたし、以前から曽木の滝の景観にかぶって評判があんまり良くなくって・・・

この際いい機会だから、架け替えじゃなくって、新しい橋を別なトコに造っちゃおうよってコトで出来た橋。

渓谷の奥のほうに見えるのが、曽木の滝。
ここからでも、ゴォォォォって滝音が聞こえます。

もちろんすぐにでも見たいんだけど。
ちょっと寄りたいトコがありまして。

右に行けば滝方面。
私は左に行くの。

むかし使われてた廃発電所の建物。
それを見られる展望スポットがあるの。

展望所に到着～♪
曽木発電所遺構展望公園っていいます。

ココ、キャンプ場じゃないの？
って本気で思うぐらい、いい芝生の張り。

テント張りたいぞ～！
(((ヽ(o`д´o*)ﾉｼ)))ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ゲリラキャンプならアリ？（笑

展望所へは木立の中を抜けて・・・
なにこのヒーリング感。
フツーになんか気持ちいい。

風がそよそよ。葉っぱのゆれる音。
雨上がりなので緑のニオイがすっごくする。
癒され～(｡´ω`｡)

到着だよ～♪

すでに遺構が見えてます。
廃発電所のあと。
水の中にどっぷり浸かってます。

しっかり案内板もあるので。
前情報なしにいきなり来ちゃった人でも、ココがどんなスポットなのかがよくわかります。

でもココまで観光地化されちゃうと。
ガチな廃墟ファンは『なんだかなぁ』的な気持ちになっちゃうかも。

案内板のパネル写真から。

明治42年に牛尾大口金山の電源供給のために造られた水力発電所が、この曽木発電所でございます。
かなり色あせてるけど、元々は赤レンガ。

こっちは私が撮った写真。
上の写真より水位が上がってます。
昨日雨降ってたせいかな？

水位次第では屋根まで水に埋もれることもあるし、水が」少ないときは建物が丸々見えることもあるそうで。
どんな姿を見せてくれるかはその時の運次第。

ちなみに国登録有形文化財です。
ただの廃墟ではないのだ(*ゝ∀・*)b

橋まで戻ってきたー！ (≧ω≦)ノ

次は滝を攻めるぞ～♪

橋の欄干越しに下流方向。

後先になったけど。
この川は川内川。

菱刈で見たときは、もっとおとなしい雰囲気だったのに。
なぜに下流のほうがこうも荒々しい景色なのだ？
謎である・・・ (´-ω-`)う～む

そして、曽木の滝公園。
大駐車場も完備の公園。

滝へと向かう階段を下りております。
o(≧▽≦)oﾜｸﾜｸ♪

階段の途中から見えました！

曽木の滝は『東洋のナイアガラ』とも言われてて。
戦国時代、九州征伐の際に豊臣秀吉もこの景観を楽しんだらしいですよ(〃'▽'〃)

水門と取水口が見えます。

曽木の滝には発電所があって。
当然こういった設備も必要不可欠でした。

ココにもしっかり案内板。]

ﾌﾑﾌﾑ((￣ ￣*))

『取水口跡』ってゆってる割りに。
設備は新しくない？（・・？

と思ったら、今でも現役で。
実は新曽木発電所ってゆーのが出来て。
それ用に使ってるのだ！（｀･ω･´）

でもこれも土木遺産だよね。

フツーはこんなの周りにフェンスとか張られて。
こんなトコまで辿りつけないもん。

ありがたいことです(*´▽`人)

沈砂池。
まるでプールみたい。

中の深さはどれぐらいかな？
とりあえず飛び込んでみよっか♪

騒ぎになるからやめれ (≧ｍ≦)

なんて戯れ言はともかく。
少しはマジメに滝でも見ましょ♪

東洋のナイアガラの異名どおり。
めっちゃ爆音が凄まじいです(；・ω・)

何をどうしたら。
こーゆー景観が出来上がるのか・・・

火山活動の痕跡がそのまんま。
そんな雰囲気です。

遠くには今はなき曽木大橋。
今は撤去されて幻の橋となってしまいました。

なんか日本庭園とかにありそうな。
巨石がゴロンゴロン。

ダイナミックな岩ばっかでカッコいい！
持ち帰ってお庭に据えたい！

それはムリやろ ヾﾉ･∀･`)ﾑﾘﾑﾘ

水が真っ白～♪

どんだけ爆流かおわかりいただけますでしょうか♪

どう見ても崖崩れの跡にしか見えない・・・

ホントは火砕流ってゆって。
火山から噴出された固形物の流れの跡なんだって。
溶岩とは微妙に違うらしい・・・

難しくってようわからん(゜∀。)？

このスパーンと縦割りにしたような。
こんなのもいかにも渓谷ちっく。

ちょっと高千穂テイスト入ってる？
ちなみに高千穂峡も火山活動によるもの。

下流方面。
新曽木大橋が見えます。

初代の曽木大橋は景観破壊だとして、自治体が『とっとと撤去しろ』みたいなコトを言ってたそうですが。
この橋はいいんですかね？(￣ ￣；)

パワスポもあるとか！

これは行くっきゃない！
(o≧∀≦)o))((o(≧∀≦o)ﾜｸﾜｸ♪

お社は丘の上。
・・・に見えるでしょ？

ホントはこちらが崖下にいるので。
お山の上を仰いでるように見えるマジック（笑

お社は質素で素朴。
こじんまり系ってやつです。

観光地とゆー土地柄、訪問客は多いみたい。
キレイにお手入れされてます (*´ω｀*)

がらーん・・・

モノがなーんもなくてムダに広い。
ココってフツーに野宿できるよね？

またそんなコト言ってる (≧ｍ≦)

ご由緒はこんなカンジで。

もともとは別の場所にあったのを、観光地化とともにこの場所に遷座したそう。
つまりは客寄せパンダか (≧ｍ≦)

灯篭の上のコケが可愛い。

さっきは急な石段を登ってきたけど。
緩めの階段もあったり。

こっちが女坂みたいなカンジ？
足の悪い人はこっちが楽かも。

トンネルが秘密基地ちっく！

こーゆー趣向は大好きだー！
ヾ(*´▽｀)ﾉミ☆

もみじ。

紅葉の季節なんて最高かも。

観光地なので当然売店なんかもあったり。

屋台ちっくな掘っ立て小屋ではなく。
ちゃんとしたショップが建ってます。

地酒、買いました～♪

大山酒造さんの薫り高い芋焼酎。
奮発して5号瓶だっっ！（｀･ω･´）b

そんなの担いでチャリ乗るのか！
奇特すぎ(σ`･ω･)σ

スイーツ系も行っちゃう？

甘味どころ兼お土産ものやさんです。

名物はやっぱりこれ！
特製どらやき。

あんがいろいろ選べるのです。
お芋味とか栗入りとか。
どれにしようか目移りしちゃう♪

お土産に買ったけど、補給食みたくなっちゃって。
その日のうちに全部食べちゃった(〃'∇'〃)ゝｴﾍ

甘いモノは栄養補給に最適なのです♪
ってゆーのは、建前で。
ホントは食欲に負けただけ（笑

秋晴れの中を快適サイクリング。

次はね、神社に行くの。

ココ、ココ。
郡山八幡神社。

郡山ゆっても福島県じゃないよ？
いまさらだけど( *´艸｀)

郡山はこの辺りの地名なの。

山って文字が付くだけあって。
小高い丘になってます。

ココの神社は別名・焼酎神社。

日本最古の『焼酎』の文字の落書きが発見された、ちょっと変わった謂れのある神社です。

いちお観光サイトなんかにも載ってるから。
全く無名ってわけでもないみたい。

でも、みんな曽木の滝のほうばかり行っちゃうから。
ココはさりげに穴場かも？
ぜんぜん人いないし(*^ヮ^*)

こちらの神社の創建は建久5年。
西暦に直すと1194年。

源頼朝が鎌倉に幕府を開いたぐらい。
そう考えるとかなり歴史のある神社。
800年以上前のコトだもん。

八幡神社なので、ご祭神は八幡神。
本社は鹿児島神宮とか宇佐神宮とかです。

建物も朱塗りで。
いかにも八幡社といった風情が満載。

詳しいご由緒書きがありました。
ココは宇佐神宮系の八幡社みたい。

鹿児島県にあるのに！
鹿児島神宮が本家じゃないんかい！
(○｀ε´○)ぶぅ

で、さっきの日本最古の『焼酎』の文字のお話だけど。

建物が完成すると、建築主は大工さんたちをねぎらって、ごちそうだのお酒だのでもてなすのがフツーなんだけど。
ココの建築主はけちんぼで、そーゆーもてなしをしなかったらしい。

それで大工さんが頭に来て、『焼酎』の文字をこっそり落書きしたとか。

当然、目に見えるトコにそれをやるのは問題なので、人の目につかない柱とか梁とかにこっそりと。

で、このお社を改築するにあたり、建物をバラしていたところ、むかしむかしに書かかれた『焼酎』の文字が見つかったそうで。

当時はただの落書きなんだけれども。
物に書かれたものとしては、日本で一番古い『焼酎』の文字らしい。

そんなわけで焼酎神社の別名が付きました。

コトの流れはともかく。
面白いエピソードのあるお社だなぁと(*´ω｀*)

あ、当然おまいりもしていきますよ。

八幡さまは武門の神さま。
勝負事にも強いですし♪

あ、いまさらだけど。
本殿は重要文化財です。
建築的にも価値あるものです(☆＾▽＾☆)

こっちは裏参道。

境内の周りは一段高くなっていて。
堤で囲まれた造りになってます。
なんかお城っぽい。

と、思ったら造ったのは最近とか！
ﾐ(ﾉ_ _)ﾉ=3 ﾄﾞﾃｯ!

フェイントいくない！
(∩`ω´)⊃)) しゅっしゅっ

鳥居の年季の入りっぷり。
この風雪さらされた感がいい。

侘び寂びを感じますなぁ(*´ω｀*)

石碑がございました。
鳥居を立て直した記念碑みたい。

大正9年だって！
ふっるーい！
100年前の鳥居だー♪ヽ(´▽｀)/

あ、ちょっといい風景。
お隣の民家の畑。

こーゆーのんびりしたゆるい景観。
好きだなぁ・・・（*´ー｀）

さらにユルさを求めて。

ってわけでもないんだけど。
これはきっと神さまがくれたごほうび。

のどかな景色が好きな私へ。
神さまからのプレゼント。
おまいりした効果あったよ！(*^ヮ^*)

えっちらおっちら。
私の嫌いな坂登り。

坂を登ると『なんだ坂こんな坂』って言いたくなっちゃうのはなんでだろ (≧ｍ≦)

落ちたら死ぬ！

こんな崖っぷち登ってたんだ？
あんまりキレイに整備された道でぜんぜん気付かなかったよ！

思ったより山深いトコ走ってたんだねー。
(*´･д･)(･д･`*)ﾈｰ

胸川とゆーそうです。

山神さまはっけーん！

ご挨拶しとかないとね。
山の神さまって結構祟るもん。

無事に通過させてくださいね？
(≧人≦●）ぉ願ぃしましゅ

標高730m超えの久七峠を避けるために出来た、新しいトンネル。
それが久七トンネル。

寺田先生は、地元で医師を永く勤められた方。
たぶん地元の名士。
もしかしたら地方議員さんもやってたのかも。

このトンネルを越えると熊本県。
人吉市に入ります。

もちろん向こう側に行ったんだけど。
それはまた今度の機会にでも。

とゆーわけで、伊佐市さんぽ。
今回はこれにて (*´∀`*)ﾉ″ﾏﾀﾈｪ

おしまい。