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知る人ぞ知る、九州のとある田舎町のさらに山奥。<br />秘密の集落目指して、サイクリング開始です♪<br /><br />※写真多めです・・・(≧人≦) 相済みませぬ<br /><br />▽使用機材:CANON IXY 150

日之影川ポタ・そこはたった七戸の城塞集落

247いいね!

2017/05/01 - 2017/05/31

9位(同エリア919件中)

ほわほわわかな。

ほわほわわかな。さん

知る人ぞ知る、九州のとある田舎町のさらに山奥。
秘密の集落目指して、サイクリング開始です♪

※写真多めです・・・(≧人≦) 相済みませぬ

▽使用機材:CANON IXY 150

旅行の満足度
5.0

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  • 宮崎県日之影町は人口3700人ほどのちっちゃな町。<br />延岡市と高千穂町に挟まれた渓谷沿いの町。<br /><br />左に流れるのは五ヶ瀬川。有名な高千穂渓谷はこの上流。

    宮崎県日之影町は人口3700人ほどのちっちゃな町。
    延岡市と高千穂町に挟まれた渓谷沿いの町。

    左に流れるのは五ヶ瀬川。有名な高千穂渓谷はこの上流。

  • 五ヶ瀬川と日之影川の合流地点。<br /><br />ココを右に曲がると、日之影川。

    五ヶ瀬川と日之影川の合流地点。

    ココを右に曲がると、日之影川。

  • 日之影川を上流へと進みます。<br /><br />毎年、5月近くになると、鯉のぼりがたなびきます。(*´ω`*)

    日之影川を上流へと進みます。

    毎年、5月近くになると、鯉のぼりがたなびきます。(*´ω`*)

  • 右側が川沿いの道。左はバイパスへと続く道。<br />遠くに見えるアーチ橋がバイパスです。<br /><br />高低差がハンパない・・・(;・ω・)

    右側が川沿いの道。左はバイパスへと続く道。
    遠くに見えるアーチ橋がバイパスです。

    高低差がハンパない・・・(;・ω・)

  • この分かれ道のすぐそば。一際目立つ鳥居の階段。<br /><br />ちょっと寄り道しますかね。

    この分かれ道のすぐそば。一際目立つ鳥居の階段。

    ちょっと寄り道しますかね。

  • 坂上、坂下どちらからでもアクセス可能。<br /><br />右側の民家みたいなのは、西日之影公民館。<br />社務所も兼ねていると思われ。

    坂上、坂下どちらからでもアクセス可能。

    右側の民家みたいなのは、西日之影公民館。
    社務所も兼ねていると思われ。

  • かなりの急坂。フォトジェニック的な石段。<br /><br />でも、ところどころ苔が生えてて、危ない><

    かなりの急坂。フォトジェニック的な石段。

    でも、ところどころ苔が生えてて、危ない><

  • こちらの神社、西日之影正一位稲荷大明神と言います。

    こちらの神社、西日之影正一位稲荷大明神と言います。

  • 猫の額ほどの境内。<br /><br />祭礼のときは、ココに屋台が並ぶのかしら・・・(≧m≦)

    猫の額ほどの境内。

    祭礼のときは、ココに屋台が並ぶのかしら・・・(≧m≦)

  • 旧高千穂鉄道の廃橋も見えます。

    旧高千穂鉄道の廃橋も見えます。

  • この下は崖っぷちで、すぐ左にトンネル。<br /><br />もっと近くで見たいけど、これ以上の接近は無理だなー(´・ω・`)

    この下は崖っぷちで、すぐ左にトンネル。

    もっと近くで見たいけど、これ以上の接近は無理だなー(´・ω・`)

  • 行きはよいよい、帰りは怖い。<br /><br />登りより下りのほうが危険なのだ><

    行きはよいよい、帰りは怖い。

    登りより下りのほうが危険なのだ><

  • この橋、まだまだ使えそうな雰囲気だけどなぁ。<br /><br />なんとかもぅ一花、咲かせられないものかなぁ(´・ω・`)

    この橋、まだまだ使えそうな雰囲気だけどなぁ。

    なんとかもぅ一花、咲かせられないものかなぁ(´・ω・`)

  • ポタリング再開。日之影川を上流へ。

    ポタリング再開。日之影川を上流へ。

  • 対岸に派手に山崩れしているところを発見。<br /><br />嵐のパワーなのか、地力が落ちたのか・・・

    対岸に派手に山崩れしているところを発見。

    嵐のパワーなのか、地力が落ちたのか・・・

  • だんだんいい景色になってきた!(≧▽≦)ノ<br /><br />(下流方向の眺め)

    だんだんいい景色になってきた!(≧▽≦)ノ

    (下流方向の眺め)

  • 上流部の景観もなかなか良さげ。

    上流部の景観もなかなか良さげ。

  • スタート地点から8KMほど。<br /><br />石垣の畑(たんぼ?)があらわれた!(≧▽≦)ノ

    スタート地点から8KMほど。

    石垣の畑(たんぼ?)があらわれた!(≧▽≦)ノ

  • 野面積みがステキです(〃&#39;▽&#39;〃)

    野面積みがステキです(〃'▽'〃)

  • 休耕地なのか、たまたまなのかわかんないけどー。<br /><br />一面のお花畑になってるのは、春らしくってステキ♪

    休耕地なのか、たまたまなのかわかんないけどー。

    一面のお花畑になってるのは、春らしくってステキ♪

  • 可愛らしい・・・めっちゃ和み~♪(*´ω`*)

    可愛らしい・・・めっちゃ和み~♪(*´ω`*)

  • しばらくぼーっとお花を眺めてた気がします。<br /><br />里山っていいなぁって、しみじみ(*´ω`*)

    しばらくぼーっとお花を眺めてた気がします。

    里山っていいなぁって、しみじみ(*´ω`*)

  • コミュニティバスの停留所。<br /><br />どう見ても、廃バス停にしか見えない・・・

    コミュニティバスの停留所。

    どう見ても、廃バス停にしか見えない・・・

  • ココは宿泊もできるビジターセンターのようなもの。<br /><br />自販機やトイレなんかもあって、旅人には大助かり。

    ココは宿泊もできるビジターセンターのようなもの。

    自販機やトイレなんかもあって、旅人には大助かり。

  • 通称、『石垣の村』と呼ばれる戸川集落。<br /><br />棚田の里としても、少しづつ知名度が上がってきているそう。

    通称、『石垣の村』と呼ばれる戸川集落。

    棚田の里としても、少しづつ知名度が上がってきているそう。

  • ココって普通に泊まれるのかな?<br />青少年の宿泊研修所って雰囲気だし・・・<br /><br />一般の人が旅行でやって来て、ふらっと泊まれるのかどうかは謎。<br />団体さま専用の可能性もなきにしもあらず。

    ココって普通に泊まれるのかな?
    青少年の宿泊研修所って雰囲気だし・・・

    一般の人が旅行でやって来て、ふらっと泊まれるのかどうかは謎。
    団体さま専用の可能性もなきにしもあらず。

  • さて、ずっと来たかった石垣の村。<br /><br />お待ち兼ねの散策モードに入ります。

    さて、ずっと来たかった石垣の村。

    お待ち兼ねの散策モードに入ります。

  • 総戸数7戸のちいさな集落。<br /><br />町全体が石垣の要塞のようなビジュアル。

    総戸数7戸のちいさな集落。

    町全体が石垣の要塞のようなビジュアル。

  • 『石垣の村』の名の通り。<br /><br />右を見ても左を見ても石垣だらけ。

    『石垣の村』の名の通り。

    右を見ても左を見ても石垣だらけ。

  • ちょっと坂上まで登ってみよう。

    ちょっと坂上まで登ってみよう。

  • すぐそばまで山が迫ってきていて、すごいインパクト。<br /><br />崖っぷち感が迫力です。

    すぐそばまで山が迫ってきていて、すごいインパクト。

    崖っぷち感が迫力です。

  • 民家の敷地になるので、あんまり深くは入らず。<br /><br />でも、のどかでなんかいい♪(*^-^*)

    民家の敷地になるので、あんまり深くは入らず。

    でも、のどかでなんかいい♪(*^-^*)

  • まるでお城の石垣を見てるみたい。

    まるでお城の石垣を見てるみたい。

  • 野面積みの石垣が多いのはココの特色。<br /><br />自然石がよく使われてます。

    野面積みの石垣が多いのはココの特色。

    自然石がよく使われてます。

  • 石造りの倉庫も重厚感醸し出し。<br /><br />ちょっと小樽の街を彷彿とさせるような気も。

    石造りの倉庫も重厚感醸し出し。

    ちょっと小樽の街を彷彿とさせるような気も。

  • でも小樽のような騒々しさはなく。<br /><br />人口希薄ゆえのごほうび。旅人には嬉しいごほうび。

    でも小樽のような騒々しさはなく。

    人口希薄ゆえのごほうび。旅人には嬉しいごほうび。

  • 朝の7時になるかならないかの時間。<br /><br />そんな時間だから誰も歩いてないのかな(≧m≦)

    朝の7時になるかならないかの時間。

    そんな時間だから誰も歩いてないのかな(≧m≦)

  • ココの棚田の作りもお見事。稲穂があれば、もっとステキな画。<br /><br />秋にもぅ一度来てみたい。

    ココの棚田の作りもお見事。稲穂があれば、もっとステキな画。

    秋にもぅ一度来てみたい。

  • ココの土蔵も石造り。<br /><br />この地域は石積み文化がデフォなのだ(`・ω・´)キリッ

    ココの土蔵も石造り。

    この地域は石積み文化がデフォなのだ(`・ω・´)キリッ

  • 伝統的家屋とまで言うのは仰々しい。<br />けど、素朴で味のある佇まいのお家が多い。<br /><br />こういう風景が私は好きだ(*´ω`*)

    伝統的家屋とまで言うのは仰々しい。
    けど、素朴で味のある佇まいのお家が多い。

    こういう風景が私は好きだ(*´ω`*)

  • いつも気になるんだけど、軒先に薪が積んであるお家って・・・<br /><br />お風呂は五右衛門風呂だったりするの?<br />ゴハンもカマドで炊いたりするの?

    いつも気になるんだけど、軒先に薪が積んであるお家って・・・

    お風呂は五右衛門風呂だったりするの?
    ゴハンもカマドで炊いたりするの?

  • 阿弥陀堂とか地蔵堂かなと思ったけど、違った。<br /><br />昔の水車小屋。

    阿弥陀堂とか地蔵堂かなと思ったけど、違った。

    昔の水車小屋。

  • ココの石段もWatch your step!<br /><br />普通に滑りまくってやばい。苔注意!(≧m≦)

    ココの石段もWatch your step!

    普通に滑りまくってやばい。苔注意!(≧m≦)

  • 中は確かに水車小屋。<br /><br />とったん、とったん音のするアレもあったし(*´ω`*)

    中は確かに水車小屋。

    とったん、とったん音のするアレもあったし(*´ω`*)

  • 狭隘な土地で、棚田や段々畑を造ることはあるけれどー。<br /><br />どうしてこの集落だけが石造りにこんなにこだわりを?

    狭隘な土地で、棚田や段々畑を造ることはあるけれどー。

    どうしてこの集落だけが石造りにこんなにこだわりを?

  • それはこの村が重ねてきた歴史ゆえのもの。<br /><br />その昔、村の主要道は、かつては鉱山への往来に使われていました。<br />最盛期には夜でも松明片手に、人の行き来が絶えなかったほどで。

    それはこの村が重ねてきた歴史ゆえのもの。

    その昔、村の主要道は、かつては鉱山への往来に使われていました。
    最盛期には夜でも松明片手に、人の行き来が絶えなかったほどで。

  • 当時から燃料は貴重なもの。村ではさとうきびの茎を乾燥させて、燃料として使っていたそう。<br /><br />乾燥も兼ねて、軒先に積んでおくのが当時のデフォ。<br />しかし時に松明の火が飛び火して、とんでもないことにも。<br />

    当時から燃料は貴重なもの。村ではさとうきびの茎を乾燥させて、燃料として使っていたそう。

    乾燥も兼ねて、軒先に積んでおくのが当時のデフォ。
    しかし時に松明の火が飛び火して、とんでもないことにも。

  • それなら、家をかさ上げして、石垣にすれば類焼も防げる。<br />また何より建物が堅固で丈夫になる。<br /><br />火災防止から始まった先人の知恵。それがココの石垣(*´ω`*)

    それなら、家をかさ上げして、石垣にすれば類焼も防げる。
    また何より建物が堅固で丈夫になる。

    火災防止から始まった先人の知恵。それがココの石垣(*´ω`*)

  • また偶然にも、この村には富士本嘉三郎なる石積みの名人がいて。<br /><br />彼は、江戸城の修復工事にもわざわざ借り出されたほどの技量の持ち主。

    また偶然にも、この村には富士本嘉三郎なる石積みの名人がいて。

    彼は、江戸城の修復工事にもわざわざ借り出されたほどの技量の持ち主。

  • 普請工事でさらに技術を磨き、それを彼は村へとフィードバック。<br /><br />とゆーことなのでございます(*´ω`*)

    普請工事でさらに技術を磨き、それを彼は村へとフィードバック。

    とゆーことなのでございます(*´ω`*)

  • ま、講釈はさておき。

    ま、講釈はさておき。

  • 城塞のような棚田には、ただただ驚くばかり。<br /><br />マチュピチュっぽい雰囲気もある。

    城塞のような棚田には、ただただ驚くばかり。

    マチュピチュっぽい雰囲気もある。

  • それに何より。すっごいのどかで癒される(*´ω`*)

    それに何より。すっごいのどかで癒される(*´ω`*)

  • だいぶ太陽も高くなってきた。<br /><br />十分堪能した。帰ろう。

    だいぶ太陽も高くなってきた。

    十分堪能した。帰ろう。

  • 気持ちのよい木立の中をひた走り。

    気持ちのよい木立の中をひた走り。

  • 水神さまにご挨拶をしてー (-人-)

    水神さまにご挨拶をしてー (-人-)

  • ちょっと寄り道です。

    ちょっと寄り道です。

  • ほんのりコバルトっぽい川の色。<br /><br />透明感があって、まさに清流(*´ω`*)

    ほんのりコバルトっぽい川の色。

    透明感があって、まさに清流(*´ω`*)

  • 日之影ってホント癒される。<br /><br />いい町だなぁ・・・(*´ω`*)

    日之影ってホント癒される。

    いい町だなぁ・・・(*´ω`*)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • olive kenjiさん 2019/07/03 07:38:00
    行くことはないであろうが行ってみたい地
    勢いがついたので、この旅行記も続いて読みました。

    私は石の文化は欧州の専売特許かと思っていたら、このような寒村にも残っていたのですね。
    私の住んでいる所も棚田で有名ですが、ここの石垣の立派なことには驚きました。
    また倉庫と思われる家屋は、最初、アート感覚のある現代住居かと思いました。こんな家に住んでみたらお洒落だろうなと。
    倉庫だったのですね。まるでスペインの城壁の中にある建物みたいだし、薪が置かれている木造の家屋もチロル地方の古き民家みたいです。
    遠い地なので行くこともないでしょうが、近くへ行った際は見てみたい地です。

    今日は大雨災害注意報が九州に発令されています。山が背後に迫っているこの地のことが心配になりました。何事もないことを願っております。

         日本の小さな美を知らせてくれる若菜さんに有難う
                olive kenji

    ほわほわわかな。

    ほわほわわかな。さん からの返信 2019/07/07 11:58:06
    RE: 行くことはないであろうが行ってみたい地
    olive kenjiさま。

    こちらも見てくださり、ありがとうございます。

    ここはおっしゃる通りの寒村で、戸数は7戸。
    それでも50人ほどの人が暮らしてらっしゃる村で。
    狭隘な土地で、石垣が多いのもわかりますが、村全体が『まず石垣ありき』の様相を呈していて、村一つがまるまる城塞のような印象を受けました。

    日之影町は観光資源として、この村の存在を情報発信しつつあります。
    あんまり情報が流れすぎて、観光客で溢れかえってしまうのも悲しいので、今のうちにと思い訪問してまいりました。

    辺鄙なところではありますけど、olive kenjiさまも近くを通られた折には是非に。
    ヨーロピアンスタイルとは違う石文化を楽しんでみてください(〃'▽'〃)

    いつもありがとうございます。


    わかな。

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