季節の花に逢いに行こう！薔薇いっぱい♪港の見える丘公園、元町スタージュエリーで昼食を

2022/05/20 - 2022/05/20

2022年5月20日（金）

横浜港を見下ろす小高い丘にある「港の見える丘公園」に行きました。
公園は薔薇で有名。
いろいろな種類、さまざまな色の薔薇が咲き誇っていました♪

お昼は元町で。
宝石店の「スター・ジュエリー」が経営するカフェに入りました。
お店のショーケースに並んでいたのは、ジュエリーではなく、なんとチョコレート！
空間をたっぷり使ったお洒落な雰囲気に浸りながらのランチとなりました。

エリア 横浜(神奈川)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

保土ヶ谷の床屋さんで顔そりのあと、ちょっと足を伸ばして「横浜イングリッシュ・ガーデン」に行ってみるか、な～んて軽く考えていたぶどう畑。
入園チケットを買う人の長～い列に打ちのめされる。
こんなに人気だったの…？（*o*）

前日のカラッとした天気から一転、かなり蒸し暑かったこともあり、列に並ぶ気はまったく起きません。

あっさり諦めたはいいが、このまま帰るのもなぁ…。
じゃ、「港の見える丘公園」に行ってみるか。

みなとみらい線の終点、元町・中華街で下車。
「アメリカ山公園」にやってきました。

アメリカ山公園 公園・植物園

おぉ、ここにもバラが！

アリストロメリアも咲いていました。

公園の門扉にバラのモチーフ、この時期にピッタリです。

山手本通りにぶつかったら、左手へ。

「港の見える丘公園」が見えてきました。

港の見える丘公園 公園・植物園

バラの前に展望台へ。今日の景色はどんなかなぁ？

ベイブリッジ、霞んでいます。

大桟橋の大型船は「飛鳥II」。
5月17日～24日まで停泊しているらしい。

ガンダムを観に行った4月5日も、4月18日まで係留の予定でした。
お客を乗せるのではなく、停泊できる港を巡っているようです。お気の毒…。

＜動くガンダム in 横浜☆山手でドライフラワー展、中華街で海老ワンタン♪＞
https://4travel.jp/travelogue/11747019

では、バラを観ましょう！　まずは、「沈床花壇」から。

沈床花壇とは、周囲から一段低くなった部分を中心に、斜面や境界に花木を配置した西洋庭園の形式の一種とのことだそうです。

アーチの白いバラが出迎えてくれます♪

入ってすぐの左手は「香りの庭」。
とてもいい香りが漂っているのに、マスクをしていてはわからない…。（泣;

屋外で2メートル以上の距離が取れる場合などは「マスクは不要」となったけれど、みんなマスクをしている…。
外すのはためらわれるため、時々、マスクをつまんで隙間を作り、香りを確かめました。

人波が途切れた一瞬のすきを狙って、パチリ。

公園内はたくさんの人でにぎわっていましたが、こういう瞬間も訪れます。

アーチを飾るバラ、

色とりどりです。

清楚なピンクに、

鮮やかな黄色、

ピンクとオレンジが混じった色合いのバラも。

大輪もあれば、

こんな蕾も。高島屋の包装紙を思い出したり。

花の形もさまざま。
アジサイのようなバラがあったかと思うと、

シャクヤクみたいなバラがあったり。

ゴージャスさを放つバラがある一方で、

可愛らしいさいっぱいのバラも。

レースフラワーのような白い花も咲いていました。

この香りのよい花は、アメリカジャスミン？

どのバラも素敵です！

噴水の先にあるのは、「大佛次郎記念館」。
横浜ゆかりの作家「大佛次郎」の業績と生涯を、さまざまな資料で紹介しているそうです。

沈床花壇から、一段上のローズガーデンに移りましょう。

鮮やかな赤もいいけど、

やっぱりピンクもいい。

イギリス館の庭がバラで彩られていました。

横浜市イギリス館(旧英国総領事公邸) 名所・史跡

門扉の近くに割いていたのは、凛としたクリーム色のバラ。

バラと洋館を眺められる、

小道に惹きつけられます。

わぁ、不思議！

清楚ながら華やかさもある白いバラ。

先ほど、芝生の庭が広がっていた建物、「イギリス館」の内部を見学できるみたい。入ってみよう！

イギリス館は、昭和12（1937）年、上海の大英工部総署の設計によって、英国総領事公邸として建てられました。

広い敷地と建物規模をもつ館は、東アジアにある領事公邸の中でも、上位に格付けられていたそうです。

横浜市イギリス館(旧英国総領事公邸) 名所・史跡

1階は貸スペース。見学できる2階に上がります。

シャンデリア、家具、カーテン、どれも洋館らしさを醸し出しています。

横浜市イギリス館(旧英国総領事公邸) 名所・史跡

そこから続く奥の部屋は、ガラス張りの明るい雰囲気。

寝室とその奥の部屋。

2階から眺める庭も素敵です♪

イギリス館でクリアファイルを買いました。
裏側の門扉のプリントが気に入った。

A4の半分の大きさです。
海外旅行中、地図やらガイドブックのコピーやらを入れるのに便利。
って、いつになったら安心して海外に行けるのやら…。

イギリス館を出たら、ローズガーデン後半戦。
沈床花壇のアーチのバラは、赤やピンクが多かったけれど、こちらは黄色。

ちっちゃいバラ、発見！
ぱっと見、バラとは気づかないほど花が小ぶり。

イギリス館前から入口方面にかけては、バラ以外の花も楽しめます。

鮮やかな紫のネギ坊主に、

クレマチスも。

この花を見ると胸が痛む…。

母が亡くなった日、いつになく穏やかで、心から安堵。
病院近くの花屋に行って買ったのがこの花です。その夜に亡くなるとは思いだにせず。

先生から、それとなく伝えられた言葉を聞いて、花屋なんかに行かずにずっとそばにいればよかったと、取り戻せない時間を恨みました。

そして、数時間後、家に持ち帰ることになった花を花瓶から取り出した時は、むなしさでいっぱい。

そんなことを思い出してしまう花。

そろそろランチにしましょう。

港の見える丘公園を後にします。

気になるベーカリーをチェックしたいんだけど、名前を思い出せず、グーグルマップで検索してみるも、出てこない…。

場所はたしか、「ブラフ」というベーカリーのそばだったような。
だとすると、この「貝殻坂」を下っちゃダメだ。

と先に進むことにしたのですが、目的のベーカリーは、この坂の麓だったことがあとから判明…。（--;

貝殻坂 名所・史跡

山手本通りに建ち並ぶ「山手聖公教会」、ドライフラワー展で行った「山手234番館」を眺めながら歩いていると、右手に洋館が現れました。
洋館はエリスマン邸。ここも中を見学できるようです。

エリスマン邸 名所・史跡

邸宅の下をふと見ると、なんと、弓道場！
袴をつけた人たちの姿が見えます。
外人墓地や洋館のある山手と日本の武道、そのアンマッチもあって、とても印象に残りました。

エリスマン邸の少し先にまたまた洋館。
スペイン風の「ベーリック・ホール」でした。

この道は何度も歩いているのに、あまり気に留めていなかった。
なんとなく、山手に洋館があるのは普通のことと思っていたし。

教会が見えてきました。
その手前で右折、「代官坂」を下ります。

ベーカリの「ブラフ」。
パン好きの間では有名なお店らしい。

ブラフベーカリー 元町本店 専門店

目的のベーカリーは見つからず、代官坂を下ったところになにやらお洒落な店。
スター・ジュエリー・カフェ？　あぁ、ここだったのか。

ティファニーで朝食ならぬ、スター・ジュエリーで昼食を。
早速、入ります。

店内は洗練された雰囲気。
ショーケースに並んでいるのは、ジュエリーではなくチョコレート！

「クラムチャウダーのグラタン」（1200円）と、「アサイーのスムージー」（880円）を注文。

イトコのY姉さんがここでクラムチャウダーのグラタンを食べたと聞いてから、食べてみた～い！と思っていたんだけど、コスパ的にはムムム…。

スペースを持たせた店内は、気持ちよく過ごせる空間。
だけど、その分テーブルが少ないので待たされました。

空いていたらリベンジもありかな。
その時は、ランチより、お茶で利用したい。

カフェで順番を待っている間、落ち着いてググったら、目的のベーカリーが見つかりました。
店の名は「O to U（オー・ト・ウー）」。

早くに売り切れるとは知っていたけれど、お店のパンがすべて完売とは…。
テレビで紹介していたスペシャルなアンパンを食べてみたかったんだよね、残念！

オー・ト・ウーは、明治21年（1888年）創業の「ウチキパン」の少し先。
次回は、真っ先に行くとしよう。

ウチキパン グルメ・レストラン

なにやらアナウンスの声が聴こえてきました。
クラッシック・ジャパン・ラリー？
ゲートの先に行ってみると、わぁ、クラシック・カーだ！

1920年代から1973年までのクラシックカーが終結、3日間、520kmの距離を走るラリー。スピードではなく、技術力を競い合うんだそうです。
元町からスタートして、伊豆下田や箱根を走り、元町に戻って来るとこのと。
そんなラリー、日本で行われていたんだね～。

今まで知らなかった元町に触れることもできた1日となりました♪

元町ショッピングストリート 市場・商店街