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ミヤマキリシマの名所、阿蘇の仙酔峡で見頃を迎えたとの情報をキャッチしました。<br />どうしても行ってみたい…しかし、悪天候が続いて行くのが遅くなりました。<br />果たして無事見られたでしょうか?<br /><br />続いて阿蘇神社を参拝、赤牛料理を楽しみ、内牧温泉で立ち寄り湯、帰宅となりました。<br /><br />(2022/5/24公開).

霧の仙酔峡へミヤマキリシマを探しに ~カルデラプレートと阿蘇内牧温泉~

73いいね!

2022/05/14 - 2022/05/14

90位(同エリア1406件中)

Deco

Decoさん

この旅行記のスケジュール

2022/05/14

この旅行記スケジュールを元に

ミヤマキリシマの名所、阿蘇の仙酔峡で見頃を迎えたとの情報をキャッチしました。
どうしても行ってみたい…しかし、悪天候が続いて行くのが遅くなりました。
果たして無事見られたでしょうか?

続いて阿蘇神社を参拝、赤牛料理を楽しみ、内牧温泉で立ち寄り湯、帰宅となりました。

(2022/5/24公開).

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
グルメ
4.5
ショッピング
4.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩

PR

  • 長年Deco家は、筑後地方の自宅から大分・竹田市へ墓参りに行っています。その途中で必ず通るのが阿蘇。しかしながら、墓参りの通過点となっていました。<br />フォートラベラーの皆さんの旅行記を見て、遅まきながら九州有数の観光地であったことを認識したDeco、本日は阿蘇・仙酔峡へと向かいます。<br /><br />「仙酔峡」<br /><br />仙人が酔うような魅惑の土地なのでしょうか。長年気になっていた場所へ向かいます。途中、道の駅旭志(菊池市)で休憩します。

    長年Deco家は、筑後地方の自宅から大分・竹田市へ墓参りに行っています。その途中で必ず通るのが阿蘇。しかしながら、墓参りの通過点となっていました。
    フォートラベラーの皆さんの旅行記を見て、遅まきながら九州有数の観光地であったことを認識したDeco、本日は阿蘇・仙酔峡へと向かいます。

    「仙酔峡」

    仙人が酔うような魅惑の土地なのでしょうか。長年気になっていた場所へ向かいます。途中、道の駅旭志(菊池市)で休憩します。

    旭志村ふれあいセンター 道の駅

    旭志牛 by Decoさん
  • 前回訪れたときは開店前でしたが、今回は9時過ぎだったので、中に入ってみました。<br />物産館は地元の農産物、土産物、肉屋さんなどで構成。近隣の道の駅との交流もあり、植木産のすいかもありました。

    前回訪れたときは開店前でしたが、今回は9時過ぎだったので、中に入ってみました。
    物産館は地元の農産物、土産物、肉屋さんなどで構成。近隣の道の駅との交流もあり、植木産のすいかもありました。

  • この絵、どこかで見た記憶が…<br />そう、菊池温泉の笹乃屋に行ったときに館内で展示されていた絵と同じ作者の方のようです。ここも菊池市ですからね。

    この絵、どこかで見た記憶が…
    そう、菊池温泉の笹乃屋に行ったときに館内で展示されていた絵と同じ作者の方のようです。ここも菊池市ですからね。

  • こちらはお肉屋さん。旧旭志村は、阿蘇から続く鞍岳があります。畜産も盛んなようで、旭志牛は美味しいらしいです。

    こちらはお肉屋さん。旧旭志村は、阿蘇から続く鞍岳があります。畜産も盛んなようで、旭志牛は美味しいらしいです。

  • 御隣にはレストランもあって、旭志牛の料理が名物らしいのですが、さすがにこの時間はまだ開店前…。<br /><br />ゴールデンウィークは天候に恵まれましたが、その後は雨の日が多く、今日は久しぶりに晴れの予報…ですが、御覧の通りどんより曇り雲。仙酔峡、大丈夫かな…。

    御隣にはレストランもあって、旭志牛の料理が名物らしいのですが、さすがにこの時間はまだ開店前…。

    ゴールデンウィークは天候に恵まれましたが、その後は雨の日が多く、今日は久しぶりに晴れの予報…ですが、御覧の通りどんより曇り雲。仙酔峡、大丈夫かな…。

  • 道の駅旭志から阿蘇へは復興道路を経由します。熊本の大震災で国道57号の南阿蘇村~大津町付近が通れなくなり、国道の復旧とともに新たに整備された自動車専用道路。時間が大幅に短縮できました。<br /><br />この復興道路の途中、天候が怪しくなり雨も落ちてきましたが、外輪山下のトンネルを抜けて阿蘇に入ったら回復模様。ほっとしました。<br /><br />…で、次は道の駅阿蘇で休憩。仙酔峡到着前に一息つきます。<br />屋外コーナーでは地元産の野菜を販売。

    道の駅旭志から阿蘇へは復興道路を経由します。熊本の大震災で国道57号の南阿蘇村~大津町付近が通れなくなり、国道の復旧とともに新たに整備された自動車専用道路。時間が大幅に短縮できました。

    この復興道路の途中、天候が怪しくなり雨も落ちてきましたが、外輪山下のトンネルを抜けて阿蘇に入ったら回復模様。ほっとしました。

    …で、次は道の駅阿蘇で休憩。仙酔峡到着前に一息つきます。
    屋外コーナーでは地元産の野菜を販売。

    道の駅 阿蘇 道の駅

  • 阿蘇の野の花もありました。

    阿蘇の野の花もありました。

  • 物産館です。さすがに観光地、人は多かったのですが、あまり写り込まない場所から撮影。内部は土産物や加工品がメイン。観光案内コーナーもあります。

    物産館です。さすがに観光地、人は多かったのですが、あまり写り込まない場所から撮影。内部は土産物や加工品がメイン。観光案内コーナーもあります。

  • 館内の休憩室。購入した弁当などを食べることもできます。<br />道の駅阿蘇は、阿蘇市街地にあり、周囲のレストランを考慮して、中にはレストランは設けられていないようです。<br /><br />道の駅阿蘇はソフトクリームも人気で、食べてみたかったけど、昼ご飯のためにここは我慢…。

    館内の休憩室。購入した弁当などを食べることもできます。
    道の駅阿蘇は、阿蘇市街地にあり、周囲のレストランを考慮して、中にはレストランは設けられていないようです。

    道の駅阿蘇はソフトクリームも人気で、食べてみたかったけど、昼ご飯のためにここは我慢…。

  • こちらはトイレと情報コーナー。この近辺では道の駅大津と双璧の清潔なトイレです。自動ドアも非接触型。

    こちらはトイレと情報コーナー。この近辺では道の駅大津と双璧の清潔なトイレです。自動ドアも非接触型。

  • 道の駅阿蘇から国道57号を東に進むと仙酔峡入口があります。ここから右折して南の方へ登ります。<br />天候は回復気味でしたが、仙酔峡はかなり上ったところにあり、登山者用駐車場付近で濃霧に遭遇。実はDeco、昔阿蘇外輪山北側で濃霧に遭遇したことがあり、大変怖い思いをしたことがあるのです。<br />慎重に車を進めると、上に駐車場があります。結構たくさんの車がきています。登山客に、ミヤマキリシマを見に来た人も多いのでしょう。<br /><br />車を降りると気温が低いのがわかります。まずは、仙酔峡インフォメーションセンターを見学。

    道の駅阿蘇から国道57号を東に進むと仙酔峡入口があります。ここから右折して南の方へ登ります。
    天候は回復気味でしたが、仙酔峡はかなり上ったところにあり、登山者用駐車場付近で濃霧に遭遇。実はDeco、昔阿蘇外輪山北側で濃霧に遭遇したことがあり、大変怖い思いをしたことがあるのです。
    慎重に車を進めると、上に駐車場があります。結構たくさんの車がきています。登山客に、ミヤマキリシマを見に来た人も多いのでしょう。

    車を降りると気温が低いのがわかります。まずは、仙酔峡インフォメーションセンターを見学。

    仙酔峡 自然・景勝地

    阿蘇の自然 by Decoさん
  • 中には模型や写真の展示、モニターでの説明もあり。

    中には模型や写真の展示、モニターでの説明もあり。

  • 一画にはストーブもあり。阿蘇の山の中ですからね。

    一画にはストーブもあり。阿蘇の山の中ですからね。

  • インフォメーションセンターの左手には中岳への登山口。ミヤマキリシマももう終わりの雰囲気…。

    インフォメーションセンターの左手には中岳への登山口。ミヤマキリシマももう終わりの雰囲気…。

  • その左手には退避壕。

    その左手には退避壕。

  • インフォメーションセンターの反対側を見ると、霧の中にミヤマキリシマが見えます。<br />駐車したのがちょうどインフォメーションセンターの前あたり。ミヤマキリシマはその反対側にあったのです。到着時は霧が深くてよく見えませんでしたが、わずかな時間の間に霧が引いて見えるようになってきました。

    イチオシ

    地図を見る

    インフォメーションセンターの反対側を見ると、霧の中にミヤマキリシマが見えます。
    駐車したのがちょうどインフォメーションセンターの前あたり。ミヤマキリシマはその反対側にあったのです。到着時は霧が深くてよく見えませんでしたが、わずかな時間の間に霧が引いて見えるようになってきました。

    仙酔峡つつじ祭り 祭り・イベント

    5月ですが、重ね着できる服装としっかりした靴で by Decoさん
  • 火山ガスも出るようです。火口に近いのですね。

    火山ガスも出るようです。火口に近いのですね。

  • こちらの橋を渡り進みます。盛りは過ぎているようですが、まだ結構咲いているようです。

    こちらの橋を渡り進みます。盛りは過ぎているようですが、まだ結構咲いているようです。

  • 橋の右側(山側)には小さな滝が見えます。霧で少し白く写っています。

    橋の右側(山側)には小さな滝が見えます。霧で少し白く写っています。

  • こちらは左手(谷側)。上の写真のすぐ近くですが、こちらは霧が引いています。

    こちらは左手(谷側)。上の写真のすぐ近くですが、こちらは霧が引いています。

  • 橋を渡って見上げると、まだ霧が濃いです。でもけっこう多くの人がいます。デジイチを持った人も多数…。

    橋を渡って見上げると、まだ霧が濃いです。でもけっこう多くの人がいます。デジイチを持った人も多数…。

  • 接写してみました。

    イチオシ

    接写してみました。

  • 皆さん、上の方へ向かわれています。

    皆さん、上の方へ向かわれています。

  • 少し上がってきました。見おろすと、霧の中に建物らしきものが見えます。解体中の仙酔峡ロープウェイ乗場です。<br /><br />仙酔峡ロープウェイは、1964年九州産業交通(熊本のバス運営を中核とした会社)により設立されましたが、1979年阿蘇中岳の噴火により運休、その後第三セクターが運営しましたが、2010年にモーターの故障により運休。その後は再開されることなく、2016年の熊本大地震により被災。その後正式に運営の終了が決まり、現在撤去工事が行われています。利用客数において、草千里方面からアプローチする阿蘇ロープウェイに大きく差をつけられ、営業面でも苦戦していたようです。

    少し上がってきました。見おろすと、霧の中に建物らしきものが見えます。解体中の仙酔峡ロープウェイ乗場です。

    仙酔峡ロープウェイは、1964年九州産業交通(熊本のバス運営を中核とした会社)により設立されましたが、1979年阿蘇中岳の噴火により運休、その後第三セクターが運営しましたが、2010年にモーターの故障により運休。その後は再開されることなく、2016年の熊本大地震により被災。その後正式に運営の終了が決まり、現在撤去工事が行われています。利用客数において、草千里方面からアプローチする阿蘇ロープウェイに大きく差をつけられ、営業面でも苦戦していたようです。

  • 霧の中、ミヤマキリシマの花びらにも水滴がついていました。

    霧の中、ミヤマキリシマの花びらにも水滴がついていました。

  • 斜面に咲くミヤマキリシマ。

    斜面に咲くミヤマキリシマ。

  • まだまだ先はありますが、このあたりで引き返します。

    まだまだ先はありますが、このあたりで引き返します。

  • 咲き誇るミヤマキリシマ。

    咲き誇るミヤマキリシマ。

  • だいぶ上ってきたのがおわかりいただけると思います。仙酔峡ロープウェイの駅には、レストランや売店もあったそうです。現在は駐車場にトイレとビジターセンターのみ。ちょっと寂しいです。<br />この日は五月半ばとはいえ、仙酔峡はちょっと肌寒く、建物の中で温まったり、熱い飲み物が欲しい人もいたかも知れません。

    だいぶ上ってきたのがおわかりいただけると思います。仙酔峡ロープウェイの駅には、レストランや売店もあったそうです。現在は駐車場にトイレとビジターセンターのみ。ちょっと寂しいです。
    この日は五月半ばとはいえ、仙酔峡はちょっと肌寒く、建物の中で温まったり、熱い飲み物が欲しい人もいたかも知れません。

  • インフォメーションーセンターと中岳への登山道付近。阿蘇の自然の厳しさを感じます。真ん中のコンクリートはロープウェイの支柱です。

    インフォメーションーセンターと中岳への登山道付近。阿蘇の自然の厳しさを感じます。真ん中のコンクリートはロープウェイの支柱です。

  • 厳しい自然の中、可憐な花を咲かせるミヤマキリシマ。

    厳しい自然の中、可憐な花を咲かせるミヤマキリシマ。

  • 遥か下には阿蘇の町も見えました。右下の建物は仏舎利塔とお寺です。<br />こちらは1967年に落慶。お寺(塔の右側の建物)は日本山妙法寺の本堂(道場)ということですが、2015年の中岳噴火とその翌年の地震により被災。本堂の背面は破損しているようで、現在は使われていないようです。仏舎利塔では近年復興祈願法要も行われた…とのことです。<br />ちょっとネットで調べてみたら、日本山妙法寺は法華宗系の宗教団体(日蓮宗系ということでしょうか)で、藤井日達によって始められたそうです。藤井日達は平和運動を展開して各地に仏舎利塔を建立したとのことです。ここ阿蘇市一の宮町は藤井の生地であり、この地にも塔を建立したということではないかと思います。<br /><br />駐車場に戻り、仙酔峡から阿蘇の町へ下ります。

    遥か下には阿蘇の町も見えました。右下の建物は仏舎利塔とお寺です。
    こちらは1967年に落慶。お寺(塔の右側の建物)は日本山妙法寺の本堂(道場)ということですが、2015年の中岳噴火とその翌年の地震により被災。本堂の背面は破損しているようで、現在は使われていないようです。仏舎利塔では近年復興祈願法要も行われた…とのことです。
    ちょっとネットで調べてみたら、日本山妙法寺は法華宗系の宗教団体(日蓮宗系ということでしょうか)で、藤井日達によって始められたそうです。藤井日達は平和運動を展開して各地に仏舎利塔を建立したとのことです。ここ阿蘇市一の宮町は藤井の生地であり、この地にも塔を建立したということではないかと思います。

    駐車場に戻り、仙酔峡から阿蘇の町へ下ります。

  • 仙酔峡から下ってJR豊肥線を越えて、阿蘇神社へ。<br />第一駐車場に停めて、まずは門へ。<br />阿蘇神社は2016年の熊本大震災で大きな被害を受けました。あれから6年。多くの建物は補修・再建されましあが、楼門と正殿だけはまだ修復中。御覧のように建物で覆われて再建されています。覆いの建物には在りし日の門の姿が描かれていました。

    仙酔峡から下ってJR豊肥線を越えて、阿蘇神社へ。
    第一駐車場に停めて、まずは門へ。
    阿蘇神社は2016年の熊本大震災で大きな被害を受けました。あれから6年。多くの建物は補修・再建されましあが、楼門と正殿だけはまだ修復中。御覧のように建物で覆われて再建されています。覆いの建物には在りし日の門の姿が描かれていました。

    阿蘇神社 寺・神社・教会

    楼門と鳥居以外はほぼ修復済でした by Decoさん
  • 側面から見た楼門を覆う建物。巨大です。<br /><br />阿蘇市の阿蘇神社は全国に450社ある阿蘇神社の総本社。肥後国一宮です。<br />第七代孝霊天皇の時代、健磐龍命(神武天皇の皇子)の子で、のちに初代阿蘇国造となる速瓶玉命が両親を祀ったことに始まるそうです。神話の時代にさかのぼりますが、始まりは多分古墳時代。恐らく熊本県(肥後国)でも最古級、全国的に見ても非常に古い歴史がある神社です。<br />速瓶玉命の子孫は後に阿蘇氏を名乗りますが、大化の改新の頃に消息がわからなくなります。変わって、神官の家系であった同祖の宇治氏が阿蘇氏となり、現代に至っています。宇治氏も速瓶玉命の子孫というこかと思われます(京都の宇治から来たともいわれています)ので、非常に古い時期から天皇家から分岐した家系です。<br />また神話の世界になりますが、神の子孫ということにもなります。この点、出雲大社と同様の面もあります。<br />阿蘇氏は後の武家化して、肥後国有数の武家となり阿蘇一帯に勢力を振るいます。熊本北部の菊池氏や人吉地方の相良氏と複雑な関係を持ちますが、戦国時代には豊後の大友氏と結びますが、島津氏に敗れて戦国大名としての歴史を閉じます。が、豊臣秀吉により阿蘇神社宮司の地位を認められ、今日に至るまで神話の時代からの歴史と信仰を伝えています。

    側面から見た楼門を覆う建物。巨大です。

    阿蘇市の阿蘇神社は全国に450社ある阿蘇神社の総本社。肥後国一宮です。
    第七代孝霊天皇の時代、健磐龍命(神武天皇の皇子)の子で、のちに初代阿蘇国造となる速瓶玉命が両親を祀ったことに始まるそうです。神話の時代にさかのぼりますが、始まりは多分古墳時代。恐らく熊本県(肥後国)でも最古級、全国的に見ても非常に古い歴史がある神社です。
    速瓶玉命の子孫は後に阿蘇氏を名乗りますが、大化の改新の頃に消息がわからなくなります。変わって、神官の家系であった同祖の宇治氏が阿蘇氏となり、現代に至っています。宇治氏も速瓶玉命の子孫というこかと思われます(京都の宇治から来たともいわれています)ので、非常に古い時期から天皇家から分岐した家系です。
    また神話の世界になりますが、神の子孫ということにもなります。この点、出雲大社と同様の面もあります。
    阿蘇氏は後の武家化して、肥後国有数の武家となり阿蘇一帯に勢力を振るいます。熊本北部の菊池氏や人吉地方の相良氏と複雑な関係を持ちますが、戦国時代には豊後の大友氏と結びますが、島津氏に敗れて戦国大名としての歴史を閉じます。が、豊臣秀吉により阿蘇神社宮司の地位を認められ、今日に至るまで神話の時代からの歴史と信仰を伝えています。

  • 楼門の建物に掲げてあった写真です。被災前後の様子、修復中の様子などがわかります。<br />(この写真では正殿は修復中とありますが、2022年5月の時点では修復済のようです)

    楼門の建物に掲げてあった写真です。被災前後の様子、修復中の様子などがわかります。
    (この写真では正殿は修復中とありますが、2022年5月の時点では修復済のようです)

  • こちらは駐車場と参道の間にある一の神陵。お墓でしょうか?

    こちらは駐車場と参道の間にある一の神陵。お墓でしょうか?

  • 一の神陵の前の池には鯉も泳いでいました。湧水が多い阿蘇、ここもきれいな水なのでしょう。

    一の神陵の前の池には鯉も泳いでいました。湧水が多い阿蘇、ここもきれいな水なのでしょう。

  • 楼門の前には銘水神の水がありましたが、さすがに水汲みはできない雰囲気でした。

    楼門の前には銘水神の水がありましたが、さすがに水汲みはできない雰囲気でした。

  • 阿蘇神社は珍しい横参道。一般的には参道の先に本殿がありますが、阿蘇神社では楼門と並行するような形で参道があります。

    阿蘇神社は珍しい横参道。一般的には参道の先に本殿がありますが、阿蘇神社では楼門と並行するような形で参道があります。

  • 阿蘇神社の案内図です。本来は楼門から入るのでしょうが、修復中のために順路に沿って右側から入ります。

    阿蘇神社の案内図です。本来は楼門から入るのでしょうが、修復中のために順路に沿って右側から入ります。

  • 楼門の右側から入ります。<br />阿蘇神社は中央に拝殿があり、その奥に、右手から二の神殿、三の神殿、一の神殿があります。いずれも国重要文化財。地震で被害を受けましたが元の姿に戻っています。こちらは二の神殿でしょうか。

    楼門の右側から入ります。
    阿蘇神社は中央に拝殿があり、その奥に、右手から二の神殿、三の神殿、一の神殿があります。いずれも国重要文化財。地震で被害を受けましたが元の姿に戻っています。こちらは二の神殿でしょうか。

  • 本殿の右手には、願かけ石や

    本殿の右手には、願かけ石や

  • えんむすびの松(高砂の松)があります。この松は、謡曲「高砂」で謡われた松のようです。

    えんむすびの松(高砂の松)があります。この松は、謡曲「高砂」で謡われた松のようです。

    阿蘇神社 高砂の松 名所・史跡

    謡曲「高砂」ゆかりの松 by Decoさん
  • 本殿前、皆さん、かなり礼儀正しくお参りされてて、物見遊山気分のDecoは押され気味…

    本殿前、皆さん、かなり礼儀正しくお参りされてて、物見遊山気分のDecoは押され気味…

  • 拝殿付近も、このように横方向に長くなっています。

    拝殿付近も、このように横方向に長くなっています。

  • 拝殿の左側から、中を見てみました。奥に見えるのは一の神殿化と思います。

    拝殿の左側から、中を見てみました。奥に見えるのは一の神殿化と思います。

  • こちらではお守りなどが販売されていました。Decoもお神酒と健脚守なるものを購入。

    こちらではお守りなどが販売されていました。Decoもお神酒と健脚守なるものを購入。

  • 正殿の左手に進みます。奥に見えるのは一の神殿かと思います。

    正殿の左手に進みます。奥に見えるのは一の神殿かと思います。

  • 山王社・庚申社。拝殿の左手にあります。<br />熊本大地震から着実に復興している阿蘇神社。<br />未修復は楼門と鳥居の一つだけのようです。楼門が修復されたら、また違った姿を見られることと思います。そのとき、また再訪したいと思います。<br /><br />これにて、阿蘇神社参拝を終了です。

    山王社・庚申社。拝殿の左手にあります。
    熊本大地震から着実に復興している阿蘇神社。
    未修復は楼門と鳥居の一つだけのようです。楼門が修復されたら、また違った姿を見られることと思います。そのとき、また再訪したいと思います。

    これにて、阿蘇神社参拝を終了です。

  • そろそろ12時近く。こちらは第二駐車場の先にある商店街。赤牛丼など多くの食事処があるようです。良さげな雰囲気でしたが、今回は宮地駅前に行ってみたい店があり、時間も迫っていたので奥にはいきませんでした。<br />また次回訪れてみたいと思います。<br /><br />*阿蘇神社の駐車場は、参道前に第一駐車場(きれいなトイレあり)があり、二の神殿側に第二駐車場があります。第二にはスロープも設置されています。また門前町の商店街もすぐ先にあるので、参拝+食事買物をする方は第二の方が良いかも知れません。また、第一の道路の向かいには市営の有料駐車場もあります。<br />尚、訪れたときは駐車場は無料でしたが、2022年5月23日よりゲート式の有料になるそうです。

    そろそろ12時近く。こちらは第二駐車場の先にある商店街。赤牛丼など多くの食事処があるようです。良さげな雰囲気でしたが、今回は宮地駅前に行ってみたい店があり、時間も迫っていたので奥にはいきませんでした。
    また次回訪れてみたいと思います。

    *阿蘇神社の駐車場は、参道前に第一駐車場(きれいなトイレあり)があり、二の神殿側に第二駐車場があります。第二にはスロープも設置されています。また門前町の商店街もすぐ先にあるので、参拝+食事買物をする方は第二の方が良いかも知れません。また、第一の道路の向かいには市営の有料駐車場もあります。
    尚、訪れたときは駐車場は無料でしたが、2022年5月23日よりゲート式の有料になるそうです。

    阿蘇神社門前町 市場・商店街

  • ランチにやってきたのは宮地駅前の「まかない家MATSU」です。<br />阿蘇といえば赤牛丼を始めとする肉料理。<br />ここ、まかない家MATSUでは、赤牛丼をアレンジした「カルデラプレート」なるものもあるそうです。<br />写真は駐車場にあった看板。ここの駐車場は、宮地駅から阿蘇神社方面に向かう道路を挟んで向かい側にあります。すぐ近くですが、店の方がお客さんに丁寧に確認されていました。間違えて他の場所に停めてしまう人が多いのかも。

    ランチにやってきたのは宮地駅前の「まかない家MATSU」です。
    阿蘇といえば赤牛丼を始めとする肉料理。
    ここ、まかない家MATSUでは、赤牛丼をアレンジした「カルデラプレート」なるものもあるそうです。
    写真は駐車場にあった看板。ここの駐車場は、宮地駅から阿蘇神社方面に向かう道路を挟んで向かい側にあります。すぐ近くですが、店の方がお客さんに丁寧に確認されていました。間違えて他の場所に停めてしまう人が多いのかも。

    まかない家 matsu グルメ・レストラン

    カルデラプレート by Decoさん
  • 国道に面して入口があります。

    国道に面して入口があります。

  • 入ると、土間があります。駅前の古い商店をリノベーションして食事処にしたのではないかと思います。

    入ると、土間があります。駅前の古い商店をリノベーションして食事処にしたのではないかと思います。

  • 入口で靴を脱ぎます。感染対策には気を使っている模様。<br />中の席ですが、カーテンやアクリル板でしっかり区切られていました。椅子席は主ですが、座卓の席(ファミリー客がお食事されてました)や個室風の掘りごたつ席もあって、用途に合わせて使えるようです。

    入口で靴を脱ぎます。感染対策には気を使っている模様。
    中の席ですが、カーテンやアクリル板でしっかり区切られていました。椅子席は主ですが、座卓の席(ファミリー客がお食事されてました)や個室風の掘りごたつ席もあって、用途に合わせて使えるようです。

  • わざわざ阿蘇まで来たので、赤牛料理をオーダー。<br />写真右の、~阿蘇のめぐみ~カルデラプレートと、赤牛膳にします。<br /><br />私は、旅行に関しては本来あまりグルメではありません。でも、フォートラを始めて皆さんが各地の美味しい料理を撮影されているのを見て、私も及ばずながらも少し楽しんでみようかな、と思うようになりました。せっかくお出かけしたのだから、ご当地の名物は食べてみなきゃ、と。旅行脳・写真脳に加えて、グルメ脳はどこまで開発されるか…予算の関係もありますが(汗)。

    わざわざ阿蘇まで来たので、赤牛料理をオーダー。
    写真右の、~阿蘇のめぐみ~カルデラプレートと、赤牛膳にします。

    私は、旅行に関しては本来あまりグルメではありません。でも、フォートラを始めて皆さんが各地の美味しい料理を撮影されているのを見て、私も及ばずながらも少し楽しんでみようかな、と思うようになりました。せっかくお出かけしたのだから、ご当地の名物は食べてみなきゃ、と。旅行脳・写真脳に加えて、グルメ脳はどこまで開発されるか…予算の関係もありますが(汗)。

  • こちらはランチメニュー。写真上半分は、850円の中華ランチ。その他ハンバーグやエビチリなどは1100から1500円くらい。予算やそのときのお腹のすき具合などにあわせて選べます。<br /><br />レトロなカフェ風のインテリアもあって、客層はやや若めのようでした。

    こちらはランチメニュー。写真上半分は、850円の中華ランチ。その他ハンバーグやエビチリなどは1100から1500円くらい。予算やそのときのお腹のすき具合などにあわせて選べます。

    レトロなカフェ風のインテリアもあって、客層はやや若めのようでした。

  • こちらは~阿蘇のめぐみ~カルデラプレートです。

    イチオシ

    こちらは~阿蘇のめぐみ~カルデラプレートです。

  • スタッフの方から、まずお肉を少し食べて赤牛を味わい、その後デミグラスソースを周囲にかけてくださいとのこと。<br />ソースは濃厚ながらも酸味もあって食が進みました。

    スタッフの方から、まずお肉を少し食べて赤牛を味わい、その後デミグラスソースを周囲にかけてくださいとのこと。
    ソースは濃厚ながらも酸味もあって食が進みました。

  • 途中、真ん中の黄色い部分を食べてみると…中にはトマトが(黄色い部分はチーズだったようです)。これは溶岩をイメージしているのでしょうね。<br /><br />*2019年にまかない家MATSUを訪れたおかめ亭ちゃぴ丸さんの口コミでは「カルデラ丼」というメニューがあったようです。これも赤牛丼をアレンジしたような料理で、ご飯が阿蘇名物高菜飯、真ん中に玉子が載っていたそうです。カルデラプレートの源流かもしれません。こちらも美味しそうで食べてみたかった!<br />おかめ亭ちゃぴ丸さんの口コミ↓<br />https://4travel.jp/dm_shisetsu_tips/13198269

    途中、真ん中の黄色い部分を食べてみると…中にはトマトが(黄色い部分はチーズだったようです)。これは溶岩をイメージしているのでしょうね。

    *2019年にまかない家MATSUを訪れたおかめ亭ちゃぴ丸さんの口コミでは「カルデラ丼」というメニューがあったようです。これも赤牛丼をアレンジしたような料理で、ご飯が阿蘇名物高菜飯、真ん中に玉子が載っていたそうです。カルデラプレートの源流かもしれません。こちらも美味しそうで食べてみたかった!
    おかめ亭ちゃぴ丸さんの口コミ↓
    https://4travel.jp/dm_shisetsu_tips/13198269

  • こちらは赤牛膳。オーソドックスな味わい。肉にワサビを付けていただきます。

    こちらは赤牛膳。オーソドックスな味わい。肉にワサビを付けていただきます。

  • お肉部分を激写。こちらも美味しかったです。

    お肉部分を激写。こちらも美味しかったです。

  • プラス100円でコーヒー付にしてもらいました(850円のランチも同様に付けらるようです)。<br /><br />帰りがけにスタッフの方とお話しました。「お肉が柔らかくて美味しかった!」と話すと、「部位や仕入れ先には気を使っています」とのお答え。お肉には自信があるようです。また厨房もちらっと見えましたが、料理の方が洋食の割烹着をきちんと着られているのが見えて、ちゃんとしたところで修行されたのではないかと思える料理でした。<br />多分、850円のランチも十分に美味しいのではないかと思います。<br />阿蘇の赤牛料理を堪能しました。美味しかった!

    プラス100円でコーヒー付にしてもらいました(850円のランチも同様に付けらるようです)。

    帰りがけにスタッフの方とお話しました。「お肉が柔らかくて美味しかった!」と話すと、「部位や仕入れ先には気を使っています」とのお答え。お肉には自信があるようです。また厨房もちらっと見えましたが、料理の方が洋食の割烹着をきちんと着られているのが見えて、ちゃんとしたところで修行されたのではないかと思える料理でした。
    多分、850円のランチも十分に美味しいのではないかと思います。
    阿蘇の赤牛料理を堪能しました。美味しかった!

  • 入口横にはかわいいオブジェ。<br />全体的に内装やインテリアは、レトロ感のある、いまどきのカフェ風な感じでした。

    入口横にはかわいいオブジェ。
    全体的に内装やインテリアは、レトロ感のある、いまどきのカフェ風な感じでした。

  • 仙酔峡(ミヤマキリシマ)、阿蘇神社、まかない家MATSU(赤牛料理)ときて、最後のメインの訪問地は、阿蘇内牧温泉・湯の宿入船で立ち寄り湯です。<br />阿蘇神社や、まかない家MATSUがある宮地駅近辺は、阿蘇カルデラの東寄りにありますが、内牧温泉は西寄りの場所にあります。移動時間は車で約10分程。でも車だからこその移動時間で、これが公共の交通機関だったら結構かかると思います。特に内牧温泉は駅から離れていますし。

    仙酔峡(ミヤマキリシマ)、阿蘇神社、まかない家MATSU(赤牛料理)ときて、最後のメインの訪問地は、阿蘇内牧温泉・湯の宿入船で立ち寄り湯です。
    阿蘇神社や、まかない家MATSUがある宮地駅近辺は、阿蘇カルデラの東寄りにありますが、内牧温泉は西寄りの場所にあります。移動時間は車で約10分程。でも車だからこその移動時間で、これが公共の交通機関だったら結構かかると思います。特に内牧温泉は駅から離れていますし。

    阿蘇内牧温泉 湯の宿 入船 宿・ホテル

    良いお湯でした! by Decoさん
  • 湯の宿入船は小規模な旅館。二階建てですが、左右に長く広がっていて、こちらは宿泊の入口と客室のようです。<br /><br />内牧温泉は阿蘇カルデラの西北部にあります。のどかな田園地帯ですが、それなりに住宅や店舗、スーパーに公共施設や公園などもあって、穏やかな田園都市のような雰囲気です。<br />周辺からは北側外輪山や阿蘇五岳も見えますが、南阿蘇に比べて穏やかな風景に思えます。<br /><br />阿蘇カルデラ内の温泉施設、住所によってそれぞれの温泉組合に加盟しているようで、内牧温泉は阿蘇市なので、阿蘇観光温泉旅館協同組合に加盟しています(もう一つは、地獄温泉などの南阿蘇村温泉旅館組合)。<br />

    湯の宿入船は小規模な旅館。二階建てですが、左右に長く広がっていて、こちらは宿泊の入口と客室のようです。

    内牧温泉は阿蘇カルデラの西北部にあります。のどかな田園地帯ですが、それなりに住宅や店舗、スーパーに公共施設や公園などもあって、穏やかな田園都市のような雰囲気です。
    周辺からは北側外輪山や阿蘇五岳も見えますが、南阿蘇に比べて穏やかな風景に思えます。

    阿蘇カルデラ内の温泉施設、住所によってそれぞれの温泉組合に加盟しているようで、内牧温泉は阿蘇市なので、阿蘇観光温泉旅館協同組合に加盟しています(もう一つは、地獄温泉などの南阿蘇村温泉旅館組合)。

  • こちらが立ち寄り湯の入口。<br /><br />湯の宿入船に立ち寄ったのは、まず二種類の異なる泉質の源泉を持っていること。内牧温泉は豊富な湯量を誇り、その大部分が源泉かけ流しのようですが、入船も源泉かけ流しです。<br />また、13時から利用できるのも選んだ理由です。旅館の場合、立ち寄り湯の時間や曜日を限定している施設も多く、利用に際して温泉協同組合の公式サイトなどで確認しておいた方が良いと思います。<br /><br />内牧温泉は町湯も数か所あり、安い料金でローカルな雰囲気を楽しむこともできますし、最近はミストサウナや露天のある立ち寄り湯もできたそうです(湯楽)。

    こちらが立ち寄り湯の入口。

    湯の宿入船に立ち寄ったのは、まず二種類の異なる泉質の源泉を持っていること。内牧温泉は豊富な湯量を誇り、その大部分が源泉かけ流しのようですが、入船も源泉かけ流しです。
    また、13時から利用できるのも選んだ理由です。旅館の場合、立ち寄り湯の時間や曜日を限定している施設も多く、利用に際して温泉協同組合の公式サイトなどで確認しておいた方が良いと思います。

    内牧温泉は町湯も数か所あり、安い料金でローカルな雰囲気を楽しむこともできますし、最近はミストサウナや露天のある立ち寄り湯もできたそうです(湯楽)。

  • ロビーはそれほど広くなく、人もいたので撮影しずらい雰囲気だったので…いきなり脱衣室の写真です。このときは私一人だったので撮影。古民家風の内装です。<br /><br />尚、脱衣室には籠のみです。ロビーにやや小さめの10円ロッカーがあるので、貴重品はこちらに入れました。

    ロビーはそれほど広くなく、人もいたので撮影しずらい雰囲気だったので…いきなり脱衣室の写真です。このときは私一人だったので撮影。古民家風の内装です。

    尚、脱衣室には籠のみです。ロビーにやや小さめの10円ロッカーがあるので、貴重品はこちらに入れました。

  • 内湯は絶え間なく人がいたので写真はありませんが、お湯が注がれる小さ目の岩風呂に、そこから流れ出る大きめの岩風呂の、二つの浴槽がありました。適温~やや熱め。使用されている岩は、ヒマラヤ産の遠赤外線を出す石ということでした。<br /><br />こちらは露天風呂。大浴場は日替わりだそうですが、こちらは幾何学模様のような形の浴槽があります。こちらはぬる湯で長風呂好きには嬉しい湯温です。<br />奥に見える龍の頭が見えるお風呂(ドラゴン風呂)は岩をくり抜いたような浴槽でした。<br /><br />入船の源泉は二つありますが、露天の広い浴槽と内湯は中性単純温泉。中性単純温泉というと、個性に乏しいように思えますが、こちらのお湯は金属の匂いがして、色もほんのり青みがかっていて、とても単純温泉とは思えません。効能ありそうです。<br />露天のドラゴン風呂(と、もう一つの露天の寝湯)はナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩泉。無味無臭です。

    内湯は絶え間なく人がいたので写真はありませんが、お湯が注がれる小さ目の岩風呂に、そこから流れ出る大きめの岩風呂の、二つの浴槽がありました。適温~やや熱め。使用されている岩は、ヒマラヤ産の遠赤外線を出す石ということでした。

    こちらは露天風呂。大浴場は日替わりだそうですが、こちらは幾何学模様のような形の浴槽があります。こちらはぬる湯で長風呂好きには嬉しい湯温です。
    奥に見える龍の頭が見えるお風呂(ドラゴン風呂)は岩をくり抜いたような浴槽でした。

    入船の源泉は二つありますが、露天の広い浴槽と内湯は中性単純温泉。中性単純温泉というと、個性に乏しいように思えますが、こちらのお湯は金属の匂いがして、色もほんのり青みがかっていて、とても単純温泉とは思えません。効能ありそうです。
    露天のドラゴン風呂(と、もう一つの露天の寝湯)はナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩泉。無味無臭です。

  • 源泉かけ流し。緑の植栽が心地よいです。

    源泉かけ流し。緑の植栽が心地よいです。

  • こちらはちょっとわかりにくいけど…露天の一画には石を積んで屋根を載せた部分があって、洞窟というのか、石室の中にいるような不思議な雰囲気でした…ただ、私が露天にいた間、ここに入る人はいませんでした…<br /><br />私Decoは、このところ肩痛に悩まされていますが、入船さんのお湯にはいって、心なしか痛みが軽くなったような気がします。良いお湯でした!

    こちらはちょっとわかりにくいけど…露天の一画には石を積んで屋根を載せた部分があって、洞窟というのか、石室の中にいるような不思議な雰囲気でした…ただ、私が露天にいた間、ここに入る人はいませんでした…

    私Decoは、このところ肩痛に悩まされていますが、入船さんのお湯にはいって、心なしか痛みが軽くなったような気がします。良いお湯でした!

  • 入船のお湯を堪能し、駐車場へ戻りますが、建物の前に説明がありました。<br />湯の宿入船は、今ではお洒落でセンスの良い旅館となっていますが、立ち寄り湯から始まったそうで、大浴場の中でも地元の方々に親しまれている雰囲気が伝わってきました。<br />温泉は自噴! 素晴らしい!<br />元々は立ち寄り湯だったこともあり、内牧温泉公衆浴場湯めぐりマップにも記載されているようです。

    入船のお湯を堪能し、駐車場へ戻りますが、建物の前に説明がありました。
    湯の宿入船は、今ではお洒落でセンスの良い旅館となっていますが、立ち寄り湯から始まったそうで、大浴場の中でも地元の方々に親しまれている雰囲気が伝わってきました。
    温泉は自噴! 素晴らしい!
    元々は立ち寄り湯だったこともあり、内牧温泉公衆浴場湯めぐりマップにも記載されているようです。

  • 駐車場の一角には囲炉裏もありました。<br />これにて、内牧温泉と阿蘇の地を後にします。

    駐車場の一角には囲炉裏もありました。
    これにて、内牧温泉と阿蘇の地を後にします。

  • 帰宅途中、菊池市のコッコファームに立ち寄ります。この施設は以前から気になっていましたが、初めて立ち寄りました。道の駅のような施設で、物産館、レストラン、ベーカリー棟から成っています。内部の写真撮影は禁止でしたが、物産館は農産物の直売、弁当総菜、土産物、スイーツなどを販売。とてもお洒落な雰囲気でした。コッコファームというだけあって、卵やそれを利用した総菜などがたくさん! 土曜ということもあり、多くのお客さんで賑わっていました。<br />このとき午後四時前でしたが、総菜の半額セールが始まり、割引に弱いDeco一家、夕食用にだし巻き卵や、おにぎり、ゆで卵などを購入…<br /><br />この後筑後の自宅へ戻りますが、途中ショートカットで近道を試みるも、工事中で逆に大廻するというアクシデントに。でも何とか日のあるうちに帰宅できました。<br /><br />最後まで御覧いただき、ありがとうございました。

    帰宅途中、菊池市のコッコファームに立ち寄ります。この施設は以前から気になっていましたが、初めて立ち寄りました。道の駅のような施設で、物産館、レストラン、ベーカリー棟から成っています。内部の写真撮影は禁止でしたが、物産館は農産物の直売、弁当総菜、土産物、スイーツなどを販売。とてもお洒落な雰囲気でした。コッコファームというだけあって、卵やそれを利用した総菜などがたくさん! 土曜ということもあり、多くのお客さんで賑わっていました。
    このとき午後四時前でしたが、総菜の半額セールが始まり、割引に弱いDeco一家、夕食用にだし巻き卵や、おにぎり、ゆで卵などを購入…

    この後筑後の自宅へ戻りますが、途中ショートカットで近道を試みるも、工事中で逆に大廻するというアクシデントに。でも何とか日のあるうちに帰宅できました。

    最後まで御覧いただき、ありがとうございました。

    コッコファームたまご庵物産館 グルメ・レストラン

    たまご製品が豊富です by Decoさん
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この旅行記へのコメント (8)

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  • ポテのお散歩さん 2022/05/25 10:21:28
    阿蘇の自然とミヤマキリシマ
    Decoさん こんにちは。

    Decoさんの旅行記は目的地までの案内も詳しいので、Googleマップと
    照らし合わせて 印を付けながら拝見しています。 
    実際に その印た所へ幾つ行けるかが問題(^-^;

    仙酔峡をマップで見た時ロープウェイもあったので、乗りたいなぁ。。。
    と思ったのですが、残念ながら解体中なのですね。
    ロープウェイから見下ろしたミヤマキリシマの群生は見事だったでしょうね。
    霧に霞んだミヤマキリシマは、自然の中で咲く強さと美しさを感じます。

    阿蘇神社の拝殿は厳かな雰囲気が漂っています。
    この神社も、阿蘇と共に歴史を刻んできたのですね。
    修復された真新しい建物も、その長い歴史の中の一つの出来事で
    新たに時を刻む毎に荘厳さが増していくのでしょうね。
    この地も阿蘇の恵みの湧水が点在しているのですね。
    日本は火山国ゆえに地震に苦しめられますが、美しい水が湧く
    恩恵も受けているんですね。
    その土地に住んでいる方々の強さも感じます。

    『まかない家MATSU』さん。
    どなたかの情報で、いつか訪れたい店としてマップに印がしてありました♪
    『~阿蘇のめぐみ~カルデラプレート』、美味しそうです~。

    Decoさんの『立ち寄り湯&道の駅』を辿りながら温泉巡りをしてみたいです!

      ポテ

    Deco

    Decoさん からの返信 2022/05/25 15:17:59
    Re: 阿蘇の自然とミヤマキリシマ
    ポテさん、こんにちは。

    私の旅行記、今は車での旅がほとんどになっていて、どの道で行くか、どこで休憩するかが重要になります。私も試行錯誤、失敗も多い(今回も帰りに近道しようとして失敗)のですが、それも含めて参考にしていただければ嬉しいです。

    仙酔峡ロープウェイ、私も乗りたかった~(^^ゞ
    でも、十年以上前に運行停止していたそうで。西側のロープウェイとの競合は厳しかったようです。しかも利用客のほとんどがミヤマキリシマのシーズンだったとかで、営業的には厳しかったのでしょうね。

    地震にしても、火山にしても、日本は災害と隣り合わせ。でもその自然の中で人間は生きてきたのですよね。考えてみれば、温泉は火山の賜物。内牧は湯量豊富で泉質も良く、素晴らしい温泉でした。
    ポテさんの雲仙方面の旅行記も、参考にさせていただいています。これからもよろしくお願いいたします(#^^#)
                             Deco
  • フォートラベルユーザーさん 2022/05/25 06:57:19
    霧が煙る、仙酔峡。
    おはようございます!Decoさん!!

    九州の4トラベラーさん達の、
    深山霧島(ミヤマキリシマ)のお写真
    たくさん見られてうれしいです!
    Decoさんのお写真、ミヤマキリシマ
    という名前にふさわしい幻想的な景色!

    阿蘇に行った時
    阿蘇神社に行きたいと
    思っていたのですが、長期間、
    地震被害ため、修復の最中であると聞きまして
    涙を飲みました(;´Д⊂)
    これも見ることが出来まして感無量です!

    赤牛、豪快なビジュアル!!
    どうせ頂くなら、これくらいガッツリ!
    いきたいですよね\(^_^)/美味しいに違いない!

    最後は温泉でしめる!お肌ツルツル、
    いつもながら完璧なお出掛けですわね☆
    ありがとうございました!!

    コトラマダム

    Deco

    Decoさん からの返信 2022/05/25 14:25:38
    Re: 霧が煙る、仙酔峡。
    マダム、こんにちは。

    私のミヤマキリシマの写真、おごじょさんの後だったので出しにくかった…(^^ゞ おごじょさんの雲仙は花の咲き具合もよろしく、写真もきれい。こちらは写真の腕に問題ありで、ちょっと遅かったみたいで。
    でも、霧に濡れたミヤマキリシマは瑞々しく、生命の息吹を感じました。

    阿蘇神社、だいぶ修復されてますが、やっぱり楼門が復活してこその姿かと思いました。修復されたら、マダムもまたいらしてくださいね。

    私が住んでる場所の近くでも、良い温泉はたくさんあります。でも、阿蘇(や雲仙や九重)など火山の近くに行くとまた違った良さがあるように思います。内牧は温泉地としてはあまり派手なイメージはありませんが、入ってみて、泉質・お湯の使い方共に素晴らしい温泉だと実感しました。
    赤牛、美味しかったです。やっぱり阿蘇に行ったら赤牛ですね!(^^)!
                                Deco
  • さつまおごじょさん 2022/05/25 02:38:34
    赤牛!
    おでこちゃん、こんばんは♪

    まずは、おでこちゃんが仙酔峡がお初だった事にびっくりでした(笑)
    私は、仙酔峡は去年のGWに行ったのですがまだ咲き始めでした。
    霧の中のミヤマキリシマは、幻想的ですね。
    それに酔って千鳥足で歩く仙人の姿を想像しています(笑)
    今回はご家族も一緒に散策されましたか?
    仙酔峡も駐車場から花が見えているので、『行かん。ひとりで行って来い!』って言われたおでこちゃんが、ひとりで散策する姿が目に浮かびます(大笑)

    阿蘇と言えば赤牛ですね。
    一度食べてみたくて、去年の秋に飲食店を回って持ち帰り(母がいるので)ができないか聞いてみたけど、どこも断られました。
    麓に降りてから、ようやく1件だけ持ち帰りできるお店があって、とくかく早く食べるように念をおされました。帰って食べたら肉がちょっと固くなっていました。
    リベンジはカルデラプレートで決まりです(*^-^*)

    ありがとうございました(^_-)-☆

    Deco

    Decoさん からの返信 2022/05/25 14:17:37
    Re: 赤牛!
    さつまおごじょさん、こんにちは。

    仙酔峡、下の57号は何度も通っていたのですが、墓参りの途中でずっとスルーしていました。ちなみに大観峰も長らく立ち寄ったことがありませんでした(^^ゞ
    ミヤマキリシマ散策は、私もちと大げさに書いている面もありますが、大体はおごじょさんのご想像の通りです。Deco家族も高齢なので、坂道山道は敬遠気味(さすがに星の花公園は上って良かったと言ってましたが)。下のベンチで待っていてもらいました。ただ、このときは気温も低めだったので、あまり奥までは行かずに早めに撤収しました。

    赤牛、レアみたいな焼き具合なので、持ち帰りは難しいかも。ご家族のお土産には美味しいお肉を買って、ご自宅で焼肉というも良いかも知れませんね。
    カルデラプレートは洋風にアレンジしてあって、美味しかったです。どちらかといえば、赤牛膳や普通の赤牛丼の方がオーソドックスな味わいかと思います。見た目の楽しさ、ソースをかけたりする変化の楽しさではプレートでしょうね。
                                Deco
  • チーママ散歩さん 2022/05/24 21:55:14
    こんばんは♪
    お肉・お肉・お・に・く♪
    おこんばんは。 Decoさん。
    ちょっと、はしたなく・お行儀悪くてごめんなさいね。

    お花も綺麗ですが一番最初にお肉♪
    ぱっと花開いたかのような阿蘇のめぐみ♪
    チーズとトマトのおしべとめしべ。
    ミヤマキリシマにまけず綺麗です。(*^-^*)
    赤牛膳も美味しそう♪ るんるんですね。

    ぬらりひょんも酔うような魅惑の仙酔峡。
    深い霧がたちこめてますね。
    白い世界にピンクの花が現れて
    綺麗ですね。 
    特に滝の写真の下の写真がステキです。

    あの滝がどうなっているのか気になります。
    素敵な感じでちょっと調べましたが有名な滝なのですね。
    もうちょっと見たかったです~。
     「ああ 無情。 
     満面の笑顔でミヤマキリシマを紹介してくれて
     いるのに。私はなんて意地悪」・・・・(~o~)

    青空の時も綺麗でしょうけれど 幻想的な霧の中でみる
    ミヤマキリシマもすてきですね。

    Deco

    Decoさん からの返信 2022/05/25 14:08:32
    Re: こんばんは♪
    チーママ散歩さん、こんばんは。

    一応、仙酔峡とミヤマキリシマが主題なのですが、やはり本能(食欲)には勝てず、カルデラプレートの場面に力が入ってしまいました。

    仙酔峡は、晴れていて満開だったら、本当に美しいと思いますし、それを見て見たかった。でも、霧の仙酔峡も阿蘇の自然の厳しさの中で凛と咲くミヤマキリシマを見られて良かったかな、と思います。

    チーママ散歩さんが意地悪だなんて、誰も思っていませんよ(*^^)v
    あ、でもどこかのお年寄りが、吊り橋につるされて置き去りにされたとか怒ってましたね(^^ゞ
                              Deco

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