2021/10/15 - 2021/10/20
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北海道旅行実質四日目、函館について二日目の前半の旅行記です。札幌について以降前日までは公共交通機関と徒歩で観光をしてきましたが、この日からはレンタカーを利用して観光をしていきます。
そしてその前にこの日の朝食は函館朝市で!函館と言ったら海鮮、そして朝市!だいたいいつもはホテルの朝食で食べる事が多いのですがせっかく函館朝市からすぐのホテルに泊まっているので朝市に行ってこの日はホタテカニ丼を食べてきました。
朝食後はレンタカーを借りて松前方面へと向かいます。ただやっぱり北海道、地図で見ると函館松前はそんなに距離が無いように見えますが結構な距離がありますね。
途中木古内、知内、福島によりちょっとだけ観光してから松前に向かいました。そんなわけでこの旅行記では松前に到着するまでになりますが、割と道中楽しいドライブでした。
松前観光は後編に載せますので少々お待ちください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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実質四日目の朝です。昨夜は日没後にホテルに入っているので函館山までしか見えませんが、驚きました。晴れていたので津軽海峡越しに下北半島が見えるんですね。函館空港着陸直前や函館空港のデッキから見えたのでひょっとしたらとは思っていましたがこんなにはっきりと見えるとは予想外です。
そしてなぜか相当早く起きてしまい6時ちょっと過ぎです。朝は函館朝市に行く予定ですがまだ早すぎるので準備をしています。JRイン函館 宿・ホテル
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少し西側を見ると岸壁に元青函連絡船で現在は博物館船になっている摩周丸、そして函館どつく停留所方面が見えます。その奥に海を挟んで見える陸地は地図を見ると木古内・知内方面ですね。ちょうど今日向かう方面です。
それにしても朝焼けが綺麗でした。JRイン函館 宿・ホテル
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6:45くらいになったので函館駅付近に来てみました・・・。10月19日火曜日の早朝、北海道第三の都市の駅前なのですがものの見事に誰もいません・・・。電車通勤・通学者は少ないのでしょうかね。7時半くらいには高校生らしき集団が歩いているのは見かけましたが・・・。
ちなみに晴れていますが寒いです。でも札幌、小樽よりはずいぶんと過ごしやすい天気でした。 -
駅周辺から戻ってきて宿泊しているJRイン函館前です。JRイン函館は新しいホテルで2020年5月オープンです。JR函館駅の頭端部に立地していて、昔は桟橋方面まで伸びていた線路跡を転用したのだと思います(この写真を撮っている部分も同じのはず)。
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函館朝市にやってきました。一回駅前まで行っていますが直接来たらホテルの部屋を出てから2分、ホテルの玄関から1分でたどり着ける好立地でした。たぶん一番近いホテルだったんじゃないかなあ。火曜日の早朝という事もあって観光客が多いわけでもなく、普通の競りはもう終わっているのか業者もそんなに多くなく見学はしやすかったです。
函館朝市 名所・史跡
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中に入ってみるとなんか市場です(語彙力なくてすみません)。とは言え魚の目利きなんてまったくわからないですし、そもそも魚そんなに詳しくないので全然わかりません。大きさの割には安いのかなあなんて思いながらウロウロしていました。
結構客引きというか声掛け多かったですね。 -
朝市の裏側に回ると夕張メロン専門店なんてお店もありました。海鮮が市場のほとんどを占めますが、農作物の直売も行われている様でした。函館というと海の幸のイメージですが、北海道では農業も盛んなので業者さんにとっては農作物を市場で扱う事も大事なんだと思います。
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立派な蟹を売っているお店も結構ありました。まあ正直なところ函館来たから海産物を食べたい!という気持ちで朝市を回っていますが家でまでは良いかなというのもあって特にお土産という気持ちはないんですがいろいろと回って市場を見学していました。
客がそんなに多くないのでいろんなお店で客引きが結構あって面倒くさくなって食事に向かう事にしました。 -
どこで食べるか悩んだんですが結局どんぶり横丁という市場の中でも一番函館駅側に飲食店がまとまっている通りがありここに入っている鮨処はこだてというお店に入ることにしました。このどんぶり横丁市場は建物の中なので冬でも来やすいと思いますし、割と手ごろな価格でメニューも多いので来やすい場所だと思います。
手軽に海鮮丼食べるならここが便利 by かるあみるくさんどんぶり横丁市場 名所・史跡
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注文したのはホタテカニ丼。これで税ごみ1690円でした。
味も新鮮なのでやっぱり抜群。普段カニはともかく生ホタテはあまり食べないのですがとても美味しくいただきました。味噌汁も美味しかったです。
やっぱり函館の海鮮は美味しかったですね。鮨処 はこだて グルメ・レストラン
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一旦ホテルに戻ってきました。本当に目の前が函館朝市なので財布とスマホ程度しか持たずに朝の散歩と朝食に行くことが出来ます。9時近くになって天気もいい感じです。北海道という事もあってだいぶ寒くなってきているんですがこの写真だとそこそこ暖かそうですよね。
予報では午後に崩れる事になっていますがこれなら多くずれないかなあとか思いながら出発です。JRイン函館 宿・ホテル
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ホテルで準備を整えて出発!この日からレンタカーなのでお店に向かう為に駅の前を通っていきます。函館駅前には修学旅行か社会科見学の小学生が集まっていました。小樽や前日の函館でも修学旅行生らしき集団も見ましたが、いろいろと制限はあるんでしょうけどそういう行事も再開できている様で良かったです。
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そして前日から思っているんですがこの謎のモニュメントは・・・。ブリッジしている子供の上でブリッジしている大人のモニュメントにしか見えないんですが・・・。
なんなんでしょう(´・ω・`)。函館駅 駅
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函館駅から徒歩数分の所にあるタイムズカーにやってきました。今日から2日間はレンタカーでの移動になります。元々タイムズカーばかり使っていたのですが、最近はニッポンレンタカーやトヨタレンタカーも使うようになりました。ただ家がマツダ車にずっと乗っているのでタイムズだとマツダ車が多いのでよく使っています。
昔は普段乗らない車に乗りたかったけど、最近は乗り慣れている車がいいなあと思うようになりましたね。安価で良い車が借りられます。 by かるあみるくさんタイムズカーレンタル (函館駅前店) 乗り物
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停車中にふと海側をみると何やら長い橋が海中に見えました。なんだろうと思って帰ってきましたが、調べてみるとこの内陸側には太平洋セメント上磯工場があり、遠浅で船を接岸できないのでこの様な桟橋が出来ているそうで、この工場は1890年創業で現在稼働しているセメント工場では最も古いそうです。
ちなみに左側に見える江の島みたいなものは島かと思いきや函館山でした。 -
国道228号をひたすら西へと向かいます。地図で見ても北海道の距離感は本州の人には良くわかりにくいと言われますが、地図で見ると函館と木古内ってあっという間に見えますが結構距離がありますね。国道自体は走りやすい道路で車で走っていても特に苦はなかったです。
ちなみにこれはいったん車を停めて木古内まであとどれくらいだろうとスマホで見た時についでに撮影したものです。この写真では車はほとんどないように見えますが割と交通量は多かったです。 -
道の駅みそぎの郷きこないまでやってきました。レンタカーを借りた時には撮影できなかったのでここで1枚。自家用車はマツダ2で今回の車はその先代のデミオ。前の車もデミオでしたし、内装はマツダ2とほぼ変わらないので運転はしやすかったです。USBオーディオが付いていなかったのがちょっと残念でしたけど・・・。
木古内駅前の道の駅 by かるあみるくさん道の駅 みそぎの郷 きこない 道の駅
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道の駅みそぎの郷きこないの目の前には北海道新幹線の木古内駅があります。大きな駅舎で新幹線駅らしくなっていますが、乗降客はあまりいない雰囲気でした。かつてはJR江差線、海峡線の分岐点でしたが江差線は3セク化前に木古内-江差が廃線に、海峡線は北海道新幹線開通に伴い貨物列車のみ走る形になっていてかなり本数は減っている様です。手前は道南いさりび鉄道のホームになっていて丁度気動車が到着していました。
木古内駅 駅
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上の写真と同じ場所に立って左側を見ると道の駅みそぎの郷きこないです。新幹線駅のバス・タクシーロータリーに面しているので北海道新幹線・道南いさりび鉄道からのアクセスは良好です。どれだけいるのかはわかりませんが・・・。
2016年3月の北海道新幹線開通直前に開業した道の駅で、建物の建材は道南杉を利用しているそうです。木古内駅前の道の駅 by かるあみるくさん道の駅 みそぎの郷 きこない 道の駅
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道の駅みそぎの郷きこないは道内の道の駅満足度ランキングで3年連続1位だそうです。2016年開業なので開業翌年から3年連続道内で一位という事ですごいですよね。
正直ここではあまり感じなかったのですが、確かにこの日のこの後訪れる道の駅のいくつかよりは明らかに新しく設備も良く綺麗でいい感じでした。物販が本格化する前の時間に訪れているので少し寂しい雰囲気がありましたが・・・。木古内駅前の道の駅 by かるあみるくさん道の駅 みそぎの郷 きこない 道の駅
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函館・江刺自動車道開通まで「たぶん」あと164日という謎の看板が・・・(´・ω・`)。調べてみるとこの時点で2021年度中開通が決まっていた様で、2022年2月18日に3月26日の開通がアナウンスされました。この日は2021年10月19日なので、計算してみるとあと158日。年度末開通だと164日になるのでこの日に合わせていたのですね。正式発表された今はどうなっているんでしょうか(笑。
函館江刺道路は現時点で北斗茂辺地まで開通していてそれが木古内まで延伸する様ですね。これが全通すると木古内による人も減るだろうなあと思いましたが、調べてみると木古内-江差は事業化もされていない様なので全通はいつになるのか・・・という感じですね。
この日車で移動して思ったのは函館-松前でさえかなり時間がかかるのでやはり北海道は大きいですよね。木古内駅前の道の駅 by かるあみるくさん道の駅 みそぎの郷 きこない 道の駅
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木古内町応援大使ということで北海道日本ハムファイターズの西川外野手と渡辺内野手のパネルとグッズが置かれていました。下の方に北海道179市町村応援大使と書かれていてどういう割り振りかと思ったら18の街に応援大使が置かれている様です。ちなみに当初渡辺内野手と横尾内野手だったのが横尾内野手のトレードで西川外野手となったようです。1年限りの様ですが西川選手は戦力外→楽天へと移籍にまたしてもなってしまいましたね。
木古内駅前の道の駅 by かるあみるくさん道の駅 みそぎの郷 きこない 道の駅
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道の駅みそぎの郷きこないのすぐそばの海岸線に鳥居があります。歩いても来れる距離ですが車で移動しました。ここはみそぎ浜と呼ばれ江戸時代後期から続く神事、寒中みそぎ祭りが行われる場所でもあります。4人の若者が2日間水を浴びるなどの修行を続け最終日にこの場所から寒中水泳を行うそうです。
ちなみに道の駅の名前の由来もこの神事からです。 -
木古内から進み知内町にある道の駅しりうちにやってきました。木古内から尻内町に入ったくらいまでは海岸線を通りますが、そこから先福島町までは国道228号は内陸を通ります。
こちらは道の駅としては小規模で物産館とトイレ、観光案内所がある程度です。北海道新幹線が津軽海峡線だった時代には知内駅が併設されていて写真左側に駅舎があったようです。現在では湯の里知内信号所として新幹線と貨物列車の追い抜きを行うだけで乗降は出来ませんが、すぐ後ろを新幹線が通っていきます。新幹線展望台は迫力あります by かるあみるくさん道の駅 しりうち 道の駅
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二階休憩所には北島三郎のコーナーがありました。知内町出身で高校で函館へ、その後上京してスーパースターになりました。当然ですが地元でも大人気のご様子です。今もそうなのかもしれないですが、当時この地域から函館まで高校生が通うのは結構大変そうですよね。
新幹線展望台は迫力あります by かるあみるくさん道の駅 しりうち 道の駅
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道の駅しりうちに隣接する展望塔からは新幹線が見える様になっていますので時刻表が貼りだされています。また信号所になってもいるのでここで貨物列車が新幹線の通過待ちをすることもあるみたいです。ちなみに展望塔にも時刻表は張り出されているのでそこでも確認できます。
新幹線展望台は迫力あります by かるあみるくさん道の駅 しりうち 道の駅
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ちょうど東京行きの新幹線が通る時間帯だったので展望塔に行ってみました。新幹線というと猛スピードで走る抜けるイメージがありますが、木古内駅出てすぐに貨物列車が合流してくる青函供用区間は160km/hの制限がかかっています。見た感じではそれよりも遅く感じる速度で通過していきました。
新幹線展望台は迫力あります by かるあみるくさん道の駅 しりうち 道の駅
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この列車は退避待ちがなく1本だけ通過していく形でしたが、貨物列車が退避する場合は手前の副本線に入ります。ちょうど副本線の位置にかつての知内駅ホームはあった様です。転けつ機部分にスノーシェルターがあって凍結しないようになっているのも北海道らしいです。
写真では奥に見えるトンネルが青函トンネルの北海道側坑門になっていてここに入ると次に地上に出るのは津軽海峡を渡った青森県ということになります。新幹線展望台は迫力あります by かるあみるくさん道の駅 しりうち 道の駅
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道の駅しりうちを出発後福島町方面へ向かう途中で工事を行っていて仮設信号で長時間停車しました。その際にちょっと撮影。
何気ない森林ですが道路端を示すポールや植生など北海道らしさも見える場所でした。それにしてもいい天気。でも北海道はこの日も含め天気が変わりやすいなあという印象でした。 -
福島町の市街地に入ってすぐの場所にあった青函トンネル記念館。青函トンネルの北海道側坑門は2つ上の写真で書いた通り知内町にありますが、工事中に福島町吉岡から斜坑を掘っていたから福島町に記念館があります。
ちなみに対岸の青森県側にも青函トンネル記念館があるそうです。福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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現在津軽海峡を車が越えるにはフェリーしかなく特に青森県側で車の通れる第二青函トンネルや青函大橋の構想を要望している様です。第二青函トンネルはともかく橋は無理そうですが・・・。その第二青函トンネルの案が3つ展示されていました。
訪れた時は館内は他に一組しかいませんでしたが、この日は北斗市の中学校が社会科見学で訪れる予定だったみたいです。福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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入ってみると入場券購入のスペースに青函トンネル工事で利用されたTBM(トンネルボーリングマシン)が展示されていました。本坑ではなく先進導坑や作業坑で利用されています。まあ正直初期にはいろいろと大変な事態になったTBMですがそれには触れられていませんでした。
福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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ちょっとわかりにくいですけど記念館の中は青函トンネルを模した雰囲気になっていてチューブの中にいるような構造です。青函トンネル建設前史として箱館戦争、第二次世界大戦での津軽海峡への爆撃、洞爺丸事故などの説明がありそれ以降は青函トンネルの着工前の調査、ルート、そして工事についての展示が数多くされています。
なかなか引き込まれる資料も多かったです。福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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世界最長の海底トンネル工事とあって難工事だった青函トンネル工事は34名の殉職者を出していますが、それでも安全に配慮をした工事で長時間無災害で進められた期間もあったようです。その時の記念品の様ですね。
福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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青函トンネルの工事を行っていた時期の福島町吉岡地区の様子を再現したジオラマです。1968年から始まった吉岡での建設中は多くの建設会社が関わり住み込む事によって相当賑やかになっていたそうです。ただ青函トンネルの工事終了とともにまた元の街の雰囲気に戻ってしまいました。
福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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青函トンネルが開通した事に伴いそれまで津軽海峡を隔てる買った位だった北海道と青森県に境界が出来る事になりました。それに伴い1988年2月に自治省が青函トンネル内に設置した境界点表示です。三厩村は外ヶ浜町になり、自治省は総務省になり、たった30年ちょっと前の看板ですが今も残るのは北海道福島町のみになっています。
福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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新青森から青函トンネルを経由して現在開通している新函館北斗まで、そしてさらには札幌までの建築中の路線も書かれている地図です。こうしてみると津軽海峡をトンネルで開通させることが北海道にとっていかに大切だったのかがわかる気がします。
福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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なぜかセグウェイが展示されていました。これからの乗り物、という表現で置かれていたので青函トンネルの工事とは直接関係はないと思います。
福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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北海道新幹線の工事が本格化するまで福島町付近の海底にあった吉岡海底駅の駅名標がありました。両隣の竜飛海底駅も知内駅も北海道新幹線開通に伴い廃駅になっています。吉岡海底駅・竜飛海底駅ともに一般乗客の乗降の為の駅ではなく元々はトンネルの保守基地で、それを観光客に開放することで駅としていた様です。ちなみに吉岡海底駅は世界一低い位置にある駅でした。
ちなみに海底駅と名乗っていますが、海底よりもさらに深い地中に駅がありました。福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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こちらは出口近くにあった展示です。
青函トンネルのボーリング調査時に造られたものでしょうか・・・。日の丸に青函トンネル貫通ボーリングと描かれています。
この様に寄せ書きするという事で相当な難工事だったということがよくわかります。福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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展示室になっていたトンネルを出てトンネルの間を通り入口へと戻ります。当たり前ですがトンネルの間を通る事って普段ないので何か新鮮な感じもします。まあ普通この部分は土の中なので当たり前と言えば当たり前ですけど。
トンネルの外の壁には賞状や絵などが展示されていました。福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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記念館の外に出てきました。外から見るとこんな感じの造りになっていて中で見るよりもよりトンネルらしく見えています。ひょっとしたら本物の青函トンネルと同じサイズなのかなあとか思いました。そうだとするとやはり鉄道のトンネルって広いですよね。
福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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北海道大学の潜水艇がなぜここに?と思いましたがこの潜水艇、1960年に青函トンネルのボーリング調査を行った潜水艇だそうです。1951年に「くろしお」号として日本初の学術目的潜水艇として建造され1960年に改造され「くろしお2号」と名乗り1971年まで活躍したすごい潜水艇でした。青函トンネルの調査に関わっているのでここで保存されているのだと思います。
福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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青函トンネル建設に使われた軌道上の作業車も記念館横や裏に展示されていました。どれも初めて見たような車両が数多く並んでいましたが、これはアジテーターカーという車両だそうです。説明を読むと車で言うところのコンクリートミキサー車と同様の役割を持つようですね。
福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館
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青函トンネル記念から車で少し走ったところにある道の駅横綱の里ふくしまにやってきました。12時30分近くなっているのでここで食事でも摂れればと思ってきたのですが飲食店はなくちょっとだけ物産をやっている程度だったのでそのまま進むことにしました。横綱の里というのは福島町は横綱二人を出している町として有名だそうで、それが由来だそうです。この隣には横綱千代の山・千代の富士記念館があるのですがあまり相撲に関心がないのでそのまま松前方面へと向かいます。
こじんまりとした道の駅 by かるあみるくさん道の駅 横綱の里ふくしま 道の駅
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青函トンネル記念館から少し離れた国道228号沿いの丘にトンネルメモリアルパークはあります。正直探しながら走っていたので見つけられましたが、国道から駐車場に入る分岐はわかりにくいです。
駐車場に車を停めた時に正面に動物が居ました。最初は野犬?と思ったんですがキツネの様ですね。しばらくするとどこかに走っていったのでいなくなってから車を降りました。津軽海峡が見渡せる青函トンネルの記念公園 by かるあみるくさんトンネルメモリアルパーク 公園・植物園
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トンネルメモリアルパークはちょっと高台になっているので津軽海峡が良く見えます。対岸は青森県の津軽半島でちょうどこの直下から津軽半島までの約20キロの海底を青函トンネルが貫いています。あの遠くに見える津軽半島までトンネルで貫いていると思うと技術力を感じます。
余談ですが前日午後に中国・ロシア艦隊10隻が津軽海峡を通過したとニュースになっていました。どこの船かは難しいと思いますが、津軽海峡を通った際には肉眼でも十分に見れるんだなと感じました。津軽海峡が見渡せる青函トンネルの記念公園 by かるあみるくさんトンネルメモリアルパーク 公園・植物園
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このトンネルメモリアルパークがある周辺が吉岡地区の斜坑があったところです。その為福島町中心から離れたこの地区にメモリアルパークが出来た様です。現在の吉岡地区は閑散としていますが、工事中は相当な人の数が居住していたそうです。
碑が多くある公園でした。津軽海峡が見渡せる青函トンネルの記念公園 by かるあみるくさんトンネルメモリアルパーク 公園・植物園
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こちらは洞爺丸が沈没した後に亡くなられた方々を慰霊するために昭和天皇が詠んだ句を刻んだ碑です。その後青函トンネルが1988年に完成した事を記念しこのメモリアルパークに碑を建立したそうです。昭和63年8月とあるので青函トンネル営業開始後5か月、昭和天皇の崩御5か月程前の建立でした。
津軽海峡が見渡せる青函トンネルの記念公園 by かるあみるくさんトンネルメモリアルパーク 公園・植物園
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駆逐艦柳応戦展望の地という碑がありました。駆逐艦柳は1945年7月14日、津軽海峡の福島町付近で艦載機による攻撃を受けました。爆撃と雷撃の直撃は避けた為ロケット弾を被弾も撃沈はされず曳航され付近に座礁しました。しかし大勢の犠牲者と負傷者を出し福島町の人々に救助されたそうです。
柳というと軍艦防波堤の柳と思ってしまいますが、同名の別艦の様です。津軽海峡が見渡せる青函トンネルの記念公園 by かるあみるくさんトンネルメモリアルパーク 公園・植物園
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メモリアルパークを出て10分ほど車を走らせると北海道最南端の地、白神岬へと到着しました。ちょっとした駐車場が洞門の脇にあるだけの場所ですが、北海道最南端の地という碑が建立されています。
碑文を見るとこの直下を青函トンネルが通っている様に見えますが、先ほどのトンネルメモリアルパークの直下を通っていて6km程ここから北東から東の地点を走っています。北海道最南端! by かるあみるくさん白神岬 自然・景勝地
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対岸は竜飛岬。階段国道があるところですね。青森県側にもいつか行ってみたいものです。天気がイマイチになってきたのと波のあれ具合で何かどことなく怖い雰囲気の写真になってしまいました。風も強かったですし白神岬自体誰もいなくて少し寂しい雰囲気でした。
北海道最南端! by かるあみるくさん白神岬 自然・景勝地
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白神岬から東側を見てみました。写真奥が福島町側になり、この海岸線を車で走ってきたことになります。今でこそ走りやすい国道228号が整備されていますがそれまでは海沿いに車どころか歩行することも困難だったのでは?という地形です。実際のところ国道228号は以前はトンネルメモリアルパークのある吉岡からこの近辺までは山側を峠で越えていたそうです。
それにしてもすごいところを道が通っているなあ・・・。北海道最南端! by かるあみるくさん白神岬 自然・景勝地
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その後白神岬から20分ちょっと海岸線沿いを走り道の駅北前船松前までやってきました。ちょうど中央あたりに見える美咲が白神岬だと思います。
松前は北海道唯一、そして日本最北の天守があった城の城下町で箱館戦争で城下町は焼失、天守は第二次大戦後まで残りましたが火災で焼失しています。とは言え古くからの見どころは多い街で散策が楽しみです。とは言え空腹なのでまずは食事にします。道の駅 北前船松前 道の駅
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