京都河原町発の日本料理店「京料理 本家たん熊 本店」～京都を代表する有名料理店のひとつ。13年連続ミシュランガイド京都１つ星獲得店～

2020/07/25 - 2020/07/25

京都四条の高瀬川沿いにある「京料理 本家たん熊 本店」は、「料理の神様」と称された初代店主が板前割烹の先駆けとして1928年にオープンしたお店です。今は割烹というよりも料亭として知られている同店は、両千家や谷崎潤一郎等の著名人の引き立てもあり、京料理の世界で一目置かれるお店にのし上がりました。

「たん熊」には、「本家たん熊 本店」と「たん熊北店 本店」があり、まぎわらしいですが、創業者の長女が承継したのが本家とされ、ミシュランに掲載されているのは「本家たん熊 本店」です。長男が承継したのが分家筋にあたる「たん熊北店 本店」です。

東京と比べ、歴史のある日本料理店が多く残る京都は、日本料理に関しては、ミシュランの評価は高く、和食の分野では、東京と切磋琢磨できる稀有な都市と言えます。そのような京都の一流店で日本料理を食べたいと思い、2020年7月に訪れた際に「本家たん熊 本店」で食事をしてきました。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

• 旅行の満足度: 4.5

鴨川沿いに並ぶ川床です。

延々と続く川床は、京都に特有の光景かもしれません。

松原橋を渡ります。

鴨川です。

木屋町通です。

すごい行列が出来ていました。

コロナ禍で外出を控える人が多かったのは観光していてよくわかりましたが、この行列は平均年齢が低かったです。

何に並んでいるのかと思ったら、こちらの錦糸モンブランを求めている人達でした。

本日の目的地はすぐ隣にあるこちらの料亭です。

時間があったので、周辺を少し散歩しました。

鴨川沿いの遊歩道です。

遊歩道の横に、たくさんの川床が並んでいます。

東京で言えば、墨田川の浅草エリアにこれに近い光景がありますけれど、もっと雑多です。

遠方は、四条大橋です。

高瀬川です。

木屋町通です。

こちらは、坂本龍馬も利用したことがある水炊きのお店です。

機会があれば利用したいですね。

今回利用したのは、同じく木屋町通沿いに位置している「京料理 本家たん熊 本店」です。

貫禄ある入口です。

ミシュランや中国のグルメガイドで取り上げられています。

個室に案内されました。

コロナ禍の影響か、この日はお客さんが少なかったと思います。

食事に集中することが出来、贅沢な時間を過ごすことが出来ました。

ジンジャーエールです。

一品目です。

八寸です。

煮だこです。

しんじょう胡麻和えです。

たいの笹寿司です。

二品目です。

お造りです。

一口食べたら、流石と思わせる味でした。はも、海老、とろのお刺身でした。

三品目です。

すっぽんの小鍋です。

すっぽんは初めてでしたが、思ったより癖のない味でした。

掛け軸です。

こちらも室内の飾りです。

お茶です。

四品目です。

鮎の塩焼きです。

五品目です。

炊き合わせ（冷やし）は、里芋、オクラ、たこのこです。

六品目です。

ぐじ（甘鯛）の揚げ物です。

七品目です。

貝柱とじゅんさいの酢の物です。

海老頭の天ぷらです。

締めは、羽釜で炊いたご飯です。

とうもろこしご飯です。

ご飯は、一度お代わりしました。

お味噌汁です。赤だしです。

漬物です。

お茶です。

デザートの柿です。

お土産にいただきました。

あられでした。

飾ってあった絵です。富士山でしょうか。外国人が喜びそうです。

感想ですが、堅実な京料理と感じました。日本料理でも奇抜な要素を取り込む料理人は最近増えていますが、和食の本拠と言われる京都を代表するお店だけあり、引き算の美学を追求しています。和食好きならば、楽しめるお店でしょう。

お店の近くを流れている高瀬川です。

お店の近くの路地です。

京都駅にむかって歩いていた時にあったコーヒーショップです。

建物が洋風です。