2021/11/15 - 2021/11/20
549位(同エリア1377件中)
実結樹さん
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昨夜、横須賀港から新門司港にフェリーで
20:30に到着しました。
「プレミアホテル門司港」に一泊して、今日は門司港レトロと下関を歩いて散策です。
門司からは「関門トンネル人道」を通って下関に渡り、
下関からは関門汽船で10分掛からずに門司に戻って来られます。
レトロな歴史ある建造物群の門司港、関門橋、関門トンネル人道、下関戦争の舞台、壇ノ浦の古戦場、赤間神宮、日清講和記念館、フグ料理の発祥の地等、見所がコンパクトに纏まっているエリアです。
【旅行3日目 11/17(水)】前半の日程
09:20 ホテルチェックアウト
09:30 門司港駅舎
09:35 旧門司三井倶楽部
09:55 北九州市旧大阪商船
10:00 ブルーウイングもじ
10:05 旧門司税関
10:05 大連友好記念館
10:10 門司港レトロ展望室
10:37 出光美術館(休館)
11:34 平家の一杯水
11:41 和布刈神社
11:45 関門トンネル人道入口
11:53 福岡県と山口県の県境
12:10 山口県側の人道入口
12:11 みもすそがわ公園
12:40 赤間神宮
13:00 AKAMA布久亭
13:07 朝鮮通信使上陸淹留之地
13:10 春帆楼
13:10 日清講和記念館
13:30 唐戸市場
13:55 唐戸桟橋
14:07 門司港側連絡船乗り場
14:15 旧門司三井倶楽部で遅めのランチ
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 2.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
昨夜は「プレミアホテル門司港」に泊まりました。
ホテル自体もライトアップされていてレトロな港町にとけ込む雰囲気です。 -
09:20 フロントで荷物を預かって貰いホテルチェックアウト。
今日もお天気に恵まれ青空が綺麗です。 -
ホテルから徒歩2~3分。
昨夜はライトアップされていた「門司港駅舎」の -
09:30 朝の佇まいを見に行きます。
大正3年に開業。
ネオ・ルネッサンス様式(って何?)の木造建築で、昭和63年に駅舎としては初めて重要文化財に指定されています。
登録有形文化財の駅はよく有りますが、東京駅と並び重文の駅舎なんですね。
約6年の修復工事を終え、平成31年にグランドオープン。
それまでは足場やシートが掛かっていたそうです。門司港駅 駅
-
こちらも駅前の「旧門司三井倶楽部」です。
昨夜はこんなでしたが、 -
09:35 朝の光に照らされています。
1階はレストランなので本日ランチで門司港名物「焼きカレー」を頂くことになります。旧門司三井倶楽部 名所・史跡
-
同じくホテル玄関前の「北九州市旧大阪商船」の建物も、
-
09:55 朝はこんな感じです。
大正6年の建築で、現在1階は「わたせせいぞうギャラリー」「門司港デザインハウス」になっています。
此処だけではなく「門司港レトロ地区」は他にもライトアップが綺麗なので是非ご覧になることをお勧めします。北九州市旧大阪商船 美術館・博物館
-
そういった意味でも「プレミアホテル」は門司港レトロ散策には好立地です。
門司港自体も割とコンパクトに纏まっている街並みです。
この後、反時計回りに九州の福岡県門司から本州の山口県下関を股に掛け一筆書きで散策して行きます。 -
10:00 「ブルーウイングもじ」の跳ね橋が上がりました。
毎日定時で開くそうです。
時間になると係の人が歩行者に注意を促します。 -
10:05 「旧門司税関」。
明治45年建築。
昭和初期まで税関庁舎として利用され、現在は休憩所や税関PRコーナーになっているそうです。北九州市旧門司税関 名所・史跡
-
10:05 「大連友好記念館」。
北九州市と大連の友好都市記念15周年を記念して建築されました。
1階はレストラン、2階は大連市の紹介コーナー。 -
10:10 「門司港レトロ展望室」
黒川紀章氏設計の高層マンション「レトロハイマート」の31階にある展望室です。
料金は300円。門司港レトロ展望室 名所・史跡
-
東側には関門橋が見えます。
これからあそこまで歩いて行きますよ。
そして、海の下を通っているトンネルをくぐって県境越えをします。 -
西側の「巌流島」方面。
珍しくガイジンサンの姿も・・
そういえばこの御時勢、何故かニーハオ御一行様が添乗員さんに引率されて観光に来ていました?? -
泊まった「プレミアホテル門司港」。
その左奥に、 -
「旧三井倶楽部」の裏側が見えます。
和風の建物も建っています。 -
10:37 創業者が門司出身の出光興産の「出光美術館」はコロナで休館。
「九州鉄道記念館駅」から「関門海峡めかり駅」まで、土日祝だけ運行されるトロッコ列車「北九州銀行レトロライン潮風号」の線路にはペンペン草が生えていました。出光美術館(門司) 美術館・博物館
-
11:16 な~んも考えずにただ海沿いの道を行けばいいんだと思って歩いていたら、行き止りの埠頭に出てしまったりして少しまごつきました。
ナビちゃんに時々お伺いをたてることも必要ですね。 -
11:30 海辺の遊歩道沿いに歩き「関門橋」に近付いて来ました
-
11:34 道すがらこんな看板を発見。
「平家の一杯水」って何ぞね?
看板の指示通りに階段を下りて「めかり街道遊歩道」を50m程戻ります。 -
ところが、辿り着いたのはこんな新しげな遺跡?
ここには、以前湧き水があったと伝えられ、
古くは「産湯井(うぶゆのい)」、壇ノ浦合戦後は「平家の一杯水」と呼ばれ、
郷土史等を基に再現したものです。
同じ名称の史跡「平家の一杯水」が下関側にも有ってそちらには赤い鳥居と覆い屋のある井戸があるそうな。
その謂れは、
壇ノ浦の戦で敗れた平家方の武将の一人が浜辺に命からがら泳ぎ着き、辺りを見回すと少しばかり水が湧いている所を発見。
一口喉を潤したところあまりの美味しさにもう一杯水を口に含んだ途端、今度は塩水となっていたのだそうです。 -
11:41 「和布刈(めかり)神社」。
関門海峡の一番幅が狭く潮の流れが速い「早鞆(はやともの)瀬戸」に面して建っています。
社伝によると仲哀天皇9年(西暦200年)創建とされています。
神功皇后が三韓征伐で勝利した際に、お礼の意味で創建されたといわれています。 -
潮の満ち引きを司る「導きの神さま」ともいわれ、海峡の守護神として崇敬を集めています。
足利尊氏、大内義弘、仁保常陸介などにより庇護されてきました。
現社殿は明和4年(1767年)小倉藩主:小笠原忠総の再建によるものです。
また、松本清張の「時間の習俗」という小説の冒頭に登場する神社だそうです(読んだことないけど・・)
この神社の裏手から階段を上ると直ぐ、和布刈神社 寺・神社・教会
-
11:45 「関門トンネル人道入口」が有ります。
-
EVで地下に下ります
-
歩行者は無料。
自転車や原付バイクは押して通れば20円でOK。
今見るとトンネルは国道2号線なんですね。
昇降のEVも国道なんだそうです。 -
11:53 歩き始めて8分で福岡県と山口県の県境
-
進行方向右側の壁の絵。
この地点で海面下58m。
地上からEVで何階分下ったんでしょうか?
ちなみに、この人道の上には2階建て構造で車道版のトンネルが通っているんだそうです。 -
総延長は780m。
21年の歳月を費やし、延べ467万人の作業員によって1958年に開通しました。
既に60年以上経っているんですね。
これ程の工事だけあって、このトンネルを造るにあたり55人の方の尊い犠牲があったそうです・・ -
トンネルの終わりに近付いて来ました
-
12:06 本州側のエレベーターです
-
12:10 山口県側の人道入口建物です。
ゆっくり歩いて所要時間25分でした。 -
12:11 地上に出ると目の前は「みもすそがわ公園」
-
今は川は見当たりませんが朱塗りの橋が架かっています。
「御裳川」って伊勢神宮の「五十鈴川」のことらしい。 -
下関戦争の際、海峡を通る敵艦を攻撃する為に配備された長州藩の大砲のレプリカ5門(大砲の助数詞って「門」なんですね)。
この中のどれか一つ、お金を入れると爆音と煙が出るんだそうです。 -
名物の紙芝居のオバチャンはお昼ご飯かな?
-
ここは「壇の浦の古戦場」でもあります
-
「安徳帝御入水之処」
二位尼辞世の歌
今ぞ知る みもすそ川の 御ながれ
波の下にも みやこありとは -
八艘飛びをする源義経
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錨を持ち上げる平知盛は怪力?
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二人とも陸の方を向いて立っていますが、常に逆光になるし、やっぱり本人は壇ノ浦を向いていたいんじゃあないかと私は思いますよ。
でも、関門橋と一緒にカメラに収めるには山向きの方がいいのかも知れませんが・・ -
12:40 10分ほど歩いて「赤間神宮」です
-
「水天門」
赤間神宮 寺・神社・教会
-
竜宮城の楼門?は登録有形文化財
-
「水天門」から拝殿を望みます
-
壇ノ浦の戦いにおいて幼くして亡くなった安徳天皇を祀ります。
江戸時代までは「安徳天皇御影堂」といい、仏式により祀られていました。 -
宝物殿は有料なので入口から覗いただけ
-
前身の「阿弥陀寺」は「耳なし芳一」の舞台でもありました。
平家一門の墓や安徳天皇陵もあります。 -
13:00 「旬楽館」二号店「AKAMA布久亭」でランチ・・のつもりでした (u_u)
-
「ふくのミニコース」(6,600円)を食べようと計画していました。
この旅の大きな目玉でもあったんです。
1ヶ月ほど前に「予約できますか?」とTEL。
「定休日でもないし来て貰えば大丈夫」との男性店員さんの応対。
そのつもりで来たら、
「今日は4階まで満席」とのこと (>_<)
え~、そんなのないよ! 話が違う~
応対した店員さんの名前を聞いておけばよかったと後悔。
唐戸市場周辺で適当に食べようと諦めました。 -
13:07 「朝鮮通信使上陸淹留(えんりゅう)之地」
鎖国政策の江戸時代にあって公式な外交を有した朝鮮国。
1607(慶長12)年~1811(文化8)年の間、合計12回の使節団(朝鮮通信使)が来日しています。
ここは李氏朝鮮の国王が派遣した通信使が日本本土入りした最初の上陸地です。 -
13:10 春帆楼です
-
ふぐ料理の元祖のお店なので、本店・元祖マニアの私としては ”壇ノ浦に入水するつもり” で一生に一度はここでふぐ料理を食べたいと思い事前に問い合わせたのですが、一人客は受け付けてくれないんだそうです。
(なので身の丈に合った「布久亭」でと決めていたのに・・)春帆楼本店 宿・ホテル
-
フグの碑
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「春帆楼」敷地内の「日清講和記念館」は登録有形文化財で入場無料
日清講和記念館 美術館・博物館
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真ん中に設えられた講和会議の際のテーブルは三方ガラス張り
周囲には各種資料が展示されています。 -
誰が何処に座ったか表示があります
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13:25 下関はマンホールの蓋もフグ
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13:30 「唐戸市場」
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水曜日の今日は市場休業日でした
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市場2階の見学テラス?
フグのオブジェ(フグマネキン)がありました -
「ふくの袋競り」の様子
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「聖フランシスコ・ザビエル上陸の碑」
この記念碑は、ザビエルの来日450年を記念して建立されたものです。 -
13:49 唐戸市場周辺の食事処は沢山有りました
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それなりの観光客相手のメニューが沢山有るのですが、お腹は空いていながらどうもイマイチそそられません・・
いいや! ふくは諦めて門司港で焼きカレーを食べよう・・ -
13:51 唐戸桟橋からは「巌流島」にも5分で行けますが、前回来た時行っているので今回はパス
-
唐戸ターミナルから「関門汽船」で門司に戻ります
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13:55 ターミナル内の券売機。
対岸の門司港までは400円。 -
13:55 唐戸桟橋発
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赤間神宮や春帆楼が見えます
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元来た道を歩いて戻らなくても関門海峡を渡って一気に門司港まで戻れます。
船は20分に一本出ています。 -
14:07 対岸の関門連絡船乗り場着
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14:10 門司港側乗船場
関門納涼船 乗り物
-
14:15 門司港駅前の「旧門司三井倶楽部」は今夜のフェリーの乗船前に夕飯で来ようと思っていたのですが、「布久亭」でランチを振られてしまったので、LOギリギリに入店。
旧門司三井倶楽部 名所・史跡
-
門司港名物「焼きカレー」のセットです。
今夜のフェリーでは夕飯も付いているので、下関でお昼にふぐのコースを食べて、さらにここで夕飯を食べたらフェリーの夕食は食べられなかったと思います。
却って良かったのかもしれません・・
食後、ここの2階にある林芙美子記念室とアインシュタイン夫妻が宿泊した部屋、そして「三宜楼」の見学です。
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