*21 雪降るモスクワ！トレチャコフ美術館でロシア絵画鑑賞☆2回目のボリショイ劇場でバレエ鑑賞☆美味しいロシア料理♪【欧州5カ国の旅】

2019/10/06 - 2019/10/06

モスクワ2日目（旅行11日目）の午後。　　
ロシア絵画「見知らぬ女(ひと)」(イワン・クラムスコイ作)などがあるロシア美術に関して世界最大のコレクションを誇る「トレチャコフ美術館」に行ってみました。

その後ホテルへ戻り、夜はボリショイ劇場でバレエ鑑賞。
ボリショイ劇場では6月にオペラ「カルメン」を観ましたが、今回はバレエ「イワン雷帝」のチケットを劇場公式サイトで事前予約。
予約方法や劇場での各席からの見え方もまとめてみましたので、今後の席選びで参考にしていただければ幸いです。

バレエ終演後、外へ出ると雪♪
雪の白い玉がボリショイ劇場のライトアップに重なり美しかったのでタイトル写真にしました。凄く寒かったけれど素敵な夜景でした！

夕食は赤の広場近くの美味しいロシア料理レストランへ。
以前トラベラーのyk-papaさんに教えていただいたお店で2回目の訪問。今回も美味しかったです！

それではモスクワ2日目の午後、ご一緒におつきあいください(^^)


＜この旅行について＞
毎年9月ベルリンマラソンを走っています。
それで、走るついでに欧州を旅するのが毎年の楽しみです♪　

今回のベルリンマラソンは連続3回目。
前半のドイツ・フィンランドは夫と一緒。
後半のポルトガル・スペイン・ロシアはひとり。
合計5カ国14日間の旅をしてきました。

移動ルートは大好きな飛行機で組みました！
JALグローバルクラブ(JGC)会員なので、ワンワールド加盟航空会社に全部で8回搭乗し、ワンワールドのエリートステイタス(サファイア)が自動的に提供されるサービス(機内座席指定無料、ファストセキュリティレーン、各空港ラウンジ利用等)をフル活用してきました（＾＾）
ホテル全12泊中6泊はマリオットプラチナチャレンジに含めてみました。

＜主な費用(1人分)税込＞
飛行機 ８回　 93,513円&52,500ﾏｲﾙ　※ﾏｲﾙは日本発着で使用　
電車ICE1回　 8,450円　
ホテル12泊　121,095円　※ﾍﾞﾙﾘﾝﾏﾗｿﾝ出走権付分46,391円除く
合計　　　　 223,058円

＜旅程＞
【前半：夫婦旅】
まずはフランクフルトへ。
そして鉄道で移動し夫婦でベルリンマラソンを走り、
その後、北欧フィンランドの首都ヘルシンキへ！
この間に想像もつかない事態が･･･夫に大災難（泣）

■9/26（木）NRT11:25→FRA16:30　JL407
　　　　　　プレエコ特典航空券 フランクフルト泊
■9/27（金）世界遺産「ライン渓谷中流上部」 フランクフルト泊
■9/28（土）Frankfurt(Main) Hbf → Berlin Hbf ICE1等車 ベルリン泊
■9/29（日）「ベルリンマラソン」 ベルリン泊　
■9/30（月）TXL9:35→HEL12:25　AY1432 ヘルシンキ泊

【後半：ひとり旅】
行ってみたかったポルトガルの首都リスボンへ。
せっかくだから隣国スペインのマドリードにも寄って、ちょっとだけフラメンコを見て本場のＺＡＲＡで服を買う計画♪
その後、ヘルシンキから帰国の予約をキャンセルしＪＡＬ特典航空券が半分のマイルのモスクワからにルート変更。モスクワは今年6月以来２回目。
帰国便はビジネスクラスにアップグレードしていただきラッキーでした♪

■10/1（火）HEL16:50→MAD20:15　AY1661 マドリード泊
■10/2（水）MAD11:25→LIS11:50　IB3110 リスボン泊
■10/3（木）世界遺産「シントラの文化的景観」
　　　　　＆ユーラシア大陸最西端のロカ岬 リスボン泊
■10/4（金）世界遺産「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」
　　　　 　LIS16:45→MAD19:10　IB3103　
　　　　　フラメンコ マドリード泊
■10/5（土）MAD10:20→HEL15:30　AY1662
　　　　　 HEL17:40→SVO19:20　AY0713 モスクワ泊
■10/6（日）ボリショイバレエ「イワン雷帝」 モスクワ泊
■10/7（月）モスクワ泊
■10/8（火）世界遺産「モスクワのクレムリンと赤の広場」
　　　　　 DME17:15→
■10/9（水）NRT8:35　JL422　Yクラス特典航空券
　　　　　※Cクラスにアップグレード♪　帰国

＜総集編の旅行記＞
最初に旅全体の「飛行機」と「ホテル」をまとめています。
◆*1 2019年秋ベルリンマラソン＆欧州5カ国14日間！特典航空券＋航空券合計9.3万円でワンワールド系8回搭乗＆8箇所の空港ラウンジ満喫♪
https://4travel.jp/travelogue/11560761

◆*2 2019年秋ベルリンマラソン＆欧州5カ国14日間！マリオットプラチナチャレンジ6泊も含めた7つのホテル12泊滞在記！
https://4travel.jp/travelogue/11571548

＜旅行中のレート＞
JCBカード　1ユーロ　119.318ｰ119.864円
　　　　　　1ルーブル　1.672ｰ1.682円
MASTERカード　1ユーロ　120-121.356円
　　　　　　　　1ルーブル　1.697-1.701円
現金　1ルーブル　1.82円（2018年9月に1万円を5500ルーブルで両替）

■■■2020年秋は欧州（ベルリンマラソン）と北米（シカゴマラソン）を走る世界一周ビジネスクラス旅行はコロナ禍で中止しました。
一日も早く安心して暮らせる日が戻ってきますよう祈ります。■■■

エリア モスクワ(ロシア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜前回の内容＞

今年2回目のモスクワ。
初日の夜遅くにマリオットトヴェルスカヤホテルに到着。

翌日、宇宙飛行士記念博物館へ。
実物大の宇宙ステーション「ミール」内には入れたり、ガガーリンが人類初の宇宙飛行した宇宙服や宇宙船に感動！ロシア宇宙開発の歴史を学びました。

*20 2度目のモスクワ！ロシア観光ビザは個人申請☆宇宙飛行士記念博物館で宇宙開発を学ぶ☆マリオットトヴェルスカヤ宿泊【欧州5カ国の旅】
https://4travel.jp/travelogue/11719795

※上記旅行記にはロシア入国に必要な観光ビザの個人取得方法も載せました！

宇宙飛行士記念博物館 博物館・美術館・ギャラリー

＜メトロ：VDＮKｈ駅＞

それでは2日目の続きに入ります。
宇宙飛行士記念博物館を出て最寄りVDＮKｈ駅に戻りました。

ホームにシャンデリアがあって素敵。
モスクワのメトロは素敵な駅が多くて移動も楽しみ♪
可能な限り色々な駅に行ってみたい！

＜メトロの車内＞

車内の画面で外は2℃(*_*)
寒いわよね･･･

＜メトロの車内＞

車内はスッキリ、ムダが無い！

＜メトロの車内＞

車内に行先案内もあって分かりやすい。
･･･はずでしたが、反対方向に乗ってしまって(*_*)

＜メトロ：メドヴェトコヴォ駅＞

ここは6号線の終点メドヴェトコヴォ駅。
スタイリッシュな壁が観られたから、まあいいか(^^)

＜メトロ：トレチャコフスカヤ駅＞

折り返して、ホテルへ戻る途中の乗換トレチャコフスカヤ駅へ。
ここは「トレチャコフ美術館」がある駅かも？
折角なので下車して行ってみることにしました。

＜トレチャコフ美術館＞16:20

美術館に到着。
入口にはパーヴェル・トレチャコフ（1832-1898）の銅像。

突然ですが、
Eテレのロシア語講座「ロシアゴスキー」をご存じでしょうか。
ロシア語を学ぶとと共に観光の情報も放送されるので、録画して旅行前に見ました。その内容を参考に説明させて頂きます(^^)

＜トレチャコフ美術館＞

この美術館の始まりは、19世紀のモスクワの実業家で美術愛好家だったトレチャコフの個人コレクション。
建物もかつてのトレチャコフの自宅を改装したものです。

雨でも入館には長い行列。
人気がありますね！

トレチャコフ美術館（本館） 博物館・美術館・ギャラリー

＜トレチャコフ美術館＞16:35

並んでいる間、とても寒かったけれど、
15分ほどでやっとチケット売場へ。

＜トレチャコフ美術館＞16:35

入館料500ルーブル（849円 マスターカード）

＜トレチャコフ美術館＞

ここはロシア美術を専門にしている美術館。
トレチャコフはコレクションを企画したときに、ロシアの画家の作品だけから成る美術館を創設するつもりだと言っていたそうです。　

所蔵している作品は10万点以上。
中世の宗教画から20世紀の現代美術に至るまでロシア美術に関しては世界最大のコレクションです！

＜トレチャコフ美術館＞

アレクサンドル・イワノフ「民衆の前に現れたキリスト」

巨大な絵画です。
天井が高い部屋に圧倒的な存在感でありました。
手前の人の大きさからご想像がつきますね。
大きさは5.4m×7.5mもあるそうです。

＜トレチャコフ美術館＞

コンスタンチン・フラヴィツキー「皇女タラカーノヴァ」

絶望の表情が印象的。
この絵画の前で立ち止まってしまいました。

牢獄にいた皇女がサンクトペテルブルクの洪水で自らが助からないことを悟ったという絵画でした。

＜トレチャコフ美術館＞

ワシリー・ペローフ「トロイカ（徒弟が水を運ぶ）」

風を受けながら大きな樽を引く子どもたち。
この絵画の前でも立ち止まってしまいました。

＜トレチャコフ美術館＞

こんなに大きい！
手前のグランドピアノと比較してご覧ください。

＜トレチャコフ美術館＞

この部屋にも印象的な絵画が･･･
それが中央奥の絵画です。

＜トレチャコフ美術館＞

イワン・クラムスコイ「荒野のキリスト」

一人で荒野に腰掛けるキリストの姿が印象的でした。

＜トレチャコフ美術館＞

右下には目立たないようにサインがありました。

＜トレチャコフ美術館＞

自画像もありました。
イワン・クラムスコイ(1837年5月27日-1887年3月24日)

＜トレチャコフ美術館＞

イワン・クラムスコイが描いた作品に、「見知らぬ女(ひと)」という有名な絵画があります。
馬車の座席からこちらを見つめる美しい女性の姿。
私がトレチャコフ美術館に行ったらぜひ見たいと思っていた絵画です。

ところが、探してもありません。
説明書きが貼られていました。

和訳してみると
「親愛なる訪問者！
I. N.クラムスコイの「月の夜」（1880年）、「見知らぬ女」（1883年）の絵画は、2019年11月まで日本の「ロマンチックなロシア」展に出品されます。」　

なんと今は展示されていないのね！！！
しかも日本に行っているなんて･･･
すれ違いだわ(*_*)

＜トレチャコフ美術館＞

こちらは
イワン・シーシキン「松林の朝」

シーシキンは19世紀を代表する風景画家でロシアの美しい自然を好んで描きました。
これはロシアでとても人気のある絵画で、「ミーシカ・コソラープイ」というチョコレート菓子のパッケージにも描かれていて、特に子どもたちに人気があるそうです。

＜トレチャコフ美術館＞

こちらもイワン・シーシキンの作品。
タイトルはメモを取り忘れました。

＜トレチャコフ美術館＞

上の絵画にあったイワン・シーシキンのサインです。

＜トレチャコフ美術館＞

多くの人が鑑賞しています。
この部屋の奥にも印象的な絵画がありました。

＜トレチャコフ美術館＞

ワシリー・スーリコフ「大貴族夫人モロゾワ」

両手を鎖に繋がれ目を見開いた女性が馬で運ばれています。
周りを見ると、祈る人、頭を下げる人、物見顔の人、笑う人･･･

これは修道院に幽閉される時の様子を描いたものでした。

＜トレチャコフ美術館＞17:15

もっとゆっくり観たかったけれど
19:00からバレエ鑑賞なので、美術館を出ました。

後で知ったことですが、美術館には、バレエの演目「イワン雷帝」を描いたイリヤ・レーピンの「１５８１年１１月１６日のイワン雷帝とその息子イワン」があったそうです。
調査不足でしたが、素晴らしいロシア絵画の数々を観ることが出来て、ここに来て良かったです！

またいつかゆっくり来たい美術館でした。

＜メトロ：トレチャコフスカヤ駅＞17:20

急ぎ足で駅へ戻りました。
ホテルに一旦戻って着替えなくちゃ！

＜ボリショイ劇場チケット＞

午前中にボリショイ劇場窓口で交換したチケットです。
（左）チケットケース
（右）ゴールドのチケット♪（表面）
　　　※ロシア語Большой театр＝ボリショイ劇場

＜ボリショイ劇場チケット＞

ここで、日本でのチケット予約について
次の旅行でも購入できるようにまとめてみました。
最初2枚は予約方法、後2枚は席の位置についてです。

（右上）ボリショイ劇場公式サイト（https://bolshoi.ru/en/）で、画面右上の「PYC」をクリックすると（右中）へ。※当時の画面がないのでこの旅行記を作成した2021年11月の画面を表示

（右中）公演内容の画面　※2021年11月の画面
画面左上の「Buy tickets」をクリックすると（左上）へ。
画面左上の「What’ｓ on」をクリックすると（右下）へ。

（右下）演目一覧　※当時の画面
ヒストリックステージで観たくて、滞在中は10月6日は「イワン雷帝」ですが画面の様に未発売でした。この数日後7月21日には販売されていたので先に進めました（左上）へ。※ちなみに9月の演目「白鳥の湖」も観たかったです。

（左上）登録画面　※2021年11月の画面
購入にはメールアドレスとパスワードでの登録が必要でした。
※2021年11月画面ではシステム変更で以前の登録は無効、再登録が必要。

（左中・左下）「イワン雷帝」の座席図　※当時の画面
緑枠の席は販売中、黒色は販売済。
6月カルメンの時は中央のオーケストラレベルの席にしたので、今回は左側のグランドレベルの席（実際は画面より２席左側を購入）にしました。

＜ボリショイ劇場チケット＞

（右上）選択完了　※当時の画面
上部に座席と金額が表示され、右青の「Complete your booking」をクリックすると（右中）へ

（右中）個人情報入力　※当時の画面
購入にあたり氏名・パスポート番号を入力し、右下青の「Continue」をクリックすると（右下）へ。

（右下）注意書き　※当時の画面
「特別チケットシステムによるチケットで、ボリショイ劇場チケット売り場の営業時間内に正式なチケットを受け取る必要がある。パスポート原本、支払に使用したクレジットカード、予約の紙面を提示し、公演開始の30分前までに受け取ること。チケットは氏名・パスポート情報を含む特別な形式で印刷される」と記載あり。
eチケットではないのでこの注意書きは重要でした！

（左上）支払　※当時の画面
3,800ルーブル（6,675円)マスターカード
VISAもOKですがアメックスは不可。

（左下）チケット受取完了！
開演当日の午前中、劇場のチケット売場で正式なチケットに交換しました。

＜ボリショイ劇場チケット＞

ちなみに今回、席の位置と設定額を調べてから購入しました。
演目にもよりますが「イワン雷帝」のケースでお伝えします。
少しでも参考になれば幸いです。

（右上）オーケストラレベル（最下階）
一番下の広いフロア。
固定ではない普通の椅子が並べてある席。
後方に向けて少しだけ傾斜が上がっていきます。
中央の席で15,000ルーブル（約25,500円）
6月「カルメン」の時は表示席の数列後方を購入しました。

（右下）オーケストラレベルの後方の3列
一段ずつ上がるので前の人が気にならない席は13,500ルーブル（約23,000円）

（左上）グランドレベル（オーケストラレベルの1つ上のボックス席）
最前列は13,500ルーブル（約23,000円）
2列目は3,800ルーブル（6,675円)
すぐ後ろなのにこんなに価格が違う！
見え方の違いを確認したいし、お手頃価格なので今回は2列目を選択！
さてどうなったでしょうか！？

（左下）1階（グランドグロアの1つ上のボックス席）
1階の一番左端で10,500ルーブル（約18,000円）
舞台には近いけれど端過ぎて左側の舞台内容はかなり見づらい（見えないかも？）と思われます。

＜ボリショイ劇場チケット＞

分析って結構好きなので、
もう少しだけお付き合いください(^^)

今度は左右で比較します。

（右上）1階の最前列で中央だと10,500ルーブル（約18,000円）
1階の端と同じ価格なので、だったらこちらの方がいいと思いました。
でもボックス席の中央部分は舞台から遠くなります。
更に劇場に行って分かったこともありました。
この席の右側は壁なので視界が遮られるのです（後に写真あり）。

（左上）その１つ左側、最前列で13,500ルーブル（約23,000円）
中央に近い席より高いとは意外！
グランドレベル最前列とも同じ額でした。

（右中）1階の2列目で中央だと5,300ルーブル（約9,000円）
なんと（右上）の席のすぐ後ろでなんと半額！
ここも、そんなに見え方が違うのか試したくなりました。

（左中）その１つ左側、2列目で7,500ルーブル（約13,000円）
やはり中央より高い設定でしたが、最前列よりはやはり大幅ダウン。

次に2階。
2階はオーケストラレベルから見て4階に相当します。
舞台を見下ろす席となり、最前列なら見えますが2列目ではかなり厳しいと思われます。

（右下）中央付近の最前列は10,500ルーブル（約18,000円）
（左下）その少し左側の最前列は7,500ルーブル（約13,000円）

更に3階、4階もありますが分析は以上（笑）

席と金額と見え方を想像しながらの席選び！
ボリショイ劇場が家の近くなら色々な席を試してみたいと思うほど面白かったです♪
長々とお付き合いいただきありがとうございました(^^)

＜ボリショイ劇場＞

では旅行に戻りま～す♪
ボリショイ劇場に到着。

ボリショイ劇場 劇場・ホール・ショー

＜ボリショイ劇場＞

入口のドアでチケットチェック。

＜ボリショイ劇場＞

入ると空港のような探知機。
バッグの中身も確認されました。

警備員さん、怖い顔しているけど
スラっとしてカッコイイ(^^)

＜ボリショイ劇場＞

もう一度、左右にあるチケットチェックを通過してから観客席へ入ります。
私は左側から入るので待っている間に、右側の列を撮ってみました。

写真の右奥の列が右側の入口で、左に探知機と外へのドアが写っています。

＜ボリショイ劇場＞

私が並んでいる左側の列。
渋滞中（笑）

＜ボリショイ劇場＞

待っている間、上のフロアも見えました。
赤い絨毯に美しい装飾でステキ♪

＜ボリショイ劇場＞

チケットのバーコードでチェック！
係員さんの赤いマントがステキ(^^)

＜ボリショイ劇場＞

まずエレベーター表示で劇場内のフロアを把握♪
最上階は7階です。

7階　4階席　カフェ
6階　3階席　3･4階席用クローク　トイレ
5階　2階席　2階席用クローク　トイレ
4階　1階席
3階　グランドレベル（私の席のある階）
2階　オーケストラレベル
1階　出入口　上記以外の席用クローク　トイレ

＜ボリショイ劇場＞

1階のクロークにコートを預けて7階カフェへ。
ここで幕間にシャンパンが飲もう♪

開演前も飲めたようです！
でもあまり時間がないのでとりあえず席へ。

＜ボリショイ劇場＞

それでは席のあるボックスシートへ。
通路も淡いピンクで可愛い雰囲気♪

＜ボリショイ劇場＞

グランドフロア左側2列目に着席！

ほー、こういう見え方なのね。
まあまあ、良さそうです♪

＜ボリショイ劇場＞

ところで、ボックスに入る前
プログラムを立っていた係員さんから購入！
今日のキャストが記載された冊子も入っていました。

左側だったのでボックスの仕切りにプログラムを置くことができました。

＜ボリショイ劇場＞

目の前、見下ろすと最下階のオーケストラレベル。
6月に座った席はちょうど写真で中央あたりでした。

グランドレベルの最前列は手前に少しスペースがありますが、タブレットはありません。

2018年ウィーン国立オペラ座でオペラ「椿姫」を観た時は最前列だけタブレット（日本語選択可）があり、中央寄りのボックス席の最前列209ユーロ（27,770円）で鑑賞しました。

ウィーンオペラ座の様子はこちら(^^)
3☆女子2人旅編（ドイツ・チェコ・オーストリア8日間でビール＆ワイン飲みまくり♪）【2018年秋ベルリンマラソン2回目＆欧州6カ国20日間】
https://4travel.jp/travelogue/11660699

＜ボリショイ劇場＞

目の前は右側部分。
7階分に相当するボックス席は圧巻！

左右のボックス席だとこれが見られます！

＜ボリショイ劇場＞

私のいる左側と目の前の右側の間にはひと際大きなボックス席。
販売されていないので特別席でしょう。

ここで、特別席の左右は壁になるのでその両サイドは視界が遮られるのが分かりました。それも価格に反映されていますね！

＜ボリショイ劇場＞

巨大な緞帳。

＜ボリショイ劇場＞

その右側に、これも販売されていないひと際大きなボックスシート。
人がいます！
著名人かもしれませんが良く見えませんでした。

この位置だと舞台に近いですが、
同じ右側にある舞台の内容は見えづらいかもしれません。

＜ボリショイ劇場＞

天井には美しい巨大なシャンデリアと天井画。

シャンデリアはクリスタルガラス。
重量2トン、直径は6・5メートル、高さは8・5メートルあるそうです。

＜ボリショイ劇場＞19:00

さあ、開演です♪

「イワン雷帝」
作曲　プロコフィエフ
振付　ユーリ・グリゴローヴィチ

運命に翻弄され苦悩するイワン4世を壮大なスケールで演じる全2幕の舞台。

今日のキャスト、主役2人がプログラムに掲載されていました（右下）

＜ボリショイ劇場＞

幕間になったので最上階7階へ。
ここは席の種類で言うと4階席になります。

ほー、かなり見下ろす感じ。
人は豆粒ですね。

＜ボリショイ劇場＞

4階席の様子。
天井が近い！

＜ボリショイ劇場＞

私の席から見上げていた巨大なシャンデリア。
間近で見ると更に巨大さが分かります。

･･･というかこのシャンデリアで舞台が見えない席もいくつかありましたので、予約時に注意が必要ですね。

＜ボリショイ劇場＞

そして、いよいよお目当てのカフェへ。
幕間のお酒が楽しみ(^^)

ヘネシー♪
モエ・エ・シャンドン♪

＜ボリショイ劇場＞

ヴーヴ・クリコ♪
ドンペリ♪　

＜ボリショイ劇場＞

ここではロシアのお酒が飲みたいと思っていました。
そう言うとこちらをオススメしてくれました。

アブラウ・ドゥルソ　ワイナリーのビクタードラヴィニー。
スパークリングワインです！

このワイナリーはロシア皇帝に提供するスパークリングワインを製造する目的で建設され、1917年までフランスの専門家チーム指導の下で製造され、“ソビエトシャンパン”と呼ばれるようになったそうです。

＜ボリショイ劇場＞

ロシアのお酒で楽しい時間♪
1人で飲んでいると「撮りましょうか」と声をかけてくれた人がいました。
親切な方だわ。

＜ボリショイ劇場＞

さあ、第2幕開演です。
実はこの席、最前列の人が前のめりになると舞台が見づらい･･･

＜ボリショイ劇場＞

内容が内容だけに戦いのシーンが多く重たい雰囲気が流れる舞台でしたが、踊りが美しく魅了されました。
ボリショイバレエが観られて良かったです。

そしてカーテンコールは華やかに！
カーテンコールは写真を撮っても大丈夫なのでたくさん撮りました。
でも、ほとんどブレてしまって･･･

＜ボリショイ劇場＞

イワン4世: ミハイル・ロブーヒン

ロブーヒンは顔が怖い（怖いメイク）ですが、踊りがキレッキレ！
冷酷なイワン雷帝の雰囲気が溢れていました。

＜ボリショイ劇場＞

アナスタシア（イワン4世の妻）: スヴェトラーナ・ザハロワ

ザハロワの気品と美しさ、優雅な踊りには魅了されました。

＜ボリショイ劇場＞

ザハロワ、本当に美しいわ♪

＜ボリショイ劇場＞

クルプスキー王子: デニス・ロヂキン

ロヂキン、カッコよかったです♪

＜ボリショイ劇場＞

拍手喝采♪

＜ボリショイ劇場＞

何度も何度もカーテンコールに応えてくれました。
この頃になると、オーケストラレベルの人達は前に移動して写真を撮りまくり（笑）

＜ボリショイ劇場＞

ザハロワ、素敵だわ♪

＜ボリショイ劇場＞

右隣の人がカーテンコール中に
「撮ってあげましょう」と言って写真を撮ってくれました。

遠目だけどキャストと一緒に記念写真！
嬉しい(^^)

＜ボリショイ劇場＞

最後までいたらボックス席も人がいなくなりました。
手ブレ写真で恐縮ですがボックス席の説明をします。

各ボックスの外には係員がいてチケットをチェック。
カーテンをくぐって着席しました。

ボックス内は9席ずつ。
仕切りは椅子の高さなので両サイドとの視界は遮られません。
可動式の椅子。

最前列３席は基本的に見え方が同じ（手前の人が乗り出さない限り）
2列目3席は15cmくらいの段上で普通の椅子。
3列目3席は2列目と同じ段上で高椅子。

＜ボリショイ劇場＞

私は2列目で黒いバッグのある椅子。
3列目の高椅子からは舞台を見るのが厳しいそうなのがお分かりかと思います。
でも3列目なら立っても良いようで、立って見ている人もいました。

2列目は後ろがいるので立てないし･･･

2つ前の写真でお分かりのように
最前列、特に１つ左のボックスの最前列の人がお・邪・魔･･･

価格の違いはこれだったと良く分かりました。
まあ、覚悟はしていたので今回は納得です。

やっぱり最前列がいいという結論に至りました。

＜ボリショイ劇場＞

ボックスの外。
壁が淡いブルーの階もあります。

＜ボリショイ劇場＞

淡いピンクの階もあります。
通路は舞台を囲むように丸いカーブになっています。

＜ボリショイ劇場＞

クローク待ちの人達。

＜ボリショイ劇場＞

私の黒いショートダウンと白黒格子のロングコートが見えています。
あまりに寒かったので2枚重ねですわよ(*_*)

＜ボリショイ劇場＞

劇場の外へ出ました。

＜ボリショイ劇場＞

なんと雪！

＜ボリショイ劇場＞

雪の白い玉が写真に写って綺麗！

＜古い塔(スターラヤ・バッシニャ)＞22:00

ボリショイ劇場は赤の広場の近くにあり、
美味しいロシア料理レストラン「古い塔」も近くにあります。
お腹が空いたので夜遅い時間でしたが行ってみました。

＜古い塔(スターラヤ・バッシニャ)＞

ここは以前、トラベラーのyk-papaさんに教えていただき6月にも行ったので今回で2回目です！
遅い時間でしたが中に入れてくれました。

＜古い塔(スターラヤ・バッシニャ)＞

どれも美味しそうなお料理のメニュー。

＜古い塔(スターラヤ・バッシニャ)＞

まずはロシアのビール♪　250ルーブル

＜古い塔(スターラヤ・バッシニャ)＞

ビーフ・ストロガノフ♪　990ルーブル
合計1,240ルーブル（2,104円　マスターカード）

パンも付いていました。
柔らかいクリームで包まれたお肉に
マッシュポテトのほんのりバターの香りが合わさってとても美味しかったです！

yk-papaさん、このお店大好きです。ありがとうございます♪

＜ベラルーシ駅＞23:20

メトロで帰りました。
ベラルースキー駅の地下にメトロ駅があります。

すっかり遅くなってしまいましたが、
車道には絶え間なく車が走っているのでホテルまで無事に帰れました。
雪は止んでいました。

ベラルーシ駅 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

＜マリオットトヴェルスカヤホテル＞

明日は「雀が丘」と「モスクワシティ」へ行き、お土産も買いたいな！と思いながら眠りにつきました。

次はいよいよ最終回！
モスクワ3日目＆最終日、内容盛り沢山になりそうです。
帰りの飛行機はＪＡＬビジネスクラスにアップグレードしていただき帰国します。

※追記：次の旅行記は写真が多くなったため3日目だけにしました(2021.12.22)
*22 メトロ駅はまるで美術館☆世界遺産ノヴォデヴィチ墓地☆雀が丘☆超高層モスクワシティ☆アルバート通りでお土産探し☆赤の広場ライトアップ♪
https://4travel.jp/travelogue/11724570

よろしければまたご一緒におつきあいください（＾＾）


☆旅行記☆
◆【飛行機の総集編】
*1 2019年秋ベルリンマラソン＆欧州5カ国14日間！特典航空券＋航空券合計9.3万円でワンワールド系8回搭乗＆8箇所の空港ラウンジ満喫♪
https://4travel.jp/travelogue/11560761

◆【ホテルの総集編】
*2 2019年秋ベルリンマラソン＆欧州5カ国14日間！マリオットプラチナチャレンジ6泊も含めた7つのホテル12泊滞在記！
https://4travel.jp/travelogue/11571548

【以降は夫婦旅編】
◆*3 フランクフルト＊マリオットプラチナチャレンジ「THE PURE」宿泊！
https://4travel.jp/travelogue/11567842

◆*4 世界遺産：ライン渓谷中流上部☆ワイン酒場が立ち並ぶリューデスハイム♪
https://4travel.jp/travelogue/11578123

◆*5 世界遺産：ライン渓谷中流上部☆ライン川の渡し船＆バッハラッハ！
https://4travel.jp/travelogue/11642448

◆*6 ベルリンへ移動☆ICE１等チケットなのにDBラウンジに入れない!?
https://4travel.jp/travelogue/11642447

◆*7 絵画館でブリューゲル鑑賞☆彡「ネーデルラントの諺（ことわざ）」と「二匹の猿」
https://4travel.jp/travelogue/11644698

◆*8 ベルリンマラソンエキスポ＆マラソンパスタ☆インターシティホテル宿泊
https://4travel.jp/travelogue/11645741

◆*9 雨のベルリンマラソン(3回目)で病院へ そしてドイツ出国
https://4travel.jp/travelogue/11655865

◆*10 秋の北欧ヘルシンキ♪ クラウスＫ☆ハカニエミ☆イッタラ☆カンピ☆フィンエアラウンジ
https://4travel.jp/travelogue/11675653

【以降はひとり旅編】
◆*11 後半からはひとり旅♪４年ぶりのマドリードから！
https://4travel.jp/travelogue/11677121

◆*12 青空のリスボン！世界遺産を上空から・本場でクチポール・ロシオ広場に近いホテル♪
https://4travel.jp/travelogue/11705990

◆*13 テージョ川を船で渡る！対岸アルマダの巨大クリスト・レイ＆絶景リスボン大パノラマ♪
https://4travel.jp/travelogue/11707640

◆*14 リスボン街歩き♪絶品アンコウのリゾット☆エッグタルト☆タラのコロッケ
https://4travel.jp/travelogue/11709203

◆*15 ポルトガル世界遺産：シントラの文化的景観☆まるで童話の世界「ペーナ宮殿」＆ 不思議な仕掛けの世界「レガレイラ宮殿」♪
https://4travel.jp/travelogue/11711316

◆*16 ポルトガル☆ユーラシア大陸最西端「ロカ岬」～陸尽き、海はじまる場所～♪
https://4travel.jp/travelogue/11711568

◆*17 発見のモニュメント☆世界遺産「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」☆サンタジュスタのエレベーター☆空港へ☆彡
https://4travel.jp/travelogue/11713625

◆*18 夜のマドリードひとり歩き☆ZARAショッピング＆フラメンコ♪ そして空港へ☆イベリア航空ラウンジでリオハワイン♪
https://4travel.jp/travelogue/11714987

◆*19 マドリードからヘルシンキを経由してモスクワへ♪ ヘルシンキ☆ヴァンター国際空港のショップ＆フィンエアーラウンジの北欧料理♪
https://4travel.jp/travelogue/11716350

◆*20 2度目のモスクワ！ロシア観光ビザは個人申請☆宇宙飛行士記念博物館で宇宙開発を学ぶ☆マリオットトヴェルスカヤ宿泊
https://4travel.jp/travelogue/11719795

ここまでご覧いただきありがとうございました！

モスクワ マリオット トヴェルスカヤ ホテル ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• yk-papaさん 2021/12/11 17:43:00

  2度目のモスクワ！ 編、楽しく拝見しています。

  Daisy さん、こんにちは。
  少々、ご無沙汰してしまいました。
  2度目のモスクワ2編、楽しく読ませていただきました。なんと以外にも、Daisy さんは宇宙女子だったのですね！（笑）　宇宙飛行士記念博物館には私も行きましたが、私以上に細部にわたった観察されていて大変驚きました！　今回は、ロシアVISAの取得方法やボリショイ劇場のチケット予約方法、お席を選択する際の注意点まで網羅されていて、ロシア旅行を考えているトラベラーにとって、とても参考になる情報が満載でした。素晴らしいです！　レストラン「古い塔」のお料理も気にいっていただけたようでうれしいです！　モスクワのボリショイ劇場は、劇場そのものの素晴らしさも感嘆ものですよね！　私は、本館の方へは2015年に一度行っただけ（バレエ・椿姫を鑑賞）ですが、今でもその時の感動が瞼に焼きついています。今回鑑賞された「イワン雷帝」の主役の1人「イワン雷帝の妻」役は、スヴェトラーナ・ザハロワさんだったのですね！　とても羨ましいです。　私はザハロワさんのご主人のワジム・レーピンさんのバイオリンを札幌のコンサートホールkitara で聞いたことがあるのですが、それは素晴らしい演奏でした！　まさしく美しい芸術家ご夫妻だと思います！
  ところで、Daisy さんはNHKの「ロシア語スキー」もご覧になっているのですね！私も録画して繰り返し視聴しているのですが、ちょうど、ターニャがトレチャコフ美術館を訪ねる回で、チケット「大人1枚お願いします。」というフレーズが紹介されていましたね！《Один взрослый, пожалуйста!》「アジーン・ヴズロースルィ・パジャールスタ！」ですが、このフレーズ、いろいろなチケット売り場で真似して使ってみると、けっこう通じました！（笑）
  それでは、次回、JAL成田行きのビジネスクラスでの飲みっぷりも、楽しみにしていますね！（失礼！）
  

  Daisyさん からの返信 2021/12/12 17:42:25

  Re: 2度目のモスクワ！ 編、楽しく拝見しています。

  yk-papaさん、こんにちは。
  
  コメントありがとうございます。
  宇宙好きなのです！宇宙飛行士記念博物館ではワクワクの連続でした。
  昔、良く親に連れて行ってもらった渋谷の五島プラネタリウムの影響かも(^^)
  先日、前沢友作さんがバイコヌール基地からソユーズ宇宙船で打ち上げられて現在は国際宇宙ステーション（ISS）に滞在！Youtube配信をワクワクしながら見ています♪
  ロシアVISAの取得方法など、お詳しいyk-papaさんからコメントをいただけて恐縮ですがとても嬉しいです。ありがとうございます！
  レストラン「古い塔」は雰囲気が良くて美味しくて素敵なお店ですよね。ご紹介いただき感謝しております♪また行きたいです。
  ボリショイ劇場は建物自体が美しく素晴らしいのでバレエやオペラを観賞できる幸せを感じました。ザハロワさんとご主人、本当に素敵な芸術家ご夫妻ですね！
  ロシア語講座で、私もターニャがトレチャコフ美術館を訪ねる回を見ました。次回行った時は当日チケットも買ってみたいと思うので「アジーン・ヴズロースルィ・パジャールスタ！」使ってみますね♪
  
  次回の旅行記ですが、ノヴォデヴィチ墓地ではyk-papaさんもご覧になったバリトンオペラ歌手ディミトリー・ホロストフスキーのお墓を見ました。まだお若かったのに偉大な芸術家が･･･残念です。
  JALビジネスクラスでの幸せな空の旅（お酒♪）も頑張ってまとめます（笑）
  
  Daisy