*20 2度目のモスクワ！ロシア観光ビザは個人申請☆宇宙飛行士記念博物館で宇宙開発を学ぶ☆マリオットトヴェルスカヤ宿泊【欧州5カ国の旅】

2019/10/05 - 2019/10/06

ドイツ、フィンランド、スペイン、初のポルトガル(通算37カ国目)を旅してきた「欧州5カ国14日間の旅」も遂に最終地ロシアのモスクワ♪　　

寒さは覚悟していたけれど、まさか10月初旬に雪が降るとは･･･(*_*)
マドリードでコートを買って良かったです！

今回は2度目のモスクワ。滞在は3泊4日。
ロシア入国に必要な観光ビザを個人申請したので冒頭でまとめました。
また、空港と市内を結ぶアエロエクスプレスや、メトロの乗り放題チケットについて載せました。
ホテルはマリオットプラチナチャレンジを兼ねて駅近のマリオットトヴェルスカヤ。
「宇宙飛行士記念博物館」は宇宙好きなので嬉しくて大興奮！
説明文を和訳してみたら長くなってしまいました。ご了承ください。
（タイトル写真は旧ソビエト連邦のスペースシャトル「ブラン」）

それではモスクワひとり旅、まずはモスクワ初日の入国から翌日の前半まで、ご一緒におつきあいください（＾＾）


＜この旅行について＞
毎年9月ベルリンマラソンを走っています。
それで、走るついでに欧州を旅するのが毎年の楽しみです♪　

今回のベルリンマラソンは連続3回目。
前半のドイツ・フィンランドは夫と一緒。
後半のポルトガル・スペイン・ロシアはひとり。
合計5カ国14日間の旅をしてきました。

移動ルートは大好きな飛行機で組みました！
JALグローバルクラブ(JGC)会員なので、ワンワールド加盟航空会社に全部で8回搭乗し、ワンワールドのエリートステイタス(サファイア)が自動的に提供されるサービス(機内座席指定無料、ファストセキュリティレーン、各空港ラウンジ利用等)をフル活用してきました（＾＾）
ホテル全12泊中6泊はマリオットプラチナチャレンジに含めてみました。

＜主な費用(1人分)税込＞
飛行機 ８回　 93,513円&52,500ﾏｲﾙ　※ﾏｲﾙは日本発着で使用　
電車ICE1回　 8,450円　
ホテル12泊　121,095円　※ﾍﾞﾙﾘﾝﾏﾗｿﾝ出走権付分46,391円除く
合計　　　　 223,058円

＜旅程＞
【前半：夫婦旅】
まずはフランクフルトへ。
そして鉄道で移動し夫婦でベルリンマラソンを走り、
その後、北欧フィンランドの首都ヘルシンキへ！
この間に想像もつかない事態が･･･夫に大災難（泣）

■9/26（木）NRT11:25→FRA16:30　JL407
　　　　　　プレエコ特典航空券 フランクフルト泊
■9/27（金）世界遺産「ライン渓谷中流上部」 フランクフルト泊
■9/28（土）Frankfurt(Main) Hbf → Berlin Hbf ICE1等車 ベルリン泊
■9/29（日）「ベルリンマラソン」 ベルリン泊　
■9/30（月）TXL9:35→HEL12:25　AY1432 ヘルシンキ泊

【後半：ひとり旅】
行ってみたかったポルトガルの首都リスボンへ。
せっかくだから隣国スペインのマドリードにも寄って、ちょっとだけフラメンコを見て本場のＺＡＲＡで服を買う計画♪
その後、ヘルシンキから帰国の予約をキャンセルしＪＡＬ特典航空券が半分のマイルのモスクワからにルート変更。モスクワは今年6月以来２回目。
帰国便はビジネスクラスにアップグレードしていただきラッキーでした♪

■10/1（火）HEL16:50→MAD20:15　AY1661 マドリード泊
■10/2（水）MAD11:25→LIS11:50　IB3110 リスボン泊
■10/3（木）世界遺産「シントラの文化的景観」
　　　　　＆ユーラシア大陸最西端のロカ岬 リスボン泊
■10/4（金）世界遺産「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」
　　　　 　LIS16:45→MAD19:10　IB3103　
　　　　　フラメンコ マドリード泊
■10/5（土）MAD10:20→HEL15:30　AY1662
　　　　　 HEL17:40→SVO19:20　AY0713 モスクワ泊
■10/6（日）ボリショイバレエ「イワン雷帝」 モスクワ泊
■10/7（月）モスクワ泊
■10/8（火）世界遺産「モスクワのクレムリンと赤の広場」
　　　　　 DME17:15→
■10/9（水）NRT8:35　JL422　Yクラス特典航空券
　　　　　※Cクラスにアップグレード♪　帰国

＜総集編の旅行記＞
最初に旅全体の「飛行機」と「ホテル」をまとめています。
◆*1 2019年秋ベルリンマラソン＆欧州5カ国14日間！特典航空券＋航空券合計9.3万円でワンワールド系8回搭乗＆8箇所の空港ラウンジ満喫♪
https://4travel.jp/travelogue/11560761

◆*2 2019年秋ベルリンマラソン＆欧州5カ国14日間！マリオットプラチナチャレンジ6泊も含めた7つのホテル12泊滞在記！
https://4travel.jp/travelogue/11571548

＜旅行中のレート＞
JCBカード　1ユーロ　119.318ｰ119.864円
　　　　　　1ルーブル　1.672ｰ1.682円
MASTERカード　1ユーロ　120-121.356円
　　　　　　　　1ルーブル　1.697-1.701円
現金　1ルーブル　1.82円（2018年9月に1万円を5500ルーブルで両替）

■■■2020年秋は欧州（ベルリンマラソン）と北米（シカゴマラソン）を走る世界一周ビジネスクラス旅行はコロナ禍で中止しました。
一日も早く安心して暮らせる日が戻ってきますよう祈ります。■■■

エリア モスクワ(ロシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜前回の内容＞

5カ国14日間の旅も遂に最終目的地モスクワへ♪

これまでドイツ（フランクフルト・ベルリン）、フィンランド（ヘルシンキ）、スペイン（マドリード）、初ポルトガル（通算37カ国目　リスボン）を旅してきました。

前回はバラハス空港（マドリード）のイベリア航空ラウンジで朝食。
ヴァンター国際空港（ヘルシンキ）では改装後のシェンゲン外エリアのフィンエアーラウンジで遅い昼食。
夜、シェレメーチエヴォ国際空港（モスクワ）へ到着しました。

*19 マドリードからヘルシンキを経由してモスクワへ♪ ヘルシンキ☆ヴァンター国際空港のショップ＆フィンエアーラウンジの北欧料理♪
https://4travel.jp/travelogue/11716350

＜2019年6月のサンクトペテルブルク＞

今回のモスクワは2度目。
4か月前の6月に初めてロシアのサンクトペテルブルクとモスクワを旅しました♪

その時、色々調べながら
ロシア観光ビザを個人で申請してみたり
特急列車、バレエ・オペラ、ホテルを予約しました。

6月のサンクトペテルブルク
◆（左上）ヘルシンキ からサンクトペテルブルクへは国際列車「アレグロ」の車内で国境越え、初ロシア（通算36カ国目）に入国！

◆（左下）複数のレストランで「ペリメニ」の食べ比べ！
◆（右上）ロシアバレエは好きな「ジゼル」を観賞♪

◆（右下）エルミタージュ美術館では「黄金の孔雀時計」の精巧な動きに驚嘆！

＜2019年6月モスクワ＞

6月のモスクワ
◆（左上）「メトロポールホテル」に１泊してハープ演奏の中で優雅な朝食♪
◆（左中）「メトロポールホテル」でロシア式のアフタヌーンティー！

◆（左下）サンクトペテルブルクからモスクワへはロシアの超特急「サプサン」1等車で移動！飛行機並みの食事とバラ・紅茶・スリッパ付きで大興奮♪

◆（右上）「ナツィオナリホテル（ホテルナショナルラグジュアリーコレクション）」に３泊してクレムリンを見ながら朝食！

◆（右中）世界遺産「クレムリンと赤の広場」
◆（右下）ボリショイ劇場でオペラ「カルメン」を鑑賞♪

すっかりロシアの魅力にはまりました！！

※6月の旅行記はサンクトペテルブルク手前で現在中断。
　先に10月旅行記を完成させてから再開します(^^;)

＜ビザ１．ロシアの観光ビザ（個人申請）＞

ロシア入国に必要な観光ビザ。
6月旅行時、そして今回も個人で申請しました。
次の旅行でも申請できるように写真5枚で手順をまとめました。
ビザ申請はご不要でしたら飛ばしてください！


一般的には旅行会社でホテル予約してビザも依頼されるかと思いますが、私は直接ホテルを予約したので、ビザも旅行会社を通さず自力で取得してみました。

費用は約1,500円。
一般的に10,000～15,000円ほどかかるようなので格安でしたが、初めてだったので作業に時間がかかってしまいました。

書類準備にあたっては、在日ロシア連邦大使館の公式サイト（https://tokyo.mid.ru/web/tokyo-ja/-13）領事部を熟読しました。

写真は「領事部」⇒「領事サービス」⇒「ロシアビザ」⇒「ロシアビザの種類」⇒「観光ビザ」の順にクリックした「書類」画面の表示です。
その両端の「説明」「料金」の他、「事前予約」「ロシアのビザの案内」なども読んでおく必要がありました。

申請のポイントは以下のとおりです。

ポイント①
ビザは東京、札幌、函館、大阪、新潟いずれかの在日ロシア連邦大使館領領事部（領事館）で申請する必要があるので、東京で申請しました。
※郵送不可なので、もし最寄りにない場合は交通費がかかります。旅行会社に依頼する場合と比較した方がいいと思います。

ポイント②
観光ビザにはロシアへの入国回数に応じ、シングル・ダブル・マルチがあります。旅行中に1度入国するならシングルビザ。6月旅行も10月旅行もシングルビザの申請となりました。
※もし1度入国した後出国しまた入国するならダブル

ポイント③
必要書類は以下のとおり。
◆バウチャー（ホテルの予約確認書or旅行手配をするロシアの組織による旅行者受入の確認書及びロシア連邦旅行業者官報に記載されている同組織の情報）
※後述２参照

◆ビザ申請書（visa.kdmid.ruのサイト上で作成し印刷）
※後述4参照

◆パスポート（半年以上有効期間があり、ビザ貼付用に空白２ページ以上必要）
※提出するためビザ受取まで手元から無くなります。

◆カラー写真（3.5×4.5センチ、背景が無地、サングラスやカラーレンズ付きメガネ、帽子を着用していない状態で顔全体が正面から鮮明に写っているもの）
※写真不備で却下されるケースが多いようなので気を付けました。

◆申請費用（11営業日以降受取の場合は無料、4-10営業日以内4,000円、1-3営業日以内10,000円、銀行振込orクレジットカード払、現金不可）

ポイント④
ビザ申請に行くには予約が必要
※6月旅行申請時は先着順で朝から並びましたが、その後予約制となりました。

＜ビザ２．バウチャー申請(1)申請フォーム＞

先ほど述べたように、ホテルで予約確認書（有料）を作成してもらえば、それがバウチャーになりますが、6月は2都市で４つのホテルに依頼することになると高くなるため、他の方法を探しました。
その結果、ロシアの旅行会社travelrussia.su（https://travelrussia.su/en/visa.tourist.php）に依頼することにしました。

この会社は自力で申請している人の多くが利用されている会社のようで、ネットで申請するとすぐにバウチャーを発行してくれて料金も格安約1,500円でした。

写真はその申請画面で、入力内容は以下です。

◆最初に右上の通貨を選択
　ユーロもありましたが現地通貨が有利と思いルーブルにしました。
◆日本Japan、シングルビザsingle entryは899ルーブル
　請求額は1,511円でした。
◆バウチャーの受取はＥ-mailを選択」
　free無料でした。他は配達など送料あり
◆氏名など必要項目を入力
◆到着日（到着当日）と出発日を入力
　ここは注意が必要で、何かあってもビザの延長は絶対に認められないので予め長くするほうが無難とのこと。不測の事態を考慮し実際の出国日より1日遅い日付にしておきました。
※観光ビザの最長期間（入国日から30日間）まで可能ですが、万が一、帰国後に急遽再入国する必要となってもビザ有効期間を過ぎないと次のビザ有効期間にできない（再入国できない）ので注意が必要です。

◆滞在先のホテルを入力
　6月は２都市で複数ホテルだったのでそれぞれ入力、10月は１つのホテルを入力しました。選択肢になかったホテルはホテル名と住所を入力しました。

◆支払方法を選択
　この画面にでていませんがクレカ・Paypalなどあり、クレカにしました。

◆バウチャーを受け取る氏名・Ｅ-mailアドレス・電話番号を入力
◆注意事項を読んだ確認でチェックボックスにチェック
◆一番下に表示された料金を確認しました。
◆最後に注意！！！
　右の「Next」をクリックする前に内容を確認しないと、クリックしたらいきなり申請が完了してしまいました(*_*)


ちゃんとできるかドキドキしましたが、サイトが分かりやすくて無事に申請、バウチャーも発行されました。

なお、この申請にあたって「ロシア ビザ センター」という会社のサイト（https://visa.d2.r-cms.jp/）の観光ビザ申請の画面をかなり参考にさせていただきました。ビザの有効期間など各申請項目について分かりやすく記載されていました。写真の撮り方も参考になりましたのでこの場を借りて御礼申し上げます(^^)

＜ビザ３．バウチャー申請(2)紙面＞

申請完了後すぐ「内容確認後にバウチャーを送る、平日最大5時間かかる」との英文メールがきました。

そして約4時間後に再度メールがきて、リンク先にバウチャーが表示されていました。
これがその紙面です。

次に述べる３．ビザ申請書作成にあたり、バウチャーから入力する項目もあるため、6月旅行と同様に入力できるので楽だと思っていたら、10月旅行時はバウチャーの発行会社が変わってフォームも変わっていたので少し焦りました(*_*)

＜ビザ４．電子申請用紙の入力と印刷について＞

バウチャーの準備ができたので、先ほど述べた領事局（visa.kdmid.ru）の画面で、ビザの電子申請用紙を作成していきました。
（写真は4画面を1枚にしたため各画面の右端部分は省略）

◆（左上）まず国は日本、言語は日本語を選択して、チェックを入れて「新紙申請書を記入する」をクリック。

◆次の画面から電子申請用紙の番号が表示され、各項目を入力していきました。
　電子申請書は20分でクリアになってしまいますが、とても20分でスラスラできるとは思えず、番号をメモしてこまめに状態保存しながら進めました。

◆その後、確認画面（左下⇒右上⇒右下の順）が表示されるので最終確認しました。※灰色部分が多くて恐縮ですが入力の参考になれば幸いです。

申請書が完成したら指定された方法で印刷しました。
申請書は30日間保管されています。

なお、大使館が委託している「ロシアビザセンター」（https://interlinkservice.world/japan/）では、申請書作成サポートサービスを行っています。もし作成にご不安があれば申請書1ページにつき750円で作成してくれると案内されています。

＜ビザ５．在日ロシア連邦大使館での申請と受取＞

書類の準備ができたので申請日を予約し、当日大使館へ行きました。
写真は大使館での申請ブースの様子です。
左が会計、中央が申請、右が受取の窓口です。

◆申請
6月旅行の申請時（4月申請）、クチコミを作成しています。
当時は先着順で、現在は予約制のため待ち時間は変わっていますが、申請手順は変わりませんので以下のクチコミをご参照ください。

なお、パスポートにビザが貼られるため、この場で預けることになります。
受取るまで利用できないため、他の用事でパスポートを使用する場合はご注意ください。
また、10月旅行の申請時（8月申請）に、6月旅行の申請時（4月申請）と同じ写真を使いましたが問題なく受け付けてくれました。

クチコミ「初体験！10連休前にロシア大使館で観光ビザ申請！最新の混雑状況・大使館休日による受取日等について」
https://4travel.jp/overseas/area/europe/russia/tips/13588624/

◆受取
申請時に指定された受取日以降であれば受取可能です。
予約は不要、待ち時間なくすぐに受取完了。
内容に誤りがないか確認して大使館を出るまで15分ほどでした。

以上で観光ビザの取得が出来ました♪

＜今回モスクワでやりたいこと＞

そして2度目のモスクワ。今回は3泊4日。
やりたいことをリストアップしてみました。

◆（左上）6月行けなかった「雀が丘」と奥の高層ビル群「モスクワシティ」へ行きたい
◆（左中）ボリショイ劇場へ再訪。前回は観られなかったバレエが観たい
◆（左下）モスクワの美しいメトロの駅をもっと観たい

◆（右上）宇宙飛行士記念博物館でロシア宇宙開発を学びたい
◆（右下）マトリョーシカのお土産が買いたい

日本で事前にボリショイ劇場公式サイトからバレエを予約しました。
他は現地で直接訪れました。写真は今回のものです。

＜入国審査＞

前置きが長くなりましたが、ここから旅の続きを始めます！

10/5（土）
シェレメーチエヴォ国際空港に到着し、入国審査場へ行きました。
置いてある入国審査用紙に記入していきました。

すると「ビザ番号」の項目。
一瞬で真っ青･･･
「あれっ、ビザ番号ってどれだっけ？」

6月旅行時は慎重に準備して抜かりなく入国したのですが、今回は2度目だからと油断があったと思います。
予め準備していたら問題なかったのですが･･･

一緒に到着した人達や後の人達もどんどん入国審査を通過する中、前回はどうやったか慌てて記録を出そうとしても出ず、調べても「ビザ番号」が分からない。
30分ほど経過して人も少なくなってきたので仕方なく入国審査の列に並ぶことにしました。

そして私の番。
「ビザ番号が空欄です」と言って提出･･･
すると審査官が「問題ないよ」と言って、私が書いた紙を破棄し、全て印字された審査用紙を出して「ここにサインして」と言いました。
サインしたら完了･･･

あっという間の入国審査でした！？
先ほど調べていた30分間は何だったんだろう･･･(泣)

前回は列車で入国審査を受けたので、
審査用紙に漏れがあってはダメで慎重に準備しました。
でも空港で入国する場合はパスポートと
連動して審査用紙が印刷される機械があるのですね。

先程までヘルシンキの空港のラウンジでお酒飲んでいる場合じゃありませんでした。やっぱりちゃんと準備しておかなくちゃいけなかったと反省。

結局「ビザ番号」はビザ右上の茶色モザイク部分に記載の番号だったのです。
今後は絶対に忘れません！！！

シェレメーチエヴォ国際空港 (SVO) 空港

＜バゲージクレーム＞

急いで7番のターンテーブルへ行くと回っていません。
人も荷物も全くありませんでした。

「荷物はどこ？」とウロウロしていると、
係員の方が「あれ、あなたの荷物？」と声をかけてくれました。

「ダ！スパシーバ！（はい！ありがとう！）」と何度も繰り返す私。

キャリーバッグは別の場所で保管されていたのでした。
空港側の立場なら、30分以上放置された荷物は要注意ですものね。
ご心配おかけしました。

＜シェレメーチエヴォ国際空港＞

これから「アエロエクスプレス」でモスクワ中心部へ行きます。
まずは乗り場へ。

＜アエロエクスプレス＞

窓口でチケットを購入しました。
「1 チケット　パジャールスタ！（1枚ください！）」

今思えば、「パジャールスタ」だけロシア語（笑）
でも窓口の方は、ニッコリしてチケットを渡してくれました。

「スパシーバ！（ありがとう！）」
入国審査の方も、この窓口の方も、皆さん優しいわ(^^)

支払いはMASTERカード。
500ルーブル（849円）

MASTERカードはいつもレートが少し高い。
JCBカードが使えればJCBカードを使っています。

写真にJCBカードが表示されていたのに気づきませんでした。
後日、帰りのチケットはJCBカードで支払ったらやはり少しだけ安くなりました。

アエロエクスプレス 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

＜アエロエクスプレス＞

窓口でパンフレットをもらいました。

（上）モスクワの３つの空港（ドモジェドヴォ・シェレメチェヴォ・ヴヌコヴォ）と市内を35分間や45分間ノンストップで結ぶ便利な電車です。
メトロの地図もあったので役立ちました。

（下）時刻表。時間帯によりますが30分や1時間おきに運行されています。
料金は片道より往復がお得、1人より複数の方がお得になっています。
私は行きがシェレメチェヴォ、帰りがドモジェドヴォの空港を利用するので片道ずつ購入となりました。

＜アエロエクスプレス＞20:45

21:00発の電車に乗る人達。
一定の時間までホームに入れません。
ゲートが開くとチケットをチェックされてホームへ進みました。

シェレメーチエヴォ国際空港駅 駅

＜アエロエクスプレス＞21:33

赤い車両。
無事にベラルースキー駅に到着！
車内が混んでいて写真は撮れませんでした。

ベラルーシ駅 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

＜ベラルースキー駅＞

ベラルースキー駅ライトアップが美しい♪

＜マリオットトヴェルスカヤホテル＞

写真は昼間の外観ですが、
大通り沿いのマリオットトヴェルスカヤホテル。

シェレメーチエヴォ国際空港に到着し、アエロエクスプレスで夜遅くにベラルースキー駅に着くので、駅から近いホテルを選びました。

クチコミを書きました。
◆アエロエクスプレスのベラルースキー駅近くのマリオット系列ホテル！シェレメーチエヴォ国際空港利用時に便利！
https://4travel.jp/os_hotel_tips/14503658

モスクワ マリオット トヴェルスカヤ ホテル ホテル

＜ベラルースキー駅周辺地図＞

ベラルースキー駅からホテルまでのルート。
徒歩5分ほどです。

駅からの道のりや、ホテル内の様子は、トラベラーのsikokiさんの旅行記を参考にさせていただきました。
事前に、夜の治安は問題ないことや横断歩道があることなど、質問にご回答いただき、安心してホテルまで歩けました。
その節はありがとうございました。この場をお借りして再度お礼申し上げます(^^)

＜マリオットトヴェルスカヤホテル＞22:00

部屋は天井が高く、
ソファ・テーブルなどゆったり配置。
1人で泊まるには十分な広さです。

モスクワ３泊　
デラックスゲストルーム１クイーン　食事なし
10月5日･6日 会員レート1室2泊 11116.8ルーブル（18,433円）
10月7日 会員レート1室1泊 10348.8ルーブル（17,413円）
プラチナチャレンジ16泊中の④⑤⑥を兼ねました。

＜マリオットトヴェルスカヤホテル＞

テレビは小さめ。
デスク、チェアなど。
冷蔵庫もありました。

＜マリオットトヴェルスカヤホテル＞

クローゼットの中にバスローブ、アイロン。
コンセント。
飲料、セ－フティボックスなど。

＜マリオットトヴェルスカヤホテル＞

バスルーム。
アメニティはイタリアのブランドACCA KAPPA。

ミネラルウォーター2本。

＜マリオットトヴェルスカヤホテル＞

ロシアで生の水道水は飲めません。
ミネラルウォーター必須です。

ですが･･･
6月にロシアに来た時、ミネラルウォーターで作った紅茶やコーヒーでも、ずっとお腹が緩かったのです。

いつも旅行中に体調は崩さないので、ロシアの水が合わないかもしれません。
念のためリスボンで水１リットルを買っておきました！

※後日、ホテルのミネラルウォーターを恐る恐る飲んでみましたが平気でした。6月の原因は不明のままです(^^;)

＜マリオットトヴェルスカヤホテル＞

部屋は8階建ての3階319（写真左下）
窓からの眺めはお隣のビル。

もし反対の322側だったら
大通り沿いだからベラルースキー駅も見えたでしょう。

でも今回は観光重視。
ほとんど外出するので問題ありません！

ホテルの写真はロビーなども撮った気がしますが残っていませんでした。残念。

＜マリオットトヴェルスカヤホテル＞22:30

さて、落ち着いたら小腹が空いて
マドリードのムセオデルハモンで買った生ハムのサンドイッチ♪

今日はマドリード⇒ヘルシンキ⇒モスクワへと欧州を大移動（笑）
お風呂に入ってからぐっすり寝ました(^^)♪

＜マリオットトヴェルスカヤホテル＞

10/6 8:00

朝食♪
これ、リスボンの
パステイス デ ベレンで買ったエッグタルトです！

6個入りにしたのでまだ残っていて(^^)

＜ベラルースキー駅周辺＞

今日はまずメトロのベラルースカヤ駅へ。
今夜のボリショイ劇場のバレエチケットを受取りに行きます。

メトロの駅はベラルースキー駅の地下です。

（左上）ホテルのある大通り
（左下）ベラルースキー駅への横断歩道
（右上）美しい駅舎のベラルースキー駅。
　　　　メトロのベラルースカヤ駅はその下。
（右下）駅舎の大通りに近い端にあるメトロの入口（信号の後ろ）

＜メトロのチケット＞11:25

メトロ窓口で乗車券を買いました。

6月は1回ずつ買っていましたが今回は乗り放題タイプ！
3日（72時間）券は438ルーブル（約745円）

窓口では「３Days、72hours パジャールスタ！」で大丈夫でした。
またもや英語とロシア語がごちゃ混ぜ（笑）

この1枚でメトロ、トラム、トロリーバス、バスに乗車できるので楽！
メトロしか乗りませんでしたけれど(^^)

＜メトロポールホテル＞

メトロ2号線で3つ目。
テアトラーリナヤ駅で下車。

地上を少し歩くと
ボリショイ劇場のはす向かいにメトロポールホテル。
モスクワを代表するホテルの１つです！

6月に1泊しました(^^)

メトロポール ホテル モスクワ ホテル

＜ボリショイ劇場＞

ボリショイ劇場に到着。
日本で予約した今夜のバレエのチケット、無事に交換できました。

（右上）ボリショイ劇場
（右下）劇場内のチケット売場
（左上）売場で交換した今夜のチケット
　　　　予約の経緯は次の旅行記で記載します！
（左下）入口ドアの横に「イワン雷帝」のポスター

ボリショイ劇場 劇場・ホール・ショー

＜メトロで移動＞

次は宇宙飛行士記念博物館へ行きます♪

グーグルだと
メトロ2号線でテアトラーリナヤ駅⇒ノヴォクズネツカヤ駅へ。
メトロ6号線に乗り換えて、トレチャコフスカヤ駅⇒最寄りのVDNKｈ駅へ。

30分程度で行けるようです。

＜メトロ：トレチャコフスカヤ駅＞12:07

ロシアのメトロは芸術的♪
乗換の広場にもこんな壁画があったりするので楽しいです。

＜メトロ：トレチャコフスカヤ駅＞

6号線の案内図。
乗換なども表示されていて分かりやすい！
日本の地下鉄と表示が似ていますね。

＜メトロ：VDＮKｈ駅＞12:27

駅のホームにシャンデリア♪
メトロの車両もクラシックでステキ！

＜VDＮKｈ駅周辺地図＞

中央がVDＮKｈ駅。
宇宙飛行士記念博物館は駅の左にある建物。

＜VDＮKｈ駅＞

円形の駅舎のすぐ横に
宇宙飛行士記念博物館が見えました。
空高く大きな槍が刺さった様なオブジェが特徴的な建物です。

＜公衆トイレ＞

ぐるっと回って入口へ行く途中でトイレを発見！

「туалет」 はトイレのこと。
ロシア語でлは、アルファベットのｌ（エル）です。
ちなみにロシア語でｐは、アルファベットのｒ（アール）です。
面白い！

＜宇宙飛行士記念博物館＞12:40

外はとても寒くて、雨から雪になりました。
まさかモスクワで雪を見るとは･･･
寒い(*_*)

宇宙飛行士記念博物館 博物館・美術館・ギャラリー

＜宇宙飛行士記念博物館＞

中に入ると賑わっていました。
人気があるのですね♪

＜宇宙飛行士記念博物館＞

営業時間。
ロシア語だけでなく、英語表記があります！

＜宇宙飛行士記念博物館＞

コートはクロークに預けられます。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

早速、チケットを購入。
クレジットカードが使えました。

入場料は250ルーブル（425円）
ミラーレスカメラを持ち込んだので別途230ルーブル（391円）加算されました。
合わせても800円ほど。

スマートフォンのカメラの撮影は加算なしでOKです。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

まずはセキュリティーゲートを抜けて中へ。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

建物の模型。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

館内図もありました。
奥行きがあり、広いようです。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

更に中へ。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

うわー、宇宙っぽい！
宇宙の博物館ですものね。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

まずはガガーリンが人類初の宇宙飛行で着用した宇宙服！
「地球は青かった」の名言で知られるガガーリン。

この宇宙服はEngineering model(エンジニアリングモデル)だったのでoriginal(オリジナル=実物)ではないようですが、着ていた服と同じモデルと思ったら間近で見られて嬉しいです！

展示物にはそれぞれ説明文がありました。
日本語のパンフレットが無いため、説明文を和訳したものを（説明文より）として記載していきます。拙い訳ですがご了承ください。

（説明文より）
1961年4月12日
人類で初めてソビエト連邦が宇宙飛行に成功。
その時に宇宙飛行士ユーリィ・ガガーリンが着ていたSK-1宇宙服。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

（説明文より）
SK-1は
・加圧されたキャビン内で最大で必要な衛生状態12時間
・減圧されたキャビンに4～5時間安全に滞在
・8kmの高さでの排出中の保護
・パラシュート降下中の酸素供給
・冷水で最大12時間の生存
などを保証した宇宙服でした。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

これがガガーリンが帰還した時のヴォストーク宇宙船です。
ヴォストーク宇宙船とガガーリンは別々にパラシュートで降下しました。
内部のオレンジや白の布がパラシュートだと思われます。

（説明文より抜粋）
シングルシートのボストーク宇宙船の降下モジュール
モデルスケール1:1

ボストーク宇宙船は、パイロットキャビンを備えた降下モジュールと計器モジュールの2つの主要モジュールで構成され、モジュールは金属バンドとパイロロックで機械的に接続されていました。
モジュールは、打ち上げ、軌道飛行、および7kmの高さまでの降下中に宇宙飛行士を収容するように設計されています。
その後、宇宙飛行士はシートとサバイバルパックを持って脱出し、パラシュートは座席から離れた後、4kmの高さで開いて地上に着陸しました。
降下モジュールはほぼ球形のアルミニウムキャビンです。
1mのハッチが3つあり、技術ハッチは宇宙飛行士の足元、進入ハッチは脱出にも使用、パラシュートコンテナハッチは頭上にあります。
宇宙飛行士は減圧されたキャビンに4時間は安全に滞在し、10kmの高さで脱出するまで保護されました。
ラジオ、生命維持システムなども降下モジュールに含まれていました。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

ユーリィ・ガガーリンの資料

＜宇宙飛行士記念博物館＞

ユーリィ・ガガーリンの資料

＜宇宙飛行士記念博物館＞

（説明文より）
1965年3月18日、宇宙船ヴォスホート２号の宇宙服
エンジニアリングモデル

＜宇宙飛行士記念博物館＞

小学生が学んでいました。
幼い時から、宇宙開発の歴史を学ぶ機会があるのは良いですね。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

（説明文より）
（右上）宇宙に行った犬のベルカとストレルカ（剥製）

（右下）動物用のコンテナ（実物）
1960年から1961年にかけて、有人宇宙飛行に備えて衛星船で飛行試験が実施され、船の設計と搭載システムがテストされました。
その中で生命維持システムと地球への帰還として動物用のコンテナでテストを実施。
コンテナは宇宙飛行士の射出座席のプロトタイプで、高度7kmでの宇宙船の降下中に排出され、着陸時の速度は6～8m/秒。
1960年8月20日の多数の生物学的物体はすべて地球に無事に帰還。
その結果、宇宙飛行要因が生物に与える影響に関する独自の科学データが得られました。

（左上）宇宙への飛行の準備をしている犬のライカ

（左下）1.動物のいる加圧キャビン　2.供給システムのバッテリー　3.温度の換気システムメンテナンス　4.酸素タンク　5.動物用給餌システム　6.マイク　7.ビデオカメラ　8.モーションセンサー　9.テストチューブを加熱するためのバッテリー
微生物　10.排出メカニズム　11.排出コンテナエンクロージャ

＜宇宙飛行士記念博物館＞

宇宙開発の歴史。
模型（モデルスケール1:1や1:3など）で年表化されていました。

（説明文より）
・（左下）1966年2月3日、月面のソフトランディングを達成した最初の宇宙船ルナ9号
・（右中）3番目の人工地球衛星。1958年5月15日世界初の宇宙科学実験室で、圧力と温度、電荷、静電界と磁界の強度、太陽粒子の放射強度、大気のイオン組成とその濃度を測定し、微小隕石の衝突を検出。 外部放射線帯を発見
など

＜宇宙飛行士記念博物館＞

写真左の女性はワレンチナ・テレシコワ。

（説明文より）
ソ連・ロシアの宇宙飛行士、空軍軍人、政治家。
1963年6月16日にボストーク6号に搭乗し、女性として人類初の宇宙飛行を行った。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

打ち上げロケットとボストーク宇宙船の模型。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

ロケットの横の扉を開けて、更に奥へ。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

人工衛星が空に浮かんで、まるで宇宙にいるみたい☆彡

＜宇宙飛行士記念博物館＞

その奥の通路も展示が盛り沢山！

＜宇宙飛行士記念博物館＞

宇宙船の模型に子供も興味津々！

＜宇宙飛行士記念博物館＞

その宇宙船の船内。
人形の大きさで船内の雰囲気が伝わります。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

ここは宇宙飛行士を記念した博物館ですものね。
歴代、宇宙開発で活躍された勇敢な宇宙飛行士の皆さんの写真がありました。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

ガガーリンの写真もありました。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

模型がたくさんあって楽しい♪

説明文を見ると実物だったりして、
実際に宇宙で活躍したものが間近で見られて感動しました。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

宇宙で実験された植物。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

（説明文より）
オーラン宇宙服。

船外活動用に設計された半硬式宇宙服で、1977年から1984年までのサリュート6号とサリュート7号の軌道宇宙ステーションの飛行中に使用されました。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

（説明文より）
ミール軌道宇宙ステーションのエアロック部分（実物）

＜宇宙飛行士記念博物館＞

宇宙ステーション「ミール」です。
モデルスケール1:1で、中に入ることができました。

（上）宇宙ステーション「ミール」
　　　表示されているロシア語の「МИР」は、アルファベットで「MIR」になります（ロシア語ИはI、ロシア語РはRです）

（下）ミールの内部

＜宇宙飛行士記念博物館＞

宇宙食！

＜宇宙飛行士記念博物館＞

ビデオ上映。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

館内の見学順路は一方向で、
そのまま進めば全部見られるような造りです。
もちろん再度見たい時は戻ることも可能でした。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

（説明文より）
クレチェット-94宇宙服（実物）

生命維持システムが統合されたソビエトのセミリジッド宇宙服。
船外活動だけでなく、ムーンウォークも対象としています。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

（説明文より）
月面着陸時に使用された宇宙服ラジオ局ユニットのレプリカ。
宇宙飛行士、月着陸船、地球間の通信を提供することを目的として1960年代後半に開発されました。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

世界初の月面車ルノホート1号

＜宇宙飛行士記念博物館＞

ソビエト連邦・ロシア以外の宇宙開発も展示されていて、これはアメリカの宇宙服（実物）です。

（説明文より）
アメリカの宇宙飛行士マイケル・コリンズの宇宙服（実物）。
1969年7月に月に飛んだアポロ11号司令部パイロットの宇宙服。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

予想以上に素晴らしい！
じっくり見たら半日では終わらない。

もっとゆっくり見たかったのですが、
他に予定があるのでざっとしか見られず残念。
再訪したい場所です。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

（説明文より抜粋）
コスモス1514衛星（ビオン6号）（複製）

医学的および生物学的実験を実施し、生物に対する宇宙飛行要因の影響を研究するためのビオンシリーズの宇宙船。
ビオンシリーズの衛星は1973年から打ち上げられました。
このビオン6はは1983年12月14日に打ち上げられ、2匹のサル（ArbekとBion）やラットを乗せ、宇宙飛行の放射線安全性や、身体への無重力の悪影響の低減と適応期間の短縮などの実験が実施されました。すべての生物学的物体は降下ビークルで地球に戻されました。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

（説明文より抜粋）
ソユーズ37号宇宙船の降下モジュール（実物）

質量：2.8 t　最大直径：2.2 m　長さ：2.16 m
1980年7月23日、インターコスモスプログラムでバイコヌール宇宙基地からソユーズ37号の宇宙船が打ち上げられ、さまざまな国の宇宙飛行士や組織が宇宙研究に参加できるようになりました。
ソユーズ37号は、国際的な乗組員を宇宙ステーション「サリュート6号」に運びました。宇宙飛行士はその任務中に、医学、心理学、生物学、宇宙材料科学の分野で一連の実験を行い、ソユーズ37号の降下モジュールで地球に戻り、記録的な185日間の宇宙飛行を完了しました。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

ロケットが立ち並んでいて圧巻！

＜宇宙飛行士記念博物館＞

本当に見どころ満載！
勉強になるし、楽しい♪

＜宇宙飛行士記念博物館＞

たった一度だけ飛行した
旧ソビエト連邦のスペースシャトル「ブラン」

（説明文より抜粋）
ブラン宇宙船　スケール1:10
長さ：36.4 m　翼幅：約24 m　船高（シャーシ上）：16 m以上
乗組員のキャビン容量：最大10人
最大飛行時間：最大30日

Energy-Buranプログラムによって作成されたソビエトの再利用可能な宇宙輸送システムのスペースシャトル。ブランは1988年11月15日に最初で唯一の宇宙飛行を行いました。

宇宙船はエネルジアキャリアロケットの助けを借りてバイコヌール宇宙港から打ち上げられ、地球を飛行した後、特別装備のユビレイニ宇宙港に自動的に着陸しました。1993年にEnergia-Buranプロジェクトは終了しました。

ブランの開発中に得られた一連の技術的解決策は、国内および海外の航空宇宙技術、ならびに国民経済の分野で現在も使用されています。

※補足　説明文にあるバイコヌール宇宙港、ユビレイニ宇宙港は当時のソビエト連邦が建設したもので現在のカザフスタンにあります。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

（説明文より抜粋）
ブラン宇宙シャトル用K-36RBパイロット射出座席（実物）

ブランオービター宇宙ミッションのパイロット地上訓練で使用されました。
1988年から1990年に生産されました。
座席には、排出時に自動操縦方向探知が作動する緊急ストックと、すべての気候条件に対応する個人用サバイバルキットを搭載できます。
K-36RB射出座席は、包括的なベンチテストと飛行テスト、および豊富な運用経験によって証明された高い飛行性能と信頼性を備えています。
現在、さまざまなアセンブリバージョンのK-36シートは、すべての現代ロシア空軍戦闘艦隊、防空およびロシア海軍航空機に搭載されています。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

この青い機体。
上階で上部を見ましたが、下階では下部が見られるようになっていました。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

それがこの内部です。
宇宙服のサイズからスケール1:1だと思います。
この写真は説明文を撮らなかったようで詳細が分かりません。残念です。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

出口手前にあった写真について

（説明文より）
ガガーリンのスピーチ
「私たちの祖国が宇宙工学の発祥地になり、人工衛星を軌道に打ち上げ、ソビエトのペナントを月に届け、その向こう側を撮影したのは世界で最初のソビエト人であったことを誇りに思います。 この壮大な記念碑は、宇宙のパイオニアであるソビエトの人々の歴史的業績の証拠として何世紀にもわたって立つでしょう。 20世紀の象徴、共産主義の偉大な勝利の象徴。」

＜宇宙飛行士記念博物館＞

宇宙食の自動販売機がありました。
1食500ルーブル。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

これも宇宙食の自動販売機。
こちらは1食400ルーブル。

ボルシチ、マッシュルームスープなど。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

ボルシチ、買ってみました♪
まだ開封していないので味は？です。
賞味期限前に食べないといけません。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

コーヒーやアイスの自動販売機もありました。
値段を見てみます。

コーヒー40～50ルーブル
キットカット50ルーブル
コーラ65ルーブル
ミネラルウォーター50ルーブル
1ルーブルが1.7円として100円前後。

アイスはバスキンロビンス100ルーブル（約170円）

＜宇宙飛行士記念博物館＞

ゲートの外へ。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

（上）オリオン宇宙船に乗ったバーチャルツアー 250ルーブル
黄色のカプセルの中でバーチャルツアーが体験できるようです。

（下）売店の本やノートなど
クレジットカード使用可。JCBカードも可。
ロシアはJCBカードが使用できる場所が多いかもしれません。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

これが売店。

＜宇宙飛行士記念博物館＞

（右上）売店で買った「ガガーリンの本」と「ロケットのピンバッチ」
（右下）ガガーリンの本の内部。ロシア語ですが最近は翻訳も自分で出来るので、ゆっくり読んでいこうと思います(^^)

（左上）チケット表面は2枚とも同じ
（左下）チケット裏面
　　　　上が大人250ルーブル
　　　　下がカメラ持込230ルーブル

＜宇宙飛行士記念博物館＞

博物館を出ました。

建物を出て階段を上がると
槍のオブジェが寒空に突き刺さるように立っていました。

「宇宙飛行士記念博物館」とても良かったです。
貴重な「実物」の展示などもあり、見応え十分でした！

オススメの博物館ですので、皆さまもお時間があればぜひ(^^)


次の旅行記では、ロシア美術の結集「トレチャコフ美術館」、ボリショイ劇場でバレエ「イワン雷帝」観賞、夕食はとても美味しいロシア料理のレストランへ行きます。
よろしければまたご一緒におつきあいください（＾＾）


☆旅行記☆
◆【飛行機の総集編】
*1 2019年秋ベルリンマラソン＆欧州5カ国14日間！特典航空券＋航空券合計9.3万円でワンワールド系8回搭乗＆8箇所の空港ラウンジ満喫♪
https://4travel.jp/travelogue/11560761

◆【ホテルの総集編】
*2 2019年秋ベルリンマラソン＆欧州5カ国14日間！マリオットプラチナチャレンジ6泊も含めた7つのホテル12泊滞在記！
https://4travel.jp/travelogue/11571548

【以降は夫婦旅編】
◆*3 フランクフルト＊マリオットプラチナチャレンジ「THE PURE」宿泊！
https://4travel.jp/travelogue/11567842

◆*4 世界遺産：ライン渓谷中流上部☆ワイン酒場が立ち並ぶリューデスハイム♪
https://4travel.jp/travelogue/11578123

◆*5 世界遺産：ライン渓谷中流上部☆ライン川の渡し船＆バッハラッハ！
https://4travel.jp/travelogue/11642448

◆*6 ベルリンへ移動☆ICE１等チケットなのにDBラウンジに入れない!?
https://4travel.jp/travelogue/11642447

◆*7 絵画館でブリューゲル鑑賞☆彡「ネーデルラントの諺（ことわざ）」と「二匹の猿」
https://4travel.jp/travelogue/11644698

◆*8 ベルリンマラソンエキスポ＆マラソンパスタ☆インターシティホテル宿泊
https://4travel.jp/travelogue/11645741

◆*9 雨のベルリンマラソン(3回目)で病院へ そしてドイツ出国
https://4travel.jp/travelogue/11655865

◆*10 秋の北欧ヘルシンキ♪ クラウスＫ☆ハカニエミ☆イッタラ☆カンピ☆フィンエアラウンジ
https://4travel.jp/travelogue/11675653

【以降はひとり旅編】
◆*11 後半からはひとり旅♪４年ぶりのマドリードから！
https://4travel.jp/travelogue/11677121

◆*12 青空のリスボン！世界遺産を上空から・本場でクチポール・ロシオ広場に近いホテル♪
https://4travel.jp/travelogue/11705990

◆*13 テージョ川を船で渡る！対岸アルマダの巨大クリスト・レイ＆絶景リスボン大パノラマ♪
https://4travel.jp/travelogue/11707640

◆*14 リスボン街歩き♪絶品アンコウのリゾット☆エッグタルト☆タラのコロッケ
https://4travel.jp/travelogue/11709203

◆*15 ポルトガル世界遺産：シントラの文化的景観☆まるで童話の世界「ペーナ宮殿」＆ 不思議な仕掛けの世界「レガレイラ宮殿」♪
https://4travel.jp/travelogue/11711316

◆*16 ポルトガル☆ユーラシア大陸最西端「ロカ岬」～陸尽き、海はじまる場所～♪
https://4travel.jp/travelogue/11711568

◆*17 発見のモニュメント☆世界遺産「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」☆サンタジュスタのエレベーター☆空港へ☆彡
https://4travel.jp/travelogue/11713625

◆*18 夜のマドリードひとり歩き☆ZARAショッピング＆フラメンコ♪ そして空港へ☆イベリア航空ラウンジでリオハワイン♪
https://4travel.jp/travelogue/11714987

◆*19 マドリードからヘルシンキを経由してモスクワへ♪ ヘルシンキ☆ヴァンター国際空港のショップ＆フィンエアーラウンジの北欧料理♪
https://4travel.jp/travelogue/11716350

ここまでご覧いただきありがとうございました！