2025/07/22 - 2025/07/30
1834位(同エリア1847件中)
壱岐照三さん
暑い、涼しいところに行こう、というのと、外務省的にはロシアの危険度は3となっているが
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2025T089.html#ad-image-0
どう考えてもレベル3ほど危なくはないだろう、これは自ら行ってみるしかないか、というのが話の始まりである。
私自身が若かった時(!)の1991年、北京からモスクワまでシベリア鉄道経由で列車、モスクワからグロドナ(今のベラルーシ。2022年にここでベラルーシとロシアの合同軍事演習後、ロシア軍がウクライナに侵攻した。)経由でワルシャワ、ベルリンまで列車で行く壮大な計画(?)を建て、ソ連の(最後の年の)ビザ、鉄道切符も取得してさあ行こうとしたところで湾岸戦争が始まり、ビビってしまって諦めたことがある。この時の教訓で、戦争が本当に影響しているかは自分の頭でちゃんと考えること、というのがあり、再びモスクワ行きを邪魔しそうな二つの戦争の影響を整理の上、年寄向きの簡単な計画に仕立て直した。北京は10年近く行っておらず、ついで(でもなかったのだが)に寄ってみよう、というところ。
日程
7月22日・・・成田→ドーハ(カタール航空)、ドーハ→モスクワ(カタール航空)
~23日
7月24日・・・モスクワ
7月25日・・・モスクワ
7月26日・・・モスクワ→上海(中国東方航空)、上海→北京((中国東方航空)
~27日
7月28日・・・北京
7月29日・・・北京
7月30日・・・北京→成田(春秋航空日本)
写真は大きな駅にある外国人向け(詳しく聞いたわけではないが、ロシア人は徴兵制度があり、右下に「ロシア国籍が取れる!」とあるので、外国人向けと思われる)特別軍事作戦用人員募集のポスター。民間会社が請け負っていて、駅に簡単なテントを張って、担当の兄ちゃんが一人いる。私はおっかなびっくりで写真を撮っていいか聞いたが、どうぞどうぞ、パンフも持って行ってくれ、というのは、やはり外国人だからかなあ。
パンフには「Ha CBO」と記載がある。ウクライナ戦争=特別軍事作戦(Cпециальной военной операции)は略称「CBO(ローマ字ではSVO、エスヴェーオーと発音)」という言い方がロシア人の間では一般的で、この募集は間違いなくウクライナ戦線に送られる、ということである。あなたはこの報酬で行くだろうか。(ちなみにシェレメチーヴォ空港のSVOと奇しくも同じなので、道に迷っても「SVOに行きたい」とは間違っても連呼しない方がよい。いつのまにか、ウクライナ軍のドローンの真っただ中に・・・なんてことになりかねない。)
徴兵されたロシア兵は原則として国外には行かず、志願兵の職業軍人が国外で戦う。帰国時に北朝鮮兵3万の応援を要請した、というニュースが流れたが、北朝鮮兵も「国内」でしか活動しない。もっとも「国内」の定義がどうなっているか分からないが。・・・
- 旅行の満足度
- 4.0
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成田空港第二ターミナルは出発フロアの一つ下にフードコートを作ったが、このフードコートは特色もなく、値段も高くて何のためにこんなものを作ったのか・・・羽田の方がきちんとしている。とはいえ、出発前の一杯。(真面目に)無事を祈る。成田空港第二ターミナルにて。
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この千葉銀行のレートはあまりに旧態依然としていて、これだと「成田空港はレートが悪いので、街中で」と海外のSMSに書かれる原因になると思うが・・・開港当時からのお約束、だとしても、別に地元銀行だからと優遇する必要はないと思うのだけど。
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この62番ゲートは端っこだった。
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カタール航空一食目。
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今までのカタール航空機では気づかなかったが、このようにイスラム教徒向けに一日五回のお祈りの何番目か(メッカ時間に合わせているのだろうか)メッカの方向がどちらかを示すモニター表示がある。
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カタール航空二食目。エコノミーでも金属製のナイフ・フォークが出てくるのが好きである。昔はどこもそうだったけどなあ。
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ドーハ空港到着。空港内の表示だが、言いたいことは良く分かるのだが、これだと人身売買にならないだろうか。
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アル・マハ ラウンジは今まで色んなドラマを生み出してきた(自分の中だけだが・・・)ラウンジで、ここに来るのは一つの楽しみになってきた。今日は珍しくリースリングを置いていて、誰も開けてないので勝手に開けて・・・というのもいつものバターン。ドーハ空港にて。
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モスクワ線はアバヤ姿の女性が多く、隣の二人組の女性もそう。隣でハイネケンを飲むのは別に問題はないだろう。モスクワ行き一食目。
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クチコミにも書いたが、このドーハ-モスクワ線はイラン上空・ペルシャ湾上空を完全に避けてイラク上空に行くのだが、そこからモスクワを目指すとクラスノダール(クリミア半島への橋が掛かっている場所に近い)、ハルキウ(ウクライナ第二の都市)近郊を通ることになる。これを避けるためにカスピ海側に出る。まあ、ジョージア観光を勧める人もいるので、何が危ないのかは難しいところだが。カタール航空機内にて。
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これがイミグレ係官から渡される出国カード。大事に取っておくこと。一番上にあるようにロシアとベラルーシは共通の出入国政策をとっている。本来ならば、ここに「ウクライナ」が加わってないとおかしい(?)と思っている人たちが・・・シェレメチーヴォ空港にて。
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無事にシェレメチーヴォ空港Bターミナルに到着。私がイメージしていたシェレメチーヴォ空港とは(いい意味で)全く違う。写真は到着ロビーにあった「カプセルホテル」だが(制限区域外)一度泊まってみたいものである。
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同じく到着ロビーにあるЮ money(Yoo money、ユーマネー)。(外国人旅行者用の)Мир(Mir、ミール)デビットカードが作れます、のようなことが書いている。
私は「今時、外国では基本は追加料金なしのローミング、または通販で買うeSIMで十分」と何度も書いてきたが、ロシアに関しては、現地eSIM(+7から始まるロシアの携帯番号)の購入を勧める。というのも、モスクワはほとんどがミールカードで済む超キャッシュレス社会(!)であり、このミールカードを作ったり、街中でフリーWIFIを使ったり、ファストフードのキオスクを使ったり、の全ての場面でロシアの携帯番号が必要になるから、である。
また、海外ローミングは最初の24時間はインターネットに接続できない。これはウクライナのドローン対応らしく、飛んできたドローンがロシアの通信会社にローミングしてネットに繋がった瞬間、位置情報を確認して目的地に向かって突っ込む(ちなみにドローンの通信手段はいくつかあり、その一つの方法。ロシアもウクライナ国内の通信網を利用するので、ウクライナ側でも同様な制限があるかも知れない。)とのことで、24時間でドローンかどうか判別するらしい。
ユーマネーはロシア最大のスベルバンクの子会社なので、不便ではないと思うが、やはり銀行であるスベルバンク、VTBに口座を作ってミールデビットカードを発行してもらう方がいいような気がする。VTBはスイフト(国際送金ネットワーク)から排除されているが、スベルバンクはまだ加盟しているので、日本から送金することも可能なはず。ただし、金融庁のお達しだけ見ている日本の銀行を説得するのは難しいだろうけど。 -
シェレメチーヴォ空港のBC到着ロビー前のタクシー、バス乗り場。夏休みもあるのだろうが、家族連れも観光客も多い。
空港の両替所で前々回の旅行で使い残した50CHFを両替したが、レシートをなぜかもらっていない。 -
空港鉄道のАэроэкспресс(アエロエクスプレス)はBCターミナルは一つ上がった出発ロビーのフロアに改札、ホームがある。写真は時刻表。
シェレメチーヴォ空港DEFターミナル→シェレメチーヴォ空港BCターミナル→ベラルースカヤ駅・・・と向かう。BCターミナル駅は行き止まり構造で(何でこんな線路構造にしたのか不明)折り返す形になる。 -
券売機は英語表示があり、直感的にも分かりやすい。最初のロゴがミールで、このように主だったクレカは全て使えるのだが、今は制裁のため、我らがJCBも含めて、西側カードは使えない。JCBが対ロ制裁に加わるのはお付き合い以外、全く思考停止と思うのだけど、道義的非難を浴びるから?ということで現金で購入。700RUB。
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英語(ローマ字)表記があまりないような覚えがあるが、Белорусский вокзал(ベラルースカヤ駅)、Одинцово(オジンツォボ駅)となっているが、このオジンツォボ駅行き(終点)に乗る。この電車はアクセス特急のように途中の沿線の足にもなっている。空港に行くときも、別記するが「空港行き」と「東成田行き」みたいなのがあり、間違えないように。
空港から行く場合は、ベラルースカヤ駅で地下鉄に乗り換えるのが一般的。シェレメチーヴォ空港BCターミナル駅にて -
アエロエクスプレスの車内。椅子に付いている広告はS7航空のもの。
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椅子のデザインは可愛い。
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アエロエクスプレスでベラルースカヤ駅まで行って、あの30年前に来る予定だった国鉄のベラルースカヤ駅に寄ってみる。
モスクワには9つの国鉄の大きなターミナル駅があり、原則として、行先の地名が付いている。ベラルースカヤ駅はベラルーシ方面=西ヨーロッパ方面に行く列車のターミナルで、モスクワ→ブレスト(ベラルーシのポーランド国境の街)→ワルシャワ→ベルリン→パリ、と結ぶ列車が有名なのだが・・・。ベラルースカヤ駅にて。 -
ベラルースカヤ駅の時刻表。ミンスク行き、ブレスト行きはあるが、その先のポーランドに入る列車がないのは見ての通り。
へえ、と思ったのは、界隈で有名な(?)29番列車(20時39分発)が実際に走っていることが確認できたこと。モスクワ→カリーニングラード、となっているが、ご存じのようにカリーニングラードはポーランドとリトアニアに挟まれた飛び地である。
このカリーニングラードに行くには、ベラルーシからリトアニア領内を通らないといけない。リトアニアはEU加盟国であり、シェンゲン国でもある。相当もめたらしいれけど、EU加盟国を走る唯一の列車として走っていとのこと。ただしリトアニア領内は乗り降りができないいわゆる回廊列車(昔、オーストリアのザルツブルクとインスブルック間で乗ったことがある。ドイツ領内を通った方が早いため)として運行している。
ヴィリニュス駅を徐行して走るので、駅の近くにはウクライナの惨状を示すパネルを飾ってあって、乗客はそのパネルをじっくり見なければならないという嫌がらせ(?)をしている、と聞くが、この辺はリトアニア旅行をした人から本当かどうか聞いた方がよい。
ロシアのマルチビザを持っていれば、シェンゲン国に入れる日本人(通過するがシェンゲン国に入れる手続きが必要とのこと)はこの列車に乗れるはずである。国鉄ベラルースカヤ駅にて。 -
西側ブランドで唯一残っているバーガーキングのお店。おいおい書こうと思うが、KFC、マクドナルド、スターバックスはいずれも撤退し、後継ロシア企業がやっている。バーガーキングもロシア企業がやっているが、契約の関係で、商標のロシアでの使用権利を「はく奪」できなかったらしい。キリル文字でそのまま「Burger King」となっている。ベラルースカヤ駅にて。
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ベラルースカヤ駅から地下鉄二号線でアフトザヴォーツカヤ駅に。そのままマキシマ・パノラマホテルにチェックイン。私はホテルでの部屋飲みはできるだけ避けるのだけど、とりあえず、適当な飲み屋が見つからず、研究不足を痛感。ということで、部屋飲みに変更。ビールは本家チェコのバドワイザー(これもどうやって輸入しているか分からないが)と右側のЗолотая Бочкаは良く知らないが有名なビールらしい。私はБалтикаくらいしか知らない。・・・つまみのカニかまぼこはロシア製だとおいしいかも、と思ったが出汁が効いてない。・・・
バドワイザーが169.99RUB、ボーチカが76.99RUBで輸入品が高いのは制裁が影響しているはず。コカ・コーラも探せば売っているが、地場コーラの3倍くらいする。ホテルにて。 -
このホテル、枕を選べる。(ちゃんと英語表記がある。)街中では英語が通じにくいのは外国人観光客が少ないのだろう。きょうび、渋谷の小さなラーメン屋のバイトの兄ちゃん、姉ちゃんでさえ英語で接客するのに。・・・
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