＃5アールヌーボー探し2002夏～ウィーン街歩き②～

2002/08/20 - 2002/08/30

こんにちは♪　ようこそ！くろねこツーリストへ。添乗員のしるくんです。
くろねこツーリストは、おもにアールヌーボー建物を見にヨーロッパをウロウロしてま～す。
ちょっと昔ですが、2002年の8月には11日間のブダペスト、ウィーン、プラハのタビへ。
ぼくが案内するタビを楽しんでね♪

ウィーンの街歩き２日目はナッシュマルクト隣りのフリーマーケットをウロウロし、ベートーベンフリースで有名なセセッションやカールスプラッツパビリオンのカフェで世紀末美術を楽しみ、クンストハウスやフンデルトヴァッサーハウスで曲線満載の現代芸術（？）を堪能。甘味処へも♪

【日程】
8月20日　成田空港からロンドンを経由しブダペストへ、ブダペスト泊
8月21日～22日　ブダペスト滞在
8月23日　ブダペストからウィーンへ列車で移動しウィーン泊
8月24～25日　ウィーン滞在
8月26日　ウィーンからプラハへ列車で移動しプラハ泊
8月27～28日　プラハ滞在。途中でホテルを移動
8月29日　プラハ空港からロンドンを経由
8月30日　成田空港着

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

泊ったホテルの朝ごはんはなかなか豪華（「豪華」の基準はスモークサーモンの有無だったりします～。しゃけ好き♪）。
この、ヘイゼルナッツチョコクリームのヌテラ、大好き～♪
あまり重くないサイズを買ってきたりします(日本のスーパーでも今は買えますが、ちっと高め)。３kgとかの巨大なものもあったりするんですけど、さすがに重すぎて未だに買えません。

メルキュール ウィーン 西駅 ホテル ホテル

西駅そばのホテルから、本屋さんを探してマリアヒルファー通りを東へ。
途中で見かけた閉店セール中の絨毯屋さん。ここにスタバができるという案内も貼ってあります。
現在もこちらにはスタバがありました！
Neubaugasse 4, 1070 Wien

途中で見つけたステキ建物。歩いたルートと前後の写真を考えるとAmerlingstraßeあたりなんだけど、ストリートビューではどこだか見つけられず…。

大通りまで下ったところで見つけた手すりがステキな逸品。
本をいろいろと見ていたら、ここは1913年に建てられた「四季館」と名付けられた建物とのこと。窓の両側に見える女性像は春と夏を表しています。
Linke Wienzeile 64, 1060 Wien

土曜日に開かれるフリーマーケットというかのみの市は、マジョリカハウスの前辺り。
やっぱり出店が気になって、大好きな建物にもあまり目がいかず…。

蚤の市 市場

ステキなステンドグラス♪
こういうパーツで出回るんですね。ちょっと欲しかったな～。

市場を通り抜けると、金色の玉ねぎ(と勝手に呼んでいますが、正しくは違います…）がのっかった分離派館（セセッション）。

地下のベートーベンフリースをほ～～と楽しみ、地上階の企画展では、何やら参加型のものだったので、参加してみました！ブログで紹介していますので、そちらもどうぞ。
タビノソラ　黒猫しるくんと行くアールヌーボー探しのたび by くろねこツーリスト
https://sirukun.cocolog-nifty.com/blog/

↓セセッションの分類が劇場・ホール・ショーってどうなんでしょう。美術館だと思っていたのですが…。

セセッシオン 劇場・ホール・ショー

お昼はカールスプラッツパビリオンのカフェで♪
いつ見てもステキな建物です。

カールスプラッツ駅舎 建造物

内装もセセッションスタイルでステキ♪
あ～、この椅子ほしい！！

カフェとしてはあまり広くないというか狭いかな～。
外にも席はありますが、やっぱり、中で建物を堪能したいですね。
ひゃっほ～。

ケルントナー通りをウロウロ。
大道芸人がそこここに！　街歩きが楽しい♪

おやつどころを探して、シュテファン広場から地下鉄３号線に乗って、フォルクスシアターへ。

奥に見える国会議事堂を通りすぎ（全然、警備してる感がなく近寄れちゃったんですけど、よかったのかしら…）、

国会議事堂 現代・近代建築

甘さ控えめで美味しい！とガイドブックに載っていたスルッカへ。

カフェ スルーカ カフェ

なかなか大きめのケーキでおいしかった～♪　しあわせ～♪
土曜日だったからか閉店が５時でした。早い！早すぎる！

お隣の市庁舎では、フィルムフェスティバルを開催中。
毎年夏に行われるイベントのようです。
食べ物屋台も出ているので、お食事処としても便利ですね。

ウィーン市庁舎 現代・近代建築

トラムを乗り継ぎ、当時は夜７時まで開いていたクンストハウスへ。
フンデルトヴァッサーの美術館は、彼の好きな曲線で構成されていて、壁のみならず床もうねっていたりする、ちょっとくらくらする美術館でした…。

クンストハウスウィーン 現代・近代建築

入場券がパズル！でした。左が表で右がうら。
厚みが1.5mmはあるいかにもパズルの１片、という代物です。今もそうなのかな。そうだと楽しいけど。

ご近所のフンデルトヴァッサーハウスへも。
こんな緑が多い市営住宅、ちょっとうらやましいなあ。

フンデルトヴァッサーハウス 現代・近代建築

お向いのフンデルトヴァッサービレッジものぞいてみるものの、時間が遅すぎてお店はどこも閉まったあと…。

じゃあ、トイレぐらい行ってくるか！と利用してきました～。
当時は使用料が0.5ユーロ。ところが、１ユーロ玉しか持っておらず（おつりも出なかった）…。小銭って重要ですね。
キャッシュレスが進んだ現在でもやっぱり現金のみなのかなあ。まあでも、日本のSuicaやPASMOのようなＩＣカードならＯＫでも旅行者にはあまり便利ではありませんけど。

ちょっとフンデルトヴァッサーちっくな「モダンアート」トイレなのでした。

夜ごはんは西駅のスーパーで買ったスイカとヘーゼルナッツが練りこまれたパンとけしの実餡のパン、そして牛乳をホテルの部屋で。
暑かったし、歩いて疲れたのでスイカがおいしかった～。