サンティアゴ・デ・コンポステーラ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
Fatimaへの道 Camino Fatima   Santiago-Fatima 6/27-7/18<br /><br />Fatima1  今日からポルトガルの道 Santiago - Pontecesures<br /><br />6/27 今日からポルトガルの道て言うかファティマへの道一人旅が始まる。ファティマはマリア様が出現したポルトガル最大の聖地です。昨年、リスボンからファティマを経由してサンチャゴまで歩いた。その年も「マドリッド→サンチャゴ→ファティマ」と連続して歩くルートを考えはしたが、やっぱり逆ルートだと旅の道連れは絶対にできないし矢印もないから難儀するだろなーとビビって、サンチャゴからリスボンまでバス移動して、普通にリスボン→サンチャゴを歩いた経緯がある。リスボンからサンチャゴまで歩いた約一ヶ月間の間に逆ルートを歩く巡礼に20人ほど出会った。ほとんどが二人連れでソロは何人もいなかった。出会う度に声を掛け、果敢に難コースに挑む人たちを称え羨望の眼差しで見ていた。やっぱり自分も挑戦しなくてはと思ったのが今年このルートを選んだ理由だ。ファティマまではここサンチャゴから470km、およそ22日間の行程。さて実際に歩いてみてどうだったか!はじまりはじまり。

歩く歩く歩く2019 ファティマへの道1(北の道の続き)

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2019/05/13 - 2019/08/10

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旅行記グループ 歩く歩く歩く 2019

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Fatimaへの道 Camino Fatima   Santiago-Fatima 6/27-7/18

Fatima1  今日からポルトガルの道 Santiago - Pontecesures

6/27 今日からポルトガルの道て言うかファティマへの道一人旅が始まる。ファティマはマリア様が出現したポルトガル最大の聖地です。昨年、リスボンからファティマを経由してサンチャゴまで歩いた。その年も「マドリッド→サンチャゴ→ファティマ」と連続して歩くルートを考えはしたが、やっぱり逆ルートだと旅の道連れは絶対にできないし矢印もないから難儀するだろなーとビビって、サンチャゴからリスボンまでバス移動して、普通にリスボン→サンチャゴを歩いた経緯がある。リスボンからサンチャゴまで歩いた約一ヶ月間の間に逆ルートを歩く巡礼に20人ほど出会った。ほとんどが二人連れでソロは何人もいなかった。出会う度に声を掛け、果敢に難コースに挑む人たちを称え羨望の眼差しで見ていた。やっぱり自分も挑戦しなくてはと思ったのが今年このルートを選んだ理由だ。ファティマまではここサンチャゴから470km、およそ22日間の行程。さて実際に歩いてみてどうだったか!はじまりはじまり。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
徒歩
航空会社
カタール航空
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
JTB

PR

  •  アルベルゲメノールでTさんと最後の朝飯食べた後、Tさんはフィステラに向けて出発。私はポルトガルの道が始まる(て言うか本来は到着するんだけど)アラメダ公園脇へ。昨年はこの辺りは迷っていたので違う道を歩いてサンチャゴへ到着した。なのでサンチャゴを脱出する道は見当が付かない。それでもファティマへの青い矢印は予想したのよりは大目にポツポツと出てくるので何とかなりそうだ。その多くはポルトガルからサンチャゴを目指すモホンや黄色い矢印の裏や隣におまけみたいに描かれたのばっかでかすれている。でも無いよりずっといい。て言うか無いと困ります、お願いしますよ。

     アルベルゲメノールでTさんと最後の朝飯食べた後、Tさんはフィステラに向けて出発。私はポルトガルの道が始まる(て言うか本来は到着するんだけど)アラメダ公園脇へ。昨年はこの辺りは迷っていたので違う道を歩いてサンチャゴへ到着した。なのでサンチャゴを脱出する道は見当が付かない。それでもファティマへの青い矢印は予想したのよりは大目にポツポツと出てくるので何とかなりそうだ。その多くはポルトガルからサンチャゴを目指すモホンや黄色い矢印の裏や隣におまけみたいに描かれたのばっかでかすれている。でも無いよりずっといい。て言うか無いと困ります、お願いしますよ。

  •  歩いて行くとサンチャゴを目指す巡礼に会う会う。今日だけで百人近くすれ違ったんじゃなかろうか。日本人は3人組とソロに会った。4人共女性なのでポルトガルの道は女性でも歩きやすいとどこかで教わったんだろう。「誰か逆コースを歩く人がいましたか?」と尋ねたら、会うのは私が初めてとのこと。やっぱりかー。この人たちはポルトからサンチャゴまで十数日間を歩いている筈なので、その間に逆ルートを歩く人はゼロとは予想以上に少ないのが分かった。て言うか少ないどころか一人も居なかった。<br /><br /> 逆ルートだけどファティマに導いてくれる青い矢印は思ったよりあるので助かってる。それでもやっぱりサンチャゴ行きの黄色いのには叶わなくて頻繁に迷うことになる。また少し迷ったので国道を歩くことにしてパドロンを目指す。やっぱり迷うのが普通のようだが、サンチャゴを目指す人が頻繁にやってくるので分かれ道で迷った場合、向こうからやってくる巡礼を目印にできるようだ。<br /><br /> 初日の今日は26キロ以上なのでパドロンには2時半頃到達した。ヤコブの遺体を乗せた船を繋いだと噂の船繋ぎ石を祀ってある教会をちょっと覗いて、ここパドロンのアルベルゲに泊まろうか誘惑があったけど、やっぱりもうひと息頑張ってPonte cesuresまで歩くことにする。市場で缶ビールを1本買い道端の日陰で飲んで出発。これで大正解。アルベルゲは新しくてきれいで広々なのに巡礼が何人もいない。これは昨年で調査済み、みんな有名なパドロンへ行ってしまうのだ。

     歩いて行くとサンチャゴを目指す巡礼に会う会う。今日だけで百人近くすれ違ったんじゃなかろうか。日本人は3人組とソロに会った。4人共女性なのでポルトガルの道は女性でも歩きやすいとどこかで教わったんだろう。「誰か逆コースを歩く人がいましたか?」と尋ねたら、会うのは私が初めてとのこと。やっぱりかー。この人たちはポルトからサンチャゴまで十数日間を歩いている筈なので、その間に逆ルートを歩く人はゼロとは予想以上に少ないのが分かった。て言うか少ないどころか一人も居なかった。

     逆ルートだけどファティマに導いてくれる青い矢印は思ったよりあるので助かってる。それでもやっぱりサンチャゴ行きの黄色いのには叶わなくて頻繁に迷うことになる。また少し迷ったので国道を歩くことにしてパドロンを目指す。やっぱり迷うのが普通のようだが、サンチャゴを目指す人が頻繁にやってくるので分かれ道で迷った場合、向こうからやってくる巡礼を目印にできるようだ。

     初日の今日は26キロ以上なのでパドロンには2時半頃到達した。ヤコブの遺体を乗せた船を繋いだと噂の船繋ぎ石を祀ってある教会をちょっと覗いて、ここパドロンのアルベルゲに泊まろうか誘惑があったけど、やっぱりもうひと息頑張ってPonte cesuresまで歩くことにする。市場で缶ビールを1本買い道端の日陰で飲んで出発。これで大正解。アルベルゲは新しくてきれいで広々なのに巡礼が何人もいない。これは昨年で調査済み、みんな有名なパドロンへ行ってしまうのだ。

  •  ガリシア州の公営アルベルゲは6ユーロで統一されている。受付の女性に昨年も泊まったんだよと言ったら喜ばれて凄く愛想がいい。10ユーロ札しかなかったらお釣りがないようで「1ユーロ持ってない?」と聞かれるもこれしかない。そしたら5ユーロに負けてくれるそうだ。それじゃ如何にも申し訳ないので、スーパーで買い物したら1ユーロ上げるよと言うも要らないそうだ。ずいぶんと親切だなー。もしかしたらその1ユーロはこのおばちゃんのポケットマネーから出してくれるのかも知れない。親切なセニョーラに「サンタマリアデハポン」と言いながらマリアカードを進呈し一緒に写真を撮ろうとしたら後ろで束ねていた髪をおろしてお洒落しだしたけど前の方が似合ってたよとは言わない。

     ガリシア州の公営アルベルゲは6ユーロで統一されている。受付の女性に昨年も泊まったんだよと言ったら喜ばれて凄く愛想がいい。10ユーロ札しかなかったらお釣りがないようで「1ユーロ持ってない?」と聞かれるもこれしかない。そしたら5ユーロに負けてくれるそうだ。それじゃ如何にも申し訳ないので、スーパーで買い物したら1ユーロ上げるよと言うも要らないそうだ。ずいぶんと親切だなー。もしかしたらその1ユーロはこのおばちゃんのポケットマネーから出してくれるのかも知れない。親切なセニョーラに「サンタマリアデハポン」と言いながらマリアカードを進呈し一緒に写真を撮ろうとしたら後ろで束ねていた髪をおろしてお洒落しだしたけど前の方が似合ってたよとは言わない。

  •  先着には老カップルが入っていただけだったが、後からイタリアの若いカップルとロシアの老カップルがやってきたのでこれで7人になった。昨年ここに泊まった時はポーランドのおばちゃんと二人だけだったので、今日はまだマシなほうだ。それに引き換え歩いてもたった20分の距離にあるパドロンの公営アルベルゲは今日もきっと二段ベッドの上までいっぱいじゃないのかな?ここは施設は新しくて広々だし綺麗なので穴場。ベッドもあっちこっち互いに離れた所で贅沢に陣取っている。

     先着には老カップルが入っていただけだったが、後からイタリアの若いカップルとロシアの老カップルがやってきたのでこれで7人になった。昨年ここに泊まった時はポーランドのおばちゃんと二人だけだったので、今日はまだマシなほうだ。それに引き換え歩いてもたった20分の距離にあるパドロンの公営アルベルゲは今日もきっと二段ベッドの上までいっぱいじゃないのかな?ここは施設は新しくて広々だし綺麗なので穴場。ベッドもあっちこっち互いに離れた所で贅沢に陣取っている。

  •  ここのキッチンには「誰か食べて」と張り紙がしてある鍋があって、パエージャらしき物が入っている。いつのかな?そんな幾日も前のがある訳ないのできっと昨日誰かが食べきれずに残していった物だろう。あとで有難く頂くことにしよう。その前にシャワーしてお買い物だ。今日の酒はシードルを買ってみた。安くて美味しい(1ユーロ)。日本なら自販機のジュースでも1ユーロでは買えないのに、本物の酒がフルボトルで買っても1ユーロとは涙もんだ。スペインの物価安ばんざい。普段は買わない小ぶりのホタテ缶詰にも挑戦してみる。これはまずまずだった。買い物のレパートリーが増えたかな。米に芯があったので水をたんまり追加してリゾット風にして買ってきた卵も投入。水を大量に足したお陰で、これがスペイン米なのに美味かった。新たな発見をしてしまったよ。残りの卵4個はゆで卵にして明日の朝飯にしよう。<br /><br /> 昨日、サンチャゴの観光案内でピンバッチを貰った。田辺市で貰った時は和紙で作られた証明書も貰ったけど、スペインはバッチだけだった。と思ったら観光案内所のホームページで他の人の写真を見たら、皆さん証明書を誇らしげに掲げた写真で紹介されてるな!そこには私の2つ下に、昨日お喋りした日本人夫婦の写真も載っていた。思ったより沢山の人が熊野古道を歩いてるんだな。しかも殆どが外国人。熊野古道、外国人ばっかの筈だ。じゃぁ私の受付をしてくれた人は証明書を出すのを忘れたのか。今年は何かと忘れ物が多い年だ。この道を歩き終えたらまたサンチャゴへ戻るので、そのとき貰いに行ってみよう。

     ここのキッチンには「誰か食べて」と張り紙がしてある鍋があって、パエージャらしき物が入っている。いつのかな?そんな幾日も前のがある訳ないのできっと昨日誰かが食べきれずに残していった物だろう。あとで有難く頂くことにしよう。その前にシャワーしてお買い物だ。今日の酒はシードルを買ってみた。安くて美味しい(1ユーロ)。日本なら自販機のジュースでも1ユーロでは買えないのに、本物の酒がフルボトルで買っても1ユーロとは涙もんだ。スペインの物価安ばんざい。普段は買わない小ぶりのホタテ缶詰にも挑戦してみる。これはまずまずだった。買い物のレパートリーが増えたかな。米に芯があったので水をたんまり追加してリゾット風にして買ってきた卵も投入。水を大量に足したお陰で、これがスペイン米なのに美味かった。新たな発見をしてしまったよ。残りの卵4個はゆで卵にして明日の朝飯にしよう。

     昨日、サンチャゴの観光案内でピンバッチを貰った。田辺市で貰った時は和紙で作られた証明書も貰ったけど、スペインはバッチだけだった。と思ったら観光案内所のホームページで他の人の写真を見たら、皆さん証明書を誇らしげに掲げた写真で紹介されてるな!そこには私の2つ下に、昨日お喋りした日本人夫婦の写真も載っていた。思ったより沢山の人が熊野古道を歩いてるんだな。しかも殆どが外国人。熊野古道、外国人ばっかの筈だ。じゃぁ私の受付をしてくれた人は証明書を出すのを忘れたのか。今年は何かと忘れ物が多い年だ。この道を歩き終えたらまたサンチャゴへ戻るので、そのとき貰いに行ってみよう。

  • Fatima2  何かに気づいた日 Caldas de Reis <br /><br />6/28 のんびりとPonte cesuresのアルベルゲで朝飯を食べる。ゆで卵にパン、インスタントスープ。7時50でっぱつ。昨年、このアルベルゲにやって来た道は正規の巡礼路ではなかった。私はポンテベドラからポルトガルの道王道から外れ、歩く人は3%程度しかいないバリアンテ・エスピチュアルと言うルートを選んだ。そこは2日目に港町に到達し、そこから巡礼はヤコブの遺体が通ったのと同じようにボートでパドロンへ行く。9割の巡礼がボートでパドロンへ向かう道を私は金が勿体ないから(乗り物には乗らないって自身のルールもあるけど)そこも歩いた。Pontecesuresの町に入った所でカミーノを見失っていたポーランドおばちゃんに頼られて案内した所がこのアルベルゲだった。アルベルゲを出発すると昨年やって来たのとはまったく別の方向へカミーノは伸びていた。おばちゃんは本当に違う道を迷っていたんだとこのとき分かった。ちょっと分かり辛いよねこの説明。

    Fatima2  何かに気づいた日 Caldas de Reis 

    6/28 のんびりとPonte cesuresのアルベルゲで朝飯を食べる。ゆで卵にパン、インスタントスープ。7時50でっぱつ。昨年、このアルベルゲにやって来た道は正規の巡礼路ではなかった。私はポンテベドラからポルトガルの道王道から外れ、歩く人は3%程度しかいないバリアンテ・エスピチュアルと言うルートを選んだ。そこは2日目に港町に到達し、そこから巡礼はヤコブの遺体が通ったのと同じようにボートでパドロンへ行く。9割の巡礼がボートでパドロンへ向かう道を私は金が勿体ないから(乗り物には乗らないって自身のルールもあるけど)そこも歩いた。Pontecesuresの町に入った所でカミーノを見失っていたポーランドおばちゃんに頼られて案内した所がこのアルベルゲだった。アルベルゲを出発すると昨年やって来たのとはまったく別の方向へカミーノは伸びていた。おばちゃんは本当に違う道を迷っていたんだとこのとき分かった。ちょっと分かり辛いよねこの説明。

  •  町を抜けた所で早速本日最初の巡礼と交差する。この早朝の時間にここまでやって来るのは相当早く前のアルベルゲを出発したに違いない。二言三言言葉を交わしてブエンカミーノ。その後はぱらぱらと巡礼がやってきて、次第にぞろぞろとやって来るようになる。その多くはナップザックの軽装なので、サンチャゴまで100km地点のTuiを出発した人たちと思われる。全員がすれ違いながら何かしら挨拶してくれるので、まるで混雑した尾瀬みたいでだんだん面倒臭くなってくる。<br /><br /> 座るに手ごろな石があったので残りのゆで卵2つとパンでエネルギー補給する。青い矢印はと言うと、大事な分かれ道なのに無い所が時々あるので、そういう時は向こうからやって来る巡礼を待つことにする。たくさんの人が出発するTuiまではこの手を使えるが、Tui以降は巡礼の数は半分になってしまうだろう。そうなったらどうなるのかなと少し心配になる。更に更に、Portoから歩き出す巡礼はまだ多いだろうが、Portoを過ぎると巡礼は激減する。多分5分の1。もう向こうから巡礼がやってくるまで待つという作戦は不可能に近くなるだろう。今からそれが心配。<br /><br /> 村はずれにまた矢印がない分かれ道が現れた。ちょうどそこには東屋みたいのがあったので、向こうから巡礼がやって来るまで椅子に座ってのんびり待つことしばし。ちゃんとチャリのカップル巡礼がやって来て話しかけてくれる。逆歩きをしているので興味があるようだ。日記に書いてないので内容は忘れてしまったが、なかなか感じのいいカップルと言うのだけは覚えている。暫くお喋りしてからブエンカミーノと言ってお別れをする。

     町を抜けた所で早速本日最初の巡礼と交差する。この早朝の時間にここまでやって来るのは相当早く前のアルベルゲを出発したに違いない。二言三言言葉を交わしてブエンカミーノ。その後はぱらぱらと巡礼がやってきて、次第にぞろぞろとやって来るようになる。その多くはナップザックの軽装なので、サンチャゴまで100km地点のTuiを出発した人たちと思われる。全員がすれ違いながら何かしら挨拶してくれるので、まるで混雑した尾瀬みたいでだんだん面倒臭くなってくる。

     座るに手ごろな石があったので残りのゆで卵2つとパンでエネルギー補給する。青い矢印はと言うと、大事な分かれ道なのに無い所が時々あるので、そういう時は向こうからやって来る巡礼を待つことにする。たくさんの人が出発するTuiまではこの手を使えるが、Tui以降は巡礼の数は半分になってしまうだろう。そうなったらどうなるのかなと少し心配になる。更に更に、Portoから歩き出す巡礼はまだ多いだろうが、Portoを過ぎると巡礼は激減する。多分5分の1。もう向こうから巡礼がやってくるまで待つという作戦は不可能に近くなるだろう。今からそれが心配。

     村はずれにまた矢印がない分かれ道が現れた。ちょうどそこには東屋みたいのがあったので、向こうから巡礼がやって来るまで椅子に座ってのんびり待つことしばし。ちゃんとチャリのカップル巡礼がやって来て話しかけてくれる。逆歩きをしているので興味があるようだ。日記に書いてないので内容は忘れてしまったが、なかなか感じのいいカップルと言うのだけは覚えている。暫くお喋りしてからブエンカミーノと言ってお別れをする。

  •  今日は欲しかった木の杖を拾った。杖があると楽に歩けるのは勿論だが、それ以上に必要なのは犬対策。スペインでもポルトガルでも放し飼いの犬があちこちにいて、その全部が洩れなく吠えかかって来る。そのときこちらに武器があると無いとじゃ雲泥の違いがある。威嚇にもなるしいざとなったらブチノメスこともできる。今まで丸腰で歩いている気分だったので不安だったが、これで犬対策はばっちりだ。少し重くて曲っているのでイマイチだけど、もっと良いのを見つけたら交換しよう。「勇者はヒノキの棒を手に入れた」まるでリアルドラクエ。<br /> ※唯一、フランス人の道にいる犬だけは大勢の巡礼に慣れっこなので大人しいです。ほかの道では親の敵みたいに吠えてきます。

     今日は欲しかった木の杖を拾った。杖があると楽に歩けるのは勿論だが、それ以上に必要なのは犬対策。スペインでもポルトガルでも放し飼いの犬があちこちにいて、その全部が洩れなく吠えかかって来る。そのときこちらに武器があると無いとじゃ雲泥の違いがある。威嚇にもなるしいざとなったらブチノメスこともできる。今まで丸腰で歩いている気分だったので不安だったが、これで犬対策はばっちりだ。少し重くて曲っているのでイマイチだけど、もっと良いのを見つけたら交換しよう。「勇者はヒノキの棒を手に入れた」まるでリアルドラクエ。
     ※唯一、フランス人の道にいる犬だけは大勢の巡礼に慣れっこなので大人しいです。ほかの道では親の敵みたいに吠えてきます。

  •  12時10、カルダスデレイスの公営アルベルゲに到着。中に女性が二人いるが、オープンは1時と言われる。はいはい待ちますよ。ベンチに座って日記を書いて時間つぶしをする。時間前の12時半になったら親切にもチェックインさせてくれる。中に入ると3年前とは見違えるほど大改装されていたのでビックリ。前はキッチンはてんでお粗末で流しはなく簡易コンロが1つあるだけだった。ベッドルームも広い教室サイズが1つだけだった。今回も狭いソファーの部屋で買ってきた物を食べるんかなーと想像していたが、今はキッチンも広くて冷蔵庫に自販機、台所用品も充実している。ベッドルームに至っては小部屋が沢山並んでいてみんな綺麗。3年前泊まったことを告げ、前はこうだったと言うと「凄いでしょー」みたいなことを言ってるようだ。一番のチェックインなので好きな部屋を選んで荷物を広げる。ベッドには専用のコンセントまで付いていた。ただWi-Fiが無いのが唯一の欠点か。<br /><br /> シャワーと洗濯を済ませた頃になると後続の巡礼がぱらぱらと到着してくる。最初は誰も入ってない部屋を選んだが、その内そんな贅沢は言ってらんなくなるだろな。<br />

     12時10、カルダスデレイスの公営アルベルゲに到着。中に女性が二人いるが、オープンは1時と言われる。はいはい待ちますよ。ベンチに座って日記を書いて時間つぶしをする。時間前の12時半になったら親切にもチェックインさせてくれる。中に入ると3年前とは見違えるほど大改装されていたのでビックリ。前はキッチンはてんでお粗末で流しはなく簡易コンロが1つあるだけだった。ベッドルームも広い教室サイズが1つだけだった。今回も狭いソファーの部屋で買ってきた物を食べるんかなーと想像していたが、今はキッチンも広くて冷蔵庫に自販機、台所用品も充実している。ベッドルームに至っては小部屋が沢山並んでいてみんな綺麗。3年前泊まったことを告げ、前はこうだったと言うと「凄いでしょー」みたいなことを言ってるようだ。一番のチェックインなので好きな部屋を選んで荷物を広げる。ベッドには専用のコンセントまで付いていた。ただWi-Fiが無いのが唯一の欠点か。

     シャワーと洗濯を済ませた頃になると後続の巡礼がぱらぱらと到着してくる。最初は誰も入ってない部屋を選んだが、その内そんな贅沢は言ってらんなくなるだろな。

  •  スーパーまで少し歩くのは同じだった。1リットルビール、チョリソー、塗るチーズにカット野菜、ヨーグルト3にKASオレンジジュース1缶、カットスイカにスナック菓子、それに今日のヒット商品、まだ焼き立てて暖かいバゲットパンを買えた。こちらの焼き立てパンはもの凄く美味くて、それが買えるとアルベルゲまで待ち切れずに歩きながら千切って食べだしてしまう。<br /><br /> 逆コース、今日でまだ二日目だがテンションが上がらない。今日のアルベルゲの巡礼全員が明日は会わないのが分かっているのですれ違い確定だ。これでは仲良くなってもイマイチ楽しくないので余り話しかけたりする気もおきない。明らかに今までと違うカミーノだった。逆歩きを始める前にも少しは想像していたが、実際に歩き始めて見ると想像を超えるものがあることを否が応でも感じざるを得なかった。だ、だいじょうぶかな。<br /><br /> 午後になって明日の巡礼路の確認に町外れまで歩いていく。朝は向こうからやって来る巡礼は皆無なので自分の足で確認するっきゃない。それに今なら確認できない分岐があっても向こうからやって来る巡礼がいるか知れないし。結構大変なことを始めちゃったなと思うようになった。

     スーパーまで少し歩くのは同じだった。1リットルビール、チョリソー、塗るチーズにカット野菜、ヨーグルト3にKASオレンジジュース1缶、カットスイカにスナック菓子、それに今日のヒット商品、まだ焼き立てて暖かいバゲットパンを買えた。こちらの焼き立てパンはもの凄く美味くて、それが買えるとアルベルゲまで待ち切れずに歩きながら千切って食べだしてしまう。

     逆コース、今日でまだ二日目だがテンションが上がらない。今日のアルベルゲの巡礼全員が明日は会わないのが分かっているのですれ違い確定だ。これでは仲良くなってもイマイチ楽しくないので余り話しかけたりする気もおきない。明らかに今までと違うカミーノだった。逆歩きを始める前にも少しは想像していたが、実際に歩き始めて見ると想像を超えるものがあることを否が応でも感じざるを得なかった。だ、だいじょうぶかな。

     午後になって明日の巡礼路の確認に町外れまで歩いていく。朝は向こうからやって来る巡礼は皆無なので自分の足で確認するっきゃない。それに今なら確認できない分岐があっても向こうからやって来る巡礼がいるか知れないし。結構大変なことを始めちゃったなと思うようになった。

  • Fatima3  え、フィリップス!   PonteVedra<br /><br />6/29 Caldas de Reisのアルベルゲ。昨日の残りのカット野菜でスープを作りチョリソーを加える。それにヨーグルトとパンで充実の朝飯。町を出るまでは昨日チェックしといたカミーノを辿れている。山の中に入ると分かれ道に矢印が無いところが4,5ケ所もあって、そのつど向こうから巡礼がやって来るまで待っている。間違った方へ歩いてしまうよりこの方が効率がいい。Tuiを過ぎるとこの方法は使えないだろなーとまた心配する。<br /><br /> バナナ2本を食べて休んだ以外はほぼずっと歩き続ける。今日は16キロ台かと勘違いしていたので、馬鹿に遠いなーと思ったが、よく計算したら21キロだった。まぁその差はたったの5キロだけど迷ってばっかなので順ルートを行くより時間も掛るし精神的に疲れる。

    Fatima3  え、フィリップス!   PonteVedra

    6/29 Caldas de Reisのアルベルゲ。昨日の残りのカット野菜でスープを作りチョリソーを加える。それにヨーグルトとパンで充実の朝飯。町を出るまでは昨日チェックしといたカミーノを辿れている。山の中に入ると分かれ道に矢印が無いところが4,5ケ所もあって、そのつど向こうから巡礼がやって来るまで待っている。間違った方へ歩いてしまうよりこの方が効率がいい。Tuiを過ぎるとこの方法は使えないだろなーとまた心配する。

     バナナ2本を食べて休んだ以外はほぼずっと歩き続ける。今日は16キロ台かと勘違いしていたので、馬鹿に遠いなーと思ったが、よく計算したら21キロだった。まぁその差はたったの5キロだけど迷ってばっかなので順ルートを行くより時間も掛るし精神的に疲れる。

  •  PonteVedraの町へ入る手前3キロに昨年歩いたエスピチュアルバリアンテ(ながっ)への分岐がある筈だと楽しみにしてきたが、それは現れないまま大きな町に入る。ポンテベドラの前にこんな大きな町は無い筈だと少し不安になったが、やっと見覚えのある歴史的な橋が現れたのでポンテベドラの町と分かる。この橋が本来のカミーノなのだがこの辺りは橋を含めて工事中になっていた。やっぱり工事の関係で巡礼路が変更になり、分岐が現れなかったのが分かった。この町からバリアンテ(短くした)を目指した昨年だったら分岐は迂回されたので戸惑っただろう。<br /><br /> 市内に入り八角形の教会を過ぎてから見慣れない道になり正面に駅が現れた所で位置が分かった。また巡礼路が変更になっていたのだ。ばかに頻繁に変えるんだな。原因は駅近くのカミーノが工事中になっていたことだった。1時20、ポンテベドラのアルベルゲに到着~。受付してくれてるオスピタレラは昨年と同じセニョーラだったので昨年も泊まったんだよと伝えてみる。ここも公営なので6ユーロ。ベッド番号はA23で毎回下段ベッドだ。ガリシア州の公営はどこもシニアは下段にしてくれるので有難い。

     PonteVedraの町へ入る手前3キロに昨年歩いたエスピチュアルバリアンテ(ながっ)への分岐がある筈だと楽しみにしてきたが、それは現れないまま大きな町に入る。ポンテベドラの前にこんな大きな町は無い筈だと少し不安になったが、やっと見覚えのある歴史的な橋が現れたのでポンテベドラの町と分かる。この橋が本来のカミーノなのだがこの辺りは橋を含めて工事中になっていた。やっぱり工事の関係で巡礼路が変更になり、分岐が現れなかったのが分かった。この町からバリアンテ(短くした)を目指した昨年だったら分岐は迂回されたので戸惑っただろう。

     市内に入り八角形の教会を過ぎてから見慣れない道になり正面に駅が現れた所で位置が分かった。また巡礼路が変更になっていたのだ。ばかに頻繁に変えるんだな。原因は駅近くのカミーノが工事中になっていたことだった。1時20、ポンテベドラのアルベルゲに到着~。受付してくれてるオスピタレラは昨年と同じセニョーラだったので昨年も泊まったんだよと伝えてみる。ここも公営なので6ユーロ。ベッド番号はA23で毎回下段ベッドだ。ガリシア州の公営はどこもシニアは下段にしてくれるので有難い。

  •  薄暗いベッドルームに入っていくと誰かが声を掛けてきた。えっ、フィリップス!?これはぶったまげた、昨年、スタートのリスボンから殆ど同じ行程で歩いたフランス人のフィリップスじゃないか。フィリップスの髪の毛は伸びていて後ろでチョコンと縛っている他は着ている緑色のシャツは昨年と同じものだったので笑った。やっぱり私と同じことしてるんだな。フィリップスは今年のルートを説明してくれてるが良く分からないので生返事をしておく。<br /><br /> 昨年、我々と一緒に歩いたチェコのパベルに写真と共にメールしたらすぐ返事が来て「Cool」と驚いていた。パベルの奥さんは病気になったそうだ。パベルは70過ぎなので奥さんもいい歳なんだろう。フェイスブックの方にもフィリップスと再会したと投稿したらリスボンで同じ部屋だったメキシコのビアネイがフィリップスとメッセンジャーで話がしたいからと言い出したが、ビアネイはスペイン語だけだしフィリップスはスペイン語ゼロなので面倒なのでほっとく。私が間に入って通訳なんてとんでもない。

     薄暗いベッドルームに入っていくと誰かが声を掛けてきた。えっ、フィリップス!?これはぶったまげた、昨年、スタートのリスボンから殆ど同じ行程で歩いたフランス人のフィリップスじゃないか。フィリップスの髪の毛は伸びていて後ろでチョコンと縛っている他は着ている緑色のシャツは昨年と同じものだったので笑った。やっぱり私と同じことしてるんだな。フィリップスは今年のルートを説明してくれてるが良く分からないので生返事をしておく。

     昨年、我々と一緒に歩いたチェコのパベルに写真と共にメールしたらすぐ返事が来て「Cool」と驚いていた。パベルの奥さんは病気になったそうだ。パベルは70過ぎなので奥さんもいい歳なんだろう。フェイスブックの方にもフィリップスと再会したと投稿したらリスボンで同じ部屋だったメキシコのビアネイがフィリップスとメッセンジャーで話がしたいからと言い出したが、ビアネイはスペイン語だけだしフィリップスはスペイン語ゼロなので面倒なのでほっとく。私が間に入って通訳なんてとんでもない。

  •  シャワー洗濯して干したあとスーパーへ。このアルベルゲはこれで3回目で、毎回同じスーパーへ出かけて行くが、それより近い所にスーパーを見つけていた。巡礼路が変わったお陰でアルベルゲに来る途中、発見できたスーパーだ。これはラッキーか。今日も同じような物ばっかり仕入れるが、このアルベルゲに泊まった時はいつも冷凍チャーハンを買って食べているので今回もそうする。それと1リットルビール最安の0.69ユーロ、日本円なら1リットルビールが71円だよ。トマト2、ジュースのトニカ、ダノンヨーグルト2に安いスナック菓子で合計4.15ユーロ。今日の泊まり賃が6なので合計しても一日の総経費がたったの10.15しか使わなかった。日本の四国遍路が整備されて、サンチャゴ巡礼路みたいに格安で巡礼できるようになったら歩き巡礼はきっと今の十倍は増える気がする。四国遍路はここでも割と有名だが、巡礼するには色んな意味で金が掛かり過ぎる。もっとサンチャゴ巡礼みたいに整備されないと世界遺産には登録されないだろう。<br /><br /> キッチンの同じテーブルで食べていたのはポーランドのヤン。今回が初カミーノだそうだがリスボンをスタートにしたのは大したもんだと褒めてやる。リスボンからポルトまではアルベルゲが少ないので難易度が高いことを知らない人は知らない。当たり前。この青年と話している最中に私がカトリックと知った隣の青年が、わざわざやって来て、何でカトリックになったのかと質問してきた。日本人は全員仏教徒と思ってるようで、カトリックに改宗したその理由が興味津々のようだ。答えは至って簡単、親がカトリックだからだと言うだけで一件落着。「ベリーシンプル」と言っているな。まぁ天邪鬼信者だと追加しても説明できないので黙ってるのは言うまでも無い。

     シャワー洗濯して干したあとスーパーへ。このアルベルゲはこれで3回目で、毎回同じスーパーへ出かけて行くが、それより近い所にスーパーを見つけていた。巡礼路が変わったお陰でアルベルゲに来る途中、発見できたスーパーだ。これはラッキーか。今日も同じような物ばっかり仕入れるが、このアルベルゲに泊まった時はいつも冷凍チャーハンを買って食べているので今回もそうする。それと1リットルビール最安の0.69ユーロ、日本円なら1リットルビールが71円だよ。トマト2、ジュースのトニカ、ダノンヨーグルト2に安いスナック菓子で合計4.15ユーロ。今日の泊まり賃が6なので合計しても一日の総経費がたったの10.15しか使わなかった。日本の四国遍路が整備されて、サンチャゴ巡礼路みたいに格安で巡礼できるようになったら歩き巡礼はきっと今の十倍は増える気がする。四国遍路はここでも割と有名だが、巡礼するには色んな意味で金が掛かり過ぎる。もっとサンチャゴ巡礼みたいに整備されないと世界遺産には登録されないだろう。

     キッチンの同じテーブルで食べていたのはポーランドのヤン。今回が初カミーノだそうだがリスボンをスタートにしたのは大したもんだと褒めてやる。リスボンからポルトまではアルベルゲが少ないので難易度が高いことを知らない人は知らない。当たり前。この青年と話している最中に私がカトリックと知った隣の青年が、わざわざやって来て、何でカトリックになったのかと質問してきた。日本人は全員仏教徒と思ってるようで、カトリックに改宗したその理由が興味津々のようだ。答えは至って簡単、親がカトリックだからだと言うだけで一件落着。「ベリーシンプル」と言っているな。まぁ天邪鬼信者だと追加しても説明できないので黙ってるのは言うまでも無い。

  •  ビールを飲んでいるとフィリップスがキッチンからコップを持ってやってきた。相変わらずだなフィリップスと思ったが飲ませたる。そしたらフィリップスも1リットルビールを買っていて私のが終わったら持ってきてくれる。だから自分からコップを持ってきたのか。<br /><br /> 私の上段ベッドになった青年がイビキをかくけど大丈夫か?と打診してきた。「心配ない、ここはアルベルゲだ」と安心させてやったが本当はイビキは勘弁だ。<br /><br /><br /><br />Fatima4 買い物注意報  Redondela

     ビールを飲んでいるとフィリップスがキッチンからコップを持ってやってきた。相変わらずだなフィリップスと思ったが飲ませたる。そしたらフィリップスも1リットルビールを買っていて私のが終わったら持ってきてくれる。だから自分からコップを持ってきたのか。

     私の上段ベッドになった青年がイビキをかくけど大丈夫か?と打診してきた。「心配ない、ここはアルベルゲだ」と安心させてやったが本当はイビキは勘弁だ。



    Fatima4 買い物注意報  Redondela

  • 6/30(日) PonteVedraのアルベルゲ。ヨーグルトにパンとインスタントコーヒーで朝ごはん。今日はのんびり歩く積もりだったが、ファティマへの青矢印がサンチャゴへの黄色矢印に比べ50分の1位と特別少なく、矢印がない分岐で毎回悩む。昨年はこのアルベルゲにやって来る道は舗装路を歩いて来た筈だが、また巡礼路が変更になっていてずっと森の中を歩く道に変わっていた。まぁこっちの方が気持ち良く歩けるので結構だ。それにしても良くこんな道を見つけるもんだ。この辺りの巡礼友の会が定例集会のたんびに新しい巡礼路を探しているのだろうか?

    6/30(日) PonteVedraのアルベルゲ。ヨーグルトにパンとインスタントコーヒーで朝ごはん。今日はのんびり歩く積もりだったが、ファティマへの青矢印がサンチャゴへの黄色矢印に比べ50分の1位と特別少なく、矢印がない分岐で毎回悩む。昨年はこのアルベルゲにやって来る道は舗装路を歩いて来た筈だが、また巡礼路が変更になっていてずっと森の中を歩く道に変わっていた。まぁこっちの方が気持ち良く歩けるので結構だ。それにしても良くこんな道を見つけるもんだ。この辺りの巡礼友の会が定例集会のたんびに新しい巡礼路を探しているのだろうか?

  •  山の中で迷い、やっと黄色い矢印を見かけたと喜んで、その逆を歩いて行ったら知らない町に出てしまう。本当はローマ時代の橋があるPonte Sanpioを目指してた積りが隣町だった。さっきの黄色い矢印は、どうも別ルートからポンテベドラへ案内する矢印の気がしてきた。地元民にPonteSanpioはどう行けばいいのか聞いたところ、私の思ったのとは違う方向を指差す。え、でもそこに幹線道路があるのでそっちじゃないの?と何となく言ってみるが、それは違うそうだ。まぁ地元の意見に従った方が身のためだろう。言われた方向へ歩き続けるとやっとのことで見覚えのあるPonteSanpioの町中へ入って来た。ローマ時代の長い橋があって、その昔、あっちとこっちでフランスとスペインが砲撃戦をやったそうだ。<br /><br /> しばらく歩いた先に巡礼らしき人を見たので安心するが、交差点でまた分からなくなってしまう。地元のおばちゃんが居たのでレドンデラ方面を教えてもらうと、また自分が思ってたのとは逆だった。自分の勘が狂いっぱなし。おばちゃんに「レドンデラ」と言うと最初通じなくて、こっちでは「レドンデーラ」と発音することが分かった。「Le Dondela」かと思ってたが「Redondela」だった。

     山の中で迷い、やっと黄色い矢印を見かけたと喜んで、その逆を歩いて行ったら知らない町に出てしまう。本当はローマ時代の橋があるPonte Sanpioを目指してた積りが隣町だった。さっきの黄色い矢印は、どうも別ルートからポンテベドラへ案内する矢印の気がしてきた。地元民にPonteSanpioはどう行けばいいのか聞いたところ、私の思ったのとは違う方向を指差す。え、でもそこに幹線道路があるのでそっちじゃないの?と何となく言ってみるが、それは違うそうだ。まぁ地元の意見に従った方が身のためだろう。言われた方向へ歩き続けるとやっとのことで見覚えのあるPonteSanpioの町中へ入って来た。ローマ時代の長い橋があって、その昔、あっちとこっちでフランスとスペインが砲撃戦をやったそうだ。

     しばらく歩いた先に巡礼らしき人を見たので安心するが、交差点でまた分からなくなってしまう。地元のおばちゃんが居たのでレドンデラ方面を教えてもらうと、また自分が思ってたのとは逆だった。自分の勘が狂いっぱなし。おばちゃんに「レドンデラ」と言うと最初通じなくて、こっちでは「レドンデーラ」と発音することが分かった。「Le Dondela」かと思ってたが「Redondela」だった。

  •  向こうからやって来た巡礼が重たそうなレジ袋を提げていて、すれ違う時になったら中の果物をくれると言っている。二つばかり取ってみたらもっと取れというので5つ貰ってみる。なんだろなこれ?食べてみるとほんのり甘い。プラムと言うものかな?その後、道筋にこれと同じ果物が鈴生りになっている木が時々見受けられたので、これらから自由に収穫したようだ。今が最盛期らしく、収穫しない木の下は熟し切って落ちた実が沢山転がっていた。<br /><br /> レドンデーラの街中へ入って来たがこっちからやって来ると意外なほど町が広くてやっとアルベルゲの前に到着する。1時20の到着なので既にアルベルゲはオープンしていて行列の最後尾なのか4人の巡礼が受付をしていたのでその後ろに並ぶ。<br /><br /> チェックインして6ユーロのお支払い。ここはポルトからのセントラルルートと海沿いのラコスタルートが出会う町なので沢山の巡礼が集まるところだ。上段ベッドしか空いてないかなーと思ったが、壁際の下段ベッドがまだ空いていたので運が良かった。しかし不運もあった。今日は日曜日なので町のスーパーはことごとくシャッターを下ろしていたのだ。この町はそこそこ大きいから大手スーパーのFroiz,Dia,Eroskiのみっつがあるのに大手は全滅。小さくてもいいからティエンダを捜し歩く。でも幾ら歩いても閉まった店ばかり。仕方ないから途中で見かけた唯一開いていたパン屋に入る。缶ビール2本と明日の朝食用にチーズ・ハムが挟まったトルティージャ1.2ユーロを買う。同じビールがスーパーだと0.65ユーロで買えるのだがやっぱりこういう店だと1本1ユーロと割高だ。スペインには定価というものがないのだろうか?<br /><br /> アルベルゲに戻ってガランとした談話室で持ち歩いている塗るチーズと安物スナック菓子を肴にビールを飲む。昼兼夕飯はどっか店で食べるっきゃなさそうだ。これからも日曜日は気をつけよう。

     向こうからやって来た巡礼が重たそうなレジ袋を提げていて、すれ違う時になったら中の果物をくれると言っている。二つばかり取ってみたらもっと取れというので5つ貰ってみる。なんだろなこれ?食べてみるとほんのり甘い。プラムと言うものかな?その後、道筋にこれと同じ果物が鈴生りになっている木が時々見受けられたので、これらから自由に収穫したようだ。今が最盛期らしく、収穫しない木の下は熟し切って落ちた実が沢山転がっていた。

     レドンデーラの街中へ入って来たがこっちからやって来ると意外なほど町が広くてやっとアルベルゲの前に到着する。1時20の到着なので既にアルベルゲはオープンしていて行列の最後尾なのか4人の巡礼が受付をしていたのでその後ろに並ぶ。

     チェックインして6ユーロのお支払い。ここはポルトからのセントラルルートと海沿いのラコスタルートが出会う町なので沢山の巡礼が集まるところだ。上段ベッドしか空いてないかなーと思ったが、壁際の下段ベッドがまだ空いていたので運が良かった。しかし不運もあった。今日は日曜日なので町のスーパーはことごとくシャッターを下ろしていたのだ。この町はそこそこ大きいから大手スーパーのFroiz,Dia,Eroskiのみっつがあるのに大手は全滅。小さくてもいいからティエンダを捜し歩く。でも幾ら歩いても閉まった店ばかり。仕方ないから途中で見かけた唯一開いていたパン屋に入る。缶ビール2本と明日の朝食用にチーズ・ハムが挟まったトルティージャ1.2ユーロを買う。同じビールがスーパーだと0.65ユーロで買えるのだがやっぱりこういう店だと1本1ユーロと割高だ。スペインには定価というものがないのだろうか?

     アルベルゲに戻ってガランとした談話室で持ち歩いている塗るチーズと安物スナック菓子を肴にビールを飲む。昼兼夕飯はどっか店で食べるっきゃなさそうだ。これからも日曜日は気をつけよう。

  •  この辺りは日記に書いてないし記憶にも残っていないが食べた写真だけは3枚しっかり残っている。一皿目がたまご焼きで二皿目は焼き魚に厚切りのポテトと大好きなピニエント・デ・パドロンが数個載っている。デザートは生クリームが添えられた自家製プリンだった。ワインは白を飲んでいる。写真を見ると思いだすが、この前後をまったく覚えてないのは何でだろう?やっぱり詳細な日記は重要だ。<br /><br /> 夕方、明日のファティマへの道を確認に町外れまで歩いてみる。何しろ朝は向こうからやって来る巡礼が皆無なので前日に確認しておくのが吉だ。サンチャゴを目指すのと違って毎日緊張してなくはならない。リアル路頭に迷うを毎日繰り返している。<br /><br /> <br />Fatima5  今日から7月 Porrino<br /><br />7/1(月) Redondelaのアルベルゲ。家を5月13日に出発して今日から7月だ。みんな朝が早くて自分が出発する7時40には残りが2,3人しか居なかったな。今日は16.5キロしか歩かない予定なのでのんびり。町はずれにやって来ると、昨年、海沿いを歩く道、ラコスタ方面からやって来た分岐が現れたが、そっち方面への矢印は一切なかった。向こうからやって来るなら大丈夫だろうが、ラコスタへ行こうとするファティマ巡礼にはまったく分からないだろう。まぁその時になれば真剣に探すだろうから何とかなるんだろか。相変わらず逆を行く巡礼には厳しい。

     この辺りは日記に書いてないし記憶にも残っていないが食べた写真だけは3枚しっかり残っている。一皿目がたまご焼きで二皿目は焼き魚に厚切りのポテトと大好きなピニエント・デ・パドロンが数個載っている。デザートは生クリームが添えられた自家製プリンだった。ワインは白を飲んでいる。写真を見ると思いだすが、この前後をまったく覚えてないのは何でだろう?やっぱり詳細な日記は重要だ。

     夕方、明日のファティマへの道を確認に町外れまで歩いてみる。何しろ朝は向こうからやって来る巡礼が皆無なので前日に確認しておくのが吉だ。サンチャゴを目指すのと違って毎日緊張してなくはならない。リアル路頭に迷うを毎日繰り返している。

     
    Fatima5  今日から7月 Porrino

    7/1(月) Redondelaのアルベルゲ。家を5月13日に出発して今日から7月だ。みんな朝が早くて自分が出発する7時40には残りが2,3人しか居なかったな。今日は16.5キロしか歩かない予定なのでのんびり。町はずれにやって来ると、昨年、海沿いを歩く道、ラコスタ方面からやって来た分岐が現れたが、そっち方面への矢印は一切なかった。向こうからやって来るなら大丈夫だろうが、ラコスタへ行こうとするファティマ巡礼にはまったく分からないだろう。まぁその時になれば真剣に探すだろうから何とかなるんだろか。相変わらず逆を行く巡礼には厳しい。

  •  途中にバス停があったので、中のベンチに座って昨日仕入れておいたトルティージャで朝飯。次にあった「痛みなくして栄光なし」とスペイン語と英語で大きく書かれた石垣の前でスナック菓子をぽりぽり食べながらサンチャゴを目指して歩いていく巡礼見物。多くの巡礼は足のマメだの膝だのを故障して歩いている訳だが、私は今までの痛い教訓から例年よりずっと無理しないように歩いているので今まで故障なしで歩いていられる。「痛みなくして・・」とは言っても、出来れば痛みなんかないまま歩き通していたいもんだ。<br /><br /> 山の中の分岐に矢印がないので巡礼がやって来るのを我慢強く待っていると、今さっき渡ってきた高速道路を跨ぐ大きな陸橋の根元にあった細い道から巡礼が現れた。分岐はここじゃなくて通り越していたのか。矢印はサンチャゴを目指す人用なので、その人たちには分かっても逆歩きをしている私には分からない。とまぁこんな調子で毎日迷うこと多し。もう日常茶飯事。良かった、三叉路が50mの短い間隔であったから間違えたことに気づけたが、これが何百メートルも離れていたら巡礼の姿が認められず気づけなかった。昨年すれ違った逆歩きの人たちも、毎日こんな思いしながら歩いてたんだなーと今更ながら思う。<br />

     途中にバス停があったので、中のベンチに座って昨日仕入れておいたトルティージャで朝飯。次にあった「痛みなくして栄光なし」とスペイン語と英語で大きく書かれた石垣の前でスナック菓子をぽりぽり食べながらサンチャゴを目指して歩いていく巡礼見物。多くの巡礼は足のマメだの膝だのを故障して歩いている訳だが、私は今までの痛い教訓から例年よりずっと無理しないように歩いているので今まで故障なしで歩いていられる。「痛みなくして・・」とは言っても、出来れば痛みなんかないまま歩き通していたいもんだ。

     山の中の分岐に矢印がないので巡礼がやって来るのを我慢強く待っていると、今さっき渡ってきた高速道路を跨ぐ大きな陸橋の根元にあった細い道から巡礼が現れた。分岐はここじゃなくて通り越していたのか。矢印はサンチャゴを目指す人用なので、その人たちには分かっても逆歩きをしている私には分からない。とまぁこんな調子で毎日迷うこと多し。もう日常茶飯事。良かった、三叉路が50mの短い間隔であったから間違えたことに気づけたが、これが何百メートルも離れていたら巡礼の姿が認められず気づけなかった。昨年すれ違った逆歩きの人たちも、毎日こんな思いしながら歩いてたんだなーと今更ながら思う。

  •  Porrinoが近づくと手前の町モスのロータリーに面白いものがあった。「SOMOS MOS」スペイン語で「我々はMOSだ」と言うダジャレだ。大型の電光掲示板になっていて色が数色に変化するが文字はどれも同じ。語呂あわせが面白いがこういうセンスを許せるスペインの洒落っ気に好感が持てる。期間限定の掲示物なら有りかも知れないが、これは余所から来る人を歓迎するれっきとした建造物だろう。大したもんだよスペイン。<br /><br /> この辺りにサンチャゴ迄100kmのモホンが立っていた。へー、ポリーニョからでも100キロあったのか。100キロ歩きをする巡礼者はTuiをスタートする人が殆どと思っていたが、ここポリーニョスタートでも巡礼証明書は貰えるんだな。でもきっと交通の便がTuiの方がいいのでみんなTuiかポルトガル側のValencaをスタートの地に選ぶんだろう。明日はそのTuiを越えるので巡礼は半分に減るだろう。逆歩きをしている私は更に歩きづらくなるので更に更に注意が必要だ。明日もがんばろう。青い矢印がもっと増えてほしい。<br /><br /> Gadisの見覚えのあるスーパーが現れたので、もうポリーニョの町に入ったのが分かる。楽勝らくしょー。のんびり歩いても12時20にはアルベルゲに到着。早い時間の到着だが、既に5人の女性がオープンを待っている。2人はスペインのセニョーラで3人はUSA。女の子3人のアメリカ女性はとても珍しい。ここは3時オープンと遅いので待ち時間はたっぷり。ちょっと行った所にスーパーがあるので1リットルビールほか数点を仕入れてオープン待ちを利用してお昼を食べる。<br /><br /> このアルベルゲは町を離れた川向こうに建っている。巡礼路を離れてもアルベルゲへの矢印は転々と続いているのでおっかしいな?3年前にはなかったと記憶している印だ。矢印を辿るとこのアルベルゲの建物をぐるっと回って川端をずっと南に続いていた。そっか、また巡礼路が変更になったのだ。じゃぁ明日はこのままアルベルゲから歩き始めればいいんだと分かった。そうこうしている内に巡礼がぱらぱらと到着してきて待っている人たちは10人程に増えていった。フレンドリーなのもいて珍しい東洋人がいたので話しかけてくれる。

     Porrinoが近づくと手前の町モスのロータリーに面白いものがあった。「SOMOS MOS」スペイン語で「我々はMOSだ」と言うダジャレだ。大型の電光掲示板になっていて色が数色に変化するが文字はどれも同じ。語呂あわせが面白いがこういうセンスを許せるスペインの洒落っ気に好感が持てる。期間限定の掲示物なら有りかも知れないが、これは余所から来る人を歓迎するれっきとした建造物だろう。大したもんだよスペイン。

     この辺りにサンチャゴ迄100kmのモホンが立っていた。へー、ポリーニョからでも100キロあったのか。100キロ歩きをする巡礼者はTuiをスタートする人が殆どと思っていたが、ここポリーニョスタートでも巡礼証明書は貰えるんだな。でもきっと交通の便がTuiの方がいいのでみんなTuiかポルトガル側のValencaをスタートの地に選ぶんだろう。明日はそのTuiを越えるので巡礼は半分に減るだろう。逆歩きをしている私は更に歩きづらくなるので更に更に注意が必要だ。明日もがんばろう。青い矢印がもっと増えてほしい。

     Gadisの見覚えのあるスーパーが現れたので、もうポリーニョの町に入ったのが分かる。楽勝らくしょー。のんびり歩いても12時20にはアルベルゲに到着。早い時間の到着だが、既に5人の女性がオープンを待っている。2人はスペインのセニョーラで3人はUSA。女の子3人のアメリカ女性はとても珍しい。ここは3時オープンと遅いので待ち時間はたっぷり。ちょっと行った所にスーパーがあるので1リットルビールほか数点を仕入れてオープン待ちを利用してお昼を食べる。

     このアルベルゲは町を離れた川向こうに建っている。巡礼路を離れてもアルベルゲへの矢印は転々と続いているのでおっかしいな?3年前にはなかったと記憶している印だ。矢印を辿るとこのアルベルゲの建物をぐるっと回って川端をずっと南に続いていた。そっか、また巡礼路が変更になったのだ。じゃぁ明日はこのままアルベルゲから歩き始めればいいんだと分かった。そうこうしている内に巡礼がぱらぱらと到着してきて待っている人たちは10人程に増えていった。フレンドリーなのもいて珍しい東洋人がいたので話しかけてくれる。

  •  チェックイン後に表に張り出してある張り紙を読んでみたら「ノーアルコール」と書かれていたのでギョッとした。オープン前に外のベンチで飲んだんだからセーフだけど、知らずに中で飲んだら注意されるところだったかも。更に隣には「お金は返されません」と書かれていた。どーいうことだ!?チェックインして宿代を払ってから酒が飲めないと知ってキャンセルしても金は返さねーよってことなんか。こんなアルベルゲもあるんだな。ノーアルコールは他でも見たことあるので、これで2回目だった。よっぽど下戸の管理人がいるんだろう。<br /><br /><br />Fatima6へつづく

     チェックイン後に表に張り出してある張り紙を読んでみたら「ノーアルコール」と書かれていたのでギョッとした。オープン前に外のベンチで飲んだんだからセーフだけど、知らずに中で飲んだら注意されるところだったかも。更に隣には「お金は返されません」と書かれていた。どーいうことだ!?チェックインして宿代を払ってから酒が飲めないと知ってキャンセルしても金は返さねーよってことなんか。こんなアルベルゲもあるんだな。ノーアルコールは他でも見たことあるので、これで2回目だった。よっぽど下戸の管理人がいるんだろう。


    Fatima6へつづく

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