サンティアゴ・デ・コンポステーラ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
北の道35  チーズたくさん Gontan<br /><br /> 6/18 ロウレンサのアルベルゲ、コーヒーとチョコパンで朝飯にする。おばちゃん二人は6時に出ると言ってたがキッチンで朝飯を食べていてまだいるな。これだと私と同じ7時スタートになるよ。<br /><br /> 少し先に出発したおばちゃんにすぐ追いつく。せっかくなので暫く一緒に歩くことにする。Mondoned はこのルートでは大きな町なので教会前のバルでみんな休んでいる。きっとここを通りかかる巡礼の全員が休憩していくと思われる。私たちも寄って暖かい飲み物で一服して残りのチョコパンを食べてみる。ラッフィが「セルベッサ」と言いながらビールを持ってきてくれたので、昨日私がビールを奢ったお返しの積もりらしい。コラカオもラッフィーが奢ってくれた。<br /><br /> 日本人のTさんがやって来たのでお喋りできる。Tさんは殆ど私営アルベルゲを泊まり歩いているらしく、昨日も同じロウレンサに泊まったが別々だった。ロウレンサに到着したらアルベルゲを探すのが面倒だったので、最初に目にした宿に入ってしまったそうだ。多くの巡礼は安く上がる公営アルベルゲに泊まるだろうが、こうして私営やオスタルに泊まる人もいるのでバランスが取れているのかな?<br /><br />  このバルの角からルートは二つに分かれるが、殆どの巡礼は同じ道を行くようだ。たまーに物好きな人が別ルートを歩き出している。おばちゃんと一緒に再スタートしたが、歩くスピードが違うので段々と離れて行きやがて一人歩きになる。<br />

歩く歩く歩く2019 北の道8

7いいね!

2019/05/13 - 2019/08/10

345位(同エリア506件中)

旅行記グループ 歩く歩く歩く 2019

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おく

おくさん

北の道35  チーズたくさん Gontan

6/18 ロウレンサのアルベルゲ、コーヒーとチョコパンで朝飯にする。おばちゃん二人は6時に出ると言ってたがキッチンで朝飯を食べていてまだいるな。これだと私と同じ7時スタートになるよ。

 少し先に出発したおばちゃんにすぐ追いつく。せっかくなので暫く一緒に歩くことにする。Mondoned はこのルートでは大きな町なので教会前のバルでみんな休んでいる。きっとここを通りかかる巡礼の全員が休憩していくと思われる。私たちも寄って暖かい飲み物で一服して残りのチョコパンを食べてみる。ラッフィが「セルベッサ」と言いながらビールを持ってきてくれたので、昨日私がビールを奢ったお返しの積もりらしい。コラカオもラッフィーが奢ってくれた。

 日本人のTさんがやって来たのでお喋りできる。Tさんは殆ど私営アルベルゲを泊まり歩いているらしく、昨日も同じロウレンサに泊まったが別々だった。ロウレンサに到着したらアルベルゲを探すのが面倒だったので、最初に目にした宿に入ってしまったそうだ。多くの巡礼は安く上がる公営アルベルゲに泊まるだろうが、こうして私営やオスタルに泊まる人もいるのでバランスが取れているのかな?

 このバルの角からルートは二つに分かれるが、殆どの巡礼は同じ道を行くようだ。たまーに物好きな人が別ルートを歩き出している。おばちゃんと一緒に再スタートしたが、歩くスピードが違うので段々と離れて行きやがて一人歩きになる。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
徒歩
航空会社
カタール航空
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
JTB
  •  急な山道を喘ぎながら登っているグループはドイツの8人パーティーだった。やっぱりメタボの女性が最後尾でへろへろ状態でがんばっている。再会するのは5日振りになるかな。体力差があるので登りでは長い列になっている。先頭はやっぱり健脚の女性だった。追い越しながら全員に「ぐーてんたーく」と声をかけるとみんな笑顔になって喜んでくれる。英語が喋れる人と交歓してると今回もみんなが周りに集まってニコニコしている。私の個人的見解かも知れないが、グループで歩くとその中で完結してしまい、世界中からやってくる他の巡礼と出会う機会が少ない気がする。英語が話せなくてもグループの誰かが話せると自国の言葉だけで事足りてしまうので尚更他国の人と交わらないんじゃないかな。巡礼同士の出会いこそがカミーノの一番の魅力と思っている私としたら勿体ない気がする。何ちゃって個人的見解ですけどね。私は片言英語のくせにグループでもソロでも後先考えずに誰にでも話しかけるので(学生以外)このグループと会うたんびに話しかけているから、ドイツのグループにとって貴重な巡礼仲間だったかも知れない。みんなと再会を喜びあい一緒に写真を撮って先を行く。<br /><br />  またTさんと会ったので今度は一緒に歩いて行く。大きなトマトを2つ持っていて1個くれた。時々トマトを持ち歩いているそうだ。トマトは重いので私は持ち歩かないがたまにオレンジやパプリカを持ち歩くことはある。オレンジは水分が豊富で休んだときに食べると美味いのだが、いかんせん手がべとべとになるのが玉に瑕だ。運良く水場が近くにあるとそこで食べたいが、いつもとは行かない。あとはバナナ。バナナは手も汚れないし食べやすいので優良行動食。でっかいパプリカの種を取り除いたのを持ち歩くこともある。パプリカも水分があるので休憩時に食べるとシャキシャキして美味い。日本では一度も食べたことなかったのに、ここスペインで数年前に覚えてからは日本でも食べるようになった。でも日本のは小さくて高い。

     急な山道を喘ぎながら登っているグループはドイツの8人パーティーだった。やっぱりメタボの女性が最後尾でへろへろ状態でがんばっている。再会するのは5日振りになるかな。体力差があるので登りでは長い列になっている。先頭はやっぱり健脚の女性だった。追い越しながら全員に「ぐーてんたーく」と声をかけるとみんな笑顔になって喜んでくれる。英語が喋れる人と交歓してると今回もみんなが周りに集まってニコニコしている。私の個人的見解かも知れないが、グループで歩くとその中で完結してしまい、世界中からやってくる他の巡礼と出会う機会が少ない気がする。英語が話せなくてもグループの誰かが話せると自国の言葉だけで事足りてしまうので尚更他国の人と交わらないんじゃないかな。巡礼同士の出会いこそがカミーノの一番の魅力と思っている私としたら勿体ない気がする。何ちゃって個人的見解ですけどね。私は片言英語のくせにグループでもソロでも後先考えずに誰にでも話しかけるので(学生以外)このグループと会うたんびに話しかけているから、ドイツのグループにとって貴重な巡礼仲間だったかも知れない。みんなと再会を喜びあい一緒に写真を撮って先を行く。

     またTさんと会ったので今度は一緒に歩いて行く。大きなトマトを2つ持っていて1個くれた。時々トマトを持ち歩いているそうだ。トマトは重いので私は持ち歩かないがたまにオレンジやパプリカを持ち歩くことはある。オレンジは水分が豊富で休んだときに食べると美味いのだが、いかんせん手がべとべとになるのが玉に瑕だ。運良く水場が近くにあるとそこで食べたいが、いつもとは行かない。あとはバナナ。バナナは手も汚れないし食べやすいので優良行動食。でっかいパプリカの種を取り除いたのを持ち歩くこともある。パプリカも水分があるので休憩時に食べるとシャキシャキして美味い。日本では一度も食べたことなかったのに、ここスペインで数年前に覚えてからは日本でも食べるようになった。でも日本のは小さくて高い。

  •  今日はGontanの公営アルベルゲ、2:20の到着6ユーロ2番乗り。まだベッドはガラガラ状態なので入り口に近い下段ベッドを確保する。夜中にトイレに起きるので入り口近くが空いていると大体そこをゲットしている。3年前と同じベッドだ。時間とともに下段ベッドが埋まってきたのでフランスおばちゃんが早く到着しないかなとハラハラする。暇なので村の入り口まで行って出迎えてみよう。時間的に私より30分ほど遅く着くはずだ。予想どおり30分後に歩いて来るのが見えたので物陰に隠れてて脅かしてやるとファンスの反応が良かったので楽しい。二人とも下段ベッドを無事にゲットできる。ひと段落したところで村唯一のバルに出かけてビールを一杯ずつおごったる。バルの奥にはミニティエンダ(店)があるので三人でお買い物。ラッフィーがパスタを作ると言ってたが、気が変わったようでてんでに好きな物を買って帰る。私はチンして食べるパスタとワインを一本。明日の行動食用にチョコパン一袋。<br /><br />  昨日ひどいマメの青年が傷絆を持ってないかと言ってきたので3つ上げたが、今日はその青年が洗濯乾燥を4人でシェアしようと提案してくれる。勿論乗る。一人1.5ユーロでフカフカの仕上がり。毎日手洗いしてるけど、石鹸も普通の固形石鹸だし洗い方もロクなもんじゃないので白いTシャツは段々と黄ばんでしまう。毎日洗濯機で洗えばいいんだろけど、それは有料なので節約を旨としている私は滅多なことでは利用しない。

     今日はGontanの公営アルベルゲ、2:20の到着6ユーロ2番乗り。まだベッドはガラガラ状態なので入り口に近い下段ベッドを確保する。夜中にトイレに起きるので入り口近くが空いていると大体そこをゲットしている。3年前と同じベッドだ。時間とともに下段ベッドが埋まってきたのでフランスおばちゃんが早く到着しないかなとハラハラする。暇なので村の入り口まで行って出迎えてみよう。時間的に私より30分ほど遅く着くはずだ。予想どおり30分後に歩いて来るのが見えたので物陰に隠れてて脅かしてやるとファンスの反応が良かったので楽しい。二人とも下段ベッドを無事にゲットできる。ひと段落したところで村唯一のバルに出かけてビールを一杯ずつおごったる。バルの奥にはミニティエンダ(店)があるので三人でお買い物。ラッフィーがパスタを作ると言ってたが、気が変わったようでてんでに好きな物を買って帰る。私はチンして食べるパスタとワインを一本。明日の行動食用にチョコパン一袋。

     昨日ひどいマメの青年が傷絆を持ってないかと言ってきたので3つ上げたが、今日はその青年が洗濯乾燥を4人でシェアしようと提案してくれる。勿論乗る。一人1.5ユーロでフカフカの仕上がり。毎日手洗いしてるけど、石鹸も普通の固形石鹸だし洗い方もロクなもんじゃないので白いTシャツは段々と黄ばんでしまう。毎日洗濯機で洗えばいいんだろけど、それは有料なので節約を旨としている私は滅多なことでは利用しない。

  •  フランスおばちゃんはアルベルゲにチェックインすると大体近くの探検に出かけている。今日も誘われて近くのフエンテ(泉)に行くことになったが、間違って工場の中に入ってしまったようだ。会社の人が来たけれど、東洋人(私)が混じっているので一目で巡礼とわかるだろう。チーズの展示施設らしい建物に招かれて試食させてくれるようだ。その量たるや出るわ出るわ、食べ切れないほどのチーズを切り分けてくれる。て言うか本当に食べ切れる量ではなく試食レベルではない。チーズの他にジャムの塊みたいのもくれるが、これ何だろうな?余りに沢山くれるのでこちらがそのたんびに驚いていることにテンションが上がったのか、最後には大きな固まりまでドカンと持たせてくれる。あまりに大げさにくれるので、きっとこの人はシャッチョーさんと想像する。

     フランスおばちゃんはアルベルゲにチェックインすると大体近くの探検に出かけている。今日も誘われて近くのフエンテ(泉)に行くことになったが、間違って工場の中に入ってしまったようだ。会社の人が来たけれど、東洋人(私)が混じっているので一目で巡礼とわかるだろう。チーズの展示施設らしい建物に招かれて試食させてくれるようだ。その量たるや出るわ出るわ、食べ切れないほどのチーズを切り分けてくれる。て言うか本当に食べ切れる量ではなく試食レベルではない。チーズの他にジャムの塊みたいのもくれるが、これ何だろうな?余りに沢山くれるのでこちらがそのたんびに驚いていることにテンションが上がったのか、最後には大きな固まりまでドカンと持たせてくれる。あまりに大げさにくれるので、きっとこの人はシャッチョーさんと想像する。

  •  アルベルゲに戻ってからそこに居たみんなに経緯を述べてからファンスが持っていた大きな塊をナイフで切り分けてお裾分けしたげると、みんな大喜びでアルベルゲ内が一気に華やぎ計らずも楽しいイベントになった。ここに一昨日の夕方、アルベルゲ隣の芝生でテントを張っていた母子がいることに気づいた。たまにはアルベルゲに泊まるようだ(左の女性三人)。シャワーも浴びたいだろうし洗濯だってしなくちゃね。三人ともとてもフレンドリー。しばらく前にキッチンで料理を作っていたのもこの子たちだった。馬鹿に愛想がいいなーと思っていたが、前に会っていたからだった。日本人は滅多にいないので良く覚えてくれるが逆に私は昨日会った人も忘れる始末で、この二日後に彼女たちに会った時も既に顔を忘れていた。脳軟化か!?<br /><br />  おばちゃん達とは明日も同じVilalba のアルベルゲを目指そうと相談する。距離的にそこしかないし。きっと楽勝の筈<br />

     アルベルゲに戻ってからそこに居たみんなに経緯を述べてからファンスが持っていた大きな塊をナイフで切り分けてお裾分けしたげると、みんな大喜びでアルベルゲ内が一気に華やぎ計らずも楽しいイベントになった。ここに一昨日の夕方、アルベルゲ隣の芝生でテントを張っていた母子がいることに気づいた。たまにはアルベルゲに泊まるようだ(左の女性三人)。シャワーも浴びたいだろうし洗濯だってしなくちゃね。三人ともとてもフレンドリー。しばらく前にキッチンで料理を作っていたのもこの子たちだった。馬鹿に愛想がいいなーと思っていたが、前に会っていたからだった。日本人は滅多にいないので良く覚えてくれるが逆に私は昨日会った人も忘れる始末で、この二日後に彼女たちに会った時も既に顔を忘れていた。脳軟化か!?

     おばちゃん達とは明日も同じVilalba のアルベルゲを目指そうと相談する。距離的にそこしかないし。きっと楽勝の筈

  •  北の道36  オスピタレロは消防士 Vilalba<br /><br /> 6/19 ラッフィーとファンスは昨夜言ってたとおり、6時半に出発して行った。私はゆっくりと朝飯を食べてから出ることにする。甘いパンにヨーグルトとコーヒー。コーヒー持ってるとホッとするひと時を得られる。<br /><br /> おばちゃんから遅れること1時間,7時半に出発。空はどんより暗いので雨支度が必要だ。歩き出すとやっぱり少し降っている。バルもないし3時間ちょいを休みなしで歩き続けおばちゃん二人に追いつく。そこからはペースを落とし三人で歩くことにする。道筋に農家がやってると思われる無人の売店があった。木の杖をファンスが欲しいようだったが、結局それは買わずに紐が付いた小さなコンチャをひとつ買った。1ユーロ。自家製のチーズが剥き出しで売られている。日本人の衛生観念からしたらどうかと思うが、こっちでは普通なんかな?後から思うと、ファンスが杖を欲しがっていたのは足に不調を感じていたからなのかも知れない。<br /><br /> その後は歩くのが鈍い二人を置いてひたすら歩く。腹も減ってきたのでバルがあったら一緒にパンを食べたいと思いながら歩いたが、結局、バルは現れなかったので腹ペコのまま歩き通す。ここはアルベルゲの手前3キロに看板があったのを覚えていたので、それが出てくるのを楽しみにしていたが、看板があったのは手前1キロ地点だった。と言う事ですぐにVilalba のアルベルゲ到着~。時間はまだ11:35.やっぱり余裕の一日だった。前に泊まったときは扉が開いていて入れたが、今回は閉まったままだったので外に座って待つことになった。すぐ二人の兄ちゃんもやってきて同じように座って待ちだした。雨がポツポツと降ってきたので、時間前だけど今入れてくれないかなーと願うがそんなことはなかった。<br /><br />  途中追い越したおばちゃん二人は50分後にやって来た。遠くからやって来るのが見えたので、外に出て手を振ってみるがまったく気が付かない。すぐ近くになってやっと気づき、ここがアルベルゲだとは知らなかったようだ。きっといつものようにお喋りに夢中になっていたんだろう。Tさんもやって来るが、このアルベルゲは Wi-Fi が無いと分かると町の中の私営に泊まると行ってしまった。奥さんが故障した友達と毎日連絡取り合っているのかな?<br /><br />  隣の消防署から職員がやってきてチェックイン開始。何人も待っているのが見えたからか、時間前に始めてくれた。6ユーロ。シャワーしたけど天気がこんななので洗濯はしないでおく。乾くわけないし。このアルベルゲは町外れなので、往復2.8km歩いて買い出しに行くことにする。アルベルゲは大きくて綺麗なのだが、町から遠いのが唯一の難点。歩き出したら雨がまた降り出して来たので合羽を取りに戻って再出発。20分歩いてスーパーGadisに到着。1.4ユーロの赤ワイン、りんご2、バゲットパン、バケツ野菜が2.79ユーロ。やっぱりバケツ野菜は高い。カット野菜なら3分の1で買えるのに。おばちゃんに飲ませてやろうとHeinekenを3本追加する。<br /><br />  せっかく買ってきたけど、おばちゃん二人はレストランに行ったようなので3本とも飲んでしまう。お昼を食べた後はどうせ飲まないだろうし、ここには冷蔵庫がないので温まってしまうから。良く見たらこのハイネケンはノンアルコールだった。3本飲んだ後で気づいて良かった。じゃぁ夕飯の後にワイン飲んでも問題なしだ。毎日いっぱいビールやワインを飲み続けているが、どんなに飲んでも酔うことがない。これは毎年同じ。きっと緊張してるから酔わないのかも知れない。だったらノンアルコールでも良いんじゃと言われそうだが、ノンアルコールは飲む気にならない。いま酒を飲んでいるんだと言う気持ちが大事なのかな?<br /><br />  二階の大きな窓から外を見ていたら、ドイツのパーティーが近づいて来るのが見えた。外に行ってお出迎えしてみる。このアルベルゲに泊まってくれるんかと喜んだが、英語が喋れる人が言うには、今日はホテルに予約がしてあって、明日はドイツに帰ってしまうそうだ。そして来年、この町からスタートしてサンチャゴ・フィステラまで歩いてコンプリートだそうだ。最後にまた会えてみんなも嬉しそうだった。順番にハイタッチして見送る。

    北の道36  オスピタレロは消防士 Vilalba

    6/19 ラッフィーとファンスは昨夜言ってたとおり、6時半に出発して行った。私はゆっくりと朝飯を食べてから出ることにする。甘いパンにヨーグルトとコーヒー。コーヒー持ってるとホッとするひと時を得られる。

     おばちゃんから遅れること1時間,7時半に出発。空はどんより暗いので雨支度が必要だ。歩き出すとやっぱり少し降っている。バルもないし3時間ちょいを休みなしで歩き続けおばちゃん二人に追いつく。そこからはペースを落とし三人で歩くことにする。道筋に農家がやってると思われる無人の売店があった。木の杖をファンスが欲しいようだったが、結局それは買わずに紐が付いた小さなコンチャをひとつ買った。1ユーロ。自家製のチーズが剥き出しで売られている。日本人の衛生観念からしたらどうかと思うが、こっちでは普通なんかな?後から思うと、ファンスが杖を欲しがっていたのは足に不調を感じていたからなのかも知れない。

     その後は歩くのが鈍い二人を置いてひたすら歩く。腹も減ってきたのでバルがあったら一緒にパンを食べたいと思いながら歩いたが、結局、バルは現れなかったので腹ペコのまま歩き通す。ここはアルベルゲの手前3キロに看板があったのを覚えていたので、それが出てくるのを楽しみにしていたが、看板があったのは手前1キロ地点だった。と言う事ですぐにVilalba のアルベルゲ到着~。時間はまだ11:35.やっぱり余裕の一日だった。前に泊まったときは扉が開いていて入れたが、今回は閉まったままだったので外に座って待つことになった。すぐ二人の兄ちゃんもやってきて同じように座って待ちだした。雨がポツポツと降ってきたので、時間前だけど今入れてくれないかなーと願うがそんなことはなかった。

     途中追い越したおばちゃん二人は50分後にやって来た。遠くからやって来るのが見えたので、外に出て手を振ってみるがまったく気が付かない。すぐ近くになってやっと気づき、ここがアルベルゲだとは知らなかったようだ。きっといつものようにお喋りに夢中になっていたんだろう。Tさんもやって来るが、このアルベルゲは Wi-Fi が無いと分かると町の中の私営に泊まると行ってしまった。奥さんが故障した友達と毎日連絡取り合っているのかな?

     隣の消防署から職員がやってきてチェックイン開始。何人も待っているのが見えたからか、時間前に始めてくれた。6ユーロ。シャワーしたけど天気がこんななので洗濯はしないでおく。乾くわけないし。このアルベルゲは町外れなので、往復2.8km歩いて買い出しに行くことにする。アルベルゲは大きくて綺麗なのだが、町から遠いのが唯一の難点。歩き出したら雨がまた降り出して来たので合羽を取りに戻って再出発。20分歩いてスーパーGadisに到着。1.4ユーロの赤ワイン、りんご2、バゲットパン、バケツ野菜が2.79ユーロ。やっぱりバケツ野菜は高い。カット野菜なら3分の1で買えるのに。おばちゃんに飲ませてやろうとHeinekenを3本追加する。

     せっかく買ってきたけど、おばちゃん二人はレストランに行ったようなので3本とも飲んでしまう。お昼を食べた後はどうせ飲まないだろうし、ここには冷蔵庫がないので温まってしまうから。良く見たらこのハイネケンはノンアルコールだった。3本飲んだ後で気づいて良かった。じゃぁ夕飯の後にワイン飲んでも問題なしだ。毎日いっぱいビールやワインを飲み続けているが、どんなに飲んでも酔うことがない。これは毎年同じ。きっと緊張してるから酔わないのかも知れない。だったらノンアルコールでも良いんじゃと言われそうだが、ノンアルコールは飲む気にならない。いま酒を飲んでいるんだと言う気持ちが大事なのかな?

     二階の大きな窓から外を見ていたら、ドイツのパーティーが近づいて来るのが見えた。外に行ってお出迎えしてみる。このアルベルゲに泊まってくれるんかと喜んだが、英語が喋れる人が言うには、今日はホテルに予約がしてあって、明日はドイツに帰ってしまうそうだ。そして来年、この町からスタートしてサンチャゴ・フィステラまで歩いてコンプリートだそうだ。最後にまた会えてみんなも嬉しそうだった。順番にハイタッチして見送る。

  •  夕飯はスペインの青年も加わって6人で食べることになった。おばちゃんがパスタを作ってくれたけど皿が2枚しかないので私は鍋で食べることになった(青年は皿持ってる)。スペイン人はご覧の通り個性が強いけど話すとみんなフレンドリーです。青いシャツが私が傷バンを3枚上げた青年で、その後は足のマメは何とかなっているようだった。

     夕飯はスペインの青年も加わって6人で食べることになった。おばちゃんがパスタを作ってくれたけど皿が2枚しかないので私は鍋で食べることになった(青年は皿持ってる)。スペイン人はご覧の通り個性が強いけど話すとみんなフレンドリーです。青いシャツが私が傷バンを3枚上げた青年で、その後は足のマメは何とかなっているようだった。

  •  北の道37  Tさんが合流 Baamonde<br /><br /> 6/20 Vilalbaのアルベルゲを早朝出発し大通りを歩いていると道路反対側から「ウワーッ」と大きく歓声が上がった。振り向くと仲良くなったドイツからの8人パーティーが私を見つけてくれて全員が手を振ってくれている。前日会った時に、「今回のカミーノはこれでお仕舞い。明日はホテルから飛行場に向かう。来年はまたここからスタートしてサンチャゴまで歩く」と話してた。ドイツへ帰るためにホテル前に集合していたら偶然私が通りかかったと言う訳だ。朝のラッシュで車が行きかっているから道路を渡って行くことはしなかったが写真は撮ることができた。あとから写真を見たら、みんなの顔がはじける程の笑顔だった。きっと今回の行程を見事に成し終えた充実感があるのだろう。更に、最後の最後にまた会えて嬉しいのはドイツの人たちも同じだろう。こういうのが後になって得難い思い出だったと分かるんだよなー。中央の赤いジャンバーの女性がいつも先頭でパーティーを引っ張っていた健脚の女性。たしかにそんな顔をしてるでしょ!?<br /><br />  この通りには3年前にスペイン青年二人と夕飯と朝飯を食べたバルがあり、そこのおかみはカルメンと言う名前だと覚えている。メニューを手にニコニコしている写真もタブレットに保存してあるのでカルメンに再会するのを楽しみにして来たが、結局、店は見つからないまま通り過ぎてしまった。3年も経つと色んなことが変わっている。<br />

    北の道37  Tさんが合流 Baamonde

    6/20 Vilalbaのアルベルゲを早朝出発し大通りを歩いていると道路反対側から「ウワーッ」と大きく歓声が上がった。振り向くと仲良くなったドイツからの8人パーティーが私を見つけてくれて全員が手を振ってくれている。前日会った時に、「今回のカミーノはこれでお仕舞い。明日はホテルから飛行場に向かう。来年はまたここからスタートしてサンチャゴまで歩く」と話してた。ドイツへ帰るためにホテル前に集合していたら偶然私が通りかかったと言う訳だ。朝のラッシュで車が行きかっているから道路を渡って行くことはしなかったが写真は撮ることができた。あとから写真を見たら、みんなの顔がはじける程の笑顔だった。きっと今回の行程を見事に成し終えた充実感があるのだろう。更に、最後の最後にまた会えて嬉しいのはドイツの人たちも同じだろう。こういうのが後になって得難い思い出だったと分かるんだよなー。中央の赤いジャンバーの女性がいつも先頭でパーティーを引っ張っていた健脚の女性。たしかにそんな顔をしてるでしょ!?

     この通りには3年前にスペイン青年二人と夕飯と朝飯を食べたバルがあり、そこのおかみはカルメンと言う名前だと覚えている。メニューを手にニコニコしている写真もタブレットに保存してあるのでカルメンに再会するのを楽しみにして来たが、結局、店は見つからないまま通り過ぎてしまった。3年も経つと色んなことが変わっている。

  •  前はこの町の脱出で迷い狂ったことがあったけど、今回は二回目なので注意深く巡礼路への分岐を探す。やっぱり普通に歩いてたんじゃ見落としそうな角が分かれ道で、そこにあった表示もとても心もとないものだった。電柱みたいな柱の上に薄汚れたシールでホタテ貝があるだけ。ホントにここを曲っていいんかなーと心配になるほど。そこを曲っても矢印が出てこないし半ば勘で歩いて行くとやっと連続して現れるようになったのでひと安心。皆こんなんでもちゃんと見つけてサンチャゴを目指すので大したもんだよ。<br /><br /> 今日は最初のモホンに記してあったサンチャゴ迄の距離を覚えておいたので今日の宿泊地Baamondeまでの残り距離が分かる仕組みだ。現在地が118キロちょいなのでBaamonde到着は丁度100キロになる筈。ガリシア州に入るとモホンにはこのようにサンチャゴ到着までの細かい数字が記してあるので、こういう使い方もできるってことだ。今までやったことなかったが、これは使える。<br /><br />  一度途中のバルでコラカオを飲んだ他は歩き続けてBaamondeのアルベルゲには12時半に到着。アルベルゲの鉄柵は施錠されてて庭にも入ることは出来なかった。先着の巡礼が一人外で待っている。隣のバルからTさん登場。フランスおばちゃん二人組みは8時ころに抜いたが、それ以降は抜かれてないそうなので、二人がバルにでも入っている時に私が抜いたんだと想像する。Tさんの命綱であるGPSの調子が悪いそうだ。これがないと歩けないので、明日から一緒に歩いていいですかとお願いされる。もちのろんです。

     前はこの町の脱出で迷い狂ったことがあったけど、今回は二回目なので注意深く巡礼路への分岐を探す。やっぱり普通に歩いてたんじゃ見落としそうな角が分かれ道で、そこにあった表示もとても心もとないものだった。電柱みたいな柱の上に薄汚れたシールでホタテ貝があるだけ。ホントにここを曲っていいんかなーと心配になるほど。そこを曲っても矢印が出てこないし半ば勘で歩いて行くとやっと連続して現れるようになったのでひと安心。皆こんなんでもちゃんと見つけてサンチャゴを目指すので大したもんだよ。

     今日は最初のモホンに記してあったサンチャゴ迄の距離を覚えておいたので今日の宿泊地Baamondeまでの残り距離が分かる仕組みだ。現在地が118キロちょいなのでBaamonde到着は丁度100キロになる筈。ガリシア州に入るとモホンにはこのようにサンチャゴ到着までの細かい数字が記してあるので、こういう使い方もできるってことだ。今までやったことなかったが、これは使える。

     一度途中のバルでコラカオを飲んだ他は歩き続けてBaamondeのアルベルゲには12時半に到着。アルベルゲの鉄柵は施錠されてて庭にも入ることは出来なかった。先着の巡礼が一人外で待っている。隣のバルからTさん登場。フランスおばちゃん二人組みは8時ころに抜いたが、それ以降は抜かれてないそうなので、二人がバルにでも入っている時に私が抜いたんだと想像する。Tさんの命綱であるGPSの調子が悪いそうだ。これがないと歩けないので、明日から一緒に歩いていいですかとお願いされる。もちのろんです。

  •  おばちゃんと三人の女性が到着してきたので道端でお喋りする。凄く気さくな三人なのでTさんにカメラを渡して一緒に記念写真を撮ってもらうと、女の子は私の肩に手を回してきた。えっ!初対面なのに随分フレンドリーな女の子だなーと思ったが悪い気はしないのでそのまま。三人もこのアルベルゲに泊まるんだろなとその時は思ったが夕方になって気づくことがあった。<br /><br />  明日からTさんとは一緒に歩くことになったので、アルベルゲも一緒に泊まることに。Tさん公営アルベルゲ泊まりは初めてと言うのでびっくり!私営は公営の倍の泊まり賃だ。北の道はもう一ヶ月以上歩いていると思うけど、随分と余計な金を使ってたんですね。チェックイン6ユーロ。Tさんに私が公営アルベルゲでやってるテクを紹介する。シャワー待ちがいるときは出来ないけど、シャワーを浴びながら一緒に洗濯もしてしまう技だ。まぁ技と言うほどではないがお湯で洗濯するので汚れの落ちが幾らか違うはず。早速実行している。<br /><br /> シャワー後に隣のスーパーで1リットルビールにパン1袋、ヨーグルトにチョリソー。ガリシア州のアルベルゲは食器類が一切ないことが多いので、その為用にカップが欲しいからカップラーメンも購入。食べ終わったらこれは持ち歩く。キッチンに食器や鍋釜はなくても不思議なことに電子レンジはあるのでカップさえ持っていればチンしてコーヒーやスープが飲めるしビールもワインも飲むことができる。昨年思いついた生活の知恵だ。こんな小さな店でもカードが使えた。<br /><br />※お役立ち情報<br />  固形石鹸で何から何まで洗っています。毎年、石鹸がちびてくると途中2回は買い足してました。今年はスーパーなどで使われているネットを持参して、石鹸はその中に入れる作戦にしました。理由は直接ジップロックなどに濡れた石鹸を入れるとひっついて扱いにくいから。これ、やってみたらすっごく便利です。みんな石鹸がちびてくるとシャワールームや洗面所に置いてってしまいます。オスタルも一緒に経営しているアルベルゲでは新しい小さな石鹸を客にいちいち提供していて、客が一度使った新品同様の小型石鹸が大量に置かれてたりしました。それらをネットに入れて使うと最後まで石鹸は買い足さなくて済んでしまいました。これ役に立たない?きちゃない?<br /><br /> ここは小さな部屋が1階に3部屋の他、2階には大部屋がある。Tさんと小部屋に一人つずつ入って後から誰も来ないと快適だなーと思っていたら、私の部屋に(私のじゃないけど)自転車の若者カップルが入ってくる。昨日のアルベルゲでも一緒だったカップルだ。自転車なのに歩き巡礼と同じ距離しか走らないって一体どうやって走ってるんだよ、遅乗り競争でもやってるんか?!普通に走れば自転車は歩きの4倍5倍の距離を無理なく走れる筈。私は若いころサイクリングが趣味で山の中を1日200km走ったこともあるから良く分かる。一日20キロしか走らないのは、遅乗り競争はないとしてもきっとデート感覚で止まってお喋りしてる時間の方が長いんだろう。カミーノの楽しみ方は人それぞれだ。<br />

     おばちゃんと三人の女性が到着してきたので道端でお喋りする。凄く気さくな三人なのでTさんにカメラを渡して一緒に記念写真を撮ってもらうと、女の子は私の肩に手を回してきた。えっ!初対面なのに随分フレンドリーな女の子だなーと思ったが悪い気はしないのでそのまま。三人もこのアルベルゲに泊まるんだろなとその時は思ったが夕方になって気づくことがあった。

     明日からTさんとは一緒に歩くことになったので、アルベルゲも一緒に泊まることに。Tさん公営アルベルゲ泊まりは初めてと言うのでびっくり!私営は公営の倍の泊まり賃だ。北の道はもう一ヶ月以上歩いていると思うけど、随分と余計な金を使ってたんですね。チェックイン6ユーロ。Tさんに私が公営アルベルゲでやってるテクを紹介する。シャワー待ちがいるときは出来ないけど、シャワーを浴びながら一緒に洗濯もしてしまう技だ。まぁ技と言うほどではないがお湯で洗濯するので汚れの落ちが幾らか違うはず。早速実行している。

     シャワー後に隣のスーパーで1リットルビールにパン1袋、ヨーグルトにチョリソー。ガリシア州のアルベルゲは食器類が一切ないことが多いので、その為用にカップが欲しいからカップラーメンも購入。食べ終わったらこれは持ち歩く。キッチンに食器や鍋釜はなくても不思議なことに電子レンジはあるのでカップさえ持っていればチンしてコーヒーやスープが飲めるしビールもワインも飲むことができる。昨年思いついた生活の知恵だ。こんな小さな店でもカードが使えた。

    ※お役立ち情報
     固形石鹸で何から何まで洗っています。毎年、石鹸がちびてくると途中2回は買い足してました。今年はスーパーなどで使われているネットを持参して、石鹸はその中に入れる作戦にしました。理由は直接ジップロックなどに濡れた石鹸を入れるとひっついて扱いにくいから。これ、やってみたらすっごく便利です。みんな石鹸がちびてくるとシャワールームや洗面所に置いてってしまいます。オスタルも一緒に経営しているアルベルゲでは新しい小さな石鹸を客にいちいち提供していて、客が一度使った新品同様の小型石鹸が大量に置かれてたりしました。それらをネットに入れて使うと最後まで石鹸は買い足さなくて済んでしまいました。これ役に立たない?きちゃない?

     ここは小さな部屋が1階に3部屋の他、2階には大部屋がある。Tさんと小部屋に一人つずつ入って後から誰も来ないと快適だなーと思っていたら、私の部屋に(私のじゃないけど)自転車の若者カップルが入ってくる。昨日のアルベルゲでも一緒だったカップルだ。自転車なのに歩き巡礼と同じ距離しか走らないって一体どうやって走ってるんだよ、遅乗り競争でもやってるんか?!普通に走れば自転車は歩きの4倍5倍の距離を無理なく走れる筈。私は若いころサイクリングが趣味で山の中を1日200km走ったこともあるから良く分かる。一日20キロしか走らないのは、遅乗り競争はないとしてもきっとデート感覚で止まってお喋りしてる時間の方が長いんだろう。カミーノの楽しみ方は人それぞれだ。

  •  アルベルゲの外テーブルで飲み食いしているとフランスおばちゃんがやって来たのでビールを一杯飲ませたる。おばちゃん二人はこの小さな町の有名所も押さえてあって、木の祠が有名な教会へ行こうと誘われる。まぁ暇なんで付いていくと途中にお洒落なアイスクリーム屋があったら当然のように入っていく。おばちゃん好奇心の塊。付き合いでアイスクリームを食べる。教会庭の木の洞にマリア様が彫ってあって、これ結構有名のようだ。それを見終わったら今度は綺麗な川があるから行くそうだ。カワ~!?道路を遡って川を目指してる途中に駅があったら、そこも寄っていく。無人の駅だったし小さいのでここはお気に召さないようだ。川は幾ら歩いても出てこないので地元の人を捕まえて教えてもらっているな。ラッフィーはスペイン語ネイティブ並みなので道を聞くくらいはお手の物だ。川は別方向だったことが判明する。やれやれこれで諦めてアルベルゲに帰るだろうと楽観したらやっぱり歩いて行くそうだ。うーん、ここから別行動で帰ったら心証悪いよなと付いていく。ビーサンで出てしまったので余り歩きたくないのだ。川はそっから400mほど歩いたら出てきたのでまぁ良かった。水車小屋とか苔むした中ノ島なんかもあってさすがに綺麗。まぁ嫌々だったけど来て良かったかな。<br />

     アルベルゲの外テーブルで飲み食いしているとフランスおばちゃんがやって来たのでビールを一杯飲ませたる。おばちゃん二人はこの小さな町の有名所も押さえてあって、木の祠が有名な教会へ行こうと誘われる。まぁ暇なんで付いていくと途中にお洒落なアイスクリーム屋があったら当然のように入っていく。おばちゃん好奇心の塊。付き合いでアイスクリームを食べる。教会庭の木の洞にマリア様が彫ってあって、これ結構有名のようだ。それを見終わったら今度は綺麗な川があるから行くそうだ。カワ~!?道路を遡って川を目指してる途中に駅があったら、そこも寄っていく。無人の駅だったし小さいのでここはお気に召さないようだ。川は幾ら歩いても出てこないので地元の人を捕まえて教えてもらっているな。ラッフィーはスペイン語ネイティブ並みなので道を聞くくらいはお手の物だ。川は別方向だったことが判明する。やれやれこれで諦めてアルベルゲに帰るだろうと楽観したらやっぱり歩いて行くそうだ。うーん、ここから別行動で帰ったら心証悪いよなと付いていく。ビーサンで出てしまったので余り歩きたくないのだ。川はそっから400mほど歩いたら出てきたのでまぁ良かった。水車小屋とか苔むした中ノ島なんかもあってさすがに綺麗。まぁ嫌々だったけど来て良かったかな。

  •  アルベルゲ近くまで戻ってきたら、昼間の妙にフレンドリーな女子三人がこれから出発する所だった。え、もう5時過ぎだよ!!驚いてラッフィーに「どこに泊まるんだろね?」と聞いたら「彼女達はキャンピング」と言ったので、ここでやっと2日前に庭でテントを張っていた母子だったと気づく。だから昼に会ったときに妙にフレンドリーだったのか。まるきり忘れていたけど彼女達は私を覚えていてくれたのだ。今晩はきっとあの綺麗な川の辺りにテントを張るのかなと想像する。彼女達がここに到着したのは私より少し遅れたくらいの1時ころだったので、ここで時間つぶしをしていたようだ。テントを張るのはやっぱり夕方からの方が人目に付かなくていいのかも知れない。ワイルドな母子をブエンカミーノと言って見送る。<br />

     アルベルゲ近くまで戻ってきたら、昼間の妙にフレンドリーな女子三人がこれから出発する所だった。え、もう5時過ぎだよ!!驚いてラッフィーに「どこに泊まるんだろね?」と聞いたら「彼女達はキャンピング」と言ったので、ここでやっと2日前に庭でテントを張っていた母子だったと気づく。だから昼に会ったときに妙にフレンドリーだったのか。まるきり忘れていたけど彼女達は私を覚えていてくれたのだ。今晩はきっとあの綺麗な川の辺りにテントを張るのかなと想像する。彼女達がここに到着したのは私より少し遅れたくらいの1時ころだったので、ここで時間つぶしをしていたようだ。テントを張るのはやっぱり夕方からの方が人目に付かなくていいのかも知れない。ワイルドな母子をブエンカミーノと言って見送る。

  •  おばちゃん二人もスーパーで買出ししてきてTさん交えた4人でアルベルゲのテーブルで食べることになった。隣のテーブルにはソロの男性がいたので誘ったら喜んで合流してくる。メキシコの人だったのでラッフィーとは何不自由なくスペイン語で話すことが出来、英語も堪能そうだ。Tさんは初めてのサンチャゴ巡礼だし、こういう巡礼者同士の交流は縁が薄かったらしく凄く喜んでいる。心を開いてさえいれば巡礼同士はすぐ仲良くなれる。

     おばちゃん二人もスーパーで買出ししてきてTさん交えた4人でアルベルゲのテーブルで食べることになった。隣のテーブルにはソロの男性がいたので誘ったら喜んで合流してくる。メキシコの人だったのでラッフィーとは何不自由なくスペイン語で話すことが出来、英語も堪能そうだ。Tさんは初めてのサンチャゴ巡礼だし、こういう巡礼者同士の交流は縁が薄かったらしく凄く喜んでいる。心を開いてさえいれば巡礼同士はすぐ仲良くなれる。

  •  北の道38  グルメふたつ Miras<br /><br />6/21 Baamondeのアルベルゲ。キッチンでコーヒーとパンで軽い朝飯を食べる。8時スタート。Tさん交えて4人でずっと歩く一日になった。少し歩くとサンチャゴまで100㎞のモホンがあったので二人が100㎞の数字を指さして記念写真を撮っている。その後も山の中の教会でひとしきり撮影大会したりアチコチで撮影タイムを入れている。おばちゃん達が頻繁に寄り道してくれるお陰で汗ひとつかかない。

    北の道38  グルメふたつ Miras

    6/21 Baamondeのアルベルゲ。キッチンでコーヒーとパンで軽い朝飯を食べる。8時スタート。Tさん交えて4人でずっと歩く一日になった。少し歩くとサンチャゴまで100㎞のモホンがあったので二人が100㎞の数字を指さして記念写真を撮っている。その後も山の中の教会でひとしきり撮影大会したりアチコチで撮影タイムを入れている。おばちゃん達が頻繁に寄り道してくれるお陰で汗ひとつかかない。

  •  面白かったのはカーブミラーがあった所で示し合わせたように全員で同じ所を撮ったとき。Tさんだけはスマホだったが、あとの三人はみなデジカメ。今は歩く人の多くはデジカメよりスマホで写真を撮るようになったが、ここではまだデジカメは主流だった。この後は石を加工してる芸術家の工房を見学。爺さまが大音量で音楽を掛けながら一人でコツコツと作品を作っていた。なかなか魅力的なのもあったが、重たいのは御免なので買うことはない。その後もおばちゃん二人はそこかしこでやたらと写真を撮るので、疲れとは無縁で歩くことができる。Mirasが近づいてきた所に出てきたバルに全員で寄ってティータイム。<br /><br />  12時半、今日のアルベルゲMirazに到着~。オープンは2時半だが気の良さそうな老人が2時間も前に受け入れてくれた。スペイン語は話せず英語とフランス語のみ。3年前に泊まった時の写真を見せたら、老人の知り合いのオスピタレラだった。同じ国同士なので知ってるのかな?ここはドナティーボ朝食付きなので10ユーロを貯金箱に入れさせてもらう。Tさんは Wi-Fi が使いたいので近くの私営アルベルゲに向かった。友達に毎日連絡を入れているようなので Wi-Fi が必要らしい。シャワーは暖かくならないので浴びないことにする。のんびり歩きが幸いして、ほとんど汗かかなかったし。

     面白かったのはカーブミラーがあった所で示し合わせたように全員で同じ所を撮ったとき。Tさんだけはスマホだったが、あとの三人はみなデジカメ。今は歩く人の多くはデジカメよりスマホで写真を撮るようになったが、ここではまだデジカメは主流だった。この後は石を加工してる芸術家の工房を見学。爺さまが大音量で音楽を掛けながら一人でコツコツと作品を作っていた。なかなか魅力的なのもあったが、重たいのは御免なので買うことはない。その後もおばちゃん二人はそこかしこでやたらと写真を撮るので、疲れとは無縁で歩くことができる。Mirasが近づいてきた所に出てきたバルに全員で寄ってティータイム。

     12時半、今日のアルベルゲMirazに到着~。オープンは2時半だが気の良さそうな老人が2時間も前に受け入れてくれた。スペイン語は話せず英語とフランス語のみ。3年前に泊まった時の写真を見せたら、老人の知り合いのオスピタレラだった。同じ国同士なので知ってるのかな?ここはドナティーボ朝食付きなので10ユーロを貯金箱に入れさせてもらう。Tさんは Wi-Fi が使いたいので近くの私営アルベルゲに向かった。友達に毎日連絡を入れているようなので Wi-Fi が必要らしい。シャワーは暖かくならないので浴びないことにする。のんびり歩きが幸いして、ほとんど汗かかなかったし。

  •  この村には店がないので久しぶりに巡礼定食を3人で食べに行く。バルとアルベルゲが一緒になった店で、村にはこれ一軒しかないようだ。Tさんもここに泊まっているだろう。外のテーブルで女性三人の巡礼が定食を食べていたので、我々も同じ巡礼定食10ユーロを注文。おばちゃんは早速三人とお喋りを始めている。巡礼定食には必ず水かワインを選ぶことができる。私はワインだが二人は水を頼んだな。二人はビールもワインも飲めるのに水と言うのは、フランス人にとっては水もワインも同じ感覚なんだろう。日本人は水と空気はタダと思っているので、同じ料金でどっちか選ぶとしたら絶対にワインの一択だ。<br /><br />  足元にずっと犬がいておこぼれを待っているので二人して鶏肉の皮を上げたけど、パンをやったら食べない。毎日こうやって巡礼が肉を与えているのでグルメ犬になったんだろうか。何て贅沢な犬なんだ。Tさんがやってきて同じテーブルでお喋り。GPSは電波を捉えだしたそうだ。まぁ、そうだと思ったよ。私のGPSなんか捉える方が珍しいんだから。でも明日も一緒に歩かせてと言ってるのでもちのろんだ。<br /><br />  食べているとお揃いのシャツを着た高校生の団体が5,60人うじゃうじゃやってきた。よくある学校行事でカミーノを歩いているようだ。団体は公営アルベルゲには泊まれないので、この私営アルベルゲに全員が泊まるらしい。Tさん大丈夫かな。定食の支払いにカードを使ったら、通信がうまくいかないのかピンコードを2回打たせられたので二重支払いにならないかと不安になった。帰りにラッフィーが鶏肉が不味かったとこぼしている。そうかなぁ?私が食べたのと同じ鶏肉と思うけど、グルメのフランスマダムなので私とは味覚が違うのかもね。

     この村には店がないので久しぶりに巡礼定食を3人で食べに行く。バルとアルベルゲが一緒になった店で、村にはこれ一軒しかないようだ。Tさんもここに泊まっているだろう。外のテーブルで女性三人の巡礼が定食を食べていたので、我々も同じ巡礼定食10ユーロを注文。おばちゃんは早速三人とお喋りを始めている。巡礼定食には必ず水かワインを選ぶことができる。私はワインだが二人は水を頼んだな。二人はビールもワインも飲めるのに水と言うのは、フランス人にとっては水もワインも同じ感覚なんだろう。日本人は水と空気はタダと思っているので、同じ料金でどっちか選ぶとしたら絶対にワインの一択だ。

     足元にずっと犬がいておこぼれを待っているので二人して鶏肉の皮を上げたけど、パンをやったら食べない。毎日こうやって巡礼が肉を与えているのでグルメ犬になったんだろうか。何て贅沢な犬なんだ。Tさんがやってきて同じテーブルでお喋り。GPSは電波を捉えだしたそうだ。まぁ、そうだと思ったよ。私のGPSなんか捉える方が珍しいんだから。でも明日も一緒に歩かせてと言ってるのでもちのろんだ。

     食べているとお揃いのシャツを着た高校生の団体が5,60人うじゃうじゃやってきた。よくある学校行事でカミーノを歩いているようだ。団体は公営アルベルゲには泊まれないので、この私営アルベルゲに全員が泊まるらしい。Tさん大丈夫かな。定食の支払いにカードを使ったら、通信がうまくいかないのかピンコードを2回打たせられたので二重支払いにならないかと不安になった。帰りにラッフィーが鶏肉が不味かったとこぼしている。そうかなぁ?私が食べたのと同じ鶏肉と思うけど、グルメのフランスマダムなので私とは味覚が違うのかもね。

  •  5時過ぎにオスピタレラの車に三人で乗せてもらい、村のティエンダ(小さな店)に買い物に連れてってもらえる事になった。車は小型のフィアットだった。フィアット乗ったの初めてなので嬉しい。ティエンダは歩いて来る途中に目にした店だった。私はトマトと二人の為に缶ビールを買っただけ。アルベルゲに戻ると留守の間にTさんが訪ねて来たことを知らされる。Tさん今日もこっちに泊まれば良かったのにな。<br /><br /> 夕方(と言っても9時過ぎ迄明るい)、おばちゃんが声を掛けてくれて散歩に出かける。小さな村なので見るところもないから教会墓地の見物をするらしい。塀に囲まれた墓地の中を一通り見るが、こういうのもフランスじゃ普通なのかなと不思議になった。有名人の墓ならともかく、日本じゃ知らない人の墓めぐりなんて絶対にやんないよね。近くにあった小さな公園のベンチに三人並んで座り薄暗くなるまで暫くまったりする。今までは夕方の早いうちから寝るっきゃなかったけど、いい時間を過ごせたかな。<br /><br />

     5時過ぎにオスピタレラの車に三人で乗せてもらい、村のティエンダ(小さな店)に買い物に連れてってもらえる事になった。車は小型のフィアットだった。フィアット乗ったの初めてなので嬉しい。ティエンダは歩いて来る途中に目にした店だった。私はトマトと二人の為に缶ビールを買っただけ。アルベルゲに戻ると留守の間にTさんが訪ねて来たことを知らされる。Tさん今日もこっちに泊まれば良かったのにな。

     夕方(と言っても9時過ぎ迄明るい)、おばちゃんが声を掛けてくれて散歩に出かける。小さな村なので見るところもないから教会墓地の見物をするらしい。塀に囲まれた墓地の中を一通り見るが、こういうのもフランスじゃ普通なのかなと不思議になった。有名人の墓ならともかく、日本じゃ知らない人の墓めぐりなんて絶対にやんないよね。近くにあった小さな公園のベンチに三人並んで座り薄暗くなるまで暫くまったりする。今までは夕方の早いうちから寝るっきゃなかったけど、いい時間を過ごせたかな。

  •  北の道39  ファンス故障する Sobrado<br /><br />6/22 Miras のアルベルゲ。嬉しい朝食が用意されている。コラカオとトーストを数枚食べさせてもらう。籠の中のパンが減るとオスピタレロのおっちゃんがせっせと追加のパンを切ってくれている。出発の時、カイゼル鬚ならぬカイゼル眉の親切なおっちゃんと記念写真を撮る。おばちゃん達は7時ちょっとに出発し、自分はその30分後に出発する。すぐ昨日昼飯を食べたバル前に来るとTさんが待っててくれた。約束はしてなかったが、何となくそんな気がしていた。出発時間は互いに言ってなかったので結構待ってたんじゃないのかな?昨晩は団体の高校生がやかましくて参ったそうだ。やっぱりなー、あんなのと一緒だと不運としか言いようがないよ。引率の先生がしっかり管理してくれればいいが、放し飼い状態だとそんな憂き目に遭う。我々が泊まった公営は安いし静かだったのでTさんついてなかったね。気がつきにくいけど、公営アルベルゲの良い点は団体は泊めないってところがある。当然、学校などが主催する巡礼団は私営に予約を入れながら巡礼しなければならない。<br /><br />

    北の道39  ファンス故障する Sobrado

    6/22 Miras のアルベルゲ。嬉しい朝食が用意されている。コラカオとトーストを数枚食べさせてもらう。籠の中のパンが減るとオスピタレロのおっちゃんがせっせと追加のパンを切ってくれている。出発の時、カイゼル鬚ならぬカイゼル眉の親切なおっちゃんと記念写真を撮る。おばちゃん達は7時ちょっとに出発し、自分はその30分後に出発する。すぐ昨日昼飯を食べたバル前に来るとTさんが待っててくれた。約束はしてなかったが、何となくそんな気がしていた。出発時間は互いに言ってなかったので結構待ってたんじゃないのかな?昨晩は団体の高校生がやかましくて参ったそうだ。やっぱりなー、あんなのと一緒だと不運としか言いようがないよ。引率の先生がしっかり管理してくれればいいが、放し飼い状態だとそんな憂き目に遭う。我々が泊まった公営は安いし静かだったのでTさんついてなかったね。気がつきにくいけど、公営アルベルゲの良い点は団体は泊めないってところがある。当然、学校などが主催する巡礼団は私営に予約を入れながら巡礼しなければならない。

  •  おばちゃん二人には中々追いつかなくて、2時間後に追いついたらファンスがラッフィーのスティックを2本借りて歩いているので変だな。ファンスは踵を痛めていたのだった。その歩く格好からするとかなり痛そうだ。ファンスは68歳、何が出てもおかしくない年齢だ。すぐにバックパック内の重たいのをこっちに寄こせと言うも、ファンスは頑なに拒む。バックパックを後ろから持上げてやると「ノーノー」とそれも嫌らしい。自分の力だけで歩き通すことに拘りがあるようだ。どこも悪くないのにバックパック配送サービスやバスを気楽に利用するお気楽巡礼者にこの姿を見せてやりたい。足を引きずって歩くファンスの横を元気な高校生の一団が颯爽と追い越して行く。みんなナップザックだけの軽装備。この子達に今のファンスの姿はどう映るのだろう。<br /><br />  開店前なのか人気(ひとけ)のないアルベルゲがあったので、そこの椅子に座らせてTさんが痛み止めのジェルを塗って、私は痛み止めの錠剤を数回分上げてみる。すぐ水と共に飲んだので結構痛むらしい。多少は効いたのか知れないが、相変わらず痛むようで気の毒な格好で歩き続けている。こっちに重たい荷物を持たせればいいのにな。ファンスのスピードに合わせて三人ともゆっくり歩いていく。<br />

     おばちゃん二人には中々追いつかなくて、2時間後に追いついたらファンスがラッフィーのスティックを2本借りて歩いているので変だな。ファンスは踵を痛めていたのだった。その歩く格好からするとかなり痛そうだ。ファンスは68歳、何が出てもおかしくない年齢だ。すぐにバックパック内の重たいのをこっちに寄こせと言うも、ファンスは頑なに拒む。バックパックを後ろから持上げてやると「ノーノー」とそれも嫌らしい。自分の力だけで歩き通すことに拘りがあるようだ。どこも悪くないのにバックパック配送サービスやバスを気楽に利用するお気楽巡礼者にこの姿を見せてやりたい。足を引きずって歩くファンスの横を元気な高校生の一団が颯爽と追い越して行く。みんなナップザックだけの軽装備。この子達に今のファンスの姿はどう映るのだろう。

     開店前なのか人気(ひとけ)のないアルベルゲがあったので、そこの椅子に座らせてTさんが痛み止めのジェルを塗って、私は痛み止めの錠剤を数回分上げてみる。すぐ水と共に飲んだので結構痛むらしい。多少は効いたのか知れないが、相変わらず痛むようで気の毒な格好で歩き続けている。こっちに重たい荷物を持たせればいいのにな。ファンスのスピードに合わせて三人ともゆっくり歩いていく。

  •  三年前に休んだ屋根付きのバス停があったので、ファンスを座らせて小休止。二人が中で食事をしだしたので、私も持っているパンを食べる。Tさんがまた痛み止めジェルを塗ってあげている。座っているファンスの前で跪いて塗っているその姿を見て「プリンセス」と言ったらラッフィーが声を出して笑った。<br /><br />  バルがあったのでみんなで休んで行く。ファンスの調子が悪いのでなるべく休みを多目に入れた方がいいだろう。私はビールでおばちゃん二人は今日もアイスを食べている。アイスが大好きらしい。Tさんがカメラを渡してきて、おばちゃん二人と一緒の所を撮ってくれと頼まれる。奥さんが足を故障して巡礼路から離れている最中の友達に見せて上げたいそうだ。一人でもこのとおり楽しくやってますよとアピールしたいらしい。カミーノ初体験のTさんを一人おっぽり出した形になってる友達も、これ見たら安心するだろう。<br />

     三年前に休んだ屋根付きのバス停があったので、ファンスを座らせて小休止。二人が中で食事をしだしたので、私も持っているパンを食べる。Tさんがまた痛み止めジェルを塗ってあげている。座っているファンスの前で跪いて塗っているその姿を見て「プリンセス」と言ったらラッフィーが声を出して笑った。

     バルがあったのでみんなで休んで行く。ファンスの調子が悪いのでなるべく休みを多目に入れた方がいいだろう。私はビールでおばちゃん二人は今日もアイスを食べている。アイスが大好きらしい。Tさんがカメラを渡してきて、おばちゃん二人と一緒の所を撮ってくれと頼まれる。奥さんが足を故障して巡礼路から離れている最中の友達に見せて上げたいそうだ。一人でもこのとおり楽しくやってますよとアピールしたいらしい。カミーノ初体験のTさんを一人おっぽり出した形になってる友達も、これ見たら安心するだろう。

  •  その後も痛そうに歩くファンスを気遣いながら歩き続ける。沼みたいな貯め池みたいな脇を越えてやっと修道院の高い尖塔が見えてきた。本日の目的地、Sobradoの修道院前広場に到着~。ファンスを石のベンチに座らせてラッフィーが何やらマッサージをしてくれている。できることはみんなするようだ。どれでも良いから効果が出て少しでも良くなればいいのだがな。<br /><br />  修道院付属のアルベルゲはオープンが4時と遅いので他の巡礼達も思い思いに待っている。石段に座っているのもいれば広場のバルで寛いでいるのもいる。取りあえず長屋門を潜って中庭に入り入り口を見に行ってみよう。大きな修道院の建物には盛大に足場が組まれていて建物の全貌は見られなかった。もちろん時間前なので扉は開かない。近くにはスーパーがある筈なのでそれの下見もしてみる。<br /><br />  やっと時間になったのでチェックイン開始。列を作ってぞろぞろ。私たちの前にはそこそこの人たちがいたので、最初に案内されたベッドルームは沢山の巡礼が入っていて少々せせこましかった。でも運良く次のベッドルームを開放してくれたので、割といい位置のベッドを取ることが出来たのでラッキー。早速シャワーだ。ここのシャワールームは入り口は一緒だが入った所で男女別になっていた。もの凄い水量のシャワーで、ボタンを押すと消火栓の勢いでお湯が飛び出してくる。うっかりしていると弾き飛ばされそうだ。隣の女性用シャワー室から「ウーララァーッ、ウーララァーッ」と大声が響いてくる。ファンスが大騒ぎしているようだ。山本リンダの歌で「うららーうららー」と言う歌があったが、あれはフランス語だった。でも本場のうららーは山本リンダの発音とはまったく別だった。ファンスはこのウララーが口癖らしく普段でも時々放っている。

     その後も痛そうに歩くファンスを気遣いながら歩き続ける。沼みたいな貯め池みたいな脇を越えてやっと修道院の高い尖塔が見えてきた。本日の目的地、Sobradoの修道院前広場に到着~。ファンスを石のベンチに座らせてラッフィーが何やらマッサージをしてくれている。できることはみんなするようだ。どれでも良いから効果が出て少しでも良くなればいいのだがな。

     修道院付属のアルベルゲはオープンが4時と遅いので他の巡礼達も思い思いに待っている。石段に座っているのもいれば広場のバルで寛いでいるのもいる。取りあえず長屋門を潜って中庭に入り入り口を見に行ってみよう。大きな修道院の建物には盛大に足場が組まれていて建物の全貌は見られなかった。もちろん時間前なので扉は開かない。近くにはスーパーがある筈なのでそれの下見もしてみる。

     やっと時間になったのでチェックイン開始。列を作ってぞろぞろ。私たちの前にはそこそこの人たちがいたので、最初に案内されたベッドルームは沢山の巡礼が入っていて少々せせこましかった。でも運良く次のベッドルームを開放してくれたので、割といい位置のベッドを取ることが出来たのでラッキー。早速シャワーだ。ここのシャワールームは入り口は一緒だが入った所で男女別になっていた。もの凄い水量のシャワーで、ボタンを押すと消火栓の勢いでお湯が飛び出してくる。うっかりしていると弾き飛ばされそうだ。隣の女性用シャワー室から「ウーララァーッ、ウーララァーッ」と大声が響いてくる。ファンスが大騒ぎしているようだ。山本リンダの歌で「うららーうららー」と言う歌があったが、あれはフランス語だった。でも本場のうららーは山本リンダの発音とはまったく別だった。ファンスはこのウララーが口癖らしく普段でも時々放っている。

  •  夕飯はスーパーから食材を買ってきてみんなでシェアすることになった。準備をするにはまだ時間が早いので、二人が修道院の中を見物しようと言ってくる。もちろんTさん共々付き合う。ここは決まった時間に修道院ツアーがあると聞いていたが、今は自由に歩き回っていいらしい。ここに泊まってベッドルームだけ経験したんじゃ勿体ない程の内容だった。すごい歴史を感じる修道院。3年前もここに泊まりたくてやって来たが、雨の中を歩き続けて来ての2時間待ちは辛すぎるのですぐ入れる私営に入ったという経緯がある。今回はぜひともこの修道院に泊まって中を見学したかったのだ。3年越しの願いが叶った。<br /> 写真は本物の死者が入っている石棺です。こういう場面では良くオーブと言うのが写るんだと言う人がいるけど、ここではオーブらしいのが写ってました。まぁ私は余りこういうのは信じないので空気中のホコリに光が反射したんだと思いますけどね。

     夕飯はスーパーから食材を買ってきてみんなでシェアすることになった。準備をするにはまだ時間が早いので、二人が修道院の中を見物しようと言ってくる。もちろんTさん共々付き合う。ここは決まった時間に修道院ツアーがあると聞いていたが、今は自由に歩き回っていいらしい。ここに泊まってベッドルームだけ経験したんじゃ勿体ない程の内容だった。すごい歴史を感じる修道院。3年前もここに泊まりたくてやって来たが、雨の中を歩き続けて来ての2時間待ちは辛すぎるのですぐ入れる私営に入ったという経緯がある。今回はぜひともこの修道院に泊まって中を見学したかったのだ。3年越しの願いが叶った。
     写真は本物の死者が入っている石棺です。こういう場面では良くオーブと言うのが写るんだと言う人がいるけど、ここではオーブらしいのが写ってました。まぁ私は余りこういうのは信じないので空気中のホコリに光が反射したんだと思いますけどね。

  •  夕飯にはパスタを作ることになった。食材を切ってみたりパスタの鍋をかんましてみたり少しだけ手伝う。キッチンには幾つものグループが一斉に料理をしだしたのでコンロも順番待ちだったが何とか完成。みんなでワインも抜いてかんぱーい。隣の女性達が食べ切れなかったパスタを食べないかと勧めてきた。我々もパスタを食べたのでいらないかな。見たらカルボナーラだったので、イタリアのパウロが作ってくれた美味しいカルボナーラを思い出したので食べさせてもらおう。パウロの作ったのとは違ったが、これはこれで美味かった。<br /><br />  ファンスの足が一向に上向かないので、とうとう明日はバックパックの配送サービスを利用することにしたようだ。その手続きのためにオスピタレロと相談している。これで幾らか楽になればいいのだが。明日はいよいよフランス人の道とアルスアで合流する。<br /><br /><br /> 北の道40へつづく<br />

     夕飯にはパスタを作ることになった。食材を切ってみたりパスタの鍋をかんましてみたり少しだけ手伝う。キッチンには幾つものグループが一斉に料理をしだしたのでコンロも順番待ちだったが何とか完成。みんなでワインも抜いてかんぱーい。隣の女性達が食べ切れなかったパスタを食べないかと勧めてきた。我々もパスタを食べたのでいらないかな。見たらカルボナーラだったので、イタリアのパウロが作ってくれた美味しいカルボナーラを思い出したので食べさせてもらおう。パウロの作ったのとは違ったが、これはこれで美味かった。

     ファンスの足が一向に上向かないので、とうとう明日はバックパックの配送サービスを利用することにしたようだ。その手続きのためにオスピタレロと相談している。これで幾らか楽になればいいのだが。明日はいよいよフランス人の道とアルスアで合流する。


    北の道40へつづく

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