2021GW 小樽発羊蹄山周遊観光

2021/05/04 - 2021/05/06

昨年に引き続き、ステイホームとか成長のないことを東京都が言い出した２０２１年ＧＷ。

しかしながら、感染対策は国民も分かってきてます。
東京都が緊急事態宣言中も放置プレーした通勤電車をベンチマークにし、
それよりは密にならず安全に観光できるルートを決めて、
出かけることにしました。

この旅行記は、テレワークも兼ねて小樽に滞在した５／４－６、その後洞爺湖・室蘭・ニセコ近郊の景色や名所を巡った時のものです。

色々名所は回りました。
しかし、ただひたすら、羊蹄山がきれいで魅了されました。

エリア 小樽(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

5月5日。

この日は、仕事でリモート会議があったので、
ドーミーインに引きこもってテレワークとなりました。

当初は札幌の事務所に行こうと思っていました。
でも、GWで感染拡大が急速に進んだこと、そこにオリンピックマラソンのプレ大会が重なったことで、俺の安心安全センサーが「行くべきではない」とアラームを発し、前日夜に方針転換しています。

天然温泉 灯の湯 ドーミーインＰＲＥＭＩＵＭ小樽 宿・ホテル

小樽のドーミーインは、小樽らしいステンドグラスをふんだんに使った内装が、ちょっとドーミーっぽくなくて良かったですね。

北海道なので、朝からガッツリ食べました。

ドーミーからは目と鼻の先の三角市場。

三角市場 お土産屋・直売所・特産品

呼び込みの中から選んだのは、北のどんぶり屋 滝波食堂。

北のどんぶり屋 滝波食堂 グルメ・レストラン

なんとなく気分は定食でしたので、ホッケ焼きにしました。

コロナ下でも、市場の呼び込みはあまり変わってなかったですね・・・

お昼は簡単にテイクアウトできそうで、かつ小樽っぽいものがあればなぁと駅に最初行ったのですが、見合うものがなく。

それなら急いで食べちゃえ！で空いていたお店に入りました。

濱焼北海道魚萬 小樽駅前本店。
夜の営業の方は知ってたのですが、昼は初めてかな。

濱焼北海道魚萬 小樽駅前本店 グルメ・レストラン

選んだ理由は、お手頃価格でランチメニューが豊富である点です。

ボリュームもあり、味も問題なく。
まだテレワーク中なのですが、もう勢いつけちゃいました（笑）

でもこの旅行中、クルマを運転していて飲めないことを除いても、
ビールはホント少ないですね。

コロナ下で、お酒はなくても困らない体に変化しました。
コロナ前なんて、北海道行ったら朝昼晩飲んでましたよｗ

濱焼北海道魚萬 小樽駅前本店 グルメ・レストラン

部屋に戻る前に、ルタオでデザートも買いました。
夜と翌朝用です。

エキモ ルタオ グルメ・レストラン

さて、テレワークは15時ぐらいに終わりました。

時間あったんで、少々小樽市内を散策です。

旧手宮線の跡。
この跡地をしっかり残してくれているのは、個人的には好感持てます。

旧手宮線跡 名所・史跡

小樽駅前の通りを運河に下っていく途中の、旧安田銀行小樽支店。

このようなカッコいい洋館がどんどん建っていた北の金融街・小樽。
この頃の方が多様性もあったような感じもしますね。

旧安田銀行小樽支店 名所・史跡

小樽市総合博物館運河館。

朝早めからオープンしていたこと、これまで訪れたことも無かったので、行ってみました。

小樽市総合博物館運河館(旧小樽倉庫) 美術館・博物館

小樽は北前船でかつて栄えた都市。
その後北の金融街としても隆盛を誇り、今は・・・ｗ

その北前船の展示が中心でした。

北前船の模型です。

この船で日本海を往来していたのは凄いですね。

小樽出抜小路。

夕方で開いていて、おいしそうで、行ったことのないお店があればという滅茶苦茶三条件を満たせば食べようと思いましたが、そんな条件に合う訳もなく。

小樽出抜小路 名所・史跡

堺町通りに行って食べれるところを探してみることに。

旧北海道拓殖銀行 小樽支店。
昔はホテルとして使われていました。

今はお値段以上ニトリ博物館になっています。
一度見てみたいのですが、なかなか入場料が高くてですね。

旧北海道拓殖銀行 小樽支店 名所・史跡

明るいですが、時間は17時ぐらい。
なるべく食事は空いている状況で取りたいので、
小樽で一度食べたかった牛カツの黒澤さんに行きました。

この店舗、出抜小路にあった気がするんですが、移転したのかな。

牛かつ 小樽黒澤 グルメ・レストラン

牛カツにメンチカツトッピングで注文しました。

牛カツはレアで提供され、鉄板で少し焼くことで自分で焼き加減を調整できます。
京都の牛カツよりこっちが好み！

その後、カロリー消費（笑）で南小樽駅まで歩くことにしました。

堺町通りのルタオです。
ルタオが路面に出てガチ客引きしてるのは、何度も来てるけど初めてかな。
それだけ客少ないんでしょうね。

かといって、堺町通りは嫌でも小樽一密になるんで、難しいとこではあります。

ヌーベルバーグ ルタオ ショコラティエ 小樽本店 グルメ・レストラン

北菓楼と六花亭。

コロナの影響で閉店時間を早めていました。
客も来ないから、が真相かなと。

北菓楼 小樽本館 グルメ・レストラン

南小樽駅のあたりです。

ここまで歩いたのは、南小樽駅の桜が綺麗、と情報を入手したからです。
この旅行全体として、桜を見ることは目的になっています。

夜です。

小樽のオーガニックビールとルタオのケーキ。
北海道らしくていいじゃないですか（笑）

5月6日。

この日も、チェックアウト前に三角市場で朝食にしました。

三角市場 お土産屋・直売所・特産品

以前も来た、市場食堂　味処たけださん。

市場食堂 味処たけだ グルメ・レストラン

今回は丼ものではなく、北海道の朝食らしくサーモン焼きです。

駅の近くで、食事ついでに桜を見ました。

三角市場から山側に少し上がって、船見坂。
線路を越えたあたりできれいに桜が咲いていました。

船見坂 名所・史跡

チェックアウトして、手宮公園の桜です。

手宮公園 公園・植物園

ここでアクシデントが発生。

ど真ん中を突っ切ってきた軽自動車のオバちゃんをギリギリまで避けた結果、
側溝にレンタカーが落ちまして。。

地元の方が手伝ってくれたのですが、落ち方が悪くJAFのお世話に。
真ん中走ってくるな！！！

なお、地元の方が手伝ってくれている間に、もう1台、同じような犠牲者が前で出ていて、、その方は地元の方の手で救出ができました。

かれこれ2時間ぐらい使わせてしまいました・・・
「小樽の人は冷たいなんて思われたくないからねぇ」なんて言ってましたが、ただ感謝です。

アクシデントがあって時間が過ぎてしまいましたが、小樽公園。

少し高台にあり、ここも桜がきれい。
小樽の街をきれいな海も見渡せます。

小樽公園 公園・植物園

この日は洞爺湖に宿泊なので、洞爺湖方面に車を走らせました。

国道３９３号線の毛無山展望所。

毛無山展望所 自然・景勝地

初めて天気の良い日に来ました。

天気がいいと、こんなに景色がいいんだと・・・

夜景も一度見ましたが、少し遠かったですね。

キロロリゾートを過ぎてさらに走っていくと、雪を抱いた羊蹄山がきれいに見える景色になりました。

この後ずっと、羊蹄山に抱かれるようなドライブになりました。

羊蹄山(えぞ富士) 自然・景勝地

たぶんニセコの山々だと思います。

こんな感じで、走っていてただただ楽しい道が続きます。

手宮公園で時間を食ってしまったので、予定していた遅めのランチを食べる場所に最初に行きました。

道の駅　名水の郷きょうごく。

道の駅 名水の郷きょうごく 道の駅

狙っていたのは、道の駅併設・噴出しガーデンにあるジンギスカンです。

前回来た時はもうラストオーダー終わってたんですよね。

豚バラつけて２０００円ちょっとでした。
ジンギスカンのボリュームがそんなにないのかと思いきや、結構なボリューム。
豚バラ余計でしたｗ

が、いずれも美味しくて。
頑張って食べに来て良かったです。

噴出しガーデン グルメ・レストラン

羊蹄山の伏流水が湧き出る場所、ふきだし公園に道の駅が併設されています。

ここも一度見ましたが、改めて観光しました。

ふきだし公園 公園・植物園

水の多い景色は落ち着きますね。

道の駅の蝦夷桜は、もう一つでした・・・・

ニセコに訪れたことが無かったので、プチ立ち寄りしました。

ただ、手宮公園で時間を使ってしまったので、ホント行くだけって感じ。

ニセコ駅 駅

ニセコの日帰り温泉だけ立ち寄りました。

駅前の綺羅乃湯さん。

観光客も使えて、地元の方もコミュニティ施設として活用できるのが、こういう場所にある温泉施設という感じがしました。

綺羅乃湯 温泉

ニセコの山々です。

こちらは羊蹄山。

たまらん・・・

洞爺湖に向かいます。

道の駅２３０ルスツ。

結構出店が出ていておいしそうだったのですが、
この日はホテルで夕食も出ますし、先ほどジンギスカンおなか一杯食べてるので、横目で眺めただけです。

230ルスツ 道の駅

サイロ展望台。

洞爺湖北岸にあり、洞爺湖の展望が美しい場所。
コロナの影響かお店は速い時間に閉じていたのですが・・・

サイロ展望台 自然・景勝地

裏手に回れば景色を見れることを知っていましたので、この通り！

目の前の山は有珠山です。

夕食の時間まで少し時間があったので、一つだけ有珠山の噴火遺構を見に行きました。

西山火口散策路の入り口あたりです。
目の前に沼がありますが、ここは有珠山の噴火で陥没して水がたまった場所。

そして、目の前のアスファルトは恐らくかつての国道２３０号線。
有珠山は山頂だけではなくどこからでも噴火し、どこからでも地殻変動を起こす山であることを改めて思い知らされます。

初めて北海道来た時、この国道２３０号線は洞爺駅からバスに乗って通りました。

有珠山西山山麓火口散策路 公園・植物園

ホテルに向かいます。

屋上の絶景露天風呂が売りの洞爺湖班のホテル
絶景の湯宿 洞爺 湖畔亭。

この旅行で一番高いホテルですｗ

絶景の湯宿 洞爺 湖畔亭 宿・ホテル

客室は貫禄の洞爺湖ビューです。

この旅行の中で一番宿泊費が高かったのですが、
この景色、そして屋上の露天風呂を満喫できたので、十分です！

ご飯は、ある程度取り分けられたバイキング形式。
ステーキや豚しゃぶ、お刺身など色々な種類のご飯がおなか一杯食べられました。

この旅行の中で夕食を付けたのはここだけだったかな。
こちらも大満足。

そして、洞爺湖ではロングラン花火をしていました。

旅行の初めの方では、洞爺湖の花火を湖畔で見ました。

今回は・・・露天風呂から花火を見ることにしました。
意外にみんな露天風呂からの花火、狙わないんですよねぇ。

誰もいなかったので、撮影しちゃいました。

洞爺湖温泉ロングラン花火大会 祭り・イベント

洞爺湖名物の水上花火。

屋上の露天風呂から見渡せる花火、絶対いいと思うんですけどね。

洞爺湖畔の花火の打ち上げ場所も少し広がっていて、
その点も高い所から花火を見るメリットになっています。

湖畔だと、どうしても３か所のうち１か所が見にくいんですよね。

朝、湖畔を散歩しました。

湖畔は整備されていて、桜もキレイです。

洞爺湖 自然・景勝地

湖畔から見たホテル。

絶景の湯宿 洞爺 湖畔亭 宿・ホテル

屋上の露天風呂も、最後に満喫しました。

意外に朝入る人が少ないのですが、少ないどころか誰もいなくて、
こちらもこっそり・・・

これまで行ったことがなかった洞爺湖の北岸と、前日に行く時間が取れなかった羊蹄山の南側・真狩村を午前中に訪れました。

とうや・水の駅から観光をスタート。

とうや水の駅 道の駅

洞爺湖越しに洞爺湖の中島、その先に有珠山や昭和新山を見渡すロケーションです。

与謝野鉄幹・晶子の歌碑。
観光地によくあるやつです（失礼）

俳人も訪れたくなるような絶景。

羊蹄山のふもと、真狩村に到着。

羊蹄山をもう一度楽しみたかったのと、
僕らの年代だと「北酒場」で有名な細川たかしさんの出身地でもあるので、
少し足跡をたどって見たくなりました。

川沿いに、細川たかしの記念像が羊蹄山を借景に建っていました。

歌う像 細川たかし記念像 名所・史跡

細川たかしをたたえる碑。

細川たかしさんの生家に近い、自然の中に建っていました。
街中にも案内が出ていましたが、現地に近づいてから迷いました。
Google先生に助けていただいた感じです。

細川たかしを讃える碑 名所・史跡

真狩村はここまで。

お昼近く、今度は室蘭に行くために洞爺湖班まで戻り、洞爺湖の北側にあるレークヒル・ファーム。

レークヒル・ファーム グルメ・レストラン

羊蹄山を抱く大自然の中で食べるスイーツ！！

北海道はこれやらないとダメです！

洞爺湖畔まで降りて、この旅で最後の羊蹄山。

２０００年噴火の西山火口跡を見渡せる場所を経由して、虻田洞爺湖IC経由で室蘭へ移動します。

途中の道からは、有珠山の荒々しい景色を見ることができます。

西山火口散策路を見渡せる駐車場がありました。

そこの掲示には地熱地帯の記載や、噴火後の推移の展示もありましたが、もうかなり落ち着いた感じです。

散策路を本当は歩きたかったのですが、散策路が一方通行で、帰りどうするのか分からなかったので諦めました。

なお、そろそろ有珠山の噴火時期は近づいていると思います。
しっかり予告をしてくれる優良火山？の有珠山。
この地域のどこから噴火してもおかしくないです。
前回は国道２３０号の真下から噴火したほど。

地球の力の大きさを感じます。

天気が良かったので、地球岬を見たいと思って室蘭まで高速で。

お昼がまだだったので、有珠山SAのフードエリアへ。

有珠山サービスエリア(下り線)スナックコーナー グルメ・レストラン

特に有珠山とあまり関係のない生姜焼き。
いいっしょ・・・

有珠山SAという名前ですが、有珠山のすぐ近くに作ると２０年～３０年に１度噴火するのでエライことになるからか、有珠山からはソコソコ離れていました。

少し遠くに見えているのが、まさに有珠山です。

さて、やってきました地球岬。

前年６月に来た時は曇りだったからね。

なお、お客様とのテレカン忘れてて、地球岬の駐車場でリモート会議してた模様・・

世の中便利すぎて困ります。

地球岬展望台 名所・史跡

地球岬の展望台です。

結構遅めの時間で、あまり人もいませんでした。

灯台が眼下にあるの珍しいですよね。

スマホカメラの写真では掲載しても判別できないのですが、函館や駒ケ岳のある渡島半島の方まで視界は開けていました。

逆に、以前鹿部の間歇泉に行った時は、室蘭の先の樽前山まで識別できましたね。
道路だとぐるっと回ってますが、直線距離は意外にないんですよね。

チキウ岬灯台 名所・史跡

その地球岬から目と鼻の先。トッカリショ。

オーストラリアの十二使徒見たいな景色で、
前回も見たのですが、今回は晴れていたのでもう一度。

トッカリショ展望台 自然・景勝地

室蘭の街中と北海道の大地をつなぐ？白鳥大橋。

ここを通って高速に戻り、最後の宿泊地函館まで車を走らせました。

白鳥大橋 名所・史跡