2019/03/17 - 2019/03/17
225位(同エリア238件中)
三峯霧美さん
第十回の不動巡り、午後はランチのパスタ屋さんから歩いて目赤不動尊。
その後、志村不動尊をお参りして、最後は久しぶりのとげぬき地蔵へ、御影を頂いて来ました。
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13:27 南山寺 目赤不動尊
大聖山 東朝印 南谷寺 なんこくじ
この辺りは江戸時代の寺町で、お寺が並んでいます。南谷寺(目赤不動) 寺・神社・教会
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不動堂 1983年再建
言い伝えによると、比叡山の南谷の万行律師が伊賀の赤目山に行くように夢でお告げをうけ、赤目山の山頂で祈願したところ、天から黄金の不動明王像を授かります。
その後、1616年に現在の動坂(駒込病院の近く)に庵をむすび、不動明王像を安置しました。 -
動坂は不動堂のあったので「堂坂」ともよばれていて、この不動堂が再建されるまで不動堂がありました。
現在はコインパーキングになっています。 -
1628年に徳川家光によって、目赤不動と呼べと言われ、現在地を与えられます。
護摩木にお願いごとを書いて奉納しました。 -
本堂 御本尊 阿弥陀如来
1958年再建 こちらも戦災で焼けてしまい、再建されたもの。
1788年に上野の寛永寺の直末寺となって「南谷寺」となりました。 -
お地蔵様が、日差しを浴びて、暖かそう。
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真っ黒な石仏はきっと戦災で焼けたんだと思いますよ。
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関東三十六不動霊場 第13番
大聖山 東朝院 南谷寺
目赤不動尊 -
友人がまだ「歩けるよ!」というので、白山駅へ戻って、都営線で本蓮沼駅へ移動。
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14:15 南蔵院 本蓮沼駅から中山道をちょっと下ります。
寳勝山 南蔵院 蓮光寺
創建は不詳、蓮沼村を開拓した新井三郎盛久と仲間たちは、宥照を呼び寺を創建(中興か?)したのが1662年もしくは1630年ないう記録があります。南蔵院 寺・神社・教会
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お寺は荒川の水害で、何度も移転を繰り返したのだそうです。
1724年に現在地に移転し、諸大名の宿寺になりました。 -
本堂は1978年に改築されました。
本尊 十一面観世音菩薩
戦災で伽藍はすべて焼失してしまったのだそうです。
父は戦争中この近くに住んでいて、実家に帰って戻ってくると、住んでいた家がまる焼けだったと言ってました。 -
地蔵堂 はいた地蔵
歯の痛みが治るというお地蔵様 -
不動堂 志村不動尊
元は近隣の命王山金剛院の本草で、1927年に本堂と御本尊ともに移築されたものです。
一心に祈れば必ず一つは叶えてくれるそうですが、修行を怠ると仏罰が下るという恐ろしいお不動様。 -
厄難消除の御利益があります。
志村のお不動様の夢を見て寝坊して、慌てて都電の停留所に行くと、ダンプが突っ込んでいて、難を逃れた方も居るそうですよ。 -
境内は桜の名所。
濃いピンク色の八重枝垂桜は板橋十景に選ばれています。
あと少しで咲き始めますね。
八代将軍吉宗は境内の枝垂桜を見て紀州の桜を思い出し「櫻寺」と名付けました・ -
関東三十六不動霊場 第12番
宝勝山 南蔵院 櫻寺 蓮行寺
志村不動尊
志村不動 -
本蓮沼駅近く、少し疲れたの休憩できるお店を探して、見つけました。
パリエ
幼児のころ中山道は都電が走っていました。それが地下鉄三田線に変わったのです。
この辺りは工場が多かったんですよ。 -
甘味が癒してくれる。
お店は年配の女性の常連さんが多く、町の一息つけるスポットみたいですね。
お不動様のお参りは打ち止め。
まだ時間があるので、沿線の巣鴨のとげぬき地蔵に行ってみよう。 -
15:40 巣鴨駅前
車で中山道を通過することはありますが、駅前を歩くのは40年ぶりくらいですね。 -
地蔵通商店街の手前にある眞性寺。
前を通るのでお参りして、御朱印を頂いて行きましょう。真性寺(江戸六地蔵尊) 寺・神社・教会
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こちらが山門
創建は不詳、伝わるところによれば、聖武天皇の勅願により行基菩薩が開基だそうです。
中興は江戸時代、江戸六地蔵の三番。 -
醫王山 東光院 眞性寺
参道の右側は阿弥陀堂 -
こちらが江戸六地蔵のお地蔵様
1714年完成。
江戸六地蔵は地蔵坊正元が若い頃に大病を患い、地蔵菩薩に願をかけたところ難病を克服したので、誓いのとおり江戸の出入り口の六寺に菩薩像を建立したものだそうです。 -
御本尊は薬師如来 秘仏です。
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御朱印を頂きました。
今回は御本尊の薬師如来
このほかに江戸六地蔵の御朱印もあります。 -
あ~この看板、変わらないね。
祖母と母がとげぬき地蔵を篤く信仰しておりまして、小さい頃は連れられてきました。巣鴨地蔵通り商店街 市場・商店街
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高校の時に、近くに住む友人と散歩ついでに都電の庚申塚駅から歩きました。
その友人は佐賀にお嫁に行って年賀状のお付き合いだけになってしまい、その後再会することなく、昨年、脳梗塞で帰らぬ人になりました。
ショックだった、もう死んじゃうの?早すぎるでしょって・・・合掌。
彼女の分もお参りしよう。 -
15:59 とげぬき地蔵(通称)
萬頂山 高岩寺 ばんちょうさん こうがんじ
1596年頃熊谷の萬頂山集福寺の和尚様が神田明神下に開山、その後下谷に移転して、明治(1891年)に入って現在地に移転しました。 -
1945年、戦災で堂宇は全焼し、現在の本堂は1957年に再建されたものです。
まずはお線香をあげましょう。 -
本堂 御本尊の地蔵菩薩は秘仏です。
丁度お勤めの時間で、お経(般若心経)をお坊さんが唱えてて、みんなじっと一緒におまいりしていました。 -
江戸時代に武士の妻が病に苦しみ、死に瀕していたところ、武士の夫の夢枕に地蔵菩薩が現れ、地蔵の姿を印した紙を1万枚、川に流せと告げます。実行したところ妻の病は回復したのです。
それから、お寺では御影を領布しています。
久しぶりに頂いて来ました。 -
その後、毛利家の女中が誤って針を飲みこみ、御影を飲んだところ、針は御影にささって吐き出すことができたというので、「とげぬき地蔵」と呼ばれます。
小さい頃の実家では、驚くことに薬箱に御影が入っていました。
お腹が痛いというと、お地蔵様飲んでおきなさいと、母に言われました。 -
洗い観音は行列です。
聖観音像で自分の悪い所を洗うと良くなるというご利益があります。
以前はタワシでゴシゴシしてたんですが、摩耗してしまったので、2代目の像が建立されました。 -
今はタオル拭くんですよ。
前の観音様はのっぺらでつるつるになってた記憶があります。 -
隣には小僧稲荷 誰もお参りしてません。
下谷にあった高厳寺に住職に可愛がられて住み着いた狸が、妖怪になって寺を荒らす人の前に現れて人を脅かしていました。
その度が過ぎ人たちは悪さに困って、高厳寺小僧と呼ぶようになり、寺は狸を小僧稲荷として境内に祀りました。
お寺は廃寺になり、下谷から一緒に移転してきたみたいです。 -
御朱印を頂きました。
南無地蔵尊 -
さあ、お参りが終わったので、お買い物だ!
まずは友人が、おいもやさん興伸で大学芋を買う。
大人気で、在庫が少ない。浅草が本店の支店です。おいもやさん興伸 巣鴨地蔵通り店 グルメ・レストラン
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昭和のビルに高齢者向けの衣料品店「ふれんど」
英単語を平仮名表記する店名ってのも、昭和っぽい。
自分も高齢者にくくりに入るわけですが、ここに下がっている服は、ちょっと買えない。 -
あんぱんの「喜福堂」 このお店も深川から関東大震災の後に移転してきたんだそうですよ。
喜福堂 グルメ・レストラン
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出来立てで、温かいので袋の口を閉じれない。
あんぱん 200円
クリームパン 200円
材料にこだわると、この値段は致し方ないかな。
美味しかったから、いいや。 -
塩大福のみずの
これは買って帰らねば。みずの グルメ・レストラン
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塩大福は完売していたので、豆大福にいたしました。
スーパーに並んでいる大福とは違いますね。 -
池袋のタカセ洋菓子店の支店。
ここの焼き菓子は包材やクッキーの缶が古き良き昭和の香りを残しています。
特にクッキー缶は東郷青児の美人画が描かれているんです。
今風にせず、このままずっと販売して欲しいな。タカセ 巣鴨店 グルメ・レストラン
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うお~~。これだよこれ、巣鴨らしさ全開だ!
赤いパンツは丹田というへそ下のツボに力を入れるのと同じ効果があって幸せになるんだそうですよ。
そうえば、昔、地下鉄漫才の三球さんが下着屋さんやってたけど、閉店したそうです。 -
巣鴨の駅の近くに千成もなかの支店が!あまりの懐かしさに店内へ。
母の実家は来客が多く、お客さんが持ってくる手土産はこの最中が多かったんです。
遊びに行くと「最中あるよ、食べるかい?」っておじいちゃんに言われて、暇だからって、それほど好きでもないのに食べてました。元祖千成もなか 巣鴨店 グルメ・レストラン
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頂き物ばかりで、祖父母も買ったことがないわけで、店が何処にあるか知りませんでした。この年になって本店は大塚駅前だって教えてもらいました。
荒川区と世田谷区出身の友人たちは知らないって、やっぱローカルなんだな~。 -
五色を一つずつ
薄茶は小倉・緑はごまあん・桃は梅あん・白は白あん・小豆色はこしあん
40代になって、やっと最中の美味しさに気づきましたよ。
この後、近くのコメダ珈琲で休憩して解散しました。
そういえば、みんなで廻るお不動様巡りは、好天が多いことに気づきました。
次回もお天気がいいかしら?
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