
2020/03/21 - 2020/03/22
437位(同エリア5329件中)
Akrさん
ご覧いただきましてありがとうございます。
とのっちさま主催の第2回オフ会が岡山の地で開催されることになり、私もはるばる仙台から参戦です。今回は、現地集合&現地解散スタイルなので、岡山までは各々のルートで行きます。
私、Akrは、関西地区でいまなお現役で活躍を続ける国鉄型車両を追い求める、「関西 春の国鉄大骨董市」と銘打った古物乗り鉄を決行。その模様を前後編2部作でお送りしています。前回のvol.1 前編では、京都駅を起点として、湖西線で117系&113系国鉄型電車を堪能。そして今回の最大難関であった、奈良線へ。残存2編成の奈良線ウグイス色103系を探しに京都から205系に乗り込みました。そして途中、上り列車としてやって来た103系に遭遇。すぐに飛び乗り、念願の103系乗車を果たし、稲荷駅でお見送りをしたところで終わりました。
今回の、vol.2 後編では更なる国鉄型車両を求め、関西地区を奔走します。
今夜は岡山でオフ会なので、限られた時間で国鉄型車両に乗らなければなりません。
もう激レアになってきた国鉄型の音、揺れ、匂いを堪能しましょう。
奈良線からどこへ抜けるか、後編はじまりです。(表紙写真で”出オチ”してますが・・・笑)
それでは参りましょう。
【お断り】今回の旅行に際しては、マスク着用、携帯用のアルコール消毒液持参などで自己防衛を行っておりますが不謹慎とお感じになる方がいらっしゃれば閲覧をお控えいただきますようお願い致します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
奈良線で念願の103系に乗車できました。
もう仙台に帰ってもいい(オフ会、どうすんじゃい 笑)
さて、冗談はさておいて・・・
ここからどうしましょう。稲荷駅 駅
-
まずは反対側へ出ましょう。
お、こ線橋も伏見稲荷の鳥居っぽいね。 -
せっかく来たので、伏見稲荷にこの先の道中安全を祈願しましょう。
ぱんぱん、礼!
時間の都合で駅舎から失礼します。(罰当たりめが)
それにしても凄い人だな。3密どころの騒ぎじゃないぞ。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
-
さて、稲荷駅からまた奈良線。
せっかくここまで来たので奈良線乗りつぶししちゃいます。
本当は103系でやりたかった。 -
宇治。
ここから先が未乗なんだよね。2016年に18きっぷで和歌山へ行った時に帰りに平等院に寄り道した。あの時は奈良線はフツーに103しか来なかったのに。宇治駅 (JR) 駅
-
乗って来た普通奈良ゆきはここで、みやこ路快速と待ち合わせ。
この205系は、0番台ですね。前面窓が205系お馴染みのレイアウト。
少しでも先を急ぎたいので快速に乗り換えましょう。
計画的に動いているように見えて、実はテキトーです。 -
みやこ路快速、奈良ゆきは221系。
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空いてた。奈良まで揺られます。
転換クロス快適。 -
車窓が一気に長閑になる。
-
宇治から20分。木津に到着。
木津は、奈良線、関西本線、学研都市線(片町線)が乗り入れる交通の要衝。(最近知った 笑) 奈良線はここが終点。電車はすべて関西本線へ乗り入れて奈良まで直通する。これで奈良線完乗。いっちょ上がり~。木津駅 駅
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高架橋に上がって大きくカーブするとまもなく終点の奈良。
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電車で奈良、始めて来たよ。
奈良駅 駅
-
外へ出てみましょう。
お寺の本堂かここは。 -
あまり時間がないので・・・
あれ、あの、古い駅舎は??
確か残っているよね? -
時間がないので戻って来た。
あとで気づいたのだが、旧駅舎は反対側(東口側)でした(笑)
さっき外へ出たのは西口。 -
ふたたびホームへ上がる。
奈良駅は3面5線の高架駅。
いちばん端っこの1番線は、万葉まほろば線。ま、まんよう??
あ、桜井線のことか。愛称で路線名呼ばれると田舎者にはさっぱりだよ。 -
で、ここからどこへ?
大和路線、大和路快速天王寺ゆき。
A(や、やまとじせん??)
時刻表ペラペラ・・・
なんだ、関西本線かよ。頼むから昔の名前でお願いします(笑)
また221系だ。このあたりにはもう国鉄型は居ないらしい。 -
大和路快速、大阪環状線???
関西本線って難波ゆきじゃないの?
どこに行く電車かわかんねえぞ。でも、たぶんこれで大丈夫。乗ろう。
※大和路快速は、天王寺から大阪環状線に入り、大阪を通って環状線を一周。また天王寺へ行くのです(そんなの常識だべって?スミマセン)
これってさあ、首都圏で例えれば、常磐線が上野から山手線に入って外回り一周して上野ゆきになるみたいなもん? -
がらがらやん。
-
郡山だと?
当たり前だけど福島県ではない。大和郡山市だよね。郡山駅 駅
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車窓がいいなあ。
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鐘がなるなり法隆寺駅。
法隆寺っていった事ないや。乗りつぶしをやると観光とか二の次になって、全国で近くまで行ってるのに未だに行ったことない観光地がたくさんあります。法隆寺駅 駅
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王寺。
ホームの柱がたいへんよろしい。こういうの好き。
和歌山線の接続駅。そういえばついこないだまで和歌山線には国鉄105系電車が現役だった。一足遅かったよ。いまは超最新型が導入されているそうだ。王寺駅 駅
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あ、近鉄だ。
調べたら生駒線だって。ぜんぜんわからん。 -
久宝寺で降りる。
「きゅうほうじ」なのね。ずっと「くほうじ」だと思ってた。
ここで降りたということは。もうお判りでしょう。久宝寺駅 駅
-
キャー、201系だ~
おおさか東線に乗るのだ。
安泰と思われた、おおさか東線の201系ですが、ついに置き換えがアナウンスされてしまいました。ここが201系最後の地となりそうです。Wikiによりますと2023年度までに段階的に置き換えのようです。乗りたい方はここ数年がチャンスです。私はこれが乗り納めかな・・・ -
上下線並ぶ。いい光景だ。昔の山手線のどっかの駅みたい。
山手線には201系は導入されませんでしたが・・・
というか、東日本民でウグイスの201ってあまりピンと来ないんだよね。
やっぱり、201といえば、オレンジバーミリオン!朱色1号っしょ。
中央線なんだよな~。だから大阪環状線のヤツを走らせてほしかった。でも、貴重な国鉄型電車であります。贅沢は言いません。 -
乗りました。
JR西お得意の改造窓だけど、あとはオリジナルを保っているね。中央線で走ってたヤツはたしか椅子の色がこげ茶色だった。 -
放出。
学研都市線乗り換え駅。
駅名が関西弁みたい。「はなてんっ」
わかりませんか、そうですか。次行きます。放出駅 駅
-
30分ほどで、おおさか東線完乗。終点、新大阪へ。
けっこう車内混んできて写真撮れなかったよ。(そして少し寝た。ゴメン)新大阪駅 駅
-
201系良かった。
昔は中央線はみなコレで飽き飽きしてたけど、いざ無くなるってなるとさみしいもんです。
機会があればまた乗りたい。 -
さて、今度は・・・
-
神戸線のりばへ。
神戸線って・・・ああ、東海道線のことか。
さて、本日の最終ミッションの場へ向かいましょう。
目指すは、和田岬線。
「行くぜ、兵庫。」 -
普通西明石ゆきに乗ります。
新快速で三ノ宮乗り換えのほうが早いんだけど、なにせ和田岬線は運転本数が限られているから目的の電車に間に合えばいいので急ぐ必要はない。空いている普通電車で座って行きましょう。 -
揺られる事、55分。兵庫に到着。
兵庫駅 駅
-
乗って来た電車をお見送り。
新しいのにはほとんど興味がありませんが、この電車は321系というらしい。4ドアのロングシートでした。 -
さて、ありました、ありました。
高架の下にある和田岬線のホーム。 -
まだ時間があるので少し駅を散策。
和田岬線は、兵庫から分かれてひと駅先の和田岬までの支線なんですが、同じJRなのに駅構内に和田岬線専用の改札が設けられています。和田岬駅には改札の類が無いのでここで和田岬までの運賃を先に取っちゃおうというスタイル。
朝と夕方しか電車が動かないので、運転していない時間帯はご覧の通り、改札は閉まっています。(すべてこちらからは進入できなくなっていますね)
知らないで来ると少し戸惑いそうです。 -
他線からの和田岬線専用の乗り越し精算機。
-
基本的に和田岬線改札には自動改札機だけで駅員が居りません。
18きっぷで乗る場合にはこの機械の下の方にある台にきっぷを置いて上にあるインターホンを鳴らして
「18きっぷです」
と申し出れば、カメラできっぷを駅員が確認して改札を開けて貰えます。
ちょっと他にはないシステムです。 -
改札の外へ出てみます。
なかなか歴史を感じさせる造りの兵庫駅。 -
高架駅になっており、ホーム下に改札があります。
右側が改札。左の階段を上がって左手に和田岬線の改札があります。 -
駅前に出てみた。
外から見るには普通の駅です。(南口) -
今度は反対側へ。
柱とか趣がありますねえ。いい感じ。 -
こちらが北口。
どこか昭和を感じさせる雰囲気。高架下の店舗なんかは昔からあったのだろうな。 -
そろそろ和田岬線のりばへ行ってみましょう。
兵庫駅にも新型感染症に関するお願いポスターが貼ってありました。
この時点で1ヶ月後に日本全国がこのような状況になるなんて思ってもみませんでした。何年か経って、こういうことがあったという事を残すために記録しておきます。 -
改札に入りました。
和田岬線の土曜ダイヤは、8時46分発の後は、17時15分まで運転がないのです。その間は改札は閉まっているというわけです。
改札の脇には、券売機が置かれていますがこれは、和田岬駅から乗って来たお客向けの券売機。和田岬から乗る場合はスルーでタダ乗り(もっと言い方あるだろ)して来て、ここできっぷを買って、改札を通ります。 -
この長い通路の先には、あの電車が待っていると思うと、もう胸の高鳴りを抑えられません。
もう、不整脈に加え、血圧が急上昇(死ぬよ、おい)
おっさんの乗り鉄は危険と隣り合わせ(笑) -
キャー103!!!!!!!
満を持しての登場。
原型、スカイブルー、そして6連。
103系、最後の砦がここ和田岬線。
今日の予定はすべてここに焦点を合わせ、やって来たのでした。
会えて良かった。
※この先は、53のおっさんの自己満旅行記となります。ドン引きしますので若干、引き気味でご覧いただくと良いと思います(笑) -
ブタ鼻。
幕が白地なら、もっと良かったが。これは致し方ない。 -
サイドも幕。
-
菱形パンタ。シングルはダメ。やっぱ国鉄型といえばコレ。
-
堂々の6連。
ああ、昭和の京浜東北線を思い出す。そしてわが地元、仙台の仙石線も103系導入当初はこの色だった。懐かし過ぎて泣く。
齢53のおっさん、スカイブルー103系にむせび泣く(笑) -
桜木町駅に進入する京浜東北線南浦和ゆき(妄想)
昔はこんな光景が首都圏で普通に見られました。 -
戸袋窓は埋められちゃったのね。
-
どの角度からもいい。
-
とのっちさまが、「103系はスカイブルーがいちばん似合う」と言っていた。私の場合、仙石線の思い出補正もあるかもしれないがまったくその通りだと思う。
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それでははやる気持ちを抑えつつ車内へ。
わあ、モケットの貼り替えはされているが限りなくオリジナルに近い状態で保たれている。
金属の手すり、丸いつり革、1人づつ区切られていない長椅子、そして妻面の窓。これぞ国鉄型だねえ。そしてこの電車には一切、広告が無いというのもいい(廃車近いからか)
もう、この通路で転が・・・いや、なんでもないです。 -
当然、モハに乗る。
モハ103-397
調べたら1973年(昭和48年)、大阪の森ノ宮電車区に新製配置。それからずっと関西にいるクルマらしい。大阪環状線まわってたのかあ・・・生粋の関西人なんやね(どうして関西弁になるのか 笑) -
クーラー&扇風機。
これも国鉄型車両の特徴でした。 -
期待したが、扇風機のロゴは、JNRじゃなくてJR西日本だった。
-
連結部。この渡り板がガシャンガシャン音を立てるんだよな。たまに幌に穴が開いていて線路が見えるヤツとかもあった。
もう、目線が変態の域です(笑)
でもね、この電車に乗っている人のほとんどは同業者なんだよ。みんなやること一緒で、前面→側面→車内→装備品の順で写真撮っている(笑)先頭車付近は、撮影の順番待ちができてた。
通勤電車の撮影会がこんなに盛大に行われる路線は全国でおそらくここだけだろう。 -
それでは私の好きな場所、妻面寄りの3人がけ椅子。ここに座りましょう。車端部は揺れるんだけど、振り回されるような揺れも国鉄型の醍醐味ですので、和田岬までぶん回されて行きましょうか。
-
やっと座った。
やることみな同じ。座れないのではなく、やることが多くて座らないのだ。
今日の客層・・・
全体で10人くらい。そのうち8人が同業者(笑)、一般人は2人くらい。
和田岬線はもともと通勤者に特化した路線なので土休日の利用は極端に少ない。 -
17時15分、定刻に兵庫発車です。
動き出すとすぐに山陽本線と分かれ、大きく左にカーブ。
だんだん日が暮れてきた。 -
カーブを曲がると阪神高速をくぐる。
直線になると加速が始まる。MT55が唸り始める。最高じゃないですか。 -
右手の引き込み線は川崎重工業。
JR四国向けの2700系気動車が出場待ち。 -
兵庫運河を渡って、
-
わずか3分で終点の和田岬に到着。
和田岬駅 駅
-
和田岬駅は、1面1線、棒線ホーム。
和田岬線っていえば昔、椅子を取っ払った旧型客車をDD13機関車がプッシュプルで牽いて走ってたんだよね。あの時代に一度、訪れてみたかったな。 -
和田岬駅には駅舎がない。
ホームを降りて来るとこんな感じで屋根が付いたスペースに時刻表が貼ってあるだけ。無人駅というよりは路面電車の電停のようなイメージ。 -
駅名票は普通にある。
ちなみに写真に写ってませんが、左側にファミマがあります。 -
乗って来た電車が8分で折り返すので、これにまた乗りましょう。
-
発車時間が近づいて来たので、乗ります。
和田岬はまわりに住宅もけっこうあるんだね。鶴見線の大川駅みたくもっと工場ばかりかと思ってた。 -
土曜日だから折り返しもがらがら。
う~ん、出来ることならこのまま岡山まで連れて行ってもらいたいものだ。どうせ直流だし。もし1日中運転されているのなら何度も行ったり来たりしたい(完璧に不審者だな 笑)その位気に入りました。 -
17時26分、発車。
また、兵庫へ戻る。 -
帰りはなぜか4分かかった。
17時30分、兵庫着。
駅名票の色あせが酷い(笑)
和田岬線よかった。なんか去りがたい気持ち。103系が元気なうちにまた来たいな。兵庫駅 駅
-
2話に渡ってお送りして来た「関西 春の国鉄大骨董市」いかがだったでしょうか?
だいぶ数を減らしていますが未だ、関西には国鉄型電車が活躍しています。117系、113系、103系。どれも相当年季が入った老兵ですが最前線で活躍していることは国鉄時代に育ったおっさんとしては嬉しい限り。1年でも永く活躍してもらいたいものです。
今回ご紹介した以外にも、播但線や加古川線で103系がまだ現役です。そちらのほうも機会があれば訪れてみたいと思っています。
ここまでご覧下さいまして、ありがとうございました! -
さて・・・
和田岬線に別れを告げ、オフ会場である岡山へ向かいましょう!!
いよいよ次回、オフ会編となります。
へけけさま、オーヤシクタンさま、とのっちさま、どんなルートで岡山へ来るのでしょうか。それも楽しみです。
それではまた次回でお会いしましょう。
-つづく-
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