
2020/03/21 - 2020/03/22
66位(同エリア885件中)
Akrさん
ご覧下さいまして、ありがとうございます。
岡山で開催された第2回鉄道組合オフ会も無事に閉幕致しました。
1年ぶりの再会に大盛り上がり。日本酒飲み放題で大撃沈(笑)参加者4人もれなく記憶喪失というオチが付きました。
次は、日本酒ノンストップは止めようね~と皆が思った事でしょう。
さてここからが「復路編」です。
組合員に二日酔いは許されません(なんの使命感だよ)予定通り、早朝から行動しますよ。
他のメンバーはどうしたんだろと気になってはいましたが、さすが組合員。全員、朝から平常運転(笑)
日本酒飲み放題の翌朝が6時台からの行動とかもう、狂気の沙汰であります(笑)
みなさん、ある程度、お酒は残っていたのでしょうが、普通に行動していて安心しました。
へけけさまの旅行記(前回も掲載。オフ会と翌日の行動が1話にまとめられています)
2020.3 岡山ぶらり② 4トラ鉄オタ中高年岡山で乾杯の巻
https://4travel.jp/travelogue/11612367
とのっちさまの旅行記
2020少人数ならできるかな?自己責任で岡山集合!vol.2
https://4travel.jp/travelogue/11613776
みなさん、元気に組合活動されてますね。オーヤシクタンさまは未だ旅行記がアップされておりませんが、へけけさまの旅行記を見る限りは元気そうです。
さて、私はどうしましょう。今日中に仙台へ帰らなければいけません。
感染症が怖いので大都市はなるべく避けましょう。
そこで思いついたのが、特急列車を乗り継いで帰ることです(なんでそうなるか)
幸いにしてどの列車もがらがらです。これを利用しましょう。シートマップをみても1車両数人とかです。これならば「3密」を避けながら帰れそうです。
考えたルートは、大阪から紀勢本線で紀伊半島を横断し、名古屋から新幹線で東京へという特急でもかなり長丁場な乗り鉄です。普通の人は考えません(笑)
復路編は往路編と打って変わって、「乗る、乗るアンド乗る」の私、Akr流の旅行記となります。
仙台へ帰るまで、前後編の2話構成でお送りします。
二日酔いと戦いながらの復路編スタート(おまえが悪い)
それでは参りましょう。
【お断り】今回の旅行に際しては、マスク着用、携帯用のアルコール消毒液持参などで自己防衛を行っておりますが不謹慎とお感じになる方がいらっしゃれば閲覧をお控えいただきますようお願い致します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昨夜のオフ会は大盛り上がりでした。
日本酒飲み放題はヤバいです。まさかの全員記憶喪失(笑)
でも楽しかった。 -
3月22日、午前5時。
おはようございます。きっちり4時半起床でございます。
はっきり言って仕事してるよりキツいわ(笑)
昨夜の記憶が無いのですが、部屋にはセブンのビニール袋、アイスクリームの空容器・・・
「う~ん、コンビニに寄った記憶がない。アイスなんか食べた記憶がない」
でも部屋までは間違いなく戻って来たようです(笑)
「じゃあ、気分転換、シャワーでも浴びるか」
バスルームへ。
???どう見ても使用感のあるバスルーム。バスタオルも使用済み・・・
「えええええ、おれ、風呂も入ってるやん!!!」
ホント、すんません。こんなヤツで。ホテルリブマックス岡山WEST 宿・ホテル
-
5時40分チェックアウト。鉄道組合員の朝は早い。
岡山駅へ向かう。
まだ真っ暗。少し二日酔い気味ですがまあ、元気です。
とのっちさまたちもサンライズの分割見るって言ってたからもう行動されてるだろう。みなさん、早朝より組合活動ご苦労様です。 -
岡山駅。閑散としています。
岡山駅 駅
-
新幹線改札へ。
しかし、仙台へ帰るのに紀勢線まわりって発想が・・・二日酔いで早朝からなにやってんだか。
本当は2日目もとのっちさまたちと行動を共にして四国まで行く予定もあったんだけど、ことでんのレトロ電車はコロナの影響で運転中止になっちゃうし、そういえば四国は去年の正月も行ったしなあとなり、急遽、行程変更させてもらった。
直前での行程変更すみませんでした。
で、なんで紀勢線なのか。この辺が理解に苦しむところ(自分で言うな) -
まずは新大阪まで向かいます。
ここは自由席特急券です。e特急券だと岡山~新大阪間はのぞみ指定席でも自由席特急券と同額だし、この先の紀勢線の特急で乗継割引効かせたかったので自由席にした。(e特急券は乗継割引が使えない)
6時1分発ののぞみ84号でも間に合うんだけど、今日はあえてその次のこだま830号でこだまることに。理由は? -
ホームへ上がりました。
のぞみは入線済み。こだまはまだのようです。 -
これから乗るこだまは、8両編成。
山陽新幹線で8両こだまは、500系、700系レールスターですが、それらはグリーン車が付いていないので時刻表に「000系で運転、グリーン車なし」と表記されますが、このこだま号は「8両編成」としか表記がありません。グリーン車付きの編成が充てられるという事です。
おそらくアレが来るのです・・・ -
やっぱり。ビンゴ。九州新幹線直通用のN700系の8両編成が来た。
-
N700系の8連は、JR西日本所有の7000番台とJR九州所有の8000番台があります。今日は西日本車でした。
-
先頭8号車に乗ります。こだまにした理由がコレなんです。この列車、さくらやみずほだと指定席に充てられる7,8号車もこだまでは自由席扱い。
ということは・・・ -
じゃ~ん、2+2の4列ゆったりシート。
-
初めて九州新幹線で乗った時は「グリーン車か?」と感動したもんです。
これに自由席で乗れるならわざわざ、のぞみの狭くて薄い5列席で行かなくてもいい。これでゆったり、こだまりましょう。 -
岡山発車。
明るくなって来た。 -
絶対にそうだろうなとは思ってはいたが、岡山発車して5分で寝落ち。
気づいたら新大阪。いやあ、良い椅子だと寝心地もいいねえ。
(せっかく乗ったのに意味が無い)新大阪駅 駅
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がらがらだ。
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在来線乗り換え改札へ。
長丁場なので買い物もして行きましょう。 -
「行くぜ、紀伊半島。」
7時33分発、くろしお1号新宮ゆきに乗ります。
2日目の行程案はいくつかあって、播但線~福知山線~小浜線~北陸ルートか紀伊半島半周かで迷ったんだけど、紀勢本線未乗だし、紀伊半島なんてなかなか行けないなと思って半島コースに決めた。 -
さて、3番線へ行きましょう。
あ、関西は「3番のりば」って言うのが正解? -
在来線ホームも見事にがらがらだ。
-
人が居ない。
-
さて、乗るのはこちら。
くろしお1号。283系オーシャンアローですよ。
おっさんは、くろしおと言えば381系国鉄特急なんだけど今は、やくもでしか走ってないからね。
先頭はパノラマグリーン車です。
でも、コイツ、振り子電車なんだよね。まあ、381みたいな自然振り子じゃないからそんなに体感は変わらないんだろうけど・・・二日酔いに振り子ってどうなん。特急 くろしお 乗り物
-
後ろはこんなんなってます。
客車みたい。 -
サイドの表示は、愛称、行先が分かれたJR西お得意のパターン。
-
オーシャンアローって1996年デビューなんだね。もう24年も経つのか。早いな。
なんか後継車が出るってね。その時は廃止かな。 -
乗りましょう。
あれ?パノラマグリーンじゃないの?
そうなんです。グリーン車最前列の展望席で紀勢線を堪能する企みだったのに、e5489で確認したらグリーン車の最前列3席だけ×。なんだよ~。あとは空席。
2+1の3列グリーンで快適なんだけど、展望席ダメなら普通車でもいいっかってなった。案の定、普通車はご覧の通り貸切状態。 -
普通車の椅子です。
見た目、薄いのですが座り心地は良いです。 -
シートバックテーブルはありません。ドリンクホルダーのみ。
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インアームテーブルが付きます。
-
7時33分、定刻に新大阪を発車。紀勢本線の旅(ただ乗ってるだけ)スタート。
車内は私を含め、2名だけ。
新大阪を出るとすぐに淀川を渡ります。 -
淀川を渡ると梅田貨物線へ入る。今度は東海道線(神戸線)をアンダークロス。
ちょうど、鳥取行きのスーパーはくとが走って行く。 -
梅田貨物線から高架線へ。
-
大阪環状線へ合流。このあたりの分岐、合流の流れは見てて面白い。
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西九条を通過。大阪環状線の内回りを行く。
西九条駅 駅
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大正。
大正駅 駅
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大阪環状線を半周して天王寺へ。昔、くろしおはすべて天王寺発着だったなあ。
お、乗って来るのかと思ったら乗車ゼロでした・・・ぜんぶ次の電車を待っている人たちでした。天王寺駅 駅
-
7時59分、天王寺発車。
すぐに高架へ駆け上がる。 -
高架へ上がると阪和線ホームからの線路と合流して関西本線をオーバークロス。
阪和線へ入る。 -
阪和線最初の駅、美章園通過。
美章園駅 駅
-
たのしい特急電車の旅(すこし二日酔いだが)
-
海沿いを走る列車なので津波襲来時の避難方法を書いたリーフレットがあった。
沿線にアドベンチャーワールドがあるからかモデルがパンダ。
パンダかわいい。 -
にょきっとデカいビルが。形からしてハルカスと違うな。なんだろ。
-
熊取通過。
前の電車が詰まっているのかなかなか本気の走りをしない。天王寺からずっと流している感じ。熊取駅 駅
-
8時25分、日根野。
関空の乗り換え駅。1名乗車。これでこの車両3人。それにしても少ないな。日根野駅 駅
-
日根野を出るとスピードアップ。
紀ノ川を渡り、和歌山県へ。 -
8時48分、天王寺から49分で阪和線完走して和歌山へ。
2016年の正月に仙台から18きっぷだけでここまで来たなあ。丸美商店の和歌山ラーメン美味かったなあ。
今日は乗るに徹します。「乗る、乗るアンド乗る」で仙台まで帰りますよ。
ここからが紀勢本線。未乗区間なので楽しみ。
私の車両に居た2人がここで降りてしまい、ついに貸切に!和歌山駅 駅
-
8時58分、海南。
海南市の中心駅。高架駅なんだね。立派。海南駅 駅
-
海南を出ると車窓に太平洋が展開。
なんでいつも海沿いを走る時に限って天気がイマイチなんだよ~
神(おまえの夕べの愚かな行為を振り返るがよい)
A(すんませんでした) -
9時29分、御坊。
決して線形は良くないように見えたけど、海南~御坊間44kmを30分で走破。90km/h近く出てんだ。速いぞ。御坊駅 駅
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海はおだやか。
-
単調で眠くなる~。せっかくの初乗り路線なのに~
-
半分寝てたのか、こんな写真しか撮っておりません(笑)
すこし日が差してきたぞ。 -
おお~、良い眺めじゃ。
-
青空が覗いて来た。
頑張って起きていよう。せっかくの車窓が勿体ないからね。 -
紀勢本線最高だね。
-
9時57分、紀伊田辺。
思ったより大きな街だ。紀伊田辺駅 駅
-
がら~ん。
もうだれも乗ってこない。 -
車掌さん来たから椅子回してもいいか聞いたら「どうぞどうぞ」って。
それではお言葉に甘えて・・・
足伸ばして1両貸切で特急電車を堪能する。
こりゃあ、グランクラスより贅沢ざます。 -
上りのくろしおと交換。
向こうも悲しいくらい乗っていない。 -
11時3分、串本。
串本駅 駅
-
紀伊半島の最南端まで来ましたよ~
電車乗ってるだけだとあまり感じませんが。
※地図はGoogle mapより引用。 -
串本を出るとすぐに車窓右手に天然記念物「橋杭岩」が見えた。ちょっと感動。
降りてゆっくり観ろよって?
ごもっともです。乗りつぶし魂の悲しい性。
次、行きます。橋杭岩 自然・景勝地
-
振り子全開でカーブを攻めます。体感はほとんどありません。
E351スーパーあずさみたいな上下に浮き沈みするような揺れが好きなんだけど、この電車は優等生。二日酔いでも安心して乗っていられます(笑) -
11時11分、古座。
また、上りのくろしおと交換。古座駅 駅
-
あいかわらず、はっきりしないお天気です。
-
11時27分、太地。
ホームにくじらの絵。太地はくじらの街。太地駅 駅
-
11時34分、紀伊勝浦へ。
紀伊勝浦駅 駅
-
くろしおの終点は、次の新宮なんだけど、ここ紀伊勝浦で降ります。
なんでって?
次に乗る、特急ワイドビュー南紀がここ始発なので・・・
組合員の鉄則「特急は始発から乗れ」(←おまえだけだ) -
乗って来た電車、お見送りの儀に参列(ただみてるだけ)
新大阪から4時間1分。
けっこうあっという間だった~(かなり居眠りこいてましたので)
和歌山からは3時間弱、自分ひとりの貸切でした~快適だったわ~ -
紀伊勝浦駅です。
ああ、岡山駅以来、6時間ぶりに駅の外へ出た。あきれるほど乗りっぱなしだな。
新大阪から261km、名古屋まで246km。紀伊半島ちょうど半分だ。
紀伊勝浦といえば、私のようなおっさん世代なら「寝台特急紀伊」であろう。
東京発のブルトレの中でも地味だった。ここが終点だったのかと思うと感慨深い。 -
ワイドビュー南紀の発車時間まで50分。
昼時だし、まぐろ丼でもと思って来たんだが、二日酔いのせいでそこまでの食欲がないのである。せっかくここまで来てもったいない(←真性のアホである 笑)
駅前の散策に切り替え、気分転換を図ろう。
夏のような気候だ。汗とともにアルコールが抜けて行く(気がした) -
駅からとぼとぼ歩いてきたらすぐに海に出ました。
海が近い。勝浦漁港です。
観光施設のような建物があった。「勝浦漁港にぎわい市場」だそう。
すこし冷やかして行こう。勝浦漁港にぎわい広場朝市 グルメ・レストラン
-
足湯があった。
そっか、勝浦って温泉だよね。東北民からするとあまりピンと来ないけど、南紀勝浦温泉は立派な温泉です。
少し浸かろう。 -
駅へ戻って来た。
いい気分転換だった。食欲は相変わらず復活しないので飲み物飲んで過ごす。
長くなりましたので一旦、ここで切ります。
つづきは、vol.5【復路編 後編】でお送りします。
次回は、復路をこのルートにした最大の理由である、特急に乗りますよ~
カミンズエンジンの直噴ターボで気動車の旅を満喫致します。
気動車フェチの私、Akrにとってはたまりません。
ただ、仙台へ帰るだけなのにこんなに引っ張ってすんませんです。
泣いても笑っても最終回の次回、ご期待下さい(だいたいいつもと同じです 笑)
ではでは~
-つづく-紀伊勝浦駅 駅
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