氷河トレッキング後はウイスキーで乾杯(^O^)/C□☆□D＼(^_^ )～19、20年冬パタゴニア旅行12月30日その３ペリト・モレノ氷河②

2019/12/27 - 2020/01/05

氷河トレッキングに向かいます。実は年齢制限があって、６５歳以下でないと参加できません。そんなに体力は必要ないんですけどね。バランスが悪いとコケるかもしれませんけど。

確かに氷河の上を歩いているときはバランスが不安で、帰ってみたらあんまり写真を撮っていないのに気付きました。

６６歳以上の方は氷河クルーズに行きました。２人ぐらい？残りは皆さんトレッキングです。

さて、氷河の派手な崩落を目撃できなかったＫ女史の機嫌は直るでしょうか(^_^;)

エリア ロス・グラシアレス国立公園周辺(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 5.0

展望台からバスで移動して氷河トレッキングに出発です。

氷河まで船で行きます。まずは桟橋へ。ここはモレノ港というらしいです。

我々の乗る船が既に着いていました。

氷河トレッキングのチケット。

別の船が来ました。

先にこちらの客を降ろします。

さて、我々も乗船です。

リコ水道を走ります。対岸に渡り、側面？からからペリト・モレノ氷河に上陸するような形になります。

小さな氷山。

そして大きな氷山。

水面下にはこの何倍かが隠れているはずです。船がぶつかったら大変です。

結構波立っています。

奥に見えるペリト・モレノ氷河が崩れて流れてきました。

これはかなり大きいですね。ゆっくり流れています。

船内はこんな感じです。

いろいろな形の氷山とすれ違います。

この間にも小さな崩落が起きていました。

右側が展望台の方です。

分かりますかね？氷河がアーチ状になっていた部分が壊れた場所です。

氷河の左端が見えます。この陸地の方に上陸します。

氷河流れの境目でしょうか？

氷の先端が左右に分かれて、その境目が壊れて氷が落ちているように見えますが？

ずっと見ていると、映画「スクリーム」のゴーストフェイスにも見えてきました(^O^)

上陸地点が近づいてきました。

はい、上陸です。

氷河の右端に隠れたあたりが、先ほどまで我々がいた展望台です。

アフロ田中っぽい木彫りの像がありました。

「ようこそペリト・モレノ氷河へ」みたいなことが書いてあります。多分。

ハイ、これはもう見慣れてきましたね。

そうです。カラファテの実です。これを食べるとまたカラファテを再訪できるという言い伝えが書かれています。

ここでも食べておきましょう(´～｀)ﾓｸﾞﾓｸﾞ

軍手が無料レンタルされました。

では、氷河に向かいます。我々は英語グループです。

歩いている間にも、小規模な崩落が結構ありました。

森に入ります。このあたりは快適なハイキングルート。

キツツキ。今回の旅では、私は目撃できませんでした。木を叩く音はたまに聞けました。

ペリト・モレノ氷河を右手に見ながら進みます。

すると突然、バキバキバキと大きな音がしました。氷河の崩落です。今まで聞いたよりはるかに大きいです。

目の前の氷河の壁が一気に崩落したんです(；ﾟДﾟ)

写真は間に合わず。落ちた部分が波立っています。数十メートルの幅だと思います。

さっき見たのよりもはるかに大きい。

私の後ろを歩いていたＫ女史も目撃。「すごい！すごい！」を連発。ようやく大きなのを見られました。

ＳＮさんら多くの方が「さっき見たのよりはるかにこっちの方が大きい」とフォローしてくれたおかげで、Ｋ女史も「これで満足」と納得しました。ツアーの皆さんのご配慮に感謝です(^O^)

崩落した氷山の起こした波が、まるで津波のように広がっています。すごいパワー。

先行グループが氷河を登っているのが見えます。

先ほど崩落した氷河の破片が広がっています。

右手から観光船。氷河の大きさが分かりますね。

ここでいったん止まって、現地ガイドの解説がありました。

内容は、これまでの旅行記に出ている範囲の話なので省略します。

氷山の破片がさらに広がっています。クルーズ船がぎりぎりまで近づいています。

クルーズ船のアップ。結構大きな船です。氷山と大きさを比べてください。

もはや距離感がよく分かりません。氷河が大きいのか、近いのか(^_^;)

手前も昔は氷河が流れていたのでしょう。小さな砂や土は流されて、大きな岩がゴロゴロしています。

氷河トレッキングの出発地です。太陽電池を使っていますね。

ここでアイゼンを付けてもらいます。

ヘルメットを貸してくれました。

このように靴に巻き付けてもらいます。

私も付けてもらいました。

では出発。先行グループが二手に分かれて登っています。

氷河にたどりつく前に、結構歩きました。これがアイゼン付きだと疲れます。

氷の上の方が歩きやすかったです。

滝がありました。

雪山登山みたいですね。

ベルトがほどけていたので直します。

氷にザクッザクッと足を突き刺すような感じで歩きます。

風で飛ばされた土でちょっと汚れているのが残念。

氷が突然切れて、夏山みたいな風景が広がっているのが本当に不思議です。

氷の粒が大きいのに注目。

こちらの川の水は白い。

氷河から流れている川で、岩を削っているからですね。これがリコ水道の色です。

こちらの水は透明。川底が見えて黒い。

氷河でない山の方から流れて来るからです。

氷を手に取ってみました。

キレイです。見た目より固いです。

氷河の上を流れる水の川です。

クレバス。こういう危ない場所を避けて進みます。

太陽を背にすると汚れが目立ちませんね。

細かい土が水で流れてたまっていました。

水をすくって飲んでみました。当然ですが、無味です(^_^;)

夏山の近くにある氷河。何度見ても不思議です。

氷と水たまりの中間状態の場所。ガイドさんがピッケルを刺してみました。

延々と氷河が続いています。

そして振り返るとこの景色。山の上の方には、大昔に氷河で削れた痕跡があります。

かなりの急斜面です。

この先は進むのが大変そうなところで引き返します。

何かに似ているように見えたので撮ったはずですが、何だったか忘れました(^_^;)

降りてきて、氷河の氷を使ったオンザロックで乾杯です。

運動の後の一杯はうまし
(^O^)/C□☆□D＼(^_^ )

おつまみにもらったボノボン。

アルゼンチン名物のチョコ菓子です。

実は日本でも売っているのを帰国後に知りました(^_^;)

皆さんで飲んでます。

ウイスキーは「サー・エドワーズ」。安酒ですが(^_^;)氷が良いのでちょっとうまく感じました。

あれ？また崩落した？

帰り道を急ぎます。

我々の船が見えました。

小さな氷山が船の近くに。

実はハクチョウみたいに柱が立ってたんですけど、カメラを向けたときには折れてました(^_^;)

出発です。

さらば！ペリト・モレノ氷河！

気のせいか、手を振ってくれているようにも見えます(^O^)

モレノ港に帰還。氷河が見えなくてもなかなか風光明媚です。

景観に配慮したトイレです。

ここからエルチャルテンまで２００キロ超のロングドライブですからね。

バスに乗ったら爆睡です。( ˘ω˘)ｽﾔｧ…

( ˘ω˘)˘ω˘)ｽｽﾔｧ…( ﾟдﾟ)ﾊｯ!!

あれ？ここはホテルカペンケです。本日はここに立ち寄らずにエルチャルテンに直行するはずでは？

実は氷河トレッキングが長引いてしまい、エルチャルテンの夕食レストランの営業時間に間に合わないことが判明(>_<)急きょ、ホテルで弁当を作ってもらったんです。明るいですけど、この時点で午後７時４５分。

カラファテの実を食べるとまたカラファテに戻ってこれるという話でしたが、予想以上に早く効果が出てしまったようです。食べ過ぎ？(^_^;)

昼とほぼ同じ弁当です。柿の種は、ツアコンＮさんの気配りです。

ちらっと見えるケチャップとマスタードをべっとり塗って食べるのが飽きないコツ？です(^O^)

国道４０号を北上します。

国道４０号はアルゼンチンの南北をアンデス山脈沿いに走る道です。全長５５００キロもあるとか。

かつての開拓、植民時代からの道路で、昔は羊毛を運ぶ道「シープトレイル」と呼ばれたこともあります。

米国のルート６６みたいな感じのようです。

おや？遠くに見えるのはフィッツロイ？

見えずらいけどアルヘンティーノ湖です。

バスはさらに進みます。荒野を延々と道が続いています。

さらに１時間半ほど走りました。

やはり先ほど見えたのはフィッツロイでした。

長年フィッツロイを生で見たいと言っていたＫ女史は大興奮o(^O^*=*^O^)o

バスが高速移動で振動が激しいため、写真がうまく撮れません(^_^;)

まあ、明日いくらでも撮れるような気もしますが、急に曇るかもしれませんからね。

アイスランドでオーロラを撮り損ねた経験もあり「少しでも見えたら無理してでも撮る」が旅の鉄則です(^O^)

右にエルチャルテンの街の灯りが見えてきました。

Ｋ女史の興奮も一段落。「こんなにはっきり見えたら、明日登らなくてもいいや。アハハ」などと口を滑らせてしまいます。

これが物語の伏線になろうとは・・・

エルチャルテンに到着です。

我々のホテルはラス・ピエドラスです。

ここに２泊します。

入口。ホテルと言っても簡素です。

部屋は小ぎれいです十分。

フィッツロイの写真が飾ってありました。が、いかにも素人写真でした(^_^;)まあ、そういう素人でも簡単に撮れるほど山が近いということでしょう。

バスルームもすぐにお湯が出ました。

この時点で現地時間は午後１１時３分。明日は大みそか。そして今回のツアーのハイライトでもある２２キロハイキングなので夜ふかしせず眠ります。

では、おやすみなさ・・・え？アレはどうなったか？記憶力がいいですね(^O^)

成田で乗り遅れたＫＮさんは本日、無事合流。氷河トレッキングではなく氷河クルーズの方に参加したそうです。なぜ１日でなく２日遅れたかの話は後で旅行記に出てきます(^_^;)

ｋａｋｏ嬢のスーツケースは、カラファテに到着している？という情報もあったのですが、結果的に来てません。果たしてエルチャルテンで再会できるんでしょうか(>_<)