苦悩を突き抜け、歓喜の絶景へ至れ！＼(^o^)／～19、20年冬パタゴニア旅行12月31日その２フィッツロイ②

2019/12/27 - 2020/01/05

ヘトヘトになりながらもロス・トレス湖に到着。そこに現れたのは、比類なき絶景でした＼(^o^)／

エリア エル・チャルテン(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 5.0

トイレ休憩が終わって、ここからは２班に分かれて進みます。

早く登りたいウサギさんチーム（私が勝手に付けました）と、ゆっくり登りたいカメさんチームです。

私はウサギさんチームに。別に足に自信があるわけではありませんが、早く登っても遅く登ってもどうせ疲れるので、さっさと登った方が楽だという発想(^O^)

ｋａｋｏ嬢はカメさんチームに入りました。

【１１：４５】というわけで出発です。登るまで時刻を表示しておきます。

リオブランコ川に着いたらこの表示。１人ずつ渡れと書いてあります。

ハイ、この橋ですね。確かに危なそうです(^_^;)

【１１：５２】ウサギさんチームに加わったのは７人（＋ガイドのバレリアさん）。

メンバーはＡＨさん、ＭＫさん、ＯＳさん旦那さん、ＳＹさん、ＭＢさん、ＳＮさん、そして私です。

ここでメンバーを分析してみます(^O^)

６０代後半のＡＨさんはこれまで快調でしたが、登りに入ったらスタミナが続くかどうか？

年齢的に続く中高年グループは、ＭＫさん、ＯＳさん旦那さん、私の３人。

このおじさんグループより若いＳＮさん、ＭＢさんは多分先に行くのでは？

ＳＹさんは登山経験豊富で装備もプロっぽい。既に「隊長」のニックネームも付いてます(^^)先に行けるんだけど、グループ全体を考えて最後尾を歩く感じです。

とりあえず、おじさんグループから脱落しなければ何とか行けるだろうと判断。カメさんチームに追いつかれてしまうのは恥ずかしいですし(*ﾉωﾉ)

一人ずつ橋を渡り終え、写真も撮って本格的にスタートです。

バレリアさん、ＡＨさんに続き、私は３番目の位置を取ります。

この辺からは自動撮影が入ってます。

比較的快適な森の中を登っていきます。まだ傾斜はそれほどきつくありません。

【１１：５９】最初の休憩地点。

もう休憩かと思われるかもしれませんが、かなりハイペースで登ってます(^_^;)

ロス・トレス湖まで１時間という標識。

ただし、２キロで５００メートル登りますからね。

ちょっと高い位置に来ましたね。

ここは休憩というより、さらに服を脱いで荷物に詰める小休止のような感じでした。

【１２：０２】なので、５分も経たずに再出発です。

バレリアさん、ＡＨさん、ＭＫさん、関係ない女性、ＭＢさんという並びになりました。私はちょっとずつ後退してます。

傾斜がきつくなってきました(>_<)

しかも岩がゴロゴロ。一歩一歩足元を確かめながらの登りです。

フィッツロイの本当に先端だけが見えます。

これでも道はいちおう整備されてます。岩はゴロゴロしてますけど、歩くところはわりと平らになってます。

ＡＨさん、ＭＫさん、ＭＢさん、私という並びは変わりません。後ろも皆さん付いてきてます。

【１２：２２】２回目の休憩地点に着きました。ふぅー(*´з`)

遠くにビエドマ湖が見えるはずですが、少しガスってます。

【１２：２３】水分補給をします。かなりバテバテです(*´Д｀*)

飴玉をなめてみます(´～｀)ﾓｸﾞﾓｸﾞ

【１２：２８】早くも出発。ＳＹさんは余裕な感じ。ＯＳさん旦那さんは苦しそうに見えつつも足取りはしっかりしてます。

【１２：３１】ＳＹさんと、ＯＳさん旦那さんが先に行きます。私はズルズル後退(*´Д｀*)

私は小休止して写真撮影。後から来たＭＢさんが見切れてます。

遠くにビエドマ湖が見ますね。カプリ湖は山の影かな。細長い湖は手前がマドレ湖、ちょっと仕切りみたいな陸地があって奥にイーハ湖です。スペイン語に詳しい方は気付きましたね。マドレが母、イーハが娘。

リオブランコ川の下流方面。この川の右に沿って歩いてきました。

【１２：３７】ああ、前方と結構間が空いてしまいました(>_<)

先頭からバレリアさん、ＡＨさん、ＭＫさん、ＳＹさん、ＯＳさん旦那さん・・・あれ、少し足りない？

そうです。先に行くかと思ったＳＮさんと、ＭＢさんが私の後ろにいます。

「ヘタレですいません」とＳＮさん(^_^;)

【１２：４８】傾斜が一番きついあたりではないでしょうかね。岩も切り立ってます。フィッツロイも見えません。まさに胸突き八丁(>_<)

【１２：５９】フィッツロイの先端が見えてきました・・・ゴールでしょうか？さっきの看板からちょうど１時間くらいだし。

最後の力を振り絞って登ります。ぬおおー(；ﾟДﾟ)

残念(>_<)まだ先がありました。

とはいえ、ゴールが近いのは間違いありません。少し平地になったのでほっとします。

後から気付いたのですが、いわゆる森林限界をこの辺で越えてますね。

ＡＨさんは写真を撮りながら進んでます。最後まで歩みを止めることなく快調でした。健脚(^O^)

【１３：０９】分かりますかね。ここからだと右奥にカプリ湖が見えます。ＭＢさんが登ってます。

またフィッツロイの先端が見えました。

今度こそ、今度こそ・・・おりゃあ(；ﾟДﾟ)

【１３：１１】おお！どうですかこの絶景！ロス・トレス湖に到着ですヽ(^o^)丿

苦悩を突き抜けて歓喜に至れ！私の脳内にベートーベンの第九が響き渡り・・・すいません。少し盛りすぎました(^_^;)

久々に心の底から感動したのは本当です。体の中を風が吹き抜けるような感覚がありました。

私の海外旅行体験ではクロアチア（プリトビッツェとドブロブニク）と並んでパタゴニア（ペリト・モレノ氷河とロス・トレス湖）も五つ星の訪問地となりました。

湖面が波立って、逆さフィッツロイにはなってません。

完璧です(^O^)

マドレ湖、イーハ湖、カプリ湖、エルチャルテンの街、ビエドマ湖が見えますね。ちょと日が陰ってしまいました。

【１３：３４】カメさんチームのＨＹさん、ｋａｋｏ嬢、ＴＳさんらも登ってきました。まあ、２０分ぐらいの差でしたね。

皆さんそろって弁当タイムです(^O^)

クタクタになってランチボックス（正確には袋ですが）を開けたら、ぼろぼろ落ちてしまいました(^_^;)

豆のサラダもふたが空いて中身が一部こぼれてました。

この容器のフタが割と開きやすく、何人もの人が苦労してました( ﾉД`)

カプリ湖コースに行ったＫ女史は、バッグの中で完全に全開してたらしく、カメラを出そうとバッグに手を入れたら、カメラでなく豆を手のひら一杯につかんでしまったとか(－人－ )

ロス・トレス湖まで降りてみます。

ｋａｋｏ嬢をはじめ、半分くらいの方は「そんなに体力残ってません」と言ってました。

湖面近くから撮影。ちょっと角度は変わりましたが、思ったほどの図柄ではありませんでした(^_^;)

雲が急速に出てきました。

風も結構吹いてます。湖面が波立ってます。ぼんやりと逆さフィッツロイになってますが、ちょっと弱いですね。残念。

あっという間に青空が見えなくなりました。

まあ、こういう写真があってもいいかな。

後で聞いたら、まさに同じ時間くらいにＫ女史はカプリ湖に到着したようです(^_^;)「行きと帰りはよく見えたのに、カプリ湖だけ曇ってた」とのぼやき。

ここがロス・トレス湖を望む手前の尾根です。本当に岩だらけです。

何でこうなっているかというと・・・そうです、大昔は氷河の川底だったんですね。

帰り支度を始めます。バレリアさんは準備完了のようです。

何か一気に雲がかかりました。山の天気は本当に変わりやすい。ウサギさんチームが到着したときが一番晴れてました。頑張って２０分先に到着したご褒美と受け取りました(^O^)

ロス・トレス湖は、１時間ちょっとの滞在でした。カプリ湖経由でエルチャルテンへの帰路につきます。