氷河を見ながらラム肉を(´～｀)ﾓｸﾞﾓｸﾞ～19、20年冬パタゴニア旅行12月29日その２ペリト・モレノ氷河①

2019/12/27 - 2020/01/05

ペリト・モレノ氷河を望む展望台に到着しました。と言ってもまだ氷河まで７キロ先です。近くの展望台に行く前に、氷河の見えるレストランで昼食です(´～｀)

エリア ロス・グラシアレス国立公園周辺(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 4.0

バスはさらに進んで、見えづらいですが「ロス・グラシアレス国立公園」と書かれた木のゲートをくぐります。「グラシアル」がスペイン語で氷河なので、「氷河国立公園」です。

ご存知の通り世界遺産（自然遺産）。山梨県と同じくらいの広さがあります。

最初にトイレ休憩に立ち寄ります。

どうやらここはキャンプ場のようです。

木の枝が落ちてくるので注意と書かれています。

トイレ休憩後、さらに進んでペリト・モレノ氷河を遠くに臨む展望台に到着しました。

ジャーン！これがペリト・モレノ氷河です！・・・遠いですか？(^_^;)そうですよね。

実はまだ７キロ先にあります。全体像を見るにはこの展望台の方がいいんですけどね。

山の奥から氷が押し出されているのが分かります。

後方に見える山々の標高は１６００メートルから２０００メートルです。

湖の色がかなり白っぽいです。氷河の移動で削れた岩石の成分が入っているからです。

実は、先ほどまで見て来たアルヘンティーノ湖ではありません。リコ水道です。

西側に突き出したマガジャネス半島の北側にあるのがあるのがアルヘンティーノ湖で、南側にあるのがリコ水道。半島の西側の狭いところから少し水路を挟んで対岸にあるのがペリト・モレノ氷河です。つまりアルヘンティーノ湖とリコ水道はペリト・モレノ氷河の先端でつながってます。

図にすると

　　｜　　　アルヘンティーノ湖
氷河｜　－－－－－－－－－ーーー
　　｜　｜　マガジャネス半島
　　｜　－★－－－－－－－－－－
　　｜　　　　リコ水道

　★が現在地。分かりにくいですね(^_^;)後で地図で説明します。

写真を比較してもらうと分かりますけど、空の色や雲の形が結構違います。短時間で風が流れている証拠です。

分からないと思いますが、展望台の強化プラスチック窓？越しに写真を撮ってます。かなりの強風なので、風よけに窓が付いてるんですよね。

展望台を出発しようとしたら、割と大きな鳥がガードレールの上にいました。

「カランチョ」あるいは「カラカラ」という隼の仲間らしいです。我々が近づいても逃げないので、しばし撮影会。

カランチョが羊を狩る方法をガイドさんが教えてくれました。

カランチョは弱い羊に目をつけて襲います。まず目玉を攻撃してつぶし、群れからはぐれさせた後、徐々に弱らせて仕留めるんだとか。恐ろしい((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

バスはさらに走ってレストランに到着。皆さんでぞろぞろ入ります。

ペリト・モレノ氷河を見ながら食事ができます。素晴らしい。

実は、私たちの席はそれほど窓側でないので、こんな感じの見え方です(^_^;)

天井が高い。ロッジ風の造りです。

右上に見える窓からは・・・。

何と外が見えます。この断崖絶壁というか、地層を見てほしいんだと思います。氷河で削れた跡ですね。

やはり最初はビールで乾杯でしょう。

インペリアルの缶タイプ。昨日は瓶でした。缶で飲むと、気のせいか少し軽い？

カボチャのスープ。うまし。

メイン料理はキャンプ風の小鍋でサーブされました。

蓋をパカッと開けると、ラム肉のトマト煮込みでした。

適度な臭みがあって美味しい。でも、苦手な人にはダメだったようです。

個人的には、今回の旅行で食べたラム肉で一番美味かったです(^O^)

デザートのフルーツムース。ブルーベリー？いや、これはカラファテの実でしょうか。

食後にレストラン周辺を散策。氷河はだいぶ近くなりました。

湖の色が白っぽくなってますが、少し青みがあります。ここはリコ水道とアルヘンティーノ湖がつながるあたりなんです。

腹ごしらえも済んで、いよいよ次回はペリト・モレノ氷河が目の前に(^O^)