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2019年の3月からミャンマーのあちらこちらを旅して来た。<br />せっかくなので、2018年10月から日本人に認められた最長30日間のビザなし滞在を目一杯活用しようと考えた。<br />日本出国日に遭遇した想定外のネコブル※のために、最初に計画していた二十八泊を一泊短縮したものの、それでも二十七泊二十八日間に及ぶ自己最長のミャンマーの旅を始めた。<br /><br />さてさて、今回はどういうことになりますやら。<br /><br />※トラブルの軽度のものをネコブルと言う。出典:若竹七海他「マレー半島すちゃらか紀行」(新潮社)<br /><br />☆☆☆バガン滞在四日目に、再びタクシーをチャーターして日帰りでモンユワを訪れた。<br />モンユワは本来マンダレーから行くものと思っていた私だが、宿泊したホテルのスタッフの勧めに従い日帰りの観光をすることにした。<br />モンユワで見学したスポットは見応え十分であった。各スポット間の移動に時間がかかるのが難点であるが。☆☆☆<br /><br />【旅のスケジュール】<br />バンコク<br /> ↓<br />ヤンゴン<br /> ↓<br />チャイティーヨー(*日帰り)<br /> ↓<br />ヤンゴン<br /> ↓<br />モウラミャイン<br /> ↓<br />ヤンゴン<br /> ↓<br />ミッチーナー<br /> ↓<br />マンダレー<br /> ↓<br />バガン(ニャウンウー) ~この旅行記~<br /> ↓<br />ヤンゴン<br /> ↓<br />ロイコー<br /> ↓<br />ヤンゴン<br /> ↓<br />バンコク<br /><br />(2020.03.20追記)

モンユワへもバガンから日帰りで行っちゃった。~自己最長二十七泊、ミャンマーの旅~

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2020/03/02 - 2020/03/02

8位(同エリア17件中)

さっとん姉

さっとん姉さん

2019年の3月からミャンマーのあちらこちらを旅して来た。
せっかくなので、2018年10月から日本人に認められた最長30日間のビザなし滞在を目一杯活用しようと考えた。
日本出国日に遭遇した想定外のネコブル※のために、最初に計画していた二十八泊を一泊短縮したものの、それでも二十七泊二十八日間に及ぶ自己最長のミャンマーの旅を始めた。

さてさて、今回はどういうことになりますやら。

※トラブルの軽度のものをネコブルと言う。出典:若竹七海他「マレー半島すちゃらか紀行」(新潮社)

☆☆☆バガン滞在四日目に、再びタクシーをチャーターして日帰りでモンユワを訪れた。
モンユワは本来マンダレーから行くものと思っていた私だが、宿泊したホテルのスタッフの勧めに従い日帰りの観光をすることにした。
モンユワで見学したスポットは見応え十分であった。各スポット間の移動に時間がかかるのが難点であるが。☆☆☆

【旅のスケジュール】
バンコク
 ↓
ヤンゴン
 ↓
チャイティーヨー(*日帰り)
 ↓
ヤンゴン
 ↓
モウラミャイン
 ↓
ヤンゴン
 ↓
ミッチーナー
 ↓
マンダレー
 ↓
バガン(ニャウンウー) ~この旅行記~
 ↓
ヤンゴン
 ↓
ロイコー
 ↓
ヤンゴン
 ↓
バンコク

(2020.03.20追記)

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  • ☆☆☆この日の車窓から見た夜明け。06時43分撮影。☆☆☆<br /><br />【03月02日(月)、バガン4日目。モンユワ日帰り観光。】<br />午前03時00分、アラームが鳴る前に目が覚めた。5時間くらいは寝られたであろうか。<br />昨日の夕方は日焼けのため腕などがヒリヒリしていたが、一晩寝て少し楽になった。<br /><br />5分前にフロントへ行く。 スタッフは誰も見当たらない。ドライバーの姿もない。キョロキョロとあたりを探してみる 。<br />ドライバーMr.アウは車の中で待っていた。昨夜はホテルの部屋で寝たとのことである。<br /> 04時57分に出発した。<br /><br />まだ暗い中を車は疾走して行く。Mr.アウはかなりスピードを出していた。<br />私は景色を見てもつまらないので、だんだん眠くなった。うとうとしていて、エーヤワディー川を渡る橋の記憶もぼんやりしている。<br />ようやく明るくなった頃からはずっと起きていた。<br />

    ☆☆☆この日の車窓から見た夜明け。06時43分撮影。☆☆☆

    【03月02日(月)、バガン4日目。モンユワ日帰り観光。】
    午前03時00分、アラームが鳴る前に目が覚めた。5時間くらいは寝られたであろうか。
    昨日の夕方は日焼けのため腕などがヒリヒリしていたが、一晩寝て少し楽になった。

    5分前にフロントへ行く。 スタッフは誰も見当たらない。ドライバーの姿もない。キョロキョロとあたりを探してみる 。
    ドライバーMr.アウは車の中で待っていた。昨夜はホテルの部屋で寝たとのことである。
    04時57分に出発した。

    まだ暗い中を車は疾走して行く。Mr.アウはかなりスピードを出していた。
    私は景色を見てもつまらないので、だんだん眠くなった。うとうとしていて、エーヤワディー川を渡る橋の記憶もぼんやりしている。
    ようやく明るくなった頃からはずっと起きていた。

  • 07時35分、出発から2時間30分余りでモンユワMonywaの市街地の中心に辿り着いた。<br />金色に輝くアウンサン将軍像が車窓から見える。

    07時35分、出発から2時間30分余りでモンユワMonywaの市街地の中心に辿り着いた。
    金色に輝くアウンサン将軍像が車窓から見える。

  • 07時40分、モンユワ市内の屋台で食事を取った。<br />この屋台の年配の男性(写真左)はとても感じが良かった。

    07時40分、モンユワ市内の屋台で食事を取った。
    この屋台の年配の男性(写真左)はとても感じが良かった。

  • 私はモヒンガーを食べ、Mr.アウは汁なしの黄色い麺を食べていた。<br />07時55分にここを出発。

    私はモヒンガーを食べ、Mr.アウは汁なしの黄色い麺を食べていた。
    07時55分にここを出発。

  • 今日私が訪問先に選んだスポットを訪れる順番はドライバーさんに任せていた。<br /><br />まず最初に向かったのはポーウイン山Pho Win Taungである。<br />五か所のスポットのうち、ここだけがチンドウィン川を挟んでモンユワの市街地と反対側にあった。<br />ドライバーさんはここに来るのは初めてのようで、手前で何回か地元の人に道を聞いていた。

    今日私が訪問先に選んだスポットを訪れる順番はドライバーさんに任せていた。

    まず最初に向かったのはポーウイン山Pho Win Taungである。
    五か所のスポットのうち、ここだけがチンドウィン川を挟んでモンユワの市街地と反対側にあった。
    ドライバーさんはここに来るのは初めてのようで、手前で何回か地元の人に道を聞いていた。

  • ☆☆☆階段の上り口。☆☆☆<br /><br />08時45分にパヤーの駐車場に到着した。<br />車を降りるなり、係の男性が近づいてきて有無を言わさず外国人の入場料3,000Kを徴収された。

    ☆☆☆階段の上り口。☆☆☆

    08時45分にパヤーの駐車場に到着した。
    車を降りるなり、係の男性が近づいてきて有無を言わさず外国人の入場料3,000Kを徴収された。

  • 日本語ガイドブックに載っていた通り、猿の餌売りの女性二人が私たちが頼んでもいないのに勝手について来た。<br />私はかなり時間が経ってから、そのうちの一人の女性の餌を一回だけ1,000チャットで買っただけであるが、二人はずっとガイドのようなことをしてくれた。<br />これはこれで合理的な仕組みなのかもしれない。

    日本語ガイドブックに載っていた通り、猿の餌売りの女性二人が私たちが頼んでもいないのに勝手について来た。
    私はかなり時間が経ってから、そのうちの一人の女性の餌を一回だけ1,000チャットで買っただけであるが、二人はずっとガイドのようなことをしてくれた。
    これはこれで合理的な仕組みなのかもしれない。

  • ☆☆☆ 今まであまり見たことがないカラフルな像に目を惹かれた。☆☆☆<br /><br />しばらく階段を上った先に祠などが集まった見晴らしの良い場所があった。まだ山の中腹である。

    ☆☆☆ 今まであまり見たことがないカラフルな像に目を惹かれた。☆☆☆

    しばらく階段を上った先に祠などが集まった見晴らしの良い場所があった。まだ山の中腹である。

  • さらに上がっていくと猿たちの出迎えを受けた。<br />私たちに従っていた二人の女性は独特の声を張り上げて猿を呼び寄せていた。後でわかったことだが、客が思わず猿にあげる餌を買いたくなるように猿を呼び寄せていたのである。<br />

    さらに上がっていくと猿たちの出迎えを受けた。
    私たちに従っていた二人の女性は独特の声を張り上げて猿を呼び寄せていた。後でわかったことだが、客が思わず猿にあげる餌を買いたくなるように猿を呼び寄せていたのである。

  • 最初の石窟寺院が見えてきた。<br /><br />※ 日本語ガイドブックには石窟寺院ではなく洞窟寺院と記されているが、ミャンマーに多い天然の鍾乳洞の中をパヤーと見立てたものを洞窟寺院と呼ぶのであれば、ここは石窟寺院と呼んだ方がふさわしいと思う。<br /><br />ちなみに、私は今までミャンマーで洞窟寺院ばかり見てきたが、石窟寺院を見るのはここが初めてではないかと思う。

    最初の石窟寺院が見えてきた。

    ※ 日本語ガイドブックには石窟寺院ではなく洞窟寺院と記されているが、ミャンマーに多い天然の鍾乳洞の中をパヤーと見立てたものを洞窟寺院と呼ぶのであれば、ここは石窟寺院と呼んだ方がふさわしいと思う。

    ちなみに、私は今までミャンマーで洞窟寺院ばかり見てきたが、石窟寺院を見るのはここが初めてではないかと思う。

  • この巨大なチンテもここにあった岩から切り出されたものなのであろう。

    この巨大なチンテもここにあった岩から切り出されたものなのであろう。

  • 岩屋の中の仏様もその場の岩から切り出されたもののようである。

    岩屋の中の仏様もその場の岩から切り出されたもののようである。

  • 金箔が貼られた大きな仏様。ミャンマーの他のパヤーでもよく見かける光景である。

    金箔が貼られた大きな仏様。ミャンマーの他のパヤーでもよく見かける光景である。

  • 岩屋の中の壁や天井には色彩のついた絵画が残されているところもあった。

    岩屋の中の壁や天井には色彩のついた絵画が残されているところもあった。

  • 最も保存状態の良いものの一つではないかと思う。

    最も保存状態の良いものの一つではないかと思う。

  • このあとさらに奥にある石窟寺院へと進んでいった。

    このあとさらに奥にある石窟寺院へと進んでいった。

  • このスポットも私の期待を裏切らなかった。

    このスポットも私の期待を裏切らなかった。

  • 最も高い場所に着いた時の眺め。さらに先にパヤーが見える。

    最も高い場所に着いた時の眺め。さらに先にパヤーが見える。

  • 岩屋の前に整列しているチンテ。ここでしか見られない光景ではないだろうか。

    岩屋の前に整列しているチンテ。ここでしか見られない光景ではないだろうか。

  • ☆☆☆餌売の女性から餌を買って猿に餌を与えるMr.アウ。☆☆☆<br /><br />再び猿たちに遭遇する。今度は数が多かった。

    ☆☆☆餌売の女性から餌を買って猿に餌を与えるMr.アウ。☆☆☆

    再び猿たちに遭遇する。今度は数が多かった。

  • ここは痛み具合もひどく作られた年代が古いのではないかと思う。

    ここは痛み具合もひどく作られた年代が古いのではないかと思う。

  • 中の仏像の痛みも目立っている。

    中の仏像の痛みも目立っている。

  •  虎を従えたナッ神。

    虎を従えたナッ神。

  • 岩屋の外側の彫刻も見事だと思う。

    岩屋の外側の彫刻も見事だと思う。

  • 素朴な印象のレリーフも。

    素朴な印象のレリーフも。

  • 餌売りの女性二人は見どころをよく知っているようで、ここにいる間たくさんの素晴らしい壁画や天井画を目にすることができた。

    餌売りの女性二人は見どころをよく知っているようで、ここにいる間たくさんの素晴らしい壁画や天井画を目にすることができた。

  • 保存状態の良い天井画である。

    保存状態の良い天井画である。

  • この後サルたちに見送られるような塩梅で山を下りた。

    この後サルたちに見送られるような塩梅で山を下りた。

  • 09時55分にポーウイン山を出発する。モンユワの市街へ戻る。

    09時55分にポーウイン山を出発する。モンユワの市街へ戻る。

  • 10時54分、モンユワの市街中心部にあるシュエズィーゴン・パヤーShwe Zyigon Pagodaに到着した。

    10時54分、モンユワの市街中心部にあるシュエズィーゴン・パヤーShwe Zyigon Pagodaに到着した。

  • 大きくて立派だが比較的新しいパヤーのようである。

    大きくて立派だが比較的新しいパヤーのようである。

  • ☆☆☆巨大な仏様。☆☆☆<br /><br />ドライバーのMr.アウ曰く、ここはザガインのパヤーと共通点があるとのこと。<br />具体的にザガインのどこのパヤーと何が共通しているのか私にはよくわからなかったが。<br /><br />11時13分、シュエズィーゴン・パヤーを出発した。

    ☆☆☆巨大な仏様。☆☆☆

    ドライバーのMr.アウ曰く、ここはザガインのパヤーと共通点があるとのこと。
    具体的にザガインのどこのパヤーと何が共通しているのか私にはよくわからなかったが。

    11時13分、シュエズィーゴン・パヤーを出発した。

  • 11時30分、タウンボッデー・パヤーThaung Boddhay Pagodaに到着した。 <br /><br />ここから三つのスポットは、先輩4Travelerなどによるレポートが少なくないようなので、簡単な記録に止めておく。

    11時30分、タウンボッデー・パヤーThaung Boddhay Pagodaに到着した。

    ここから三つのスポットは、先輩4Travelerなどによるレポートが少なくないようなので、簡単な記録に止めておく。

  • オレンジ色を多用したかなり個性的な外観である。

    オレンジ色を多用したかなり個性的な外観である。

  • 内部に安置された夥しい数の仏像。ミャンマーの寺院の中でもかなり特異な光景に圧倒された。

    内部に安置された夥しい数の仏像。ミャンマーの寺院の中でもかなり特異な光景に圧倒された。

  • 白いタイルはひんやりして気持ち良さそうである。

    白いタイルはひんやりして気持ち良さそうである。

  • 参拝者がとても多い。地元のミャンマー人に人気のあるパヤーのようである。<br /><br />12時00分にここを出発した。

    参拝者がとても多い。地元のミャンマー人に人気のあるパヤーのようである。

    12時00分にここを出発した。

  • 12時15分、ボディ・タタウンBodhi Ta Htaung にあるレーチョン・サーチャー・ムニLay Kyun Sae&#39; Kyar Muni(Standing Buddha)に到着した。<br /><br />上の写真、不謹慎かもしれないが私はスペースシャトルの発射場面を連想してしまう。

    12時15分、ボディ・タタウンBodhi Ta Htaung にあるレーチョン・サーチャー・ムニLay Kyun Sae' Kyar Muni(Standing Buddha)に到着した。

    上の写真、不謹慎かもしれないが私はスペースシャトルの発射場面を連想してしまう。

  • 仏様の体中には無料で入れるので入ってみた。<br />世界中の大仏を比較するこのような展示があった。<br /> 鎌倉の大仏様の写真の下にレーチョン・サーチャー・ムニの写真。

    仏様の体中には無料で入れるので入ってみた。
    世界中の大仏を比較するこのような展示があった。
    鎌倉の大仏様の写真の下にレーチョン・サーチャー・ムニの写真。

  • 各フロアには数体の仏像が安置されている。<br />私の周りのミャンマー人の参拝者は 一つ一つの仏像の前でお祈りをしていく。<br />最上階へいくまでにいったいどれくらい時間がかかるのであろう。

    各フロアには数体の仏像が安置されている。
    私の周りのミャンマー人の参拝者は 一つ一つの仏像の前でお祈りをしていく。
    最上階へいくまでにいったいどれくらい時間がかかるのであろう。

  • 少し登るとこのように補強の鉄骨が斜めに張られている。とても歩きにくい。<br />階段はさほど傾斜はきつくない。<br /><br />最上階の27階まで登った。疲れた。<br />期待していた外の景色は眺めることができなかった。

    少し登るとこのように補強の鉄骨が斜めに張られている。とても歩きにくい。
    階段はさほど傾斜はきつくない。

    最上階の27階まで登った。疲れた。
    期待していた外の景色は眺めることができなかった。

  • 遠くに巨大な座仏が見えた。現在建設中なのであろうか。

    遠くに巨大な座仏が見えた。現在建設中なのであろうか。

  • 13時20分、シュエターリャウンShwe Thar Lyaung(Reclining Buddha)に到着した。<br /><br />この後の時間配分を考えて、ここへ来る途中の道路脇に見えた無数の小さな仏像がある場所には寄らなかった。ちょっと残念。<br /><br />この仏様、ヤンゴンにあるチャウッターヂー・パヤーの仏様と比べても、表情などがいまいちパッとしない。

    13時20分、シュエターリャウンShwe Thar Lyaung(Reclining Buddha)に到着した。

    この後の時間配分を考えて、ここへ来る途中の道路脇に見えた無数の小さな仏像がある場所には寄らなかった。ちょっと残念。

    この仏様、ヤンゴンにあるチャウッターヂー・パヤーの仏様と比べても、表情などがいまいちパッとしない。

  • 日本の仏様と比べたらどうだろうか。<br />上の写真は福岡市郊外にある城戸南蔵院の有名な寝仏である。

    日本の仏様と比べたらどうだろうか。
    上の写真は福岡市郊外にある城戸南蔵院の有名な寝仏である。

  • 足の裏の曼荼羅を写真に収めるのに苦労する。<br />完全に収まった写真を撮ることはできなかった。<br /><br />13時30分、シュエターリャウンを出発。

    足の裏の曼荼羅を写真に収めるのに苦労する。
    完全に収まった写真を撮ることはできなかった。

    13時30分、シュエターリャウンを出発。

  • ☆☆☆アーミィンへ行く途中、牛の群に遭遇。 ミャンマーやラオスではよく見る光景。☆☆☆<br /><br />この後、最後のスポットであるアーミィンA Myintに辿り着くまでが大変だった。<br />モンユワの市街地からアーミィンへ至る二本の幹線道路のうち、南側の道の入り口をドライバーさんは見落としてしまったようだ。<br />私はちょうどその頃うとうとしていて、スマホで道を示したり、ナビができなかった。<br />行ったり来たりした後、ドライバーさんは車を停めて、何人かの地元民に道を聞いていた。<br />結局分かりやすい道を選んだのか、来る時に通った大きな川を渡る橋の手前で北上した。<br />車一台がかろうじて通れる埃の多い未舗装の道で、かなり凸凹している。<br />途中、村の中を何度も通り、本当に大丈夫なのかなと思ったが、何回も何回も地元の人に道を尋ねてようやくアーミィンに辿り着いた。<br /><br />アーミィンは日本語ガイドブックには「 第ニのバカン」と呼ばれることもあると記されており、今日私が最も訪れたかったスポットである。

    ☆☆☆アーミィンへ行く途中、牛の群に遭遇。 ミャンマーやラオスではよく見る光景。☆☆☆

    この後、最後のスポットであるアーミィンA Myintに辿り着くまでが大変だった。
    モンユワの市街地からアーミィンへ至る二本の幹線道路のうち、南側の道の入り口をドライバーさんは見落としてしまったようだ。
    私はちょうどその頃うとうとしていて、スマホで道を示したり、ナビができなかった。
    行ったり来たりした後、ドライバーさんは車を停めて、何人かの地元民に道を聞いていた。
    結局分かりやすい道を選んだのか、来る時に通った大きな川を渡る橋の手前で北上した。
    車一台がかろうじて通れる埃の多い未舗装の道で、かなり凸凹している。
    途中、村の中を何度も通り、本当に大丈夫なのかなと思ったが、何回も何回も地元の人に道を尋ねてようやくアーミィンに辿り着いた。

    アーミィンは日本語ガイドブックには「 第ニのバカン」と呼ばれることもあると記されており、今日私が最も訪れたかったスポットである。

  • ☆☆☆ミンエー・パヤーの入口。☆☆☆<br /><br />Mr.アウは、アーミィンの中心部に着くと、地元の人に観光スポットを尋ねてくれて、的確に遺跡や僧院を案内してくれた。<br />ここへ来るのは初めてだったのではないかと思うが。

    ☆☆☆ミンエー・パヤーの入口。☆☆☆

    Mr.アウは、アーミィンの中心部に着くと、地元の人に観光スポットを尋ねてくれて、的確に遺跡や僧院を案内してくれた。
    ここへ来るのは初めてだったのではないかと思うが。

  • ☆☆☆比較的傷みが少ない仏塔。☆☆☆<br /><br />15時20分、ミンエー・パヤー(Google MapではMin Ye Su Stupas and Temples)の前に到着した。<br />※ この旅行記の表紙の写真はここで撮影した。<br /><br />古い仏塔がたくさん並んでいるが、 バガンのように手入れがされていないのでかなり傷んでいるようだ。

    ☆☆☆比較的傷みが少ない仏塔。☆☆☆

    15時20分、ミンエー・パヤー(Google MapではMin Ye Su Stupas and Temples)の前に到着した。
    ※ この旅行記の表紙の写真はここで撮影した。

    古い仏塔がたくさん並んでいるが、 バガンのように手入れがされていないのでかなり傷んでいるようだ。

  • バガンの遺跡群に比べると明らかに見劣りはするがここはここで悪くないと私は思う。

    バガンの遺跡群に比べると明らかに見劣りはするがここはここで悪くないと私は思う。

  • 現在は痛みが目立つが往時の繁栄が偲ばれる。

    現在は痛みが目立つが往時の繁栄が偲ばれる。

  • その後、二つの僧院を見学した。<br />ミンエー・パヤーの隣にあるミンエー僧院Min Ye (Taing Tayar) Ancient Monastery。<br /><br /> 中には入らなかった。今も現役の僧院である。

    その後、二つの僧院を見学した。
    ミンエー・パヤーの隣にあるミンエー僧院Min Ye (Taing Tayar) Ancient Monastery。

    中には入らなかった。今も現役の僧院である。

  • 僧院には細かい彫刻なども残っていた。ここも往時の繁栄を偲ばせるスポットである。

    僧院には細かい彫刻なども残っていた。ここも往時の繁栄を偲ばせるスポットである。

  • 二つ目の僧院はGoogle Mapには載っていない。日本語ガイドブックに写真が載っている。

    二つ目の僧院はGoogle Mapには載っていない。日本語ガイドブックに写真が載っている。

  • ☆☆☆ この僧院にあった石造りの古い建物。中には入れなかった。☆☆☆<br /><br />アーミィンには、他にも魅力的なスポットがあるようだ。時間があれば半日ぐらいここでのんびり遺跡などを回ってみたいものである。<br /><br />16時00分、アーミィンを出発。陽はかなり西に傾いていた。

    ☆☆☆ この僧院にあった石造りの古い建物。中には入れなかった。☆☆☆

    アーミィンには、他にも魅力的なスポットがあるようだ。時間があれば半日ぐらいここでのんびり遺跡などを回ってみたいものである。

    16時00分、アーミィンを出発。陽はかなり西に傾いていた。

  • ☆☆☆ニ番目に訪れた僧院の近くで。☆☆☆<br /><br />帰りのエーヤワディー川に架かる橋の上から眺めた夕日はとても綺麗であった。<br />充電の関係でスマホの電源をオフにしていたのが残念である。<br />ニャウンウーに近づく頃には暗くなりかけていた。<br /><br />18時30分にようやくホテルに到着した。 <br />ホテルの前に停まった車の中で今日の分のタクシー代金をMr.アウ支払う時、少し揉めた。

    ☆☆☆ニ番目に訪れた僧院の近くで。☆☆☆

    帰りのエーヤワディー川に架かる橋の上から眺めた夕日はとても綺麗であった。
    充電の関係でスマホの電源をオフにしていたのが残念である。
    ニャウンウーに近づく頃には暗くなりかけていた。

    18時30分にようやくホテルに到着した。
    ホテルの前に停まった車の中で今日の分のタクシー代金をMr.アウ支払う時、少し揉めた。

  • ☆☆☆ニ番目に訪れた僧院の近くで。☆☆☆<br /><br />昨日ホテルのスタッフさんとの間であらかじめ取り決めていた130ドルを支払うと、Mr.アウが言うには「帰りが遅くなったので、ボスからもっと金をもらって来いと言われている」。<br />( 最後のスポット、アーミィンの僧院にいる時も彼はかかってきた電話で話をした後、同じようなことを私に向かって言っていた。私はあまり気に留めずそれを聞き流していた。)<br />あいにく私の手元には100ドル札以外には10ドル紙幣が1枚しかない(←本当です)。そのことを言って10ドルだけを渡す。<br /><br />この運転手は自営業ではないのか?<br />ボスがいるってどういうことだ?<br />会社に雇われてるのかよ。<br />と心の中で激しく突っ込む私。

    ☆☆☆ニ番目に訪れた僧院の近くで。☆☆☆

    昨日ホテルのスタッフさんとの間であらかじめ取り決めていた130ドルを支払うと、Mr.アウが言うには「帰りが遅くなったので、ボスからもっと金をもらって来いと言われている」。
    ( 最後のスポット、アーミィンの僧院にいる時も彼はかかってきた電話で話をした後、同じようなことを私に向かって言っていた。私はあまり気に留めずそれを聞き流していた。)
    あいにく私の手元には100ドル札以外には10ドル紙幣が1枚しかない(←本当です)。そのことを言って10ドルだけを渡す。

    この運転手は自営業ではないのか?
    ボスがいるってどういうことだ?
    会社に雇われてるのかよ。
    と心の中で激しく突っ込む私。

  • ☆☆☆アーミィンの夕景。もう一度訪れたくなった。☆☆☆<br /><br />チップと考えれば、1,100円程度に相当する10ドルを渡したのは妥当であろう。<br />元はといえば、タクシードライバーのくせに道をよく知らず(しかもマンダレーで以前長く働いていたと自慢げに言っていた)、何度も道を間違えてアーミィンへの到着が遅れたことが原因なのなのだから。<br /><br />そう言えばシュエターリャウンを出てアーミィンに向かうときも「この先にミャンマー人にとても人気のある寺があるから、寄って行かないか?」と誘われた。(それは断った。)<br />ひょっとすると意図的に時間稼ぎをして、今日の追加料金を増やそうとしていたのかもしれない。<br />見かけによらず、腹黒いドライバーなのかもしれなかった。<br /><br />ちなみに、私がミャンマーでチャーターしたタクシーで料金のことでドライバーと揉めたのはこれが初めてである。<br /><br />ほろ苦い思いを噛み締めつつも、今日の観光の内容に大満足な私であった。<br />【モンユワ訪問記、了。】

    ☆☆☆アーミィンの夕景。もう一度訪れたくなった。☆☆☆

    チップと考えれば、1,100円程度に相当する10ドルを渡したのは妥当であろう。
    元はといえば、タクシードライバーのくせに道をよく知らず(しかもマンダレーで以前長く働いていたと自慢げに言っていた)、何度も道を間違えてアーミィンへの到着が遅れたことが原因なのなのだから。

    そう言えばシュエターリャウンを出てアーミィンに向かうときも「この先にミャンマー人にとても人気のある寺があるから、寄って行かないか?」と誘われた。(それは断った。)
    ひょっとすると意図的に時間稼ぎをして、今日の追加料金を増やそうとしていたのかもしれない。
    見かけによらず、腹黒いドライバーなのかもしれなかった。

    ちなみに、私がミャンマーでチャーターしたタクシーで料金のことでドライバーと揉めたのはこれが初めてである。

    ほろ苦い思いを噛み締めつつも、今日の観光の内容に大満足な私であった。
    【モンユワ訪問記、了。】

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