ニュージーランド・アクティビティ満載の旅　１月２日（マウントクック：ハーミテージホテル滞在、ケアポイント・ハイキング）

2019/12/26 - 2020/01/07

マウントクックをメインに計画した今回の旅、バスでの移動のため、マウントクックの宿泊はハーミテージホテルでないと不便です。
ハーミテージ、Hermitage ・・あれ？本棚にあるエルミタージュ美術館の公式ガイドブックの背表紙、HERMITAGE！って書いてある。
なんだ！　ハーミテージとエルミタージュと同じなんだ～つまり「隠れ家」って意味かな？

隠れ家にしてはハーミテージホテル高いです。しかもハイシーズンの年始。でも２泊するので部屋にいる時間も長いためマウントクック・ビューにこだわりたい。１０か月も前の予約なので「キャンセル可」のプランで予約したいところですが、２泊で１万円も違うのでキャンセル不可で予約しました。考えてみると「私、’キャンセル’したことないので」。この判断は大正解でした。

ちなみに、スタンダード・マウントクックビュー・クィーンルーム　キャンセル不可２泊で９５６NZドル！　　

表紙はケアポイント

エリア アオラキ/マウントクック国立公園周辺(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ニュージーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

1月2日、ホテルのチェックアウトの時間は10時、11時30分にマウントクック行のバスに乗ります。
ですが朝起きると雨が結構降っています。チェックアウト後の90分、どうしよう。
というわけで、目の前にあるブラックスカイ・プロジェクト（写真左の建物）のカフェで待つことにしました。
チェックアウトの時間には雨は降りやんでいましたが、外のベンチじゃ濡れているのでスーツケースを引きずってカフェへ

十分時間があるので、大きなマフィンとコーヒー注文して。バス停はすぐ近くの駐車場の角なので、窓際の席で本を読んで出発時間近くまで待ちました。
普通のコーヒー頼んだのに、なぜかハートマーク。

駐車場にバス到着。日本人女性のガイドさんに名前を呼ばれてチェックを受けて乗車。早く並んでいても意味ありませんでした。でも、バスは満席かと思いきやガラガラです。最初に乗ってきたバスとちょっとちがいますし、Wifi完備のはずが使えないそうです。
もしかすると、乗客が多いためにバスが増便され、テカポで乗降しない人は別のバスでマウントクックに向かったのかもしれません。
ともあれ、ゆったり乗れてよかった。
（途中の休憩地点で撮影）

空いているので、一番前に座れました。

ブカキ湖で、10分ほど休憩時間がありました。天気がよければ正面にマウントクックが見えるそうですが・・この通り。

TAHRの像。
とりあえず撮っておいたものを旅行記作成時に調べますが、
ニュージーランドの野生のヤギの話・・・までしか看板読み取れない・・
まあ興味ないからいいや（笑）

ここで右折して、マウントクックへ向かいます。
この写真は１２：４５
テカポからここまで45分、マウントクックまでは同じぐらい時間がかかるそうです。
クィーンズタウンに向かう人は、マウントクックでバスを乗り換えて、ここまで戻って先に進むことになります。

ずっとブカキ湖に沿って走ります。
天気がよければ、ずっと素晴らしい景色が見えるのに。

アオラキ・マウントクック・アルパイン・ロッジで、何人か下車。
ハーミテージホテルの系列です。
バス移動でマウントクックに泊まるには、ハーミテージホテルか、このホテルしか選択肢がありません。ここまでシャトルバスもあるようですが、どうせなら便利なハーミテージホテルにしました。

ハーミテージホテルに到着。
バスは裏側の駐車場に止まります。2日後にまたここから出発。ガイドさんが、その日のうちに、またバスに乗る人の場合、泊まって明日以降にバスに乗る人の場合、何度も何度も、繰り返して荷物の取り扱いや乗車バス、出発時間などの説明していました。きっと間違えた乗客の後始末が大変だったことがあるに違いありません。

フロントに行くと、日本人女性が対応してくれました。まだ13時過ぎなので、チェックイン時間ではありませんが、1階の部屋ならすぐ入れますが2階がよかったら少しお待ちくださいというので、当然待ちます！
ルームメイクと連絡とって、もう少しお待ちください。と言われたのでフロントから近いけれど死角にあるソファーで待っていて、しばらくしてフロントに行くと、探したけれどいらっしゃらなかった、と・・
とにかく、マウントクックビューの本館2階です！！
ベランダもあります！！！

クローゼット。金庫

冷蔵庫、ポット

バスルーム・・・トイレの床までビショビショになるシャワーです。
排水溝に接するタイルだけが、斜めになっているだけなので。

小さい洗面台。
蛇口がじゃまで、床を濡らさずに顔を洗うのは至難の業。
ヨーロッパの安ホテルでも、ここまで小さい洗面台はなかったなあ・・・
新館のバスルームの使い勝手はいいのかな？

ベランダに出てみました。
ここからマウントクックが見れれば、欠点なんて吹き飛ぶんだけどなあ・・

15時を回ってしまったので、とにかくハイキングに行かなければ！
ハイキングの入り口はどこかな？
ホテルへの車道を少しだけ下ったところにありました。

一番近い、ケアポイントへ行くルートを歩きます。

歩き始め。ここにもジキタリスが咲いています。

草原に向こうに、いきなり高い山が始まっています。

涸れた河を渡りますが、石がゴロゴロで歩きにくいです。
もちろん私はハイキングシューズ。

まっすぐに伸びた木道。

オダマキが咲いている！

ピンクのオダマキもあります！

ジキタリスの小道。
いいないいな、

ケアポイントとフッカバレートラックとの分岐点。

右へいけば、フッカバレートラック

まっすぐ行って、次の分岐はケアポイント15分、セアリーポイント往復3時間（ほぼ階段らしい）、ミューラーハットまで3時間。
もう16時なので、ケアポイントまでしか行けません。

少し坂になってきて、気分が盛り上がってきました。

小さな女の子も歩いていましたが、何と足元はビニールサンダル。親はもう少し考えてあげてほしいなあ・・その子が小さな花を摘んで母親にあげると母親は「サンキュー」うーん、日本人には考えられない行動。
せっかく気分が盛り上がってきているのに～

ケアポイントに到着したみたいです。

すごい！反対側は断崖絶壁！

でも、「注意！端に行かないように」とか書いてあった（写真撮れば良かった）立札を見て気づいたんです。こちら側も同じように断崖絶壁なんだ！

その辺にいた外国人にお願いして撮ってもらいました♪

誰かの旅行記には、ここにマウントクックが見えていましたが、この日は見えません。

でも、十分に景色を楽しめました。

小さな小さな花

さて、そろそろ戻りますか。
帰路も素晴らしい山の風景を見ながらハイキング。

フッカバレートラックとの分岐に戻ってきました。ケアポイントでゆっくり景色をみていたけれど、ここから往復40分しかかかっていません。
この時点で17時ですが、まだ歩きたいし、明日、もし天気が悪かったら今日のうちにフッカバレートラックへ行かなかったことを後悔するかも・・終点までは無理でも行こうかな、とフッカバレートラックへ向かうことにしました。

途中、大きなオートキャンプ場を経てフッカバレートラックへ入ると、あ！！！マウントクックが見えた！

その先は見えなくなってしまいましたが、景色はとてもきれい。
フッカバレートラックは、往復4時間。この時点で１７：2０なので日没まではギリギリ戻ってこれそうですが、不安な気持ちで急いて歩いてもつまらないし、戻ってくる人ばかり・・・
3つ吊り橋があるなかの最初の吊り橋まで行ったら戻ることに決めました。

17:30
最初の吊り橋が下の方に見えました。
下まで降りると面倒ですが、降ります。

吊り橋わたってます。決めた通りに、ここで戻りました。
・・次の旅行記で、詳しく書きます。
翌日は、とってもいい天気で、もっときれいな景色をみながら終点まで歩いたので♪

帰路は、余裕なのでゆっくり歩いて帰りました。
私は撤退したのに、すれ違う人がいるのが不思議。これからどこまで歩けるのでしょう。
途中、この山で遭難した人達のケルン状の慰霊碑がありました。

オートキャンプ場からハーミテージホテルに戻る道がわからなくて、さっきのケアポイントとの分岐にまた戻ってしまい、かなり遠回りとなりました。

でも、たくさんの花に出会えます。
つやつやの、リュウキンカみたいな花

ハーミテージホテルに戻ったのは１９：００

部屋に戻ったら、マウントクックが見える！
うれしい～
しかも、どんどんはっきり見えてくるので、何度も同じような写真撮ってしまいました。

夕食はホテルのレストランで。
チェックインの時、夕食は予約が必要と言われました。ビュッフェ・レストランか、ア・ラ・カルトのレストランのどちらかです。2日ともハイキングや氷河湖ツアーでホテルに戻るのが遅くなりそうだったのでア・ラ・カルト・レストランを予約しました。
ビュッフェだと遅い時間は、いいものがなくなってそうだし、そんなにたくさん食べられないので。
この日、席が空いていたのは２１：００～だけ。スペインで夕食が始まる時間と同じだ～

レストランからもマウントクックが見えます。

夕日を浴びて黄金色になってきましたが、ちょっと私の席からは見にくい。
部屋にいれば、色の変化をずっと見れたのにちょっと残念。

ソフトドリンクとメインを注文したら、当店のポリシーとして2皿注文してほしい、アイスクリームなどお好きですか？と言われたけれど、デザートより前菜を選びました。シーフードと言うと勧められた一品。す・少ない・・・なんだかよくわからない。右側は焼いたカリフラワーとホタテだけど、左側はなんだろう？高級食材だったりして？

お目当ては、もちろんラム！
とっても美味しかった！！

お会計はチップ書く欄があったので、少し足して70ドル。5000円ちょっとでした。

そして夜、外に出て南十字星を見ることができました。天の川がはっきり見えるほどの星空ではありませんでしたが、ちょっと満足。

次の旅行記は、晴天のフッカバレートラックです。

この旅行記へのコメント （2）

• ひゅうひゅうさん 2020/02/09 22:05:08

  トップの写真

  夏さん、こんばんは！
  
  いよいよマウントクックですね
  トップの写真いいですね。上手く言えないけど、迫りくる山が小さな人間と一緒に映ると、より山が大きく感じられて、こういう写真大好き！
  部屋から輝くマウントクックが見られて
  マウントクックビューの部屋にして良かったね（お値段は高いけど(>_<)）
  
  バスはハーミテージの裏に到着したの？私たち夫婦の記憶だと表に到着したと思う。だからバスに乗るときに裏からだと思わなくて慌てました。
  　次はフッカーバレーね。楽しみ～(^^)
  
  　ひゅうひゅう
  
  

  夏への扉さん からの返信 2020/02/09 23:12:22

  Re: トップの写真

  ひゅうひゅうさん、こんばんは！
  
  こんなすごい風景のところに行ったのが夢のようです！　ひゅうひゅうさんからニュージーランドの話を聞いてなかったら、この風景を見られませんでした♪
  ハーミテージホテル、通常も高いけど年末年始はさらに高くてびっくりでしょ！　しかも、キャンセル不可で節約したお金はレストランで消えました（笑）
  
  バス降りて新館の裏口からホテル内に入りました。日本人ガイドが入り口からフロントやレストランまでの行き方を事細かに説明してました。
  チェックアウトの時にはひゅうひゅうさんに聞いていたので、名札付けた荷物をドアの前に出しました。間違えられて荷物が反対方向へ行ってしまったら大変ですから念のため行先も書いておきました。
  
  今、フッカバレーの旅行記作成中です。
  お天気だったので写真が綺麗に写せて、その中から選ぶのが大変！　長い旅行記になってしまいそうです。
  
  今日中にUPできるかな？