2011/04/28 - 2011/09/03
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DavePerthさん
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2011年にオーストラリアの永住権取得記念として、夢だったシルクロードを中心とした旅の記録。
4か月以上に渡る旅で、シンガポールからスタートし、ベトナムから陸路で中国に渡り、中国の南部から広東省・北京を経て中国横断を開始し、そのまま中央アジアのカザフスタン・キルギスタン・ウズベキスタンと続いて行った旅だった。
この旅がスマホや翻訳・地図アプリなどに一切頼らない、最後の時だったと思うので、自分にとっても本当に貴重な体験が多かった、最後の聖戦でした。
《ちょうど2011年はスマホへの移り変わりが加速していく変換期だったと思いますが(自分は2012年からスマホを使用)、この旅ではスマホを使用していなかったので、最後のネット情報にも一切頼らない、その場で切り開いていくスタイルの旅だったのでかなり行き当たりばったりで、それが故に色んなハプニングやローカルの人達・他の色々な国の旅人達との濃~~いエピソードに溢れまくってます。》
出会った人達との、楽しかったり迷惑だったり恥ずかしかったりした色々なハプニングやエピソードのことなども折角なので隠さず赤裸々に書いて行きたいと思います。(最近あまりそういう旅行記無いと思うので。。。)
今となっては自分のスマホにも地図アプリの他にも宿予約サイト・翻訳アプリなどが詰まっている。。。
今は安宿まで予約を入れてしまう時代となり、どんどん自分達で旅の可能性を狭めていってしまっているのかも知れない。。。ネットが発達したからって便利になれど、希少な体験が増えたり行動範囲が特に広がっているとも思えないし。。
なので、この旅行記はそういう旅を心底楽しんでいた自分へのレクイエムと、これからの時代には中々味わえない先の分からないワクワク感の強い旅を、読んでくれた人がヴァーチャル・リアリティ的に楽しんでもらえれば幸いです。
旅の内容は一人旅で非常に濃く、前半の中国入国から西安まではおとなし目の普通の個人旅行といった感じですが、敦煌辺りの中国の後半から中央アジアに入ると旅はドンドン波乱に満ちてきて、ヒッチハイクからの縁を中心に名も知らぬ村でのローカル民家滞在や山奥でのキャンプ、荒野で食べ物・飲み物なくなり遊牧民に助けられたり、どこかの結婚式にいきなり合流、などの出来事の連続でローカル文化との濃~~~い触れ合いの連続で延々と終わらないジェットコースターに乗ってしまったような非現実感の強い空間をフワフワしてました。
旅中に出会い一緒に行動し、色んなハプニングや漫画のような体験を沢山共にした、濃~~いキャラクターの色んな国の旅人達も多々登場?
そんな人生の大きな思い出の旅の軌跡を少しずつアップして行きたいと思います。
旅の始めはウォーミングアップとしてシンガポールに3泊して、ベトナムに渡り日本からの友人と数日過ごした後中国に渡りそこから本格的な一人旅が始まったので、今回はシンガポールとベトナムは省きます。
第12弾は、前回のトレッキング→地元村民家滞在を経て、もっともっと奥地に向けヒッチハイクでどんどん進んで行きます。国境で行き詰まり食べ物・飲み物がなくなったりと大ピンチの中、一軒の遊牧民のテントに助けられたりと、この旅の大きなハイライトのひとつとなった怒涛の展開のエピソードです。
自分にとってもホント~~~に印象深い体験でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- ヒッチハイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
《現実離れの光景の中、ヒッチハイクで奥へ奥へと国境へ》
昨日までのヒッチハイク~キャンプ&トレッキング~地元民とパーティー~地元民家にお泊り、という怒涛の展開で今自分がいるこの場所に現実感が持てない感じでフワフワした感覚の中朝目が覚めた。
朝5:00前に起きて家の前に出てみると、何とも喉かな村の集落の雰囲気で、そこらじゅうに牛やヤギが歩いていた。
*朝、泊めてもらった家の前の、村の風景。のどかとしか言いようがない。。。 -
*写真:牛・馬・ヤギがどこでも自由に歩いている。
なぜこんなに早く出ていくのかというと、俺達は今日更に奥へ行き、キルギスタンとの国境まで行ってそのままトレッキングをしながら、国境を越えてキルギスタンに入国しようという計画なのだ!
が、そんな国境など一般の人間には解放していないとの地元民の声が多々あり、また国境を越えてもそこから先は完全に人気のない山々を越えて行かなければ街には出られないのである。
とにかく地元の人に聞けば聞く程、無謀な計画なような気がしてきた。。
果たして食料も殆ど底をつき、水も確保しなければならない状況で、分けわからない所に突っ込んでいくとは無鉄砲・無計画にも程があるが、ここまで来たら運命共同体なので彼ら・スイスコンビと一緒に突っ込んでいこうと思う。 -
そして乗合いバスを捕まえて(こんな集落にも乗合いバスが来るとはびっくりした)、しばらく乗っているとそこが終点なのかKegenという果ての集落で下された。
そう、ここが乗合いバスの終着点なので、ここから先はヒッチハイクしか移動手段が無いのである。
そしてちょっと歩いた先で車を拾おうとヒッチハイクを始めながら周りを見渡すと、周囲の景色は圧倒的な荒野に囲まれ、さらにその奥には山々が連なっており何とも現実離れした光景の中でヒッチハイクなどしている事に気付いた。
*怒涛のヒッチハイクはここからスタート!
自分でも現実味を感じない、不思議な感覚だった。。。 -
まるで映画のワンシーンのようだ、
などと思っていると早速一台の車が止まり他の乗客に詰めてもらって、ギュウギュウで乗り込んだ。
車窓から見える、荒野と山々のダイナミックな対比の光景にポカーンと見とれてしまう。一言に山といっても色々変化に富んでおり、一番手前の層は茶色い岩山っぽい感じで、その後方は緑豊かな山々、そしてさらに奥の一番高さのある山の層は雪山という3層が荒野の奥に連なっている。
*交通量のほとんどないこの荒野で早くも一台の車をゲット!
景色もダイナミックに変化して、テンションが上がる!! -
ヒッチハイクの途中で寄った、手作りチーズやヨーグルトを売る遊牧民のテント。
-
こんな光景は初めてなので現実味が薄く、自分が一体どこで何をやっているのか一瞬分からなくなってしまう。
そして結構な距離を走った後、次の村に着いたのでそこで降ろされた。その村ものんびりとしていて、小さなモスクがあったりと全くアルマティとは別世界に深く入って行ってる。 -
奥へ行くと、村の道路も舗装すらされていない。でも、馬車はある。。
ノスタルジックだ -
荒野の奥に広がる山脈。茶色・緑・白の山々の変化がダイナミック!!
-
こんな光景が、延々と続いている。。
-
その後も数台車を捕まえ、次に降りた村には一軒の店しか無さそうだった。
どうやらここから先は村や店は一切なさそうなので、ここで水とかを補給しようと先に見える一軒の商店に向かって歩いていると、ビクトールが一台の車を止めた。そして慌ただしく水も買わないまま車に乗せられ出発してしまった。
*写真:ただひたすら真っすぐ行けるところまで進むんだ!! -
まさにドタバタ。とにかくこのドライバーはやかましく何やら喚いているが、どうやら俺達が行きたいといっている国境はダメだとか、何とか騒いでいるみたい。
とにかくそこまで行ってくれと何度も身振り手振りで押し問答して、ようやくあと少しで国境という所で下されて車は俺達を残しUターンして去って行った。ドライバーはここをまっすぐ行けば国境だ、とジェスチャーしていたがとにかく周りは何もない荒野のど真ん中。
ちょっとは予想してたとはいえあまりにもお粗末な展開。。。
《国境警備の兵士との攻防》
しょうがなく重い荷物をしょってヒイヒイ言いながら歩いていると、やがて前方に白い門が見えてきた!
どうやらあれが国境らしい、、っておいっ!
周り何にもないぞ!
仮にあれを通過出来ても奥は深~~い緑の森が見えるだけ。
一体どんなところなんだ、ここは?
実際旅行者が来るような国境じゃあなかろうにと、不安を抱きながら門に近づいて行くと、そこを管理しているらしき兵士が出てきた。
向こうも何でこんな所に外人の旅行者がいるんだ?と怪訝な表情をしているのだが、すると案の定というかやはりここの国境はクローズしているとのこと。
ここまで来たら空いててよ、国境! とガックリ来たが良く考えたら、いや良く考えなくても普通ここの国境が空いてると思う方がおかしい。
なら賄賂を!と現金を探すが途中ロクに現金も引き出さず、村々をすっ飛ばしてきたため3人からかき集めてもUS$5くらいしかなく、そのなけなしのキャッシュを兵士に差し出したら鼻で笑われた。。
思えばさっき近くで降ろしてくれた、最後に捕まえたドライバーもさかんに国境は空いていないという仕草を繰り返してはいたではないか!
それなのに俺達はそのドライバーに、おっさんいいからそのまま行ってくれ!と強引に勢いでここまで来たのだが、愚かなのは完全に俺達の方である。
ま、実はこのまま仮に国境が空いていたとしてもそれはそれで、水も無ければ食料もほぼ底をついているといった状況なのでどちらにしても厳しい状況だったのだが、、、
ってなんてアホなんだ俺達は。。?
そして水などが買えるまともな村は、一番近くてここから25kmくらいもあり、例の如く俺の荷物の総重量は絶望的に重いので、
喉が渇いたらその村までたまに点在する、路上の水たまりの水でも飲まないといけないのかと、あまりの状況に愕然となっていた。。。
俺はここは遠慮などしたらダメだと意を決し、強引に兵士達にジェスチャーで水をくれとしつこく頼みまくったら、何と水を俺のペットボトル分いっぱいにしてくれたので調子に乗って食料もくれと聞いてみたがそれはやれないとのこと。
なら、次の民家のある集落までそのオフィスの横に置いてある立派なジープで連れて行ってくれないかと押してみるが、勿論答えはハエでも追い払うようにノー!そして見回りにでも行くのかジープを発進させたので、一緒に飛び乗ろうとすると鋭く切り返されて蹴散らされた。。 -
*写真:あの門がキルギスタンとの国境。前後左右何もない。。
《捨てる神あれば拾う神あり・遊牧民との出会い》
これでもう次の村まで本当に歩くしかないので、どうしようもなく絶望的な気分で真っ青な空を眺めながら重たいバックパックを背負って歩いていると、何と皮肉な程景色が綺麗な事か。
圧倒的な自然がでーんと延々に広がっており、相変わらず大平原と奥の雪山のコントラストの美しさに、まるで自分が映画のワンシーンの中にいる旅人になったような気が一瞬した。
しかし現実に戻ると食べ物も現金も無く、国境をはじき出されここから重い荷物しょって20数キロ先まで何もない所を歩かなければならないのだ。。。
それでもずっとブツクサいいながら歩き続けていると、ふと目に入って来たのは、広がる草原の中にユルタと言われる遊牧民の伝統的な白い丸形のテントが点在してるではないか! -
そのまま一軒のテント向かって歩いて行きそこに近づくと、子供達が外で遊んでいるので身振り手振りでお父さんはいないかと尋ねてみる。最初は戸惑っているかんじだったが、中にはいっぱい人がいて、大人たちが言うには、なにやらお父さんがもうすぐ帰って来るので待っていろとのこと。
-
しばらく待っていると馬に乗ったお父さんが帰って来るではないか。
子供達が俺達を指差して何やら説明してるみたいだが、お父さんも英語が出来ないので俺達に向かってジェスチャーで15分くらいちょっと待っててくれ、伝えてきた。
*俺達を救ってくれた子供達!賢い!! -
さらに待っているといよいよ中に入れと言われたので、そのミステリアスなユルタのテントの中に入ってみてびっくり!
これが噂のユルタか~、と言わんばかりの真っ白な外観とは打って変わってテントの中は、トルコ絨毯のような煌びやかな刺繍が内側の壁面を覆っていて眩しいくらいだ。
〔そして何よりもっと驚いたのはテーブルの上に広がっているご馳走!そう、うちらは喉もカラカラ食料も底を尽き腹もペコペコ。完全に飢えているのだ。そして目の前にはパンや御菓子やフルーツ・チーズやおかず、そしてお茶などが並べられており、それを次々と口に運んでいく俺達。〕
*写真:シンプルな外観とは対照的に、内部はカラフルな装飾がされているユルタ -
おばあさんはここでヤギの毛を扱っている。
-
*写真:おばあさんの手作りチーズ
よく考えてみるとすごいことが起きている。
こんな大平原の真っただ中にあり、言葉も全く通じぬ放牧民のユルタに突然お邪魔する俺達も図々しいが、その正にどこの馬の骨とも分からぬ旅行者を招き入れ、そのままもてなしてしまうなんてすごいことだ。
何か本当に現実感が無い感覚がずっと続いていて、極めつけがこの出来事だ!
俺は頂いたものの中でも、特に揚げパンがお気に入りで何個も食ってしまった。
そしてここの住民の家族構成についてだが、ここでは祖父母達が暮らしており、馬に乗っていたお父さん家族はアルマティの街に住んでおり、子供達の休みを利用して帰省してるらしい。
なので気になっていた、裏に止めてある立派な4WDの車は街でそこそこの地位につく警察官のお父さんの物だという事。
ここではおばあちゃんが手作りチーズを作っていてそれを外に干していたり、羊の毛を取って処理したりしていて、伝統的な放牧民のライフスタイルを守っていた。
食事後に子供達と遊んだりしていると、何やらちょっと倉庫の引っ越しを手伝えば、あの麗しい4WDで途中の車が捕まえられる町まで送ってくれるというオファーをお父様から頂いた。
はい、喜んで! -
まさかの期待通りの展開にビックリが止まらない俺。
引っ越しと言ってもユルタの他にもう一つプレハブ見たいな建物があるのだが、それをみんなで持ち上げて少し動かすだけ。そんなのお安い御用だ。
ちゃっちゃとそれを済ませもう一つの母屋のユルタを見学させてもらったりしてるとお父さんがさあ行くぞと言うので子供達とお別れしていざ出発!
*どこからどこまで自分の土地なんだろう。。っていうかとなりの家(テント)は何キロも離れている。。。 -
ユルタ(テント)の前で皆で記念撮影。これは忘れたくても忘れられない思い出となった。
この旅の大きなハイライトだ!!! -
お父さんは俺達を送っていく途中親切にも、切り立った崖の上に行き迫力ある自然を見せてくれたり、他にも景色がメチャ綺麗な所に行ってくれたりした。更に崖の下に勢いよく降りて行って、真っ白な地面の上を猛スピードで飛ばしたりしてスリリングだった。
そしてその白いのは最初雪かと思ったら、何と塩だった。なめてみても確かにしょっぱい。辺り一面真っ白な塩で覆われた何とも不思議な光景に目を奪われながらお父さんに本当に感謝した。
何て親切な人なんだろう。。。 -
こんな景色がバンバン現れる
全部無料! -
これが荒野に突然現れる、塩の山。本当にしょっぱい?
-
その後は一番近い車の拾える町まで送ってくれ、お父さんともバイバイした。
車だとあっと言う間だったな。。
ここまでくればあとは文明に帰れる。。 -
徐々に人間の生活の匂いが近づいてくる。
途中にみた、何もない小さな小さな村に似合わぬサイズのモスク。 -
《そして再会!》
そしてこの町から乗合いタクシーに乗って結局アルマティーに帰って来てしまった。。。
アルマティーのバスターミナルに着くと究極的に図々しい俺達は、既にお別れしたはずのElranに電話をしてしまう。
何と神様のような彼はすぐに迎えに行くからそこで待ってろとの事。
そして待ってる間もおとなしくせずに、売店の若い女の子2人組をフレーズブックを駆使してロシア語でナンパし続ける俺達。そしてここでも女の子達は俺に一番興味を示し一歩リード。
本当カザフスタンに入ってから調子いいな、ここは日本男児の天国だ。?
女の子達ともどんどんいい感じになってきた所で、Elranがこうなる事を予想してたんじゃないかと思うほど早く電光石火の登場。よって泣く泣く女の子達に別れを告げてElranと再会。
こんなアホで迷惑な俺達にも彼は、
しょうがねぇやつらだなぁ、だからあの国境は閉まってるっていったじゃんか~と嬉しそうにさもお前らは俺が居なければだめだな、
みたいな感じで快く出迎えてくれた。 -
彼のおばさんが車で一緒に来てくれて、それでElranの家に連れて行ってもらった。色んな事があったので随分この家も久しぶりに感じたが、何とも居心地が良くリラックス出来る。
その夜は飯くったりトランプしたりして家でゆっくりと過ごした。
いやー、本当にあのトレッキングからローカルハウスでのステイ、荒野でのヒッチハイク、国境トラブルからユルタ体験と怒涛の展開が続き、何だか現実世界では無く映画か何かの中で動いているような不思議なフワフワした数日間だったな。
それにしても、この数日間は今回の旅の中でもダントツに濃い時間だったな。ハラハラして次の展開が全く読めずに、本当に旅してるって感じだった。北京で退屈して落ち込んでいたのとか本当なんだったんだろう。。。
まさに旅は出会いやタイミングなどで大きく流れが変わっていくな。
最初から予期したプラン通りの事が起きても驚かないけど、明日が分からないから面白くて、それが日常とは違う旅の醍醐味なんだろうな。本当ウルムチに入ったあたりからすごい勢いになってきたな、この旅も。
*帰って来てしまった、、、Elran宅再見 -
《日本・カザフスタン友好の証・博物館》
アルマティに戻ってきた翌朝は朝起きてすぐに皆で街に出た。
そしてElranお勧めの民族博物館に行ったらそこはすごいデカい所で、入場するといきなりだだっ広いホールがでーんとあり、驚いたことにその中央の天井から大きな何メートルもある幕が2つ左右に垂れ下っていた。
その幕は右はカザフスタン、何と左が我が日本の国旗が入った垂れ幕だった。。。 -
いやー、こんな所にも日本の影響があるとは思わなかった。どうやら友好の為にこの博物館には日本政府がかなり多く出資しており、中の展示には日本の人形などが展示されていた。
ここでも日本のODAの影響力を目の当たりにするが、肝心の多くの日本人はこのことを知らないんじゃないかと思う。
*入るといきなり正面にこんな垂れ幕が下がっていた。ODA強し
《アルマティ最後にモテまくる》
その後は今後もキルギスタンでもトレッキングがしたいため、今の装備ではとてもとてもという事で、アウトドアショップ・Columbiaに寄ってみた。
ここではまだ何も買わなかったが、そこの店は店員が二人ともロシア系の若い美女で、またスイスコンビが電話番号を聞こうとしていたが、相手にされておらず俺には親切だった。そして何と俺には電話番号を教えてくれる感じだったが、もうすぐカザフスタンを出るので残念ながら交換はしなかった。
これはカザフスタンで俺の時代が来たんじゃないか!?
ウルムチのクラブでは全く人気無く苦杯を舐めたが、ここカザフスタンでは俺はノリに乗っている! ここでは日本人に対して好印象な人が多いんだろうか?
逆に日本ではカザフスタンに対するイメージ自体をあまり持っていないというのに。。
一旦違う大きな専門店に行き寝袋とマットとカバーを購入したが、ここはなかなかの値段だった。そして再度さっきのロシア人娘の店に戻り防水ジャケットを買った。その後一旦家に戻りランチを食べてヘイドリアンと2人で出かけた。
今日はとりわけ予定が無かったので、モスクを目指し街をブラブラしながらカフェに寄ってコーヒーを頼んだら、めちゃ可愛いロシア系のウエイトレスがサーブしてくれて、Japaneseが好きだと言っていてヘイドリアンには見向きもせず、俺だけに何かクッキーのようなものをサービスしてくれた!
いやー、素晴らしいぞ! カザフスタン!
何だか申し訳ないような、少しくすぐったい気分である。 -
カフェを出て歩いていると、雨が降って来たので大きな図書館か何かの建物の下で雨宿りをしていたら、カザフ人の4人組の女子高生と思われる女の子達が一緒に写真を撮って欲しいと頼んできた!
それも4人共美人という素晴らしさ!
最初俺と嬉しそうに女の子達は写真を撮り、ヘイドリアンが自身のカメラを持ち出してきたのでしょうがなく彼女らは奴とも写真を撮ったという感じだった。。。
ここではアイドルか!
いやー、本当に楽園にやって来てしまったんだ、俺はついに!
このままこの4人とどこかに行ってしまいたかったが、言葉もほぼ通じないし、引き続き野郎(ヘイドリアン)とウォーキングツアーを再開した。
*写真:アルマティJK4姉妹と記念撮影。この時が永遠に続けば良いと思った。。。
ここで俺からの提案だが、日本で非モテなどと言われたり童貞の諸君は是非カザフスタンに旅をしに来て欲しい!
ここではきっと違った自分に出会えるはず!
脱童貞はこのカザフスタンで迎えよう!!!
*ただモテたかったら、決してウルムチのクラブには行かないように。。 -
ようやくモスクにつくが半ズボンの俺達は中に入れず外観だけ楽しんだが、雨上がりで虹がモスクの裏に掛かっておりそれが綺麗だった。別にここのモスク自体は大したことないが、虹によって何か少し幻想的に見えた。
そしてここに来る途中にも色々とローカルの人達とのやりとりがあってそれが面白かった。
*薄っすらとモスクの背に虹がかかった。中々シュール。。。 -
《Elran達から受けた、カザフスタンで最後のオモテナシ》
そして家に戻って例のElranの友達のベンツ君(たぶん最初に会ったときに名前は聞いているが覚えておらず、もう一度聞くのが失礼な程時間がたってしまったのでそのままベンツ君)と合流してあの麗しのベンツで郊外にあるちょっと高そうなカザフ料理のレストランに連れて行ってもらった。
そしてここに来たのはElran、ベンツ君、俺とビクトールの4人。ヘイドリアンの野郎はというと、例の前回バーに行ったあの女の子・アゼルと最後の夜という事で遊園地デートに行きやがった。。。
その際も陰獣・ヘイドリアンは、この日のレストランも予約してくれて今までさんざん世話になりっぱなしのレジェンド・Elran達にも悪びれた様子も全くなく堂々と、
”俺はこれから女と遊びに行くからそんなレストラン行かない“
って感じで断って行ってしまいやがった。。
一体どんな育てられ方をしたんだろう。。?
確か親はエリートで世界を股に掛ける弁護士やら医者やらの家計だったはず。
Elran達の親切もやってもらって当たり前だと思っているのだろうか??
一回り以上も年上の俺の事ももしかしたら、”東の国から来た行き遅れの下僕”くらいに思ってるいるのかもしれない。。
ま、それはさておきこのレストランは日本の御座敷のように床に座って食べる造りで、料理も串刺しなど色々美味かった。
*写真:日本の居酒屋のような、くつろぎの館といった風情のレストラン。地元民に大人気! -
*写真:レストランは外観もしっとりしていて良い感じ。この間にもヘイドリアンの野郎は女はイチャイチャと。。。
-
その後小さなパブみたいな所にビールを買いに行ったが、そこではやけにムチムチの体がいやらしい肉感的な女の子が一人でカウンターの向こうで切り盛りしていたのだが、お持ち帰りビールを注文すると何と空の使いまわしの1.5リットルのペットボトルに直接バーから注いでいてびっくりした。
こんな所でペットボトル再利用してるんだ!
意外とリサイクルの先進国かもしれない。(2011年時点)
何本か入れてもらっている間にも、照れながらしきりにベンツ君がその肉感的な女子店員に話しかけているのでこっそりとベンツ君にあの子の事が好きなのかと聞いてみたら、只今絶賛狙っているとの返答。
確かにあの、すごく美人という訳ではないが、肉感的でフェロモンがあふれ出しているこの女の子に、純粋そうなベンツ君が悩殺されるのも分かる。
頑張れ!ベンツ君!!?
ただ客観的に見ると相手はベンツ君の事をただのちょくちょく来る客の一人、くらいの扱いしかしてないような気もするが。。。
*写真:ベンツ君に向けてフェロモンを放出しながらペットボトルをリサイクルしてビールを注ぐ件の店員。。この女の子とベンツ君の恋の行方はいかに。。。 -
その後Elran宅に帰りビール飲みながらトランプをしてカザフスタン最後の夜は更けて行ったが、あのヘイドリアンのバカは遅くまで帰ってこなかった。。。
そしてちょっと寂しかったのは最高の料理でもてなしてくれた、Elranの妹と最後ゆっくり挨拶出来なかった事だった。
《この中央アジアを何も見ることがないつまらない地域だという旅人もいるが、ここは有名観光地などでは決して味わえない魅力にあふれていると思う。
結局観光地で感動できるものなど限られてるし、こういった予定してない出来事やハプニングは何倍も印象に残るのだ!》
要は旅なんて自分がどう楽しむかってことだろう。
カザフスタンでの日々は今までの旅で経験したなかでも特に印象深い事が多かった。俺はもう既に中央アジアの世界にどっぷりと魅せられて引き込まれてしまっている。。。
さあ、今度こそ国境を越えて、次はキルギスタンだ!
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