2024/06/08 - 2024/06/08
3位(同エリア119件中)
キートンさん
今日から旅の後半戦、カザフスタン観光が始まります。
ウズベキスタンの美しい建築物や街並みがメインだった観光から一転、今日から神秘の秘境を訪れるワイルドな3日間のツアーに参加します。
パッケージツアーに参加することはほとんどないが、秘境ツアーで知られるS社のホームページはしばしば拝見していた。
その中で、カザフスタンの西部に面白そうな秘境があることを知ったものの、私の経済力では手を出せるようなツアー代ではないし、個人で行くには難易度が高すぎるとあきらめていた。
しかし、ウズベキスタンと合わせて訪問できそうなところを模索していたところ、その秘境へはアクタウからお手頃価格の現地ツアー(グループツアー)があることが判明。
しかもグループツアーながら参加者が1名でも催行保証という、都合の良いもの。
試しにネットのホームページで6月8日出発の3日間ツアーをリクエストしてみたところ、レスポンスも速やかで押さえることができた。
参加するのはツアー代390ドル(クレジットカード払い399ドル)、テント2泊の3日間ツアー。
しかし、日本人のクチコミとか全く見つからない未知のツアー。
はたして当たりなのか、はずれなのか・・・
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 航空会社
- エア・アスタナ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昨夜、就寝したのが3時頃だったので、朝食は9時頃と遅めに摂った.。
-
本日から参加する3日間のツアーは、RED MAYAというアクタウのツアー会社のもの。
https://redmaya-travel.kz/eng/tours/group
旅行中は主にWhatsAppで連絡をしてもらった。
10:30頃、ランドクルーザーとレクサスGXの2台が迎えに来るらしい。
それまでホテルの周辺をうろうろ。 -
10:35頃、その2台がホテル前に到着。
クレジットカード決済を希望していたので、ここで決済を試みたがカードと端末の相性が悪いようで受け付けなかった。
こういうこともあろうかと3つのクレジットカードを持参していたが、3つとも決済できずという、まさかのピンチ。
それでも、ツアーガイドはノー・プロブレムとツアーは出発した。 -
車は北東へと走る。
トヨタはカザフスタンでも信頼が厚いらしい。
ツアーガイドはN氏という、日本の自動車メーカーと同じ発音の名前。
ドライバー2名に、ツアー参加者は私を含めて4名というメンバー。
レクサスGXに私とニューヨークから来た女性のSさん、ランドクルーザーにドイツの夫婦(たぶん)が乗っている。
高梨選手と同じ名なのでSは覚えやすい。
そういえば、高梨のライバルのアメリカ人もS・ヘンドリクソンだった。 -
空港前のホテルから舗装道を1時間少々走った後、未舗装道に入った。
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12:20頃、最初の訪問地トリシュ(Torysh)に到着。
ドイツ人の2人は、ケルンの近くから来たというR氏とHさん。
Rは映画監督のR・エメリッヒと同じなので覚えれたが、Hは残念ながら最後まで覚えられなかった。 -
この付近には数千もの球状の岩が転がっていて、ラウンドロックとかBall valleyとも呼ばれている。
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個々の岩は、亀裂や剥離が見られ、比較的もろそうである。
-
イチオシ
1億2000万年~1億8000万年前(中生代のジュラ紀から白亜紀)に形成されたと推測されている。
当時このマンギスタウ州は、ローラシア大陸とゴンドワナ大陸に挟まれたテチス海であったという。 -
誰が割ったん?
自然に割れたならそれも不思議。 -
写真から計算すると、直径220cm。
つまり、チャン・ツーユウのサイズ。
最大のものは直径4mくらいあるという。
もはや同サイズの人間は存在しない。 -
合体した?みたいな岩。
今の気温は30°程度だが、日によっては40°くらいになることもあるという。 -
このような球状の岩がどのようにしてできたか明らかにはなっていないが、一説には、大量のプランクトンなどの生物が基礎となり、長い時間の経過とともに大きくなり、地盤の隆起で陸地になって石化したという。
多数の球状の岩が見られる場所としては、ニュージーランドのモエラキボルダーズが有名である。
そこは50個程度の球状の岩の上半分が砂浜に露出しているという。
数ではこちらの方が圧倒しているが、こちらの岩は風化が進んでいるものが多い。 -
剥離した岩。
はがれても見事に球面を保っている。 -
誰が載せたん?
大きな石があれば積みたくなる気持ちはわからなくもないが、、クレーンでも使わない限り生身の人間が積めるようなものではない。
結局、自然にできたものと考えざるを得ない。 -
舗装道路まで戻る途中、小さな集落に立ち寄った。
ここで何かを仕入れているらしい。 -
14:00頃、昼食のレストランに到着。
-
料理ができあがる前に、先ほど仕入れた謎の飲み物が振る舞われた。
それはラクダミルク。
ミルクというよりヨーグルトに近い味。
発酵させているのかもしれない。
ただ、プレーンヨーグルトに塩と酢を少し混ぜたような味で、美味しいとは言い難い。
結局、おかわりしたのは私だけ。
つまり、いうほど不味くもないってこと。 -
出てきた料理は、骨付きラム肉。(だったと思う)
ブハラで食べたシャシリクでもそうだったが、肉料理にタマネギのスライスは定番なのか。
カザフスタンの伝統料理では羊肉や馬肉を使うことが多いようで、なかなか美味しかった。 -
この地方でよく見る動物はウマとラクダである。
ラクダはしばしば路上に出没し、車の走行の邪魔をする。 -
15:15頃、ジンギルティという小さな街を通過。
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少し起伏が出てきた。
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ちょっとした峠を越えたあたりから未舗装となった。
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峠を下るとシャイルという集落を通過。
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再び未舗装道に入ると、小さなモスクのようなものが見えた。
このあたりは墓地らしい。 -
15:40頃、遠くからは採石場のように見えていた場所に着いた。
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ここは2つ目の訪問地コッカラ(Kokkala)。
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灰色、黄土色、茶色の地層が、浸食によって特異な形状で残っている。
これらの岩は、石灰岩、粘土、古代の堆積物が集まり、主にジュラ紀に形成されたという。 -
イチオシ
谷底を奥へと進んで行く。
両側には土柱になりきらないような断崖が迫っている。 -
途中から急な岩場を登って行く、ワイルドで面白いコース。
振り返れば、地層の色と日光による陰影で、独特の美しい景観が目に飛び込んでくる。 -
上部に出ると、その先の尾根を進んで行く。
周りは、突起状の岩がボコボコと無数に出ている。 -
天気も良くて、眺めも最高。
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イチオシ
ボコボコの地形がまだ先に続いている。
この特異な地形のコッカラは南北1000m未満、東西200m未満の範囲で、あまり大規模なものではない。 -
周りは樹木の少ないなだらかな山地と草原なのに、この一帯だけこういう地形・地質なのか、不思議である。
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コッカラの中心に立って振り返ると、周りに草原が広がる。
少し地球の丸さを感じる。 -
後日ガイドのN氏からから送ってもらった画像。
レンズが変わると色合いもかなり変わる。 -
行きは良い良い帰りは・・・
どう下りようか思案中。 -
約50分コッカラに滞在した後、舗装道路に戻って次のポイントへ向かう。
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ちょっとした山でも、日本の山とはかなり違う。
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15分程度走ったところで撮影タイム。
向こう(東方向)にあるのはシェルカラ(Sherkala)。 -
シェルカラは、南北約1000m未満、東西約650m、麓からの高さ約300m(海抜332m)の台地状の山である。
特徴のある山容から、この地域を象徴するランドマークとなっている。 -
現地に設置してある地図に訪問地を記してみた。
本日はアイラクティまで行き、キャンプ泊となる。 -
シェルカラの南側に移動して記念撮影。
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その様子は、N氏に激写されていた。
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シェルカラの南側の断崖。
シェルカラとは、チュルク語で「ライオンの要塞」を意味するという。
それを知らなければ、シェルで貝殻のイメージを持ちそうだが、偶然にも上空から見るとホタテ貝のように見える。 -
イチオシ
植物の一部には黄色い花を咲かせていた。
画像検索ではホソバタイセイではないかと思われる。 -
さらに東へ移動し、17:40頃アイラクティ(Airakty)のエリアに入った。
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アイラクティにはいくつかの山があり、それらは堅固な要塞や城のように見えるという。
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19世紀のウクライナの詩人で画家でもあるタラス・シェフチェンコは、ウクライナの農奴の解放に力を尽くしたが、1847年に逮捕された。
サンクトペテルブルクの刑務所に入れられた後、マンギスタウに流刑された。
タラス・シェフチェンコは、このアイラクティに「城の谷」という名を付け、いくつかの絵を残している。 -
イチオシ
アイラクティの山のひとつに接近したところで、車1台のパーティと合流した。
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急峻な岩山、その麓には野生のウマの群れが見られる。
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ただ今、会議中のもよう。
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アイラクティの山の標高は300mを少し超えるくらいで、意外と高くない。
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合流したパーティは本日出発した5日間ツアー(6月8日~12日)で、スタッフ2名参加者2名の計4名車1台だった。
参加者はイタリアの女性2人で、確かラベンナから来たと記憶する。
ガイドは見た感じ東アジア系(日系ではなさそう)の若い女性だった。 -
シェルカラまではテーブルマウンテンのような台地状の山やなだらかな山が主だったが、アイラクティには険しい山が目立つ。
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特にこの尖峰の険しさは半端ではない。
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保護色のカマキリ発見。
日本で見るカマキリより小さめ。 -
夕日を浴びるアイラクティの山。
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19:00前に本日のキャンプ地に到着。
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先着の別のツアーの人々。
観光を終えると走り去った。 -
イチオシ
スタッフが夕食の準備とテントの設営をしている間に、ガイドのN氏が参加者を連れて観光ポイントへ案内する。
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N氏はキャンプ地近くの尾根の鞍部に案内した。
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先ほど険しい尖峰に見えていた岩肌を夕日が照らしている。
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草原の向こうは真っ平らな台地。
アイラクティの山々とは対照的だ。 -
一旦キャンプ地に戻ったが、N氏は次に反対方向へと案内した。
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夕日に向かって歩いて行く。
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ガイドのN氏はフォトグラファーを兼ねている。
後日送ってもらった作品の一枚。 -
案内された場所は断崖の前。
特筆するような景勝地には見えないが・・・ -
岩肌のくぼみが、ブッダの手なんだって。
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夕日を背にして立つと、足が長くなった錯覚に陥る。
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平原にできた巨大な水みち。
岩陰やこういう窪地は、キジを撃ったり花を摘む候補地になる。
(キジはいません。山の隠語を参照ください)
日本のキャンプ場とは違うので、そういうところはワイルドである。
環境にやさしいティッシュを持参するのがおすすめ。 -
夕食の準備は進んでいるかな?
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ドライバーの仕事は運転だけではない。
薪を割ったり・・・ -
屋外ダイニングのセッティング。
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アンド、クッキング。
メニューは、カザフスタン定番の肉料理とポテトらしい。 -
日没時の東の空には、残照で赤く染まる雲。
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このあたりは日本の札幌やフランスのマルセイユと同じくらいの緯度だが、カザフスタンの東端に近いので日没は遅い。
国土が東西約3,000kmあるカザフスタンはもともと2つのタイムゾーンがあったが、今年の3月から単一タイムゾーンを導入した。
この時期の日没は21時を過ぎ、22時近くまで明るい。 -
21:20頃、待ちに待った?遅めの夕食。
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今夜のメニューは肉料理とポテト、それに定番サラダのアッチュク・チュチュク。
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もつのような肉も混じっているが、ホルモンやもつ煮・もつ鍋を食べる日本人には問題ないでしょう。
ちなみに、ツアーを予約すると性別や年齢のほかアレルギーや苦手な食べ物など簡単な質問事項がメールで送られてくる。
その回答に基づいてメニューを決めていると思われる。 -
ボリュームは十分で、そろそろ満腹。
ツアー参加者は5日間ツアーを含めて6名で私以外は全員欧米。
それはある程度想定していた。 -
しかし、意外だったのは男性2名で女性4名だったこと。
それはたまたまなのか、それとも欧米の女性はアウトドアがお好き? -
こうしてキャンプ第一夜は更けていくのでした。
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上空は晴れているが、星はあまり出ていないようだった。
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明日、日の出を見たい人は5時起床。
ということで、今夜は23時頃に就寝です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ほいみさん 2024/07/13 15:33:53
- 奇遇?
- 初めまして‥・でしたっけ?
中央アジアの旅日記、拝見させて頂いてます。
カザフスタン・マンギスタのツアーの始まりですね。
私は文中に登場したS社の秘境パックで、5月の末に訪れました・・・ほぼ同時期ですね。天気が良さそうで羨ましいです。私の時は天候は今イチ、風が強くて参りました。4トラでもこの辺りの旅日記は少ないのに、私もアップ中なので同時進行になりそうです。よろしくお願いします・・・って何を?
キートンさんの旅日記の中で、パタゴニアにも興味が湧いてしまいましたが、あまりに遠いので無理っぽいです。
ほいみ
- キートンさん からの返信 2024/07/13 18:49:55
- Re: 奇遇?
- こんにちは、ほいみさん。
書き込みありがとうございます。
旅行記よく拝見させていただいてます。
最近アップされたほいみさんの旅行記の表紙写真がマンギスタウで見た風景だったので、一瞬目を疑ってしまいました。
自然系の観光は天気の良し悪しで感想が全く違ってきますよね。
幸い今回の旅は暑かったことを除けば、とても天候に恵まれました。
あの場所で風が強かったら確かに難儀するでしょうね。
パタゴニアは私の一番のお気に入りの場所です。
それも天候に恵まれたことが大きいです。
ただし、風が吹くと半端なかったですけど・・・
ちなみに次の私の旅の予定は、ほいみさんが過去に何度か行ったところです。
あくまでも予定なのでまだ明らかにはしませんが・・・
では、また。
キートン
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