2011/04/28 - 2011/09/03
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DavePerthさん
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2011年にオーストラリアの永住権取得記念として、夢だったシルクロードを中心とした旅の記録。
4か月以上に渡る旅で、シンガポールからスタートし、ベトナムから陸路で中国に渡り、中国の南部から広東省・北京を経て中国横断を開始し、そのまま中央アジアのカザフスタン・キルギスタン・ウズベキスタンと続いて行った旅だった。
この旅がスマホや翻訳・地図アプリなどに一切頼らない、最後の時だったと思うので、自分にとっても本当に貴重な体験が多かった、最後の聖戦でした。
《ちょうど2011年はスマホへの移り変わりが加速していく変換期だったと思いますが(自分は2012年からスマホを使用)、この旅ではスマホを使用していなかったので、最後のネット情報にも一切頼らない、その場で切り開いていくスタイルの旅だったのでかなり行き当たりばったりで、それが故に色んなハプニングやローカルの人達・他の色々な国の旅人達との濃~~いエピソードに溢れまくってます。》
出会った人達との、楽しかったり迷惑だったり恥ずかしかったりした色々なハプニングやエピソードのことなども折角なので隠さず赤裸々に書いて行きたいと思います。(最近あまりそういう旅行記無いと思うので。。。)
今となっては自分のスマホにも地図アプリの他にも宿予約サイト・翻訳アプリなどが詰まっている。。。
今は安宿まで予約を入れてしまう時代となり、どんどん自分達で旅の可能性を狭めていってしまっているのかも知れない。。。ネットが発達したからって便利になれど、希少な体験が増えたり行動範囲が特に広がっているとも思えないし。。
なので、この旅行記はそういう旅を心底楽しんでいた自分へのレクイエムと、これからの時代には中々味わえない先の分からないワクワク感の強い旅を、読んでくれた人がヴァーチャル・リアリティ的に楽しんでもらえれば幸いです。
旅の内容は一人旅で非常に濃く、前半の中国入国から西安まではおとなし目の普通の個人旅行といった感じですが、敦煌辺りの中国の後半から中央アジアに入ると旅はドンドン波乱に満ちてきて、ヒッチハイクからの縁を中心に名も知らぬ村でのローカル民家滞在や山奥でのキャンプ、荒野で食べ物・飲み物なくなり遊牧民に助けられたり、どこかの結婚式にいきなり合流、などの出来事の連続でローカル文化との濃~~~い触れ合いの連続で延々と終わらないジェットコースターに乗ってしまったような非現実感の強い空間をフワフワしてました。
旅中に出会い一緒に行動し、色んなハプニングや漫画のような体験を沢山共にした、濃~~いキャラクターの色んな国の旅人達も多々登場?
そんな人生の大きな思い出の旅の軌跡を少しずつアップして行きたいと思います。
旅の始めはウォーミングアップとしてシンガポールに3泊して、ベトナムに渡り日本からの友人と数日過ごした後中国に渡りそこから本格的な一人旅が始まったので、今回はシンガポールとベトナムは省きます。
第9弾は、ついに中国を抜け意味不明な事が度々起こるバス移動を経てカザフスタンへ入国し、中央アジアでの旅が始まります。
。
この移動中にも早くも中央アジアのクレイジーなホスピタリティの洗礼を受け、ここから中国までの旅とはガラッと一変したカオスで大きくて長いうねりに巻き込まれた様な旅の始まりです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
《混沌の国境越えバス旅が始まった❕ 道連れは変態スイスコンビ》
色々とあったウルムチの宿を出て、バス乗り場に歩いて向かった。
いよいよベトナムから入国し、雲南省→広東省→北京→西安→敦煌→ウルムチと来た中国の旅ともお別れ。
ここからは完全未知の世界・中央アジアに入っていく。
宿を出てバス乗り場まで行ったが、予想通り出発時間を過ぎてもバスが来る気配すらない。。
ウルムチのあの"ディスコ事変"を共にした、チーズの国から来た変態鬼畜仮面・スイスコンビが流れとノリで俺と一緒に本日の夕方のバスでカザフスタン第2の都市・アルマティに行く事になった。
午後5時から待っていて5時半過ぎにスイスコンビもやって来て、3人でカザフスタンに向けての旅が始まる。
徐々に地元の人達も集まり始め、結局バスがやってきて出発したのは6:30だった。。 -
これから29時間のバスの長旅が始まるが、このバスは中国での麗江行のバス以来の寝台バスだ。ただ中国の縦3列よりもゆったりした2列なのでなかなか快適そうだ。
*写真:結構ゆったりしている寝台バス。中央でポーズをとる、性獣ビクトール。
(こいつは数日前にクラブのトイレでオカマに〇ェラをされたことも忘れ、得意げにポーズを取っている。。) -
ようやく走り始めたと思ってしばらくしたら、変な郊外の免税店センターみたいな所で止まってしまった。
そしてここからが悪夢の始まり。
訳が分からず車から降りて辺りを見回すと何件かホテルみたいな煌びやかな建物があるのだが、目の前の一つに入ると貴金属やら洋服やら電化製品やらがある免税ショッピング施設になっていた。
*写真:国境近くの免税ショッピング施設は、金の亡者が集まる巣窟だった。悪魔の足止めを余儀なくされる。。。
バスの前に戻ると建物の中からどかどかと、ロシア系らしきおばちゃんたちがものすごい荷物を抱えこのバスに突進してくる。そしてバスのスタッフにも手伝わせて更なる荷物を何往復もして運び、荷台スペースの中に詰めようとするが既に乗っている乗客の荷物でいっぱいなので、荷物を一旦全て出して再び詰め替えている。。
その量の半端ないこと!(@_@)
おばちゃんは4,5人いるのだが、それぞれTシャツ、服、電化製品などを個人が同じ品を大量に持ち運んでいる。なかでもテレビ係のおばちゃん2人はそれぞれ10台以上ずつ持ってきて来ているからスペースと時間を恐ろしく取る。
なんだかわからないが想像してみるに、ここら辺は中国とカザフスタンの国境で、カザフスタンから来てると思われるロシア系のおばちゃん達は、物価の安い中国で買い付けそれをカザフスタンで売っているんじゃなかろうか。
そしてこの免税店はこんな辺鄙なところにあるのだが、その理由はこういう人達をターゲットにやっているんではなかろうか。それにしてもTシャツなんかも300枚くらいは買い込んでるし、恐ろしい荷物を積み込んでくれるな。。
地図で見るとウルムチから目的地のカザフスタン第2の都市・アルマティまではそんな距離が有りそうに見えないのに、ここまでで既に2時間以上経過しており、全行程が29時間でスケジュールされているのはこういう事だったのか!
本当発展途上国のバスに乗ったりするとこういうただでは目的地まで行かないぞ、的な感じなのが多いけど、今回はこんなことを予想してなかっただけにガクッと来た。?
長い~一日になりそうだな。。 -
そしてバスは走り始めそのまま国境をいざ目指すのかと思われたが、しばらくしてまた止まってしまい、ここにも同じような感じの免税店が並んでいる。。
嫌な予感が、、って
お~~~い、また同じ事を繰り返すのかい!
まるでデジャヴを見てるかの如く、やっぱりまた同じようなおばちゃん達がバスが止まるやいなや物凄い量の荷物を持って鬼の形相で突っ込んでくる!
いや~~~~やめてくれ~~~~~~~~~~~~~😭さっきもう荷物をパンパンに詰めてこれ以上入るスペースなどないはずだ、やめてくれ、このバスに乗せるとは言わないでくれ~~~、、、😱
願いも空しく車掌が降りて来て、また一から荷物を全て出している。。
もうスペースは一切無さそうだが、車掌・ドライバー&新たなおばちゃん達はああでもないこうでもないと、スペースを探し無理やり更なる大量の荷物を押し込もうとしている。。
これは長期戦になると思い俺はバスを離れ近くの食堂に行き、飯を食いながら遠くの攻防を眺めていた。
結局また1時間以上荷物の積み込みにかかり、一体どうやってあれだけのTVや衣服なんかを詰め込んだのかはマジックという方法以外考えられないのだが、荷物は殆ど納まっていた。。
どうしても入りきらないわずかに残った荷物はバスの寝台席の間の廊下などに無理やり置かれていて狭くてしょうがない。 -
そしてようやくバスは再出発しさあこれからどんどん先へ進むぞ!と思いきやしばらくするとまた大きな駐車場に止まってしまった。。
どうも今度は食事休憩らしく、他にも同じような大型バスが何台も止まっている。ただもうここは中国系の人間の姿が殆ど見当たらず、出ている食堂の店員も頭の上にあのちょこんとした四角いイスラム帽をかぶってそっち系の料理をつくっており、雰囲気がもう中国ではなくなっていた。
一軒の美味そうな食堂に入るとそこの女の子が“Japanese?”と聞いてきたり、おじさんが変なダンスをして笑わせてくれたりして皆フレンドリーでまた新しい世界へ入って来たんだという思いが沸き上がりテンションが上がってきた。
*写真:バスの一大休憩地で寄った食堂。もう中国ではない雰囲気が漂う。
そして驚いたことにここで別バスで移動中のピーターカップルにバッタリあった。彼らが今晩中国側国境近くのインニンという小さな町にカザフスタンの途中に一泊寄ることはしっていたが、確か9:30出発だったはず。
が、彼らのバスは例の免税店経由ではなくスムーズにここまで来て、3時間後に出発したのに関わらず、しまいには我々に追いついてしまったとのこと。
ピーター達もなんでお前らこんな所にまだいるんだ?と不思議そうにしていた。
そりゃそうだろう!3時間も彼らより前に出て今同じ場所にいるんだから。。免税店経由のバスのバカっ!! -
《早速カザフ人達との出会い❕狂気のホスピタリティの洗礼が始まっていく》
そしてここで全く別のバスに乗っている、これからアルマティに帰るカザフ人2人組に話掛けられた。
若い男女の2人組で、男の子の方が近々アメリカに留学しに行くので英語が話せ、女の子の方は英語は分からないがニコニコして俺好みのロリコン系で可愛い。
女の子はこちらに興味を持っているらしくちょっかいを出してくる。そしてこの男の子はElranといい、のちに大変お世話になることになる。
ただここはお互いバスが違うので一旦別れた。そしてようやくバスは快適に走り始め、俺は心地よいガタガタ道の揺れと共に眠りに落ちて行った。。。
バスはそのまま走り続け目が覚めると明るくなっており、しばらくすると国境に着きそこで止まった。
国境では勿論一旦降りて荷物も全て降ろし、出入国審査を通らなければならない。
そこで例の免税店で大量に買い物してたおばちゃん達の荷物が凄まじく、一人に掛かる税金の負担を軽くしたいのか、俺達に少し荷物の一部を自分のものであるフリをして通ってくれないか?と図々しく頼んで来た。
無駄に俺に税金を掛けられたり面倒な手続きなど一切したくないので、勿論断る。
それにしてもロシアババァ共は図々しい。大体そんなもの本当に中身がテレビかどうかわかったもんじゃない。紛れて変な物でも入ってたらヤバいことになる。。。
それにしてもここの国境は、何もない平原に簡易施設みたいなイミグレーションがポツンとあるだけ。また何台もバスが通ってるので異常に長く待たされ、また係員達ものんびりいい加減にやってやがるのでとにかく時間が掛かる。
これもこのウルムチ~アルマティ間の交通が距離の割に29時間も移動に掛かる要因のひとつだろう。
ここら辺にはもぐりの両替商達が何人かいて両替を持ちかけてくる。残りの中国元をカザフのお金に一番レートの良かったおっさんから変えた。
出国後さらにバスを待ちようやく入国側のイミグレーションに行くが、ここでもカザフ人の割り込みやルーズな係員の対応などで時間が掛かった。。
*写真:中国/カザフスタンの国境。何もない。。 -
《クレイジーなホスピタリティの洗礼を浴びる》
そして入国が済んでもバスの方が列を連ねているため、ここでもかなり待たされる。
ここで出入国してる間にも、かなり色んなカザフ人達から声を掛けられお前たちはこっちに並べ、次はこの手続きだど、色々親切にされた。
ただ驚くべきことは、自分が乗っていない全然違うバスの乗客達が何故か俺・ヘイドリアン・ビクトールと3人の旅人の名前を既に知っていることだった。。。
WHY❓❓
なんていう情報伝達の早さだろう。。珍しさもあってか注目度も高く、そこらじゅうで“ヒロ!ヒロ!こっちだ、こっちへこい!”などの声が掛かる。
でも、、、
あなた、誰❓❓😲
俺は誰にもまだ自己紹介をしていないのに。。 -
写真:国境でやたらちょっかい出してきた、カザフ人の子供。全く物怖じしない。
《カザフ人からの招待を受ける》
そして俺は昨晩の休憩所で会った、男女2人組のうちの男の方のElranから我が家へ来ないかとのお誘いを受けていたので、その招待を受けるつもりでいた。
しかしヘイドリアンたちも色んな方面から招待を受けており、それをまた奴らは無責任に全部受けていたので、色んな人達が俺達が泊まりに来ると信じ込んでおり、かなり混乱してきた。
俺は申し訳なく思い、又俺はちゃんとした人間なので、先に招待をしてくれて誠実そうなElran宅に御世話になる旨をスイス2人組に伝えると、彼らも無責任に一緒に来ることにしたので、他の人達に断りを入れると皆さも残念そうにしていて本当に申し訳なかった。
他の旅行者達から事前の情報で、中央アジアのホスピタリティーのすごさを聞いていたが、さっそく実感することになる。もうすでに10組くらいから家に来いとのお招きを頂いた。。
、、、それも全然違うバスの乗客達から。。
《余談・悲惨なアメリカ人旅行者からの情報ーアメリカと中央アジアの関係性》
バスをひたすら待っていると、一人の途方に暮れた感じの旅行者がいた。
話を聞いてみると彼はカザフ側から中国に入国しようとしたのだが、カザフスタンで"入国した際に3日以内に滞在登録をしなくてはならない"、という旅行者へのルールを忘れて登録してなかったため、今出国を拒否されてしまったようだ。。
よってまたバスで街までもどり滞在登録を済ませて、もう一度ここに帰ってきて出国しに来なければならないらしい。。俺達も気をつけねば。。
更に彼はカザフスタンの前はキルギスタンにいたらしく、ここで色々とひどい目にあったという事。
彼はアメリカ人にしてはめずらしくロシア語が流暢に話せ、おまけに中国語もかなり堪能という奇人の為、
キルギス人達から情報機関のスパイ扱いされ、そのせいで警察からは留置所に送られ尋問され、地元民からなじられ石を投げられ、トレッキング中に暴漢から襲われたりと散々だったらしい。
語学が出来て損する事ってあったんだな。。
もし彼が日本や韓国で日本語や韓国語がペラペラだったらさぞかしチヤホヤされたに違いない。
しかし覚えた語学が違っただけで人は留置所で尋問を受けたり、他人から投石されたりするらしい。。。
それにしてもアメリカ人でロシア語が出来る人間が、この辺を旅するとややこしいんだな、色々と。
後で分かってきたことだが、ここら辺は近年旧ソ連の影響が薄くなってきており、代わってアメリカが資源に目をつけ、ボランティアや英語教師に交じって実際スパイを送り込んでいるらしく、あながちアメリカ人でロシア語・中国語など出来ると疑われるのはしょうがないみたいだ。
ま、彼は大学での専攻がロシア語で中国にも何年か留学してたらしく、純粋にただの旅行者だったと思うけど。。
その彼がキルギスタンは危ない、ろくな目に合わなかったと言っていたため、例のスイスコンビがビビり行くのやめようかなど相談し始め、おいっつ!って突っ込みを入れた。
なんなんだ、この若い2人は。。??
普段は無責任に無鉄砲に傍若無人にふるまっているが、こんな一人の旅行者の話にビビり行くのを検討し直すなんてどういう思考回路をしているんだ?
このアメリカ人の場合は特に事情があるし、運の悪い旅行者ってのは必ずいる。それを急に日和り出すからびっくりした。
ま、俺は別に彼らが行こうがやめようが行くけどね。 -
《いざ、中央アジアへ》
ま、それはさておきElranが突然、ここからはバスを俺達の方に移ってこいと言いだした。
彼がいうにはここからバスは休憩などはあるがほぼ一直線に町に向かうため、それぞれのバスに乗っていると後で落ち合うのが難しくなるという。
それは理屈的には正しいが、もうバスのチケットはアルマティまで買ってあるし。。
そう言うと彼は何とバスのドライバーと交渉し始め、俺達をただでここからアルマティーまで乗せてくれるよう頼み、またそれが受け入れられたという。😲
そして俺達の元々のバスのドライバーにも、もうこの人達バスこっちに移ったから!みたいな感じであっさりと伝え、そのまま本当にElranのバスの方に移動することになった。。
でもどうやって急に増えた3人分の席確保するんだ?
と思って新しいバスに乗り込むと、このバスも寝台車で、その最後部の3つベッドが繋がってる最も良い場所を空けてくれていた。そしてなんとそこに陣取ってたおばちゃん達が俺達の為に前の方に移動してくれたらしい。
その人達は別にElran達の家族でもなんでもない。。。
一体全体訳が分からないが、とにかく皆鬼のように旅行者に親切らしい。
そしてこのバスの乗客も3分後には俺達3人の名前を憶えあちこちからヒロ、このお茶飲め!ビクトール、このお菓子食え!、と色んなものが回ってきた。
ありがたく後ろのベッドでヘイドリアンと思いっきり足を延ばして寝ていると、案の定子供達が寄って来て俺達にチョップやジャーマンスープレックスなどを腹の上にくらわしてきて全然眠れなかったが、楽しいバスのひと時となった。
*写真:中央が我らが救世主・Elran。彼にはここから本当に世話になる -
途中の景色はステップ砂漠から岩山の連なりが見えたり、綺麗な特色ある装飾を施したイスラム様式の墓地などもカザフスタンに入ってきたことを実感させた。
-
道は結構ガタガタで荒く、結構飛び跳ねる。
カザフスタンは国土のほとんどにステップ地帯の荒野が広がっている。 -
午後一回ランチ休憩があったのだが、それがカザフスタンに来て初めての食事だった。ラム肉が入ったトマトとポテトのスープや、Elranの連れの女の子が食べているヌードルを食べさせてもらったら結構美味かった。
中央アジアに来る前は、中央アジア全体の食事はめちゃまずいという評判をさんざん聞かされていたが、最初の印象は悪くない。ただこれから豚肉は食べられないと思うので(イスラム文化のため)、ラム肉が苦手な人にはきつくなってくると思う。
ただ俺自身はラム大好きだけど。
*写真:中央アジアに入っての、初の食事。全然悪くない。ラム肉大歓迎だ❕❕
このElranの連れの女の子は英語が話せないので流暢にコミュニケーションはとれないのだが、日本のアニメなどが好きらしく、“Naruto”というアニメの大ファンだという。
【【ここカザフスタンでは後にこの”‘ナルト"や”ワンピース”のファンに頻繁に会うのだが、俺はそんな物全く知らなかったので、何で知らないのか現地人にビックリされると共に、ガッカリもされたので、日本のアニメや音楽などをある程度知っておけば現地でのコミュニケーションのきっかけになる事を改めて強く学んだ。】】
この子は、知っている日本語の単語で“Moshi Moshi”や”Arigatou”など言って来て、スイス2人組には一切絡もうとしないが、俺にはやたら話掛け仲良くしてこようとする。
彼女は若く女子高生くらいに見えるが、実際20歳だという。見た目は35歳のサラリーマンに見えるが、実は22歳の大学生であるElranと対照的に彼女は無邪気で可愛らしく、カザフスタンの旅に明るい兆しに見えて来た。
中国から逆転しここではモテるのではないか!? という淡い期待が湧いてきた。。 -
この子ともう少し仲良くしたかったが、もうそろそろ町に着くという手前のハイウェイ沿いに住む彼女は家の近くで降りてしまうらしい。
また会いたいが彼女はすぐまた明日中国に戻りウルムチで姉の結婚式に参加しなければならないので。残念だがしょうがない。
降りる時も俺だけに挨拶をしに来てくれ本当に可愛らしかった。
*写真:バスの休憩所で殺人的に塩辛い手作りチーズを売るおばちゃん達。
右が麗しのElranの連れの女の子。中央アジア最初の女神。 -
国境でもしつこくちょっかい掛けてきた子供再び。写真に勝手に写り込み、中央を陣取るふてぶてしさ。
両親から少しだけ"人見知り"という言葉を教わった方が良い。
そしてようやく長かったバスの旅が終わりを告げ夜11:30に、カザフスタン第2の都市・アルマティのバスターミナルに到着した。
そこでバスを降りErlanの家に向かう為荷物をタクシーに入れ替え出発しようとしていたら、そこで何とウルムチで一緒だった韓国人のJun Minが俺を待っていた。
そういえば彼女から2日前くらいにウルムチを出てターミナル近くに泊まっているとメールを貰っていた。泊まっているのはこのターミナルのオフィスの真上のフロアのゲストハウスだった。まさにバスを降りてすぐに見つけた宿だろう。
折角待っててくれて申し訳なかったが、俺達はすぐにElran宅に行かなければならないので、Jum Minには再会を約束しその場を離れた。 -
《さっそくカザフスタンのオモテナシの洗礼》
そしてElran宅に到着すると立派な門構えの中は豪邸だった。部屋が何部屋もあり、また地下にも倉庫や部屋があった。
こんな広い所に何と今は彼と20歳の妹の2人暮らし。もったいない。両親や親せきはそれぞれヨーロッパ・中国などでビジネスをしておりバラバラだという。
*Elran宅の外観。
中に入ると豪華な。。 -
何部屋もあるElran宅の室内。階段の踊り場だけでこの広さ。
早速図々しくイスに座り我が家のようにくつろぐスイスコンビ。
少しは謙虚さという言葉を学んでほしい -
一階・二階のみならず、地下もかなり広かった。
でも使ってなさそうで勿体ない。。
俺が格安で住もうか?? -
そしてその妹ともう一人友達が家で待っていて、そこには豪華絢爛なフルコース、カザフ料理の品々が並んでいた!
Elranはバスの途中で妹に電話をし、俺達が行くから色々料理を作っておくようにと話していたらしく、何とも素晴らしいオモテナシにびっくり。
料理もバラエティがあり、ご飯ももち米っぽくめちゃ旨い!炒め物やパン・ジャム等も全て美味しく20歳にしてこんなに料理が出来るのかと感嘆した!
2人暮らしでいつも兄の食事や家事の面倒を見ているとのこと。
*豪華な妹たちの手料理に満足げなスイスから来た性欲モンスター2人 -
そして妹や友達も2人共明るくフレンドリーで、外人が珍しいのか写真を一緒に撮ったりして盛り上がった。
その中でも俺は一番人気で、妹も“ありがとう”や“もしもし”とか挨拶の日本語は知っており(このふたつは定番なんだろうか?)、この国では日本人は好感や興味を持たれているのかなと、嬉しくなった。
これは、、、中国でくすぶっていた、俺の時代が来てしまった🙌
*写真:初日からカザフスタンのオモテナシを受けまくる。右がElranの妹君。 -
《初日から夜遊びへ~アルマティ・ナイト》
30時間のバス旅も終わりご馳走を頂き、ジェットコースターのような数日間の疲れがどっと出て満腹感もあり、眠くなってきたところでスイスコンビが頭がオカシイ事を言い出した。
時刻はもう日付がとっくに変わっていて、更にこの疲れた状況にかかわらず、今からクラブに行こうと言い出す始末。
はぁ!?どんだけクラブ好きなんだ!
俺とElranもクラブは明日でもいいだろう、と説得を試みるがどうしてもこの勢いで今晩行きたいという。うるさくてなかなかあきらめないので、もう半ばヤケ気味にクラブに行く事になり、外へ出ると勿論車など走っていなかった。
カザフスタンでは白タクが当たり前らしく、大通りに出て車を拾った。クラブの入場口に行くと、何やら我々の靴がドレスコードに引っかかるらしく、強面のセキュリティスタッフ達に止められてしまう。
そこでElranとセキュリティスタッフのボス格の奴が裏に行き話し合いを始め、ようやく中に入れる事に。スイスコンビの我がままの為におそらく彼はクラブに入るだけのために相当額の賄賂を払い、かなり嫌な事も言われたみたいだ。。。
Elranごめん、しかもビールやおつまみまで奢ってくれてしまう始末。。迷惑かけっぱなしだな。?
中は結構人がいて、中央のダンスホールで男女が入り乱れて踊っている。
ここはイスラムの国かと疑う程、町のギャル達は西洋人と変わらぬ露出の多い恰好で踊り狂っている。
ただ音楽はDJが急に変なタイミングで、全く違うジャンルの曲に不自然に変えたりと中途半端な感じで今一だったが、自分達もビールを飲み終えダンスホールに向かった。
ここはウルムチの時と違い俺達が行っても誰も特に注目したりしなく、自然に混じっていける感じだ。スイスコンビもウルムチの時のようなキ○ガイじみたナンパもしておらず、普通に内輪で盛り上がっていた。
これはこれで楽しかったが、もうどうしようもなく眠かったので4:00頃ようやく帰路に着き、シャワーを浴びて寝た。
あ~~、本当に疲れた。。
*眠い中クラブでまず席を確保する俺達。ビールもおつまみも全部Elranのおごり。。。 ただ、この後が長かった。。。
そんなこんなで全く新しい文化圏の中央アジアの旅がカザフスタンのアルマティで始まった!
これからどうなるんだろう、ワクワクだな?
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