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秋のお彼岸の三連休の初日、前夜帰省した長女の趣向に合わせて、親子三人でランチを兼ねてお出掛けしました。<br />蔵王温泉も上山市も自宅の近くで何十回も行っている場所ですが、娘の趣向に合わせると、新しい店やこれまで歩いたことのない散歩道を発見して、思いのほか新鮮なお出掛けになりました。<br />晴れおじさんの今年最後の夏旅の記録です。

晴れおじさん「ちょっとそこまで」お出掛け日記 (蔵王温泉、上山市)

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2019/09/21 - 2019/09/21

18位(同エリア94件中)

アジア好きの晴れおじさん

アジア好きの晴れおじさんさん

秋のお彼岸の三連休の初日、前夜帰省した長女の趣向に合わせて、親子三人でランチを兼ねてお出掛けしました。
蔵王温泉も上山市も自宅の近くで何十回も行っている場所ですが、娘の趣向に合わせると、新しい店やこれまで歩いたことのない散歩道を発見して、思いのほか新鮮なお出掛けになりました。
晴れおじさんの今年最後の夏旅の記録です。

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
グルメ
5.0
ショッピング
4.0
同行者
家族旅行
交通手段
自家用車

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  • まず向かったのは、蔵王温泉の「源七露天の湯」。<br />温泉街から大露天風呂に上っていく道の途中にあります。露天風呂の大きさでは大露天風呂に叶いませんが、シャワーブースがあるので、髪を洗いたいという娘のリクエストに応えることが出来ます。<br />※大露天風呂には、洗い場もシャワーブースもありません。

    まず向かったのは、蔵王温泉の「源七露天の湯」。
    温泉街から大露天風呂に上っていく道の途中にあります。露天風呂の大きさでは大露天風呂に叶いませんが、シャワーブースがあるので、髪を洗いたいという娘のリクエストに応えることが出来ます。
    ※大露天風呂には、洗い場もシャワーブースもありません。

  • まだお昼前だったためか先客は僅かで、途中一人きりになる時間もありました。野趣を感じながら白濁した硫黄泉にゆっくり浸かって、極楽極楽。<br /><br />※お風呂の写真はHPから借用

    まだお昼前だったためか先客は僅かで、途中一人きりになる時間もありました。野趣を感じながら白濁した硫黄泉にゆっくり浸かって、極楽極楽。

    ※お風呂の写真はHPから借用

  • 湯上りに温泉街の方に下ってランチを食べにこの店へ。

    湯上りに温泉街の方に下ってランチを食べにこの店へ。

  • 娘がグーグルマップで探した店ですが、帰宅してからネットで調べたら、ハウスメーカーが運営しているようでした。三人とも初めて入ります。

    娘がグーグルマップで探した店ですが、帰宅してからネットで調べたら、ハウスメーカーが運営しているようでした。三人とも初めて入ります。

  • 建物内には会議室もあって、カフェには階段を上って

    建物内には会議室もあって、カフェには階段を上って

  • 自動演奏ピアノのあるラウンジを通って入るようになっていました。

    自動演奏ピアノのあるラウンジを通って入るようになっていました。

  • 店内

    店内

  • ストーブは飾りでなく、本当に薪がくべられて赤い炎を上げて燃えています。

    ストーブは飾りでなく、本当に薪がくべられて赤い炎を上げて燃えています。

  • タルタルランチを注文。<br />サーモンのタルタル、クルミとブルーチーズのタルタル、フライドポテト、サラダ、バケット、スープ

    タルタルランチを注文。
    サーモンのタルタル、クルミとブルーチーズのタルタル、フライドポテト、サラダ、バケット、スープ

  • それに、デザートとドリンクが付いて1,400円。<br />なかなか洗練された味付けで、ピアノの自動演奏が流れる洒落た雰囲気を含めれば、リーズナブルと言えるでしょう。

    それに、デザートとドリンクが付いて1,400円。
    なかなか洗練された味付けで、ピアノの自動演奏が流れる洒落た雰囲気を含めれば、リーズナブルと言えるでしょう。

  • 次は、上山市の人気カフェへ。<br />高橋フルーツランドが樹園地内の直売所に併設している「ハタケカフェ」。

    次は、上山市の人気カフェへ。
    高橋フルーツランドが樹園地内の直売所に併設している「ハタケカフェ」。

  • 以前、日曜日に来たら激混みで、入店を諦めて直売所で買い物だけして帰ったことがありましたが、今日は運よく待たないで席に着くことができました。

    以前、日曜日に来たら激混みで、入店を諦めて直売所で買い物だけして帰ったことがありましたが、今日は運よく待たないで席に着くことができました。

  • 娘はプリンアラモード (756円)

    娘はプリンアラモード (756円)

  • 私と妻は季節のパフェ (810円)<br /><br />ランチを食べてからそれほど経っていないけれど、スイーツは別腹。おいしく完食。

    私と妻は季節のパフェ (810円)

    ランチを食べてからそれほど経っていないけれど、スイーツは別腹。おいしく完食。

  • 直売所には旬を迎えたブドウがずらりと並んでいて、我が家もピオーネを一箱購入。

    直売所には旬を迎えたブドウがずらりと並んでいて、我が家もピオーネを一箱購入。

  • 3~4年前に安倍首相が訪れた時の写真が飾られています。<br />安倍首相も「季節のパフェ」を召し上がったご様子。

    3~4年前に安倍首相が訪れた時の写真が飾られています。
    安倍首相も「季節のパフェ」を召し上がったご様子。

  • ところで、長女の誕生日は来月初め。妻が気づいてプレゼントに何が欲しいか訊いたら、娘は「くだものうつわ」がいいと言う。<br />以前、通りがかりに店に入ったけれど高過ぎて買えなかったとのこと。<br />グーグルマップで探して上山市金瓶へ。

    ところで、長女の誕生日は来月初め。妻が気づいてプレゼントに何が欲しいか訊いたら、娘は「くだものうつわ」がいいと言う。
    以前、通りがかりに店に入ったけれど高過ぎて買えなかったとのこと。
    グーグルマップで探して上山市金瓶へ。

  • 店の入り口。

    店の入り口。

  • 店内はこんな感じ。<br />寄木細工のような皿やカップが製造販売されています。<br />娘が選んだ直径25センチくらいの皿を一枚購入。約6千円でした。

    店内はこんな感じ。
    寄木細工のような皿やカップが製造販売されています。
    娘が選んだ直径25センチくらいの皿を一枚購入。約6千円でした。

  • 店を出て、車を止めた路側帯に戻ると、こんな看板が視野に入りました。<br />あ、そうか。齋藤茂吉は、この辺の出身だった。<br />齋藤茂吉といってもピンと来ないかも知れないけれど、齋藤茂太さんや北杜夫さんの父親で、山形県が生んだ、全国にファンがいる歌人。

    店を出て、車を止めた路側帯に戻ると、こんな看板が視野に入りました。
    あ、そうか。齋藤茂吉は、この辺の出身だった。
    齋藤茂吉といってもピンと来ないかも知れないけれど、齋藤茂太さんや北杜夫さんの父親で、山形県が生んだ、全国にファンがいる歌人。

  • 看板によると、生家が今も残っている様子。<br />ちょっと行ってみるか。

    看板によると、生家が今も残っている様子。
    ちょっと行ってみるか。

  • 齋藤茂吉の生家の蔵。

    齋藤茂吉の生家の蔵。

  • 読めないけれど、屋号のようなものが漆喰で作られているので、茂吉の少年時代のままなのかも知れません。

    読めないけれど、屋号のようなものが漆喰で作られているので、茂吉の少年時代のままなのかも知れません。

  • 母屋は建て替えられているのか改築だけなのか判らないけれど、人が住んでいる気配がありました。

    母屋は建て替えられているのか改築だけなのか判らないけれど、人が住んでいる気配がありました。

  • 齋藤茂吉の旧姓は守谷。守屋傳右衛門の表札が掲げられています。

    齋藤茂吉の旧姓は守谷。守屋傳右衛門の表札が掲げられています。

  • 敷地内には入らないで帰ろうとしたその時、玄関の戸が開いて、70代と思われる男性から呼び止められました。<br />「齋藤茂吉のふるさと金瓶」という表題の冊子をくださったので、茂吉とのご関係を尋ねたら、茂吉の長兄のお孫さんだとのこと。<br />私は20年ほど前に茂吉の長男、齋藤茂太さんにお会いしたことがありますが、茂太さんの従兄の息子さんということになります。何だか齋藤茂吉が身近に感じられてきました。

    敷地内には入らないで帰ろうとしたその時、玄関の戸が開いて、70代と思われる男性から呼び止められました。
    「齋藤茂吉のふるさと金瓶」という表題の冊子をくださったので、茂吉とのご関係を尋ねたら、茂吉の長兄のお孫さんだとのこと。
    私は20年ほど前に茂吉の長男、齋藤茂太さんにお会いしたことがありますが、茂太さんの従兄の息子さんということになります。何だか齋藤茂吉が身近に感じられてきました。

  • すぐ先には、茂吉が七歳から九歳まで通ったという「金瓶学校」。

    すぐ先には、茂吉が七歳から九歳まで通ったという「金瓶学校」。

  • さらに少し進むと、守屋家の菩提寺「宝泉寺」。

    さらに少し進むと、守屋家の菩提寺「宝泉寺」。

  • ここに茂吉の墓(分骨)があるという。<br />しかも、墓碑銘は55歳の時に自ら書いたものだとのこと。<br />親族でもない人のお墓を見るのは私の趣味ではないけれど、そうとあっては、一目見物、いやお参りするとしましょう。

    ここに茂吉の墓(分骨)があるという。
    しかも、墓碑銘は55歳の時に自ら書いたものだとのこと。
    親族でもない人のお墓を見るのは私の趣味ではないけれど、そうとあっては、一目見物、いやお参りするとしましょう。

  • 茂吉のお墓。

    茂吉のお墓。

  • 墓碑銘。

    墓碑銘。

  • そして、裏側には、亡くなる19年も前に自らが選んだという戒名。<br />「赤光院仁誉遊阿暁寂清居士」

    そして、裏側には、亡くなる19年も前に自らが選んだという戒名。
    「赤光院仁誉遊阿暁寂清居士」

  • 思いがけず、自家のお墓参りをするより先に、齋藤茂吉のお墓参りをすることになったお彼岸の一日でした。<br />有難迷惑そうな茂吉の顔が頭に浮かんできます。<br /><br />完

    思いがけず、自家のお墓参りをするより先に、齋藤茂吉のお墓参りをすることになったお彼岸の一日でした。
    有難迷惑そうな茂吉の顔が頭に浮かんできます。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • yamayuri2001さん 2021/09/16 20:38:22
    娘さんとご一緒で良かったですね!
    晴れおじさん、こんばんは。
    蔵王の素敵なカフェでのランチ、美味しい事 間違いなしですね!
    果物いっぱいのパフェは、ランチの直後でも
    入りますね。
    上山市金瓶が、茂吉さんの故郷なんですね。
    きっと晴れおじさんがお参りしてくれたことを
    茂吉さん、喜んでいますよ!
    子孫の方がきちんと管理していらっしゃるのですね。
    茂吉さんは気難しい方だったのでしょうか・・・
    そうでないと歌人にはなれないですね。

    来月 山形に行くことにしました!
    晴れおじさんの旅行記を拝見して
    いつか行きたいと!
    楽しみで、楽しみで、時々
    眠れなくなります(笑)

    yamayuri2001

    アジア好きの晴れおじさん

    アジア好きの晴れおじさんさん からの返信 2021/09/16 21:26:05
    Re: 娘さんとご一緒で良かったですね!
    yamayuri2001さん

    たびたびコメントをいただき、有難うございます。
    この旅行記に書いた娘は、昨年秋に結婚し、姓が変わりました。
    UNITEカフェは、メニューが変わっているものの現在も営業中。ただし、水曜日は定休日です。なお、水曜日は蔵王温泉街のお土産店も定休になっているところが多いようなのでご注意ください。
    高橋フルーツランドのハタケカフェは、ハタケスタイルに名前が変わっていますが、季節のパフェは、ほぼ同じ値段で提供されています。

    私の旅行記を読んで山形に旅行したくなったとは、投稿者冥利に尽きるというもの。大変うれしく思います。
    是非楽しいご旅行となりますよう、心より祈念いたします。
    何かお知りになりたいことがあれば、遠慮なくご照会ください。

    アジア好きの晴れおじさんより

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