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前回の旅行記でも書いたようにメーホンソンはミャンマーのシャン族系の少数民族であるタイヤイの人々や中国・雲南省から流れて来た中国人の子孫達が多く、雲南やシャン州などの山岳地帯で長期保存が出来るようにと発達した発酵食品やそれらを使った料理も多く見かけます。<br /><br />市場に行けば、日本と同じような糸引き納豆、その納豆を潰して丸めたものを平べったくせんべい状にして干したせんべい納豆、豆腐の発酵食品である腐乳やお茶の葉の漬物などなど、あまりタイの他の地域ではお目にかかれない発酵食品と出会えます。<br /><br />今日は市場で見つけた納豆を食堂に持ち込み、現地風に調理してもらったり、ふらりと入ったレストランで雲南料理にありつけたりとメーホンソングルメを満喫して来ました!<br /><br />

2019年 7月 辺境グルメ探し@メーホンソン

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2019/07/12 - 2019/07/12

34位(同エリア211件中)

旅行記グループ 2019年7月 タイ北部辺境巡り

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30

マサラ

マサラさん

前回の旅行記でも書いたようにメーホンソンはミャンマーのシャン族系の少数民族であるタイヤイの人々や中国・雲南省から流れて来た中国人の子孫達が多く、雲南やシャン州などの山岳地帯で長期保存が出来るようにと発達した発酵食品やそれらを使った料理も多く見かけます。

市場に行けば、日本と同じような糸引き納豆、その納豆を潰して丸めたものを平べったくせんべい状にして干したせんべい納豆、豆腐の発酵食品である腐乳やお茶の葉の漬物などなど、あまりタイの他の地域ではお目にかかれない発酵食品と出会えます。

今日は市場で見つけた納豆を食堂に持ち込み、現地風に調理してもらったり、ふらりと入ったレストランで雲南料理にありつけたりとメーホンソングルメを満喫して来ました!

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  • メーホンソンのメインストリートです。<br />以前はトレッキングブームで賑わった事もあったそうですが、今は閑散としていてあまり観光地っぽい感じでもありません。<br />それでも近くに首長族の村などもあるので、欧米人はちょこちょこ見かけます。<br />4トラベルでは旅行記アップしている人もいますが、私はメーホンソンで日本人らしき人と出会ったことはありません。

    メーホンソンのメインストリートです。
    以前はトレッキングブームで賑わった事もあったそうですが、今は閑散としていてあまり観光地っぽい感じでもありません。
    それでも近くに首長族の村などもあるので、欧米人はちょこちょこ見かけます。
    4トラベルでは旅行記アップしている人もいますが、私はメーホンソンで日本人らしき人と出会ったことはありません。

  • いきなり辺境グルメとは関係ないのですが(笑)ここは私がメーホンソンに来たら絶対に立ち寄るパン屋さんです。<br />その名も「おしん」。<br />ここのミルクブレッドと言うクリームパンが絶品なんです!!

    いきなり辺境グルメとは関係ないのですが(笑)ここは私がメーホンソンに来たら絶対に立ち寄るパン屋さんです。
    その名も「おしん」。
    ここのミルクブレッドと言うクリームパンが絶品なんです!!

  • こちらがマサライチ押しのミルクブレッド。<br />ひと箱40バーツ。<br />要冷蔵で日持ちは3日ほど。<br />ちょっとでも長く常温に置いておいたりするとすぐにクリームが酸っぱくなってダメになってしまうとても繊細なクリームパンなんですがメッチャクチャ美味しいんです!

    こちらがマサライチ押しのミルクブレッド。
    ひと箱40バーツ。
    要冷蔵で日持ちは3日ほど。
    ちょっとでも長く常温に置いておいたりするとすぐにクリームが酸っぱくなってダメになってしまうとても繊細なクリームパンなんですがメッチャクチャ美味しいんです!

  • 赤ちゃんの拳のようにホワホワなパンに包まれた優しい甘さのカスタードクリームが絶品!<br />出来たてよりも半日以上経ってからのほうがパンとクリームが馴染んでしっとりして美味しさがアップします。<br /><br />ずっとメーホンソンにしかない名店だと思っていたのですが、実は本店はチェンマイのニマンヘミンの方にある、割と北タイ地域で手広く展開しているお店だと言うことが分かりました!<br />チェンマイのお店ではこのミルクブレッドのチョコレート味やいちご味もあるみたい!<br /><br />次回はチェンマイのお店にも行ってみよー!

    赤ちゃんの拳のようにホワホワなパンに包まれた優しい甘さのカスタードクリームが絶品!
    出来たてよりも半日以上経ってからのほうがパンとクリームが馴染んでしっとりして美味しさがアップします。

    ずっとメーホンソンにしかない名店だと思っていたのですが、実は本店はチェンマイのニマンヘミンの方にある、割と北タイ地域で手広く展開しているお店だと言うことが分かりました!
    チェンマイのお店ではこのミルクブレッドのチョコレート味やいちご味もあるみたい!

    次回はチェンマイのお店にも行ってみよー!

  • これがメーホンソンの市場です。

    これがメーホンソンの市場です。

  • 新鮮なお野菜がところ狭しと並んでいます。

    新鮮なお野菜がところ狭しと並んでいます。

  • お漬けものやたけのこの水煮。

    お漬けものやたけのこの水煮。

  • 右のはかぼちゃの葉で、ココナッツミルクで炒め煮にしてナンプリックカピにつけてたべると美味しいんです。

    右のはかぼちゃの葉で、ココナッツミルクで炒め煮にしてナンプリックカピにつけてたべると美味しいんです。

  • 雑貨コーナー。

    雑貨コーナー。

  • 手作りっぽい素朴な陶器の器。

    手作りっぽい素朴な陶器の器。

  • 売っている洋服もミャンマー風。

    売っている洋服もミャンマー風。

  • タナカの木。<br />タイヤイの女性はミャンマー人と同じようにタナカを顔に塗ってます。

    タナカの木。
    タイヤイの女性はミャンマー人と同じようにタナカを顔に塗ってます。

  • ミャンマー製の米粉。

    ミャンマー製の米粉。

  • メーホンソンから車で1時間程更に山奥に入った中国人村、バンラックタイで作ってるお茶。<br />台湾品種の烏龍茶って書いてあるけど、味的にはプーアル生茶っぽい野生的な雰囲気で全然台湾茶っぽくありません。

    メーホンソンから車で1時間程更に山奥に入った中国人村、バンラックタイで作ってるお茶。
    台湾品種の烏龍茶って書いてあるけど、味的にはプーアル生茶っぽい野生的な雰囲気で全然台湾茶っぽくありません。

  • 出ました!<br />謎のアジア納豆。<br />このような糸引き納豆の事をトナオサーと言います。<br />せんべい状に薄く伸ばして乾燥させているものはトナオヘンと言います。<br />トナオサーの方は人気があって午前中に行かないと売り切れてしまう事も。<br /><br />そんなに人気なのにレストランではトナオサーを使った料理ないんですよね。<br />トナオサーは家で食べるものみたいです。

    出ました!
    謎のアジア納豆。
    このような糸引き納豆の事をトナオサーと言います。
    せんべい状に薄く伸ばして乾燥させているものはトナオヘンと言います。
    トナオサーの方は人気があって午前中に行かないと売り切れてしまう事も。

    そんなに人気なのにレストランではトナオサーを使った料理ないんですよね。
    トナオサーは家で食べるものみたいです。

  • 別のお店で出来たてのトナオサーを見つけました!<br />噂通りプラスチックバッグに直接入れて発酵させてる!

    別のお店で出来たてのトナオサーを見つけました!
    噂通りプラスチックバッグに直接入れて発酵させてる!

  • 店頭で出来たてのトナオサーを葉っぱで包む女将さん。

    店頭で出来たてのトナオサーを葉っぱで包む女将さん。

  • 一つ10バーツ。

    一つ10バーツ。

  • フレッシュなのでさっきのより匂いや糸引きも弱いですが豆の味はしっかりあります。

    フレッシュなのでさっきのより匂いや糸引きも弱いですが豆の味はしっかりあります。

  • お向かいのお店に持ち込み調理してもらいます。<br />実は去年もお世話になりました。<br />ここの女将さんはバンラックタイから来ている中国系の方で中国語が通じました。

    お向かいのお店に持ち込み調理してもらいます。
    実は去年もお世話になりました。
    ここの女将さんはバンラックタイから来ている中国系の方で中国語が通じました。

  • おまかせで作ってもらったトナオサー料理。<br />細かく刻んだキャベツや唐辛子が入った、カレー風味の炒めものになりました。<br />激辛です^^;

    おまかせで作ってもらったトナオサー料理。
    細かく刻んだキャベツや唐辛子が入った、カレー風味の炒めものになりました。
    激辛です^^;

  • 奥のがフレッシュなトナオサー。<br />それは調理せずそのままナンプラーをかけて食べました。<br />納豆とナンプラーって合うんですよ。<br />私は家でも納豆は付属のタレや醤油は使わずナンプラーをかけて食べてます。

    奥のがフレッシュなトナオサー。
    それは調理せずそのままナンプラーをかけて食べました。
    納豆とナンプラーって合うんですよ。
    私は家でも納豆は付属のタレや醤油は使わずナンプラーをかけて食べてます。

  • お夕飯にやって来たレストラン。

    お夕飯にやって来たレストラン。

  • ここの女将さんは生粋のミャンマー人。<br />シャン州のタウンジー出身で、そこでタイヤイのご主人と出会って結婚し、メーホンソンに来たそうです。<br />同じHeart Beatと言う名のレストランをタウンジーでも経営しているそう。<br />写真見せてもらったけどタウンジーのお店はこことは違ってファンシーなカフェようでした。

    ここの女将さんは生粋のミャンマー人。
    シャン州のタウンジー出身で、そこでタイヤイのご主人と出会って結婚し、メーホンソンに来たそうです。
    同じHeart Beatと言う名のレストランをタウンジーでも経営しているそう。
    写真見せてもらったけどタウンジーのお店はこことは違ってファンシーなカフェようでした。

  • メニュー見て美味しそうだなぁと思って注文したゴールデンピータンの冷製。<br />

    メニュー見て美味しそうだなぁと思って注文したゴールデンピータンの冷製。

  • 黄身がとろけます♪<br />2月に雲南省の建水で食べたピータンに似てるなーと思ったら、案の定これは中国料理ですって。<br /><br />ゴールデンピータンって作るのが難しいらしくて日本にはなかなか入ってこないそうなんですよね。<br />チェンマイの有名なお粥屋さんでも出してるんだけど、今回2回行って2回とも売り切れだった。<br /><br />なので見つけたら食べてみてくださいね。

    黄身がとろけます♪
    2月に雲南省の建水で食べたピータンに似てるなーと思ったら、案の定これは中国料理ですって。

    ゴールデンピータンって作るのが難しいらしくて日本にはなかなか入ってこないそうなんですよね。
    チェンマイの有名なお粥屋さんでも出してるんだけど、今回2回行って2回とも売り切れだった。

    なので見つけたら食べてみてくださいね。

  • こちらはえのきの揚げ物。<br />こういうきのこの揚げ物みたいなのも雲南で見た事あるような気がしてたら、これも中国料理だって(笑)<br />中国料理って言っても中国のどこにでもあるものではなくて多分雲南のものだと思う。

    こちらはえのきの揚げ物。
    こういうきのこの揚げ物みたいなのも雲南で見た事あるような気がしてたら、これも中国料理だって(笑)
    中国料理って言っても中国のどこにでもあるものではなくて多分雲南のものだと思う。

  • こちらは発酵した茶葉、ミヤン(ミエン?)をチャーハンに仕立てたオリジナルメニュー。揚げた豆とカリカリ肉を混ぜて頂きます。<br />ミヤンはサラダでしか食べたことなかったけど、チャーハンにしても美味しい!<br /><br />ミャンマーだとミヤンはナッツや豆とセットになってどこでも売ってるけど、メーホンソンではレストランでティーリーフサラダとしてはよく見かけるのに市場でそう言うセットは見かけなかった。

    こちらは発酵した茶葉、ミヤン(ミエン?)をチャーハンに仕立てたオリジナルメニュー。揚げた豆とカリカリ肉を混ぜて頂きます。
    ミヤンはサラダでしか食べたことなかったけど、チャーハンにしても美味しい!

    ミャンマーだとミヤンはナッツや豆とセットになってどこでも売ってるけど、メーホンソンではレストランでティーリーフサラダとしてはよく見かけるのに市場でそう言うセットは見かけなかった。

  • 食後のデザートにはロティを。<br />バナナチョコで30バーツ。<br />チェンマイの観光地の半額です!

    食後のデザートにはロティを。
    バナナチョコで30バーツ。
    チェンマイの観光地の半額です!

  • 宿の側にある寺院のライトアップがキレイでした。<br />この仏塔もミャンマー風。<br />このお寺に祀られている大仏は竹で編まれた珍しいものです。<br />私は何度も見て飽きちゃったので写真ないんですけど、仏像ファンなら一見の価値あり。<br /><br />メーホンソンに行くことがあったら是非訪れてみて下さい。<br /><br />今日も美味しい辺境グルメ堪能出来て大満足です!<br /><br />明日はメーホンソン郊外にあるストンペー橋の近くに出来た新しい観光スポットにご案内します。

    宿の側にある寺院のライトアップがキレイでした。
    この仏塔もミャンマー風。
    このお寺に祀られている大仏は竹で編まれた珍しいものです。
    私は何度も見て飽きちゃったので写真ないんですけど、仏像ファンなら一見の価値あり。

    メーホンソンに行くことがあったら是非訪れてみて下さい。

    今日も美味しい辺境グルメ堪能出来て大満足です!

    明日はメーホンソン郊外にあるストンペー橋の近くに出来た新しい観光スポットにご案内します。

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この旅行記へのコメント (7)

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  • atapaさん 2019/09/03 18:55:51
    初めまして
    タイ在住のものです。とてもディープな良い旅行をされていますね。妻がメーホンソン出身なのと自分もバイクが好きなのでメーホンソンには良く行きますが、紹介されている料理は、食べたことがないものがほとんどです。とても参考になりました。

    マサラ

    マサラさん からの返信 2019/09/04 01:23:11
    Re: 初めまして
    atapaさん
    ご訪問&投票ありがとうございます♪

    奥様がメーホンソン出身とは!!
    しょっちゅうメーホンソン行かれるなんて羨ましいです。

    今回私が紹介した料理は主にタイヤイ料理だったんですけど、メーホンソンの人でもタイ人だと食べる人は多くないかもしれません。

    特にトナオなんかはもう私からしたらメーホンソンの郷土食って感じですけど、やはり香りが納豆に近いので、メーホンソンに住んでるタイ人の友人でも臭いから好きじゃないと言う人もいる位です。

    次にメーホンソンを訪れる際は是非タイヤイ料理食べてみてください。
    普通のタイ料理とは違ってミャンマーや雲南の要素が入って面白いですよ。
    どれも日本人の味覚には合うと思います。
    おしんのミルクブレッドも絶品ですのでオススメです♪

    ゆるーく更新してますのでまた遊びに来てくださいね。

    マサラ
  • せいたろうちゃんさん 2019/08/14 13:20:58
    ご無沙汰してます
    またまた納豆!
    旅行記見ていたら無性に食べたくなり、
    賞味期限ギリギリアウト(;^ω^)
    の納豆をつかって
    トアナオナー・パット・ゲーンデーンムーをお昼ご飯でたべました。
    明日タイに出発です\(^^)/

    せいたろうちゃん

    せいたろうちゃんさん からの返信 2019/08/14 13:21:43
    Re: ご無沙汰してます
    ナー→サーでしたね

    マサラ

    マサラさん からの返信 2019/08/14 15:37:53
    Re: ご無沙汰してます
    せいたろうちゃんさん
    お久しぶりですー。
    明日からタイですか?
    良いですねー。
    きっと日本より涼しく感じると思います。
    私は今回初めてランパーン行きましたよ!
    と言っても街から車で1時間位山奥の村にある友達の家だったんですけど^^;近くに国立公園になってる温泉があって最高でした!

    楽しんできて下さいね!

    マサラ

  • スイカさん 2019/08/12 03:34:49
    納豆
    納豆美味しそうですねえ。
    私は納豆大好き。ラー油を入れて食べてます。
    美味しいですよ。お試しあれ。
    スイカ

    マサラ

    マサラさん からの返信 2019/08/12 10:50:42
    Re: 納豆
    長く日本を留守にしていると一番恋しくなるのが納豆です。
    他の日本食なんか全く恋しくならないのに(笑)
    私も納豆にラー油かけるの好きですよ。
    納豆パスタも美味しくてうちの定番メニューです。

    あぁ考えてたら食べたくなって来た(笑)

    マサラ

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