2019/07/26 - 2019/07/27
7位(同エリア84件中)
マサラさん
辺境飯を求めてラオスとの国境の街、チェンコーンまで足を延ばしました。
チェンコーンはチェンマイからバスで6時間弱のなんにもない小さな田舎町。
普通はラオス(フエサイ)に行く人が一泊する位だと思うけど、静かで観光地らしくないのがモエ姉のお気に入りポイントで、私も前から気になっていた所。
なんと言ってもメコン川挟んで向こう岸はすぐラオスなので、ここではラオス風のカオソイ(チェンマイのと違ってクリアなスープにミートソースが載ってるタイプ)が普通に食べられると言うのもポイント。
「普通に食べられる」
って言っても、ラオス風のカオソイ自体がラオス北部の食べ物なので、同じ国境の街でもラオス中部のビエンチャンに通ずるタイのノンカイでは食べることが出来ない郷土料理なのです。
食べ比べする為、今回は3泊しましたが、今日は初日と2日目のお話です。
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チェンマイのとある金物屋さんの招き猫。
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ターペー通りを一本隔てた道。
ワロロット市場への入り口。
この少し先にアーケードバスターミナル行きのバスが出るバス停があります。 -
シクロ。
現役です。
バスがなかなか来なかったので、アーケードと同じ方面のセントラルデパートに行く外人のおばさんたちとソンテウをシェアして一人20バーツでターミナルへ。
赤のソンテウは結構ふっかけてくるので乗るときは必ず値段を確認して高そうだったら値切ること。 -
アーケードのグリーンバスのチケットカウンター。
チェンコーン行きのバスのチケットはスマホアプリで事前予約しておきました。
チェンコーン行きは本数少ないので当日だと乗れない可能性大です。
チェンライに出て行く方法もあるかもだけど、チェンライ行きも本数多いけど昼間の良い時間帯は早く売り切れるので、やはり事前予約がオススメ。
アプリで事前予約し、支払いもカードで済ませた後、ここでチケットを受け取ります。 -
チケットもらって出発まで1時間ほど時間があったから、隣のモールのニマンヘミンに本店がある人気カフェ、チービットチーバへ。
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ニマンヘミンのお店は行列で入るのも大変らしいのですがここはガラガラ。
穴場ですね。 -
この店の人気メニューは韓国っぽいかき氷なんですが、250バーツ位して私の一泊の宿代と変わらないので手が出ませんでした^^;
これはモエ姉のマンゴーチーズケーキ。 -
これは私のベリースムージー。
市販のグレープジュースに冷凍のミックスベリーを合わせてミキサーでガーッとやって作ってました。
ま、美味しかったけど家でできるな。 -
カップがラブリー。
チェンマイはかわいいカフェ多いけど、どこも高いよねぇ。
私は全種類25バーツドリンクスタンド、チャパヨムで十分かな。 -
ターミナルに戻って来ました。
売店もありますよ。
これからの長旅に備えてお菓子など調達しては? -
待合所は大混雑。
荷物預け所もあるので、出発まで数時間あるときは大きな荷物預けて近くのセントラルに涼みに行くのもアリです。 -
バス乗り場。
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来ました、チェンコーン行きのバス。
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横4列のシート。
乗り心地は悪くありませんよ。
多少寒かったかな。ひざ掛けなどはないので上着は準備しておきましょう。
ここから途中で一回15分くらいのトイレ休憩を挟み、何ヶ所か経由して約6時間半ほどでチェンコーンに到着。 -
チェンコーンに着いたのは夜20時前位。
結構な大雨で、カメラ出せる状態じゃなかったからいきなり部屋の写真でスミマセン(笑)
前半2日間泊まるのはレビューが賛否両論に分かれるグリーン・イン。
元々安い宿だけど、じゃらんのクーポンがあったから更に安くなった!
じゃらんのクーポンは1000円以上の予約で500円引きなどかなりお得でしょっちゅう使ってたんだけど、もうクーポン配布やめちゃったみたい。
残念。 -
ツインを予約したんだけど、お部屋はトリプル仕様でタオルなどのアメニティーも3人分ついてた。
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バスルーム。
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お部屋にはテレビも冷蔵庫もついてるし、多少古さは感じるもののわたし的には何の問題もなし!
すぐ隣にはセブンイレブンもあって超便利。
この夜は雨も降ってて20時過ぎで近くの食べ物屋さんもどこも閉店準備してて入れなかったのでセブンでお弁当などを調達。
バスのトイレ休憩の時買った枝豆とケープムー残しておいてよかった。
チェンコーンに着くのが夜20時以降になりそうな時は食べ物屋さんは開いてないと覚悟して来たほうが良いですよ。
もしかしたらメコン川沿いにいくつか並んでるツーリスト用レストランは開いてるかもしてませんが未確認です。 -
2日目の朝です。
左に見える緑の建物がグリーン・インです。
そしてこの通りがチェンコーンのメインストリートで一番賑やかな部分です。
日本の過疎化が進んだ田舎の商店街のようです。 -
朝食にはモエ姉がグーグルマップで目星をつけていたカオソイ屋さんへ。
チェンコーンについてはモエ姉が毎年ビザランのために来ていて今回5回目だか6回目との事で詳しいので全部丸投げガイドしてもらいます(笑) -
レトロな佇まいのお店だね~。
老舗っぽい。 -
お野菜がいっぱい並んでいて、食べたいやつを指差しとってもらいます。ものによってはさっと湯がいてカオソイのトッピングとして出してくれます。
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三角のはカオガンジンと言う豚の血で炊いたおこわで北タイでよく食べられてるものだそうです。
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全載せカオソイです。
全載せはルークチンとゆで卵が入ってます。
トマト風味の肉味噌がたっぷり載ってるクリアなスープのカオソイがラオス風ですよ。
チェンコーンではこれがカオソイで、逆にチェンマイ風のカオソイは出て来ませんのであしからず。
この肉味噌に私が大好きな辺境納豆のトナオが使われているんです。
北タイや雲南(シーサンパンナ辺り)で食べられているトマトミートソースのディップ、ナムプリック・オーンと似てるので同じものかと思っていたのですが、モエ姉いわくどうやら使っているトナオが違うようなんです。
カオソイ・ラオの肉味噌に使われているのは粒状のトナオ(生かどうかは不明)で、ナムプリック・オーンに使われているのはトナオ・ヘン(乾燥した)せんべい納豆らしいのです。
実際にお店の人などに聞いたわけではないので確かなことは分かりませんが、気になる人は是非ナムプリック・オーンとカオソイ・ラオの肉味噌の食べ比べしてみて下さい。 -
こちらがカオガンジンです。
おこわと言ってももち米ではありません。
なのでどっちかって言うと豚の血の炊き込みご飯のおにぎりみたいな感じかな?
豚の血なんて言うとドン引きされそうですが^^;、全然臭くもないしクセもありません。
韓国のスンデの方がよっぽど臭いです。
北タイでしか食べられないものなので見つけたら是非トライしてみて下さいね。 -
カオソイにお野菜やケープムーもトッピング。
麺自体は量が少ないけど、野菜とかトッピングすると結構なボリュームになります。
ケープムー(豚皮を揚げたスナック)も今ではバンコクでも手に入りますが、元々は北タイの食べ物です。
北タイではクイッティアオを食べる時はほぼすべての人がケープムーを追加で買ってトッピングしたりつまんでいます。
チェンマイ空港のお土産屋さんにはケープムーが山積みになって売られていて、みんなこぞって爆買いしてますよ。
私はこれも雲南から来たものなんじゃないかとにらんでいます。
雲南でも豚皮スナックよく売ってるんですよね。 -
美味しくてスープまで完食してしまいました。
ご馳走さま。 -
腹ごなしにメコン川の船着き場までお散歩へ。
途中で見つけた猫ちゃん。 -
船着き場へ。
昔はここから船に乗り向こう岸に渡ってラオスに入国できたそうですが、数年前に数キロ離れたところに橋ができて、外国人はその橋からしか国境越え出来なくなったそうです。
そう、あんな近くに見える向こう岸はもうラオスです。
泳いでも渡れそうな距離。
今回はラオス側には行きません。
ラオス側はフエサイという街で、雲南のシーサンパンナ(景洪)から一気に来れますよ。
8時間位だそうです。
シーサンパンナ→フエサイ→チェンコーンの国境超えも楽しそうだなぁ。 -
地元の人達は今でも物資の輸送などでここから行き来出来るみたいです。
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新しいゲートも建設中。
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今は簡易的です。
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新しく立派なイミグレも作ってたので、また外国人も利用できるようになるのかとモエ姉がイミグレの人に聞いたら、あくまでもローカルの人用だそうです。
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右の青い屋根の建物が今のイミグレ。
素朴でしょ(笑) -
次のカオソイ屋を目指します。
山の上に仏像建築中。 -
分かりにくい住宅街の路地裏にあるのが2軒目のお店。自宅のガレージをお店に改造して造ったアットホーム過ぎるカオソイ屋さんです。
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店名は分かりませんが。
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一軒目で全載せ食べてお腹いっぱいだったのでここではノーマルカオソイを。
やっぱ肉味噌の味が違う。
一軒目の店は割とトマトの酸味が強かった気がしたけど、この店のはトナオの香りが強かった。
私は一軒目の方が好きだったけど、モエ姉はこちらのほうが好きだって。 -
この店にはナムニャオがあったので、ナムニャオも注文。
ナムニャオはピリ辛ポークスープって感じで、これまた北タイの名物麺。 -
ナムニャオにはこのニウの花の雄蕊(?)が入ってるのが特徴。
これが入らないとナムニャオは出来ないんだとか。
特に何か味がするわけでもないと思うんだけど、違うらしい。
乾燥したニウの花の雄蕊はチェンマイでも普通に市場で買えますよ。
でもバンコクとかでは見ないかな。 -
とりあえず2軒周ってお腹パンパンだから3km位歩いて町外れにある大きなロータス見に行って、帰り道にかわいいカフェ立ち寄りました。
その名もミルク・イン・クップ(笑) -
ココナッツミルクのシェイクと
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マンゴーヨーグルトシェイク。
どちらも700ml位入ってて50バーツ!
激安~!
そしてとっても美味しかった! -
帰り道に猫ちゃん発見。
靴下ちゃん。 -
夜市らしきもの。
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トロピカルフルーツの苗。
他には洋服屋さんと雑貨屋さん、お菓子の屋台位でつまらない夜市でした。
でも何もない街だから、ローカルの人には貴重な憩いの場なんだろうね。 -
猫ちゃん。
なんかハチワレが多いな。 -
メコン川沿いのインスタスポット(笑)
サバイディー チェンコーン
って書いてあるよ!
読める私凄い(笑) -
階段に座って夕焼け鑑賞。
夕日は反対側に沈むので太陽は見られないけど、夕焼けはきれいですよ。
夕涼みがてら地元の人たちもバイクでやって来ます。 -
ちょこっとだけ虹がでました。
明日はいい事あるかな? -
お腹空かなかったのでお夕飯はなし。
チェンマイの雲南朝市で買って来た木姜子を加工する為に瓶が必要だったのでワインクーラーを買って来ました。
木姜子を指で潰してワインクーラーに入れたら爽やかになって美味しかった。 -
ツマミには枝豆スナック、ジャックのサワークリームアンドオニオン味。
新商品かな?
感想は、やっぱりオリジナルに限る(笑) -
そして、肝心の木姜子をどうしたかですが。
本当は塩水漬けにしたかったんだけど、天然塩が見つからなかったので、タイっぽくナンプラー漬けする事にしました。
タイに木姜子のナンプラー漬けがあるわけではありません。
あくまでもオリジナルです。
山椒にもあるような醤油漬けも考えたんですけど、ナンプラーにレモンの風味も合わなくないし意外とイケるのではないかと推測したわけであります。
幸いナンプラーはホテルの下のセブンで簡単に調達出来ましたしね。
写真は湯沸かし道具です。
お部屋にポットがなかったので、タンブラーと湯沸かしコイルで湯を沸かしました。 -
木姜子なんか漬けたことないし、漬け方知ってる人もいないから、とりあえず似ている山椒の塩漬けの下準備を真似ることに。
山椒はアク抜きの為に茹でこぼす必要があります。
でもここにはコンロも鍋もないのでタンブラーに湯を沸かして熱湯に数分浸ける事にしました。 -
瓶も煮沸はできないので熱湯消毒。
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本当は茹でこぼしたら冷水にしばらく浸さないといけなかったんだけど忘れました。
アクなのか粒から色が出て下に敷いていたタオルにまで茶色いシミがついてしまったのは秘密です。 -
水気がなくなったら木姜子を瓶に入れます。
瓶の中にレモングラスの香りが充満していい匂い! -
ナンプラーを瓶の口いっぱいまで入れて密封。
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完成しました!
木姜子のナンプラー漬けです。
塩分濃度もあるし、開けなければ腐敗しないだろうと、ここからは帰国するまで常温で持ち運びました。一応毎日上下ひっくり返したりはしました。
そしてやはり発酵するみたいで多少にごりましたが、腐りはしませんでした。
帰ってきて開けてみたのですが、
ナンプラーの塩気と匂いが強すぎて、木姜子の風味はほのかにしか漂いません。
ただ粒を潰せば、多少香ります。
しかし普通にちょっぴり爽やかなナンプラーとしては十分使えるので、ひとまず成功と言って良いのではないでしょうか。
そしてアク抜きはしなくても良かった気がします。私は木姜子のスパイシーな感じも好きですし、生のままの方がより香りが立ったのではないかと思います。
来年はきちんとした塩を準備して木姜子の塩水漬けにチャレンジしたいです。
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