☆インドシナのんびりふたり旅☆ カンボジア・シェムリアップ Day 6 後編

2019/07/31 - 2019/07/31

ベトナム・ラオス・カンボジアの旅21日目 後編。

個人観光ツアー5日間申し込んでるので、カンボジアではあんまりのんびりじゃない二人旅。

旅行中になるべくリアルタイムでアップしていたのですが、カンボジアでは観光詰め込み過ぎて旅行記を書く体力が残っておらず、この旅行から9カ月たった今ようやっと遠い記憶をたどりながら書いているのでかなりうろ覚えです。やっぱり鉄は熱いうちに打たないとダメですね…。

・アキラー地雷博物館
・プレループ
・バンテアイクデイ

＊寺院の説明は、ガイドさんの説明とわたしがネットで個人で調べたものを合わせたので間違った解釈も多々あるかもしれないので、さらっと読んでください　笑

エリア シェムリアップ(カンボジア)

午前の観光を終えランチ休憩。
当時のメモには料理のことより、このレストランにいた4匹の仔猫のことばかり書いてあるがなぜか写真が一枚もない　笑

ごちそうさまでした～。

プノンクーレンの大滝で泳がなかったので時間にかなり余裕ができたので、予定には入ってなかったけど帰り道の途中にあるアキラー地雷博物館に寄ってもらった。

地雷除去活動家のカンボジア人、アキ・ラー氏が運営する小さな地雷博物館。

5歳ころに両親を殺され連れ去られ、クメールルージュに少年兵として入隊。少年兵として活躍していた10代の頃にベトナム軍に捕らえられ、今度はベトナム軍の兵士としてクメールルージュと戦ったというアキラー氏。
本名を捨てられ、クメールルージュ時代に与えられた名前、そしてベトナム軍ではベトナム語の名前を付けられ、現在では日本人名から選んで自ら命名した「アキラ」という名前で生活されているのだそう。
子どもの頃に拉致されたので正確な生年月日は不詳だそうだけれど、おそらく私と同年代。
わたしが縄跳び片手にピンクレディーを踊っている頃に彼は両親を殺されクメールルージュに入り、わたしがお菓子を食べながらファミコンで遊んでいる頃には自分より大きな銃を抱えて戦争に加わっていたのだと思うと…涙が止まりませんでした。

日本語での説明も充実していました。

戦争が終わった後、独学で地雷撤去の技術を身につけ、素手で地雷を撤去したそう。
この博物館に展示されている地雷はすべてアキラー氏が撤去したものだそう。

日本で公演もしていたんですね。

小さな博物館ですが展示がわかりやすく、入場料や寄付金などは地雷被害の方のところに寄付されるそうなので、バンテアイスレイに行かれる際にはぜひ立ち寄ってみてください。

博物館の売店で購入したスカーフ。
ここでの売り上げも寄付に回るそうです。

さて、寺院巡りに戻ります。

プレループ　(Pre Rup)
建設年：10世紀
建設王：ラージェンドラヴァルマン
信仰：ヒンドゥー教　

プレ（変化）ループ（体）はかつては王族の火葬場で、火葬によって死者が生まれ変わる？儀式が行われていたそう。

火葬場の塔。
当時のメモが自分で書いたにもかかわらず意味不明で（笑）、かなりうろ覚えだけど右と左に火葬場があり、新月や満月など月の満ち欠け、死者の性別によって火葬する塔を決めるとかだったような…？

王様が火葬されると、その遺灰をこの石の真ん中に空いた穴に入った水に混ぜ、家族がその水を飲むことで王様は家族の体の中で生き続けるとかそんな話だったと思うけど…。
身内といえ遺灰の混ざった水なんて絶対飲みたくないなぁ、信仰ってすごい。

猫ちゃん発見！
暑いから階段の下の日陰で休んでいた。

プレループは夕陽の名所のようなので、夕方は込み合うのでしょうけど日中は人もまばらで観光しやすかったです。

プレループを後にして、本日最後の寺院へ向かいます。

バンテアイクデイ　(Banteay Kdei)
建設年：12世紀
建設王：ジャヤヴァルマン7世
信仰：仏教　

僧坊の砦という意味のバンテアイクデイ。
何世紀にもわたり仏僧により占有されていたのだそう。

祀られている仏様はなぜかとってもカラフルに飾り付けられていた。

上智大学が考古学調査をしてたくさんの仏像を発掘したのだとか。
日本人として嬉しいですね！

遠出をしたのでホテルに戻るとすでに夜。
夕飯はパブストリートで済ませました。

そして昨日に引き続き、かわいこちゃんの作る屋台のフルーツジュースを飲みながらホテルに戻ります。
お母さんといつまでも仲良く、学校の勉強もお手伝いもがんばってね！

ここまで読んでくださってありがとう。