☆インドシナのんびりふたり旅☆ カンボジア・シェムリアップ　Day 2　前編

2019/07/27 - 2019/07/27

ベトナム・ラオス・カンボジアの旅17日目、前編。
いよいよ最終目的地、カンボジア・シェムリアップ。
個人観光ツアー5日間申し込んでるのでここからはあんまりのんびりじゃない二人旅。

・アンコールトム（バイヨン、バプーオン、ピミヤナカス）

＊寺院の説明は、ガイドさんの説明とわたしがネットで個人で調べたものを合わせたので間違った解釈も多々あるかもしれないので、さらっと読んでください　笑

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

おはようございます、シェムリアップ。
このホテルの朝食は新鮮なフルーツと美味しいパン。卵料理もオーダーすれば作ってくれる。

二人で遺跡をまわっても知識がないのでどこを見ても同じになりそうだと思い、シェムリアップでは個人ツアーを予約済み。
お世話になったのはHappy Angkor Tour。
事前のメールのやり取りで、行きたい場所を全部書き出して見積もりを出してもらった。
ガイドとドライバーが8時にホテルに迎えに来てくれることになっている。

時間きっかりにお迎えが来て、いざ、アンコール王朝の旅へ！
午前中はアンコールトムをまわる。
車を降りて少し歩くと見えてきた南大門。

ヒンドゥー教の天地創造神話、乳海撹拌の神と阿修羅がナーガを引き合う場面がモチーフになっている。むかって左が神様チーム。

右が阿修羅チーム。
新しく修復されている部分はあからさまに色が違う　笑
この橋の下のお堀には、当時はクロコダイルが住んでいたとか。

橋を渡ると四面仏塔の門がお出迎え。
いよいよアンコールトムの中へ。

ガイドさんから当時どうやって石材を運んだり形を整えていたのかを説明してもらう。

最初の遺跡はバイヨン。美しい塔という意味だそう。

バイヨン　(Bayon)
建設年代：12世紀　
建設王：ジャヤヴァルマン7世
信仰：大乗仏教

蛇使いのレリーフ。

とてもよい保存状態のデヴァター像。美しい～。

第一回廊のレリーフは、チャンパ(ベトナム)軍との戦争の様子や、当時の一般市民の暮らしぶりが描かれていておもしろく見応えあり。

これは戦争が終わって帰還した人々、だったかな？

わたしのお気に入り、亀にお尻を噛まれた人のレリーフ　笑

木々のレリーフが素敵と思って写真撮ったけど、ストーリーは覚えていない　笑

これもお気に入り、店番が寝ているすきにお菓子を盗む小僧のレリーフ　笑

ガイドさんがいるのであちこちで写真を撮ってくれる。2人旅にはありがたい！

もともとは仏教とヒンドゥー教の融合した寺院だったのに、後々ヒンドゥー教徒が仏像をすべて破壊して、仏像のレリーフもヒンドゥー教の神様に髪型や足の組み方を変えて掘り変えてしまったのだとか。
いつの時代も宗教のちからってすごい…。

クメールの微笑みとわたし。
ポージングはガイドさんに指示されるまま　笑
はかにも仏塔にキスしてるように見える写真とかたくさん撮ってくれた。

穏やかな笑みだわ～。見ていると心が洗われるような…。

猫ちゃんもいた！

お次はバプーオン。

素晴らしい空中参道。
虹の橋とも呼ばれていて、地上と天界を結んでいるのだそう。
このあとたくさんの寺院をまわって学んだのは、たいてい寺院にはまずナーガ(冥界と地上をつなぐ役目)のいる橋があり、それを渡ると門があって（地上の門）、そこからまた地上と天界をつなぐ橋(虹の橋)があるので、そう簡単には神様のいる天界には入れないのだということ。ちょっと解釈間違ってるかもだけど。

バプーオン (Baphuon)
建設年代：11世紀　
建設王：ウダヤディシャヴァルマン2世
信仰：ヒンドゥー教　(シヴァ派)

上まで登れるので登ってみる。

けっこう急な階段。

神秘的な回廊。

顔が映らないお気に入りのポーズ　笑

カンボジアとベトナムの間で起こった戦争中に、王子をかくまったという伝説から「隠し子」という意味のバプーオンという名前がついたとか。

今にも崩れ落ちそうだけど…　笑

たまたまなのか、観光客も少なくてゆっくり見て回れた。

冥界と地上、地上と天界をつなぐ橋と門を天界から眺める。静かで贅沢な時間。
はるばるニュージーランドから遺跡巡りに来た甲斐もあったってもんだ　笑

ピミヤナカス (Phimeanakas)
建設年代：11世紀　
建設王：スールヤヴァルマン1世
信仰：ヒンドゥー教　(シヴァ派)

当時、塔の上にはナーガ(蛇神)が住んでいて、王様は急な階段を上って毎晩ナーガにお参りしなければ国は廃れて王様は早死にすると信じていたそう。
一説によると女性に姿を変えたナーガと毎晩交わらなければならなかったとか。毎晩てすごくない？とつい思わずにいられない40代　笑

午前の部、最後はチャウ　サイ　テヴォーダ。

チャウ　サイ　テヴォーダ　(Chau Say Tevoda)
建設年代：12世紀　
建設王：スールヤヴァルマン2世
信仰：ヒンドゥー教　(シヴァ派)

少しこじんまりした寺院。
ゲームの世界に入り込んだみたい。

ここもなんだか隙間にとりあえず石材詰めました的な　笑
地震のないカンボジアだからこそこういった遺跡が今でもたくさん残っているんだろうな。

リンテルは崩れてしまっているけど、見事なレリーフの破風。

遺跡でよく見る怒ってるアンパンマンみたいなレリーフが気になっていたらカンボジアの国花、ロムドゥオルだった　笑

小さな神様が祀られていた。
今でも地元の方たちがお参りしているようで、お線香やお供え物も。

あっという間に時間は過ぎてもう13：30。
近くのレストランでささっとランチ。
ベトナムやラオスではジュースをシェイクと呼ぶところが多かったので、スイカシェイクを注文したらスイカミルクシェイクが出てきた　笑
カンボジアではシェイクはシェイクなのね。

腹ペコだったので、マンゴーサラダ、チャーハン、ココナツカレーを注文。
このあとアンコールワット、プノンバケンとまだまだ観光は続くのでしっかり腹ごしらえ。

＊＊後半(午後の部)に続く＊＊

ここまで読んでくださってありがとう！