☆インドシナのんびりふたり旅☆ カンボジア・シェムリアップDay 4

2019/07/29 - 2019/07/29

ベトナム・ラオス・カンボジアの旅19日目。
個人観光ツアー5日間申し込んでるので、カンボジアではあんまりのんびりじゃない二人旅。

旅行中になるべくリアルタイムでアップしていたのですが、カンボジアでは観光詰め込み過ぎて旅行記を書く体力が残っておらず、この旅行から9カ月たった今ようやっと遠い記憶をたどりながら書いているのでかなりうろ覚えです。やっぱり鉄は熱いうちに打たないとダメですね…。


・タモックの家
・プリヤヴィヒア
・コーケー
・ベンメリア

＊寺院の説明は、ガイドさんの説明とわたしがネットで個人で調べたものを合わせたので間違った解釈も多々あるかもしれないので、さらっと読んでください　笑

エリア その他の観光地(カンボジア)

旅もいよいよ終盤。
今日は遠出をするので早起き。
カンボジアでわたしがどうしても行きたかった寺院のひとつ、プレアヴィヒアに向かいます。

車中から見た朝焼けの空。

途中の街のレストランで朝食兼休憩。
シェムリアップからすでに2時間くらい走った頃だったかな？

まだ町も静か。

朝早いのでお客さんはわたしたちとガイドさん、運転手さんのみ。

朝食を済ませ、車に乗るとガイドさんが途中にポルポトの右腕だったタモックの住んでいた家があるけど寄るかと聞かれたのでせっかくだから寄ってもらう。
入場料＄２を入り口で払うけど、中は特に説明書きとかもないので、よっぽど歴史に興味がある人でなければ特に行く必要はないかも。
わたしは恥ずかしながらポルポトは知っていてもタモックのことは知らなかったので、一枚だけあった英語の説明書きを読んだけどそこまで理解を深められず…。
ガイドさんの話ではこの檻に処刑する人間を入れていたそう。恐ろしや…。

2階のテラスからは見事な眺め。時期が合えば見事な睡蓮が見えるのだと思う。

タモックの家を早々に後にし、プレアヴィヒアに向かう。
途中牛の渋滞に巻き込まれる　笑

5日間お世話になった運転手さん、若いけど運転もマナーもしっかりしていて、牛に対しても優しかった。ありがとう。

数時間かけてやっとプレアヴィヒアのチケット売り場に到着。
ここからは山道の為乗用車では行けないので、ここで入場料と山頂まで行く車代を支払う。

これでプレアヴィヒアの入り口まで連れて行ってまらいます。

車を乗り越えて走ること10分くらいだったかな？
入り口には駐車場とお土産屋さん、トイレがあったと思う。
山から水が湧き出ていて滑りやすかったので足元注意！

Tourist Policeってなんだろう？　笑
マナーの悪い観光客や遺跡を壊そうとする不届き者を取り締まってるのかな？

車などもちろんなかった当時は、山をひたすら上り続けてやっとこの参道にたどり着いたんだろうなぁ…。

さぁここからは歩いてプリヤヴィヒアを目指します。

まだまだ昇るよ。

ガイドさんいわく、たいていの観光客はシェムリアップに2－3泊なのでここまでくる観光客はそんなにいないのだそう。
確かに移動だけで半日かかっちゃうもんね。ガイドさんもここに来るのは数年ぶりだそう。

今にも崩れそう。

修復のための計測をする方々。

だいぶ昇ってきました。

プノンペンから来たというお坊様に遭遇。
英語を勉強中だそうで、うちのオッサン相手にきれいな英語を話していました。
記念に写真を一緒に撮ってもらった。

プレアヴィヒア　(Preah Vihear)
建設年：9世紀
信仰：ヒンドゥー教

申し込んだ5日間の個人ツアーのうち4日間を担当してくれたガイドさん。
カンボジアの旅を思い出深く豊かにしてくれたのはこの人のユーモアと知識のおかげと言っても過言ではありません。
ほんとにお世話になりました。

天空の寺院と呼ばれる通り、かなりの高度…しかもほとんどの場所に手すりとか柵とかありません。

ガイドさんが定番ポーズで撮ってくれました。

理由は忘れちゃったけど、その昔ヒンドゥー教寺院のプレアヴィヒアにこっそり祀られている仏像を、仏教徒が隠れてお参りしていたのだそう。隠れキリシタンと似たようなお話だったかな？

今ではもちろん秘密にされているわけではないけど、お堂は岩の下の、かなりわかりにくい場所にありました。

プレアヴィヒアを後にし、コーケー遺跡群に向かいます。

コーケー遺跡群のチケット売り場。
シェムリアップから離れているので、ここも閑散としていたなぁ。

30くらいある寺院、塔からなるコーケー遺跡群は、10数年のみ都として機能したあとはひっそりと忘れ去られたように放置されていたため、幻の遺跡群とも呼ばれているそう。

コーケー遺跡群のなかでも最も有名な寺院、プラサットトムの近くにある食堂でランチ休憩。
コーケー遺跡群の中で食事がとれるのはここだけだった気がする。

何を食べたかメモしてなかったので、9カ月たった今となっては写真を見てもなんだか思い出せない　笑
チキンかな？

これは…牛肉だったかなぁ？

瓦礫の森をどんどん進む。

ようやくピラミッド型のプラサットトムが見えてきました。

コーケー遺跡群　(Koh Ker)
建設年：10世紀
建設王：ジャヤヴァルマン4世

旅行中本当にお天気には恵まれました。
このプラサットトム、天辺まで登ることが出来ます。

上る途中、階段からの眺め。

天辺に到着～！
遺跡の上からのパノラマ絶景、他に観光客がいなかったのでのーんびり眺めることが出来ました。

プラサットプラム。
プラムは数字の5という意味で、5つの塔からなっている寺院なのでプラサット(寺院)プラム(5)だそう。

きめの細かいレリーフ。

自然に侵食されている姿がなんとも神秘的。

コーケー遺跡のあとは、ベンメリアに寄ってシェムリアップに戻ります。
このナーガはベンメリアの入り口にあったような…？

ベンメリア　(Beng Mealea)
建設年：11世紀

よく天空の城ラピュタのモデルとなったと言われているベンメリア。
ベンメリアが一般に公開されるようになったのはラピュタの公開よりずっと後なので、モデルになったわけではなさそうだけど、本当に巨神兵が出てきそうな雰囲気。

美術学校の生徒さんかな？写生会してました。

ベンメリア、閉園間際に行ったのでかなり駆け足で回りました。
こんなことなら午前中タモックの家に寄らなければよかった…。
旅行が終わって(というか旅行中から思ってたけど)、カンボジアでは行きたい寺院が多すぎてかなり観光を詰め込み過ぎてしまったと反省。後悔はないけど、いつかまた、今回行って気に入った寺院をじっくり時間をかけて回ってみたい。１日1寺院くらいのペースで。

長距離移動お疲れ様でした～ってわたしとオッサンは冷房の効いた車の中で座ってただけだけど　笑
ガイドさんと運転手さん、長い一日お疲れ様でした。
疲れたのでパブストリートに行く余力もなく、ホテルのはす向かいのレストランで夕食。

前菜、ホタテとハーブのクリーム煮。これすっごく美味しかった！

カンボジア名物アモックを始めてオーダー。
うん、普通に美味しかった。

これはメモに書き忘れてるので覚えてないけど普通にフライドライスかな？

えぇ！27000歩!?
どうやらドライブ中に、カンボジアのでこぼこ道にも反応してしまったみたい 笑
より正確なオッサンのペドメーターにわたしの歩幅を考慮したら、17000歩くらい？よく歩いたので確実に目標達成のはず！
明日は1日リラックスの日。
就寝 21:30。

ここまで読んでくださってありがとう！