栄枯盛衰、諸行無常の響きあり…すっかり廃れてしまったムアンシン

2019/05/09 - 2019/05/16

前回訪れたのは二十数年前。その頃はバックパッカー全盛の時代でここムアンシンは旅行者の集まる町として名を馳せていました。いつ頃からかはわかりませんが、今回訪れてみるとすっかり様変わり…。かつて日本人旅行者で賑わっていた安宿は軒並み閉鎖され、旅行者の姿は見当たらず…。何も無くなってしまった感が漂う寂しい町になってしまいました。

エリア その他の都市(ラオス)

ムアンシンのメインストリート。なんか寂し～い感じ。

かつての日本人宿「ムアンシンG.H」は閉鎖。

タイルーG.Hも閉鎖。レストランは向かいに移動。

タイルーレストラン。

タイルーの名が懐かしい。

トライバルミュージアムも閉鎖。

廃れてしまったメインストリートよりも市場前のが賑やかです。お店が集まってる。

町で唯一のスーパーがある。けど中国スーパー。商品はほぼ中国製。こんなビールも売ってます。メイド イン チャイナのTUBORG。495ml、3.5%。6000kipと安いけど、のご越しが水みたいでうまくない。ビアラオ飲んだ方がいいです。

ちょっと怖かったけどこんなラーメンも買ってみた。あんまりうまくない。

日本製より中国製のバイクが目立つ。

ムアンシンの町中の見どころと言ったら市場くらいかな。

おばちゃんたち持ち寄った自家製野菜を売ってます。

こんな田舎町なのに品物は豊富。ほぼ中国からの輸入品。

市場の規模は超でかい。

飲食コーナーも充実。定食屋も10軒ほどある。
これで1万kip(約125円)。ご飯が隠れるほどおかず盛り盛りにしてくれる。いーね。

ラオス北部名物「カオソイ」。辛味噌と混ぜて食べる。うまーい！まさに担々麺のお味。1万kip。

ラオス北部は少数民族の宝庫。公園にはオブジェが。
奥がアカ族、手前がモン族。町中では伝統的な衣装を着てる人はほとんど見かけないけど…

たまーに、市場で遭遇します。このおばあちゃんはアカ族。

市場の向かいにあるムアンシンバスターミナル。

窓口に書いてあるバスの発車時刻と料金は以下のとおり(時刻が怪しいかもです)。
ルアンナムター︰8:00,9:30,11:00,12:30,14:00,15:30 3万kip
ムアンローン︰9:00,11:00,13:00,15:30 3万kip
※モンラー(勐腊)︰7:30,13:00 4万kip
※モンマン(勐満)︰7:30,13:00 2万kip
※中国への国際バス、外国人は越境不可。

この時期は火炎樹も盛り。

“フランス統治時代のオールドビルディング”と、市内マップにしっかり載ってる観光スポットです。

City Pillarのある広場には簡易遊園地が…。
しかし滞在中は一度も稼働ぜず。

素朴なWat Xieng Chai。

今回のお宿「DANNEAU2 G.H」。

ファンのダブル1泊7万kipと言われたけど5泊するからと言って5万kip(約620円)にしてもらった。

ゲストハウスにしては立派過ぎる造り。裏道の雰囲気もいい。

田んぼも眺められる。

ムアンシン住宅エリアはのどかで牧歌的。

自家製ソーセージを軒先で天日干ししてる。

静かで平和だなぁ。

夕食はナイトマーケットへ。

ややしょぼいですが…。

この場でいただけます。
串系6本(1本1000kip)、カオニャオ2000kip、葉っぱ2000kipの計1万kip。ビールは向かいの商店で買えます。
あー、お腹いっぱい。幸せです。

住宅エリアにある安いレストラン。
名前は「ユーティメー」。
場所は市場前の通りにある中国スーパーのある交差点を南東へ、最初の交差点の角。またはBCEL BANKのある交差点を北東へ、2つ目の交差点の角。

カオクア(フライドライス)、タムマークフン(パパイヤサラダ)など1万kipから食べられます。ビアラオ大ビンは1.2万kip。ポークフライドライスを食べましたが、量や具はやや少なめで男子だとちょっと物足りないかもしれません。スープが付きます。
(終)

この旅行記へのコメント （1）

• Pメテオラさん 2019/07/01 20:26:12

  諸行無常ですね

  作者さまの紹介のように諸行無常の響きのようですが、どうしてそうなってしまったんでしょうか。のどかさがお話しから感じられますが、新らたな観光の芽吹きはあるのでしょうか。楽しいラオスの旅を祈りつつ。