ムアンシンからシェンコックへ…久々のヒッチに感謝しまくりです

2019/05/16 - 2019/05/17

ムアンシンからシェンコックに行くには、まずはバスでムアンローンへ。
その先22kmのシェンコックへはバスがありません。以前、シェンコックからバスを乗り継いでムアンシンまで行ったことがありますが、いつの間にかなくなってしまったようです。バック担いで歩くにはきつ過ぎるんで久々にヒッチにトライです。

エリア その他の都市(ラオス)

今回のルート。
ムアンシンからシェンコックを目指します。

ムアンシンのバスターミナル。

ムアンシン バスステーション バス系

しょぼいバスターミナルですが住民の方にはなくてはならないもの。

ムアンローンへは9:00,11:00,13:00,15:30発 3万kipの表示。
9:00発のムアンローン行きのバスに乗るために8:15にバスターミナルに行きましたが、結局出発したのは13:00。トホホです。旅とは“待つこと”。改めて実感させられました。アジアのバスをナメたらあかん。

ムアンローン行きのバス。

所要約2Hでムアンローンのバスターミナル到着。行程の95%は未舗装のガタガタ道。いわゆるバイブレーションバスってやつです。

ムアンローン バスステーション バス系

これでも立派なバスターミナル。

事前に分かってはいましたがやはりシェンコックへのバスはありませんでした。
明日のヒッチに向けて気合を入れます。

料金表。
ルアンナムター6万kip、ムアンシン3万kip。

ムアンローン中心部の地図。
赤丸はG.H。今回宿泊したのは「HENGHOM G.H」。

「HENGHOM G.H」。
1泊しかしないので適当に選びました。

ファンのダブルルーム。
1泊7万kipと言われましたが6万kip(約750円)にしてくれました。

夕飯探しは市場へ。

ムアンローン市場 市場

なかなか賑わっています。

アカ族のおばちゃん達も出店してます。

赤アリの卵なんていうレア珍味もあります。以前食べたことがありますが結構イケます。

ムアンローンには田んぼがいっぱい。稲があるシーズンに来れば眺めがいいんだろうな。

田舎町にお似合いのシブシブの仏塔。

ちゃんと大手の銀行の支店もあります。

ラオスあるある。どんな町にも立派な庁舎と初代首相の胸像が…。ここが社会主義国家らしいところ。

翌朝の散歩。山の上の寺院から町並みを眺める。

そして村外れの川へ。

かわいらしい吊り橋があっるー。

もちろん渡ってみる。

川は汚い。

吊り橋の先はなーんにもなし。
いや、山とサトウキビ畑があります。

さて、宿に戻り出発です。9:30。とりあえず町外れまで歩きます。

このガソリンスタンド前から22km先のシェンコックに向けてヒッチ開始です。9:40。

すると…10分後にやって来た1台目のトラックが停まってくれた…。ツイてるね！シェンコックまでは行かないと言われたが途中まででいいですとお願いして乗っけてもらった。

トラックの車窓から。一面のバナナ畑。

8km先の「Taohom」という村まででした。
いやーけど助かりました。ありがとうございます。

そしてこの村からまたヒッチ開始。

この商店の前からなんですが…

わお！アカ族の方の経営のお店…

いやーなかなかすごい商店でした。
なんか買えと言われたのでジュースを買ったらめっちゃ喜んでくれました。

しかーし、車が来るのは10分に1台くらい。なかなか停まってくれない。特にトヨタの高級SUVはまったく停まる気配なし。1時間くらい待ちましたがなんか落ち着かないので少し大きそうな隣り村まで歩くことに…。

2kmほど歩いたところでシェンコックまで12kmのキロポストが…。頑張れは歩ける距離かなと諦めつつ歩き始めると…

1台のピックアックがやって来た…。ここぞとばかりの猛アピールが功を奏してなんとか停まってくれました。行き先を尋ねると…シェンコッーク！！神はいた…。
この時点で実質のヒッチは終わったのでした。

ルアンナムターからシェンコックにいる友人を訪ねに行くご家族でした。

車って速い…。

景色も余裕を持って眺められます。

あー楽ちん。

そしてシェンコック到着。12:00。ありがとうございました。
22kmを2.5H。今から思えば順調過ぎるヒッチハイクでした。こうやって旅ができるのも心優しい皆様方のおかげです。お礼代わりに私も旅の先々でお返ししなければと誓うのでした。
(終)