香港ミャンマー陸路旅B16■タイへ陸路越境と光の祭典

2019/01/11 - 2019/01/12

ミャンマー南東部のモーラミャインから、不本意ながら1万チャット払って国境の町ミャワディーまでシェアタクシーに乗る。国境を越えてからは最寄りの鉄道駅があるピッサヌロークへ。川沿いの寺院周辺ではLED電飾が炸裂していた。偶然に見つけた祭りの中で夜を過ごす。

【交通】S:始発、L:終点
1/11 Mawlamyain8:20 ⇒ Myawady11:29　乗合タクシー　10000チャット
1/11 Mae Sot14:30 ⇒ Phitsanulok19:03　ミニバス　172バーツ
1/12 Phitsanulok6:05S ⇒ Bangkok14:50L T202 Ordinary 69バーツ
【宿泊】
1/12～14 The Overstay Hostel ドミトリー 341円。339円、339円(Hotels.comで予約)　
【為替】1000チャット≒70円、1バーツ≒3.4円

エリア ピッサヌローク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

4:48　駅から800m北に歩いてパアン行きバス乗り場まで来た。意外に大型バスがたくさん停まっていて、レストランが数軒あいていた。バスは7時に来るという情報もあったが、ある男から「ミャワディー行きは3km南にあるゼイジョーバスターミナルから6時に出る」と言われて信じて行ってみることに。バイクで無料で送ると言われたが、断って2km歩く。

5:40　バスターミナルとは名ばかりでバスが見当たらない。いるのは路上のライトバンばかりで、ミャワディーに10000チャットで行くと口を揃えて言ってくる。
数軒バス会社の窓口をあたったら、ミャワディー行きを電話で呼ぶというので成り行きで待つことに。奥のトイレを借りた。

6:20 やってきたライトバンにはインド系の男と助手席にご夫人が乗っていた。個人の車にも見えた。料金は10000チャット。たまたまミャワディーに行く車ならすぐに出発できてラッキーだ。

しかしそれは甘かった。路地裏の家でご夫人が降りたあとで、もう一度バスターミナル付近の路上へ逆戻り。｢あと二人パッセンジャーが来る｣といって運転手はコーヒーを飲みにいった。僕はコーヒーの誘いは断り後部座席で寝て待つ。

その後、車を乗り換えさせられ、先に料金を支払い、何軒かで荷物を積み込み、タイヤに空気を入れる。

8:23 ようやく郊外まで走ったが、助手席にはスタッフらしい女性が乗ったままである。配達をして再びバスターミナルへ戻るかもしれない。
その後しばらく走って郊外の田舎の家で荷物とおばあさんが乗ってきた。今さらしないだろう。ミャワディーに向けて出発したのを確信。

モーラミャインから伸びる道路は状態がよかった。大きな吊橋を二つ渡った。

途中で二回車が停車。最初は空気圧の確認。二回目はドライバーが鳥を保護して助手席の女性に渡した。工事中の橋を数箇所渡る。

パアンとミャワディーを結ぶ幹線に入ると途端に道が悪くなった。小型車なら大丈夫かと期待したがスピードはほとんど出せない。

各所で募金活動をしている。

ゲートを通るたびに運転手は通行証を見せて少額の紙幣を渡していた。

山道に入る手前で道がよくなり、カーブをがんがん飛ばし始めた。隣の席には魔法使いみたいな鍵鼻のインド系おばあさんが頭を抱えて乗っている。最悪吐かれた時にすぐ手渡せるようビニール袋を取り出す。

ミャワディーの近くは下り坂に変わり、やがて平地になる。車が幹線から脇道に入った。軍の施設に入り積み荷を降ろした。

11:29 ミャワディーのイミグレが見えたところで車を降りた。

ミャワディーの銀行でタイバーツ両替レートをチェック。売りが47.5とヤンゴンよりも良かった。これならヤンゴンで慌ててバーツを買い戻さなくてよかった。入国時に世話になった個人の両替商を訪ねると、さらに安い47.4で替えてくれた。これは入国時のチャット買いレートと同じだ。端数は200チャットしか残らなかったので使いつくす手間も省けた。

それから来たときのバス会社でトイレを借り冷たい水を補給。

出国審査では同時にパスポートを出したミャンマー人と間違われて、しばらくミャンマー語で質問されていた。

12:47　ミャンマー側の審査終了。

13:01 タイ側の審査終了。再入国してバスターミナルまで歩く。タイ時間は13:31

アジアハイウェイ１号線を東へ。

途中にあった教会。来るときは気付かなかった。

13:57　バスターミナルに到着。

バンコク行きは370バーツ

ピッサヌローク行き172バーツを買ったら、来たバスは例のミニバスでがっかり。これに数時間乗るのか。途中のスコータイまでにしなかったのを後悔。隣は18歳と19歳のオランダ人コンビ。若い。でかい。

車内ではだいぶ寝た。
16:11　途中のガソリンスタンドで給油と休憩。タークとスコータイのバスターミナルではほとんど停車しなかった。

ピッサヌロークの手前で渋滞。川の手前では電飾だらけの祭りをやっていた。ここで降りたいなあ。だが誰も降りる気配が無い。

19:03　結局「降りる」と言い出せずに2km先のバスターミナルで降りた。

ピッサヌローク バスターミナル バス系

それでも祭りは見たいので執念で会場まで歩いて戻る。

何の祭りかは分からんが何日も続くと言っていた。

トヨタのブースが一番大きい。

ステージが3ヶ所ありタイ舞踊やオッサンバンドがやっていた。

虫を売る屋台が多い。　　

屋台の値段は総じて良心的。

寄付を募っていたり、何の祭りかよく分からない。

大型刈り取り機も展示。

奥のステージでは有志によるタイ舞踊が催されていた。

その後は有料のロックコンサートに変貌してガードマンが入口を固めていたので覗けず。

薄焼き煎餅カノム・ブアンのデコレーションが凄い。

歩道橋から見た会場。

ピラー シュライン (市の柱) 寺院・教会

川の対岸から。

近くの寺もライトアップ。

Wat Rat Burana 寺院・教会

今夜はピッサヌローク駅で寝る。ここにはウォーターサーバー、スマホ充電台があった。トイレは有料だが24時間開いている。

ピッサヌローク駅 駅

11時台は寝ている人が一人だけで寝にくかった。3時ごろは寝る人続出。
この日の歩数＝44191歩

1月12日
6:05発のピッサヌローク始発バンコク行きで8時間の旅。空いているので日陰側の4人席を占有して快適。

車内販売が来たので定番のガパオライス弁当を早速買う。

タイの駅は華やかに飾り付けていて楽しい。

バンコク駅到着前はいつもののろのろ運転。駅直前で停車したので降りてみる。

沿線の路地を伝って車道へ。

下町通りに出た。タイっぽくない。日本の地方のような。

近くのラッキーテンプルに行ってみたが、何も無かった。

陸橋からホアランポーン駅の丸ドームが見えた。

コインミュージアムはタイ語か英語の説明員とともに回る。

コイン博物館 博物館・美術館・ギャラリー

てっきりタイのコインや紙幣が並んでいるかと思ったら、

人類が何を通貨に使ってきたかの展示だった。

プラ・ピンクラオ橋を渡ってオーバーステイ・ホステルへ。

ピンクラオ橋 建造物

ホステルに着いてからwifiを繋いでその場で当日分を予約。相変わらずカオスな1階のバー。

ザ オーバーステイ アート ホステル ホテル

窓側のベッドを確保。夜になり韓国人が4人入ってきた。ここで東アジア人種を見るのは珍しい。彼らは自分達の存在をアピールするかのように兎に角大声でしゃべり続けた。
夜中にベッドが痒くなり、別の一番使ってなさそうな骨組みの曲がったベッドのマットとそっくり交換したら直った。
この日の歩数＝16100歩

この旅行記へのコメント （2）

• ラムロールちゃんさん 2019/07/16 15:26:13

  執念で(笑)

  Halonさん、こんにちは♪
  
  見られないのか…と思ったら、戻っていただけて、良かった！！
  お祭の様子、私も見たかったので(^o^)
  華やかで楽しそうですね。
  光の雨が降っているようです。
  
  良かったといえば、お隣のインド系おばあさん、最悪は回避されて良かったですね(^_^;)
  ドキドキしました。
  それにしても、ビニール袋をスタンバイなんて、さすがはHalonさん☆
  
  ラムロール

  Halonさん からの返信 2019/07/17 14:16:57

  Re: 執念で(笑)

  ラムロールちゃん　こんにちは！
  
  ピッサヌロークで偶然に見かけたお祭りはなかなか大規模でした。
  車の中から見ているときから「なんだこれは！」と一人で興奮していたのですが、まわりの乗客はオランダ人も含めて割とクールで。
  聞いた話では数日間続けてやっているらしいです。
  
  ときどき車に乗り慣れていない地元の人や少数民族の隣に座るとこっちが被害を被らないかと心配してしまいます。
  今回の旅ではラオスで隣に座った男の子がお父さんの膝の上でゲロゲロ始めたので暫くトイレットペーパーを切る係をやっていました。そんなこともあって用意周到だったのですね。
  
  Halon