香港ミャンマー陸路旅B2■パアン周辺の観光地を自転車で巡る

2018/12/23 - 2018/12/23

パアン二日目は早朝から自転車を半日借りて洞窟寺院その他の見所を観光。
ママチャリでの40kmは後半かなりばてた。
【交通】
12/23 Hpa An レンタサイクル　半日　1000チャット
【宿泊】
12/22～23 SOE BROTHERS GUESUT HOUSE　シングル　6000チャット×2泊(飛び込み)
【為替】1000チャット≒70円

エリア その他の観光地(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 3.0

朝6時前に宿を出て、昨夜からカギを借りておいた自転車で出発。まず朝ご飯。適当なコーヒーショップがあったのでサモサ(200チャット)とチキン入りパイのようなもの(400チャット)を選ぶ。

甘いタレを付けてくれた。チキンは黒かった。サモサはオニオン入りでインドの物ほどボリュームは無い。

最初に10km先の洞窟寺院を目指したが、いきなり道を間違えた。大通りに沿って走ったつもりが、道なりに知らずにカーブしていた。

中国人がやるような集団エアロビを湖沿いでやっていたので、停車したついでに地図を見て気づいた。

路地を通って最短距離で幹線道路に復帰。

朝日に向かって進むのは眩しい。夜明けが予想外に早く、もっと早起きしてもよかった。

右手に岩山が見えてきた。電線の向こう側に出られる空地があったので、そこから写真を撮る。

結局、第一目標には7:25に着いた。朝はまだ暗くて誰もいないという心配は稀有に終わった。Kaw Ka Thaung Cave

コーカタウン洞窟 洞穴・鍾乳洞

寺院からはタイ舞踊風の音楽が流れ、洞窟前は参拝客だらけだ。

御本尊のバックには例によりLEDの後光がさしている。ミャンマー人が心の中で見えている仏の境地を表すとこれに近いのだろう。

年配の坊さんが朝からこまごまと動き回っていた。

外に供物を売る店が並び、ドジョウのような魚も売っていた。解放してあげて功徳を積む系か？

左手にストゥーパ発見。

朝から飛ばしている車が多いので事故には注意。

遠方にも山。ラオスの山を思い出す。

15km地点の三叉路を右へ。ここから岩山の反対側へ回る。山を一周する40kmのコースだ。ここからは太陽に向かって走らなくても済む。

2kmほど進んだ村の集会場で説教に村人が集まっていた。クリスマスのお祝いだそうで、朝だけのイベントとのこと。

会話した男性に促されてモヒンガーをおよぱれ。

そうめんのような麺にさくさく揚げ片と隠元豆などを乗せて茄子のスープをかける素朴な味。野菜が多いのがうれしい。ここはカレン族の村で、仏教徒が多い中で自分たち一部がキリスト教徒とのこと。男性は英語の他に中国語もしゃべった。学校で10年も勉強したと言っている。

集落の中には別の教会もあった。

山壁を突き破って道路が通してある。

地図にブッダバレーと書かれたあたりのビューポイント。

Yae Ta Khonのプール。男子は泳ぎ、女子は洗濯。

奥のストゥーパの下には｢女子は泳ぐな｣と書いてある。

日差しがきつくなってきた。

しばらく進むと岩山の上にZwegabinの僧院が見えてきた。想像よりはるかに断崖絶壁の上にある。最初は中腹くらいまで登るつもりがいっぺんに吹き飛んだ。

登山道の入口には出店が並ぶ。

その先のゲートに｢全ての外国人は3ドルか4000チャット払いなさい｣の表示。

若者3人が管理していて｢写真だけなら中から撮ってもいいよ。遠くに行かなければ｣と言ってくれた。

ルンビニ ガーデン 広場・公園

シュロ拭き屋根にもソーラーパネル。

地図上のビューポイントからの眺め。

遊園地のような施設の看板が出ていた。

日曜ともあって地元客がチケット売り場に行列。

アイドルグループ風の気になるポスター。

今日最後の観光地は奇岩の上に建つパゴダ。
Kyaut Ka Latt Pagoda

チャウッカラット パゴダ 寺院・教会

実際に登れるのは岩の中腹にある祠まで。

中腹からの写真撮影は禁止と言われたので思うように風景が撮れず。

池の手前にあった寺。

民族衣装を着た集団とすれ違う。

道の脇で男が二人で椰子酒を売っていた。一人は椰子酒でいい具合に酔っぱらっている。少し味見をするとスマトラ島で飲んだのと同じ味だがこちらのほうがピュアーな味がした。１リットルで500チャットと安かったが他も見てから決めよう。だがここ以外に町のほうでは一切見かけなかった。買い損ねてしまった。

11:09　ここからホテルまではまだ7kmほどあるので帰りを急ぐ。自転車は12時までに返さなくてはいけない。

サルウィン川の船着き場からはモラミャイン行きも出ているようだ。対岸には川を見下ろす展望台や洞窟寺院があったが、半日では行く時間が取れなかった。

近道の途中にあった寺院。

11:45　無事に12時前に自転車を返却。お世話になった自転車はカゴ付で使いやすかった。午前中でへとへとに疲れたのでシャワーを浴びて昼食は食べずに部屋で昼寝。

３時過ぎに起きる。ホテルのベランダからも遠くに川が見えた。

市場で小ぶりのみかんを買う。

計量器の表示板がミャンマー数字なので読めない。別の店にあったアラビア数字の表示で確認。700gで1000チャット。ラオスの３割安くらい。ミャンマーにしては高く感じる。

明日のタトン行きバスをチェック。バスは無くピックアップ・トラックで1500チャット。一方モーラミャイン行きはバスが出ていて1000チャット。どちらも鉄道駅に連絡できるが、できれば行ったことのないタトンへ行きたい。

夕方コトユゥという春雨麺を食べた(500チャット)。やや酸っぱいスープと鶏ガラスープをブレンドしていた。鶏肉とナッツたっぷり、山椒のような味が効いている。もう一度食べたい味。

コトユゥはこの屋台の看板メニュー。左の一番上に書いてあるそうだ。

建徳堂と漢字で書いた寺があった。

中には中国系の若者が二人いて快く二階を案内してくれた。

一階には祭りのときの被り物が保管してあった。

道向かいには中国寺院の５倍はありそうなミャンマー寺院。Thit Hta Man Aung Pagoda

中にはパアンで最も煌びやかな仏像があった。ガラスで仕切られた静寂の空間でしばし瞑想。

パアンのレストランでは朝食の種類が一番多い。夜は簡単なメニューしか出してもらえない。昨日とは別の店でビーンズ・パラータを食べてみたがボリュームが無かった。

このホテルの唯一の欠点が夜の騒音。向いの寺で15分おきに鐘が撞き鳴らされ、その後に少年僧が大声で何かを唱える。これが一晩中続くからたまらない。

一周40kmのコース。
この日の歩数＝22148歩：自転車乗車中も多少カウントされていると思います。

この旅行記へのコメント （4）

• アルデバランさん 2019/02/21 17:15:36

  ママチャリで４０キロ！

  Halonさん　こんにちわ
  アルデバランです、ご無沙汰してます
  
  メソートからの国境越えでミャンマー、２度目ですね
  魅力的なルートだし、サルウィン川が流れるパアンにまた是非行ってみたいのですが…
  
  それにしてもたまげました
  ママチャリでズェガビン山の周りを大回りにぐるっと一周
  旧日本軍が切り開いたという山の切通し大変だったでしょう…
  ３日ほどいましたが、チャリでまわっている人さすがに見かけませんでした
  私はラオスのムアンシンで懲りました
  
  SOE BROTHERS GUESUT HOUSE
  テラスに座って通りを眺めることが出来たことだけが良かったです…
  騒音のくだり、おもわず笑ってしまいました。
  私もたまらず宿替えしました
  

  Halonさん からの返信 2019/02/21 19:28:26

  Re: ママチャリで４０キロ！

  アルデバランさん　どうもこちらこそご無沙汰しておりました。
  
  SOE BROTHERS GUESUT HOUSEの騒音に悩まされていたとき、誰かの旅行記で読んだ気がしていました。
  アルデバランさんの旅行記でしたね。
  私は結局あそこに2泊して2泊とも夜中に目が覚めてしまいました。
  SOE BROTHERS 2はだいぶ中心部から離れてますよね。
  たまたま自転車で帰りに見かけました。
  
  あの切り通しは旧日本軍が作ったものだったのですね。
  確かにあの辺りが一番の坂でしたかね。
  印象では町に戻るラスト数キロが太陽にも照らされてしんどかったです。
  まあ日頃が運動不足ですので、旅行中だけでもまとめてエクセサイズしております。
  
  Halon

• dangdutさん 2019/02/21 11:07:35

  対岸の洞窟寺に行きました。

  halonさんこんにちは。
  
  私は最後にhalonさんの行かれた寺に寄って帰るつもりでしたが、
  2つの洞窟寺を見て、疲れて宿に戻りました。
  次回は行きたいと思いますが、酷暑と雨季でどうなるかわかりません。
  
  Dangdut

  Halonさん からの返信 2019/02/21 17:48:49

  RE: 対岸の洞窟寺に行きました。

  Dangdutさん　こんにちは
  
  そうですか。対岸の洞窟寺院に行かれたのですね。
  たぶんあちらの方がメジャーですよね。
  次回のパアンは季節の違いを楽しんでください。
  
  Halon