香港ミャンマー陸路旅B3■朝はサルウィン川散歩、タトン駅から鉄道旅の始まり

2018/12/24 - 2018/12/24

朝はサルウィン川沿いの寺を散策。９時半の銀行オープンを待って両替を済ませる。
午後から駅のあるタトンの町に移動。タトンには立派なシュエサヤーン・パゴダがあった。
夜は駅前の屋台でB級グルメを堪能。
そして４年前に激揺れを体験した路線に再度乗り込む。

【交通】()内は遅延後の発着時刻、S:始発、L:終点
12/24 Hpa An12:17 ⇒ Thaton13:48　トラック　1500チャット
12/24 Thaton23:00(23:48) ⇒ Bago4:10(4:39) 176DN　1100チャット
【為替】1000チャット≒70円

エリア その他の観光地(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 3.0

寺院の前で繁盛していたレストランへ行ったが、店員が他の客の対応に追われて相手してくれない。

先に寺を見学。門では緩いカエルが出迎えてくれた。

まずはご本尊を詣でる。

寺のテラスからは対岸の山が見えて、

時々船も通りかかる。

テラスの先端にもカエル。ここはカエルの寺かあ？

シュエインミャウ パゴダ 寺院・教会

ここは景色のいい寺だ。

レストランに戻ると客がはけていたので今度は相手してくれた。先ほど撮っておいたフライドライスの写真見せたら600チャット(42円)と言われて、その安さに指を出して二度聞きしてしまった。サラダまで付いている。豆入りのライスは独特のキャラメルコーン味。こういうご飯ものが欲しかったんだよ。

久しぶりに現場ガールを発見。パジャマみたいな恰好なのでプロじゃなくて家のお手伝いかな。

噛みタバコ屋はそこら中にある。

朝ご飯はメニューが豊富だ。お粥と天ぷらのようなもののセット。

主食は食べてしまったのでスイーツを物色。

甘いもち米のお菓子二種類、各100チャット。中の赤い部分は甘酸っぱい。

別の店で店頭の右のお菓子を一切れ頂く。

店内で食べると無料のお茶が出てくる。7円のお菓子だけで偉そうにお茶を飲んでいられるなんて、なかなか無い。屋台と値段が変わらないなら、断然ちゃんとした店のほうがよい。

お店のご主人とお孫さん。

このお焼きも食べてみたかったな、と写真を見返して思う。

昨日入った寺の前にもカエルがいるのを発見。ミャンマーの寺＝カエルだったっけか？

通りではゴミ収集車が来たので、みんな慌ててゴミを持って出てきた。

とあるお宅の入口、日本語入りの車はよく見かけるが、日本語のプレートを壁の資材代わりに使ってあるのは初パターン。

ミャンマー人が吸っているのは細い緑色の葉巻。

駄菓子屋の店頭にて。タコ・ブランドのスルメ。

昨夜はパラータしか選べなかったレストランでも今朝ならパスタもある。

飲茶もある。

そしてお客さんで一杯。

昨日、朝食を食べていたら膝の上に乗ってきた猫。今日も食べ物を狙っておる。

ミャンマーの紙幣。500と1000チャットが使い勝手がいい。5000チャットは市場でもぎりぎりセーフ。この上の10000チャットを出したら嫌な顔をされる。

９時半になったので銀行へ両替に行く。パアンは小さい町の割に銀行が４行ほど固まってあった。でも外貨を扱うのは二行のみ。
USDのレートが少しよかったCBバンクのほうで100ドルを154500チャットに両替。旧紙幣でもピン札だからか替えてくれた。
ちなみにヤンゴンにあるホワイトベイという両替商がネット上にレートを公表していて、その日のレートは１ドル＝1555チャットだった。

山盛りの商品をよくこぼさずに運べるものだ。こぼしている場面に未だ遭遇してないし。

タトン行きピックアップ・トラックはモスクの前から客満になる毎に発車していた。

車掌に運賃を聞くと2000チャットと言うので「1500チャットだろ？」と主張したが、車が動き出してからも折り合わず途中で車を降りた。

再びモスクの前で次のトラックに乗り込むと椅子が無くてダンボール敷。これは失敗したかな。次の車掌は1500チャットで乗せてくれたが、物価高の影響で2000チャットに値上げしたトラックも多いそうだ。

発車前に車掌とは別の男が乗客から100チャットずつ集め始めた。何のことだか分からなかったが、事故保険への加入を勧めているようだ。僕はただちに断ったが、払っている人が多いのに驚いた。

タトンまでは20kmほどだが一本しかない橋まで遠回りするので１時間半もかかった。車はシュエサーヤン・パゴダShwe Sar Yan Pagodaの前で停まったのでちょうど良かった。

近くの丘の上にも寺院が見えていたが登る気が起こらずシュエサーヤン・パゴダに暫くいることにした。

ヤンゴンのシュエダゴン・パゴダほどではないにせよ、規模がでかい。

広い境内には複数のエース級パゴダが、

複雑に入り組んで存在している。

寺院の横にあった独特の風情の建物。スマトラのムスリム建築を連想させる。

夕方、小腹が空いたのでモヒンガーを食べる。500チャット。モヒンガーは麺がのびた感じと生臭さが時々鼻につくが、食べられないほどの外れには出会ってない。

パゴダの西にミニバスターミナルがあり食堂と市場が隣接している。

民家から賑やかな音楽が流れてきた。

葬式なのか祈祷なのか。ベトナムで見たのとよく似ている。

寺でトイレを貸してもらった。年配の僧侶が掃除中の僧侶に言って使わせてくれた。

池の中の島にある祠に行ってみた。

ご本尊の前で寝ている男がいた。神様の前で寝ることは無礼にはあたらないようだ。カーペットの上で気持ち良さそうだなあ。僕も横で寝させてもらった。

その後、地域のおばちゃん達が花を上げに来たから起きたが、男は起こされることもなくスヤスヤ。

池の南側には噴水や公園があって賑わっていた。

タトン駅は村の空き地のような場所にあった。駅の周囲には露店が一軒あるだけで寂しい。

ホームの先の部落道を歩いてメインロードに出たら屋台があった。

麺を指さしたら200チャットというので試しに注文。若奥さんが素手で麺を混ぜ始めたのでびっくりしたが、この方法はミャンマー中の屋台で目にすることになる。

具が無いのが物足りないが味付けは美味しい。

別の屋台もハシゴ。エビのかき揚げが100チャットで食べられるのはうれしい。

揚げ豆腐は50チャット。

近所の人が入れ替わりやってくる人気店だ。

ここにも太麺があり肉入りなのに100チャットだったので食べてみた。普通にうまい。この屋台には15分くらい座っていた。思わぬところでB級グルメ体験ができておおいに満足。

民家の土間に先日見かけた白いものがぶら下げてあったので、奥さんに「食べ物か？」と聞いてみると「ラバーだ」と教えてくれた。

その後は池の公園で瞑想などして時間潰し。
まだまだ時間はたっぷりあるが駅に戻ってベンチをひとつ占有して寝る。蚊が寄ってこないように長袖、ながズボン着用だ。細切れに２時間くらいは眠ったと思う。近くで床に毛布を敷いて寝ている家族が数組いた。

到着時刻の30分前に駅長室でチケット発券を待つ。外国人は優遇されているように見えるが、切符の記載事項が多いので後回しにされているだけとも言える。

タトンからバゴーまでオーディナリークラスで1100チャット。

48分遅れで列車が到着。乗り込んだオーディナリーの車内は照明が意外と明るくて安心する。

向いの老夫婦のお婆さんがヒマワリの種をたっぷりくれた。

タトンではシュエサーヤン・パゴダに行ったことを写真を見せながら説明すると、お婆さんはモニターのパゴダに向かって手を合わせて祈った。
真夜中でもコーヒー売りの車内販売が来た。

アッパークラスの椅子は2+1の3列でリクライニングもできるが運賃は2倍以上。それでもバスよりはうんと安い。
列車の揺れ方が４年前より明らかに少なく感じた。線路を随分整備したようだ。
この日の歩数＝26201歩