2018/09/24 - 2018/09/24
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ごまさん
この旅行記のスケジュール
2018/09/24
この旅行記スケジュールを元に
今年の「大人の休日倶楽部」CMに吉永小百合さんが出演放映された、大田原市(旧黒羽町)にある雲巌寺に久しぶりに出かけました。雲巌寺は紅葉の名所なのでこの時期に行くこともないのですが、茨城県大子町に行った帰路立ち寄りました。
吉永小百合さんのCMが大人気で、紅葉時期以外は何時訪れても人の姿を見かけることもない「雲巌寺」が今年は大渋滞だったそうです。と言う訳で行くのを遠慮していました。
筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の興国寺と並び、禅宗の日本四大道場とも呼ばれています。山門の正面にある朱塗りの反り橋を渡って石段を登ると、正面に釈迦堂、獅子王殿が一直線に並ぶ代表的な伽藍配置となっています。
松尾芭蕉は「奥の細道紀行」のうち、最も長い14日間を黒羽で過ごしました。その間、様々な場所(現在でいう名勝地)を訪ねています。「雲厳寺」をはじめ、那須与一縁の「那須神社(当時は金丸八幡宮)」、謡曲の舞台にもなった「遊行柳」、「那須殺生石」、殺生石に登場する玉藻の前(九尾の狐)を祀った「玉藻稲荷神社」など多数の場所に足跡を遺しています。
雲巌寺は今も厳しい禅の修業のために使われている寺院です。思い起こせば○十年前に会社の新人研修で、座禅を組まされた思い出深いお寺です。境内の庭をはき清めて座禅を組む貴重な~辛い体験をしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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大子町からの帰路。
稲をはってに掛けて自然乾燥させる昔懐かしい風景です。 -
彼岸花と稲。
懐かしい農村風景。 -
彼岸花と稲。
懐かしい農村風景。
借り入れ時期に雨と台風の影響を受けたので、大変だったと思います。 -
住所:栃木県大田原市雲岩寺27
電話番号:0287-54-1110(大田原市観光協会)
旧黒羽・雲厳寺は、JR東日本「大人の休日倶楽部」のCMで吉永小百合さんが紹介して大注目の北関東の古刹です。(合併して現在は大田原市です。)松尾芭蕉が、奥の細道の中で最も長く滞在したといわれています。
テレビCMが放送開始されて以降、連日大勢の訪問客で賑わう「雲厳寺」でしたがさすがに最近は以前の静けさに戻ろうとしているようです。 -
俳聖松尾芭蕉に禅を教え授けた仏頂和尚が修行した寺でもあり、芭蕉が雲巌寺を訪れた際に仏頂和尚を偲んで詠んだ句を刻んだ碑があります。
「木啄も 庵は破らず 夏木立」 -
2018年4月1日(日)から「本物の出会い 栃木」デスティネーションキャンペーンが開催されました。
この橋の上で吉永小百合さんが撮影をしました。
とても美しい橋です。 -
真っ赤な欄干の「瓜鉄橋」からは、長い石段と昔年の歴史をもつ「山門」が堂々たる威厳と風格を漂わせています。
奥山にあるので下を流れる水もとても澄み切っています。 -
奥山にあるので下を流れる水もとても澄み切っています。
私がいた時間に訪れた人は20人ぐらいでした。 -
朱塗りの反り橋(瓜鉄橋)を渡り石段を登ると、正面に釈迦堂、獅子王殿が一直線に並ぶ代表的な伽藍配置となっています。御本尊は釈迦牟尼仏で、正式名称は「東山雲厳寺」といいます。
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清流と赤い橋。
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階段を登る途中で振り返ります。
この階段はとても急なので、帰路は裏側の山門から帰るのが楽です。 -
石段を登った正面に構える「山門」が挙げられます。1590年(天正18年)の豊臣秀吉による小田原征伐において、那須与一の子孫・烏山城の那須資晴が秀吉に従わなかったため、城攻めの際には付近の人々が雲巌寺に逃げ込みました。北条氏を大檀那とするこの寺を豊臣方は要塞と判断し、火を放ったといいます。その際にもこの山門は焼け残ったそうです。
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栃木県東部の八溝山系に位置する「雲厳寺」は、臨済宗妙心寺派の名刹。日本四大禅道場として名高く、筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の興国寺と並んで、今なお厳しい禅の修行が行われている寺院です。
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右手の奥に鐘つき堂が見えます。
子供の頃は大晦日に、紅白歌合戦が終わると除夜の鐘をつきに来ました。
今にして思えば夜あの階段を登ったのですよね。
怖くなかったのかな~記憶にないです。 -
子供の頃大晦日に沢山の人が並んで、除夜の鐘を父親がついたのを見ていました。久しぶりに記憶の中の父を思い出しました。昨年33回忌も済みましたが、いつでも若い時の元気だった父の顔だけが浮かびます。
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雲厳寺決して華美ではありませんが、四季の美しさは必見の価値があります。
禅寺の静けさが心地よいです。 -
手水。
苔むしているので綺麗です。 -
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手水。
苔むしているので綺麗です。 -
この長い階段を登ると、お堂があり座禅を組みました。
いつ訪れても同僚の顔を思い出して懐かしいです。 -
この先に緩やかな坂があり、そこを降りていきます。
新人研修の時は、竹箒で清掃をしました。 -
禅の修行のための道場ですが、一般の方でも自由に拝観が許されています。ただし、堂内に入ることはできません。
もう○十年も前にこちらで精進料理をいただきました。 -
座禅を組む際にこの入口から入りました。
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鐘つき堂がかなり下に見えるくらい、階段を登ります。
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お堂にかかる
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禅の修行のための道場ですが、一般の方でも自由に拝観が許されています。ただし、堂内に入ることはできません。
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雲巌寺は、平安時代後期の大治年間(1126年-1131年間)に初叟元しょ そうげん和尚によって旧仏教系寺院として開山されたという。しかし寺は何時しか荒廃してしまった。
復興させたのは高峰顕日(仏国国師)で、弘安6年(1283年)、時の執権・北条時宗を大檀那とし、高梨勝願法印の寄進のもと、臨済宗寺院として改めて開山したといわれる。無住妙徳禅師が住職となった天正6年(1578年)、雲巌寺は臨済宗妙心寺派へ改宗された。天正18年(1590年)の豊臣秀吉による小田原征伐では、烏山城の那須資晴が恭順せず、城攻めの際には付近の住民が雲巌寺に逃げ込む。豊臣方は、北条氏を大檀那とするこの寺を軍事要塞と見なし、火を放ったというが、数年後には再建されている。 HPより -
急な階段があちこちにあります。
降りる際は気をつけて下さいね。 -
さてこの先の奥にある緩やかな坂道を降りて、駐車場に戻りましょう。
足腰の弱い方には時間をかけて登り降りできますが、古い石段や苔むしているので雨の後は滑りやすいです。 -
木の根や苔むしている階段をゆっくりと降りるのが好きです。
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瓜鉄橋を渡った先の石段をのぼる事が艱難な方は、正面右手の端雲橋を渡り、緩やかな坂道で本堂へ行くことが可能です。
私は逆にこの道を降りていきます。 -
瓜鉄橋を渡った先の石段をのぼる事が艱難な方は、正面右手の端雲橋を渡り、緩やかな坂道で本堂へ行くことが可能です。
でもまず人に会う事もないので、散策には適しています。 -
松尾芭蕉は元禄2年4月5日、陽暦1689年5月23日に雲厳寺を訪れています。その目的は雲巌寺の裏山に芭蕉がどうしても見たかったという、仏頂和尚の庵があったからです。仏頂和尚は常陸国鹿島根本寺の住職でしたが、鹿島神宮との寺領争いの提訴のため、江戸深川の臨川庵に滞在していました。
この上にお社があります。 -
芭蕉はこの時に仏頂和尚と親交を深め、また参禅の師と仰ぎ、のちの「俳句」に少なからず影響を受けた人物と云われています。
苔むしたこの場所が私はお気に入りです。 -
芭蕉は仏頂和尚が、雲厳寺裏山に庵をかまえた修業時代に「たて横の五尺にたらぬ 草の庵 むすぶもくやし 雨なかりせば」という句を詠んで、庵の傍らの岩に書きつけたと聞いていました。
芭蕉は裏山によじのぼり、小庵を懐かしみつつ「啄木(きつつき)も 庵はやぶらず 夏木立」と詠み、さすがの啄木も、この徳の高い仏頂和尚の庵だけは破らないだろうという、礼讃の句を柱に残し別れを惜しんだといわれています。
仏頂和尚は正徳5年(1715年)74歳で没しました。HPより -
この先の橋を右に曲がると駐車場へと行きます。
この橋を渡ってくるのが、お寺の方です。
この場所が紅葉時期は最高だよと教えてくださいました。
私も紅葉時期には実は来ています。 -
この清流には魚も多くすんでいます。
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この方がお寺の関係者です。
良い情報をありがとうございます。
今年は久しぶりに紅葉時期に来てみます。 -
橋と欄干と苔。
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この橋は車道なので、端にいないと轢かれてしまいます。
ご用心! -
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ぐるりと1周してきました。何度訪れても心洗われる雲巌寺は変わらない姿で迎えてくれるのが嬉しいです。
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天気も良いので撮影には最適ですね。
みなさん必ずこの橋の上で撮影されますね。 -
雲巌寺の帰路、山の土手に彼岸花が咲いていました。
この時期は水田の土手に咲いているのを良く見かけます。 -
不思議な花だなと毎年思います。
彼岸に赤い花が土手に咲く~ -
たくさん咲いているのは、見ごたえがあります。
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