2008/04/13 - 2008/04/17
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コロコロパッカーさん
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地味に派遣社員をしていたころ、夢があった。
チリに行ったら毎日毎日魚介漬になりたい・・・
。。。叶いました、かなり。
魚介といえばチリ。日本にも輸出している魚介大国です。
その中でもビーニャデルマールは、日本人宿汐見荘があるために、魚介好きの旅行者に大人気な町なのだそう。
自炊生活で炊き込みご飯マニアになり、魚介の炊き込みご飯を作るのがブエノスあたりからひそかな夢となっていました。
魚介を使った料理=普段とはちょっと違う手の込んだ料理、ということで、私にとっても自炊生活の集大成です。
世界一周>南米>チリ>ビーニャデルマル
2008年
4/9 アルゼンチンのメンドーサからチリに入国、ビニャデルマル泊
4/10 ビニャデルマル泊
4/11 ビニャデルマル泊
4/12 ビニャデルマルからアルゼンチンへ移動
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2回目のチリ入国。
ビニャの海が見えた。
街はかなり大きく、海岸のマンションなどは近代的。
漁師の町かと思いきや、世界遺産バルパライソからも近く、半分リゾートのような様相。いい町だ。
バスターミナルからタクシーで宿に行こうとしたが、やっぱりとても高く、コレクティーボで町へ行くことに。
情報ノートで見た情報をもとに、インフォメーションのお姉さんに行き方を聞き、ついでに次の目的地、アタカマ砂漠方面の情報も確認。まだ確定ではないのでチケットは購入せず。
街の広場でコレクティーボを待っていたが、なかなか来ない。
そもそもコレクティーボと言ってもバスではなく、乗り合いのタクシーのよう。
それに、待っている場所の手前でUターンするルートだったらしい。
そりゃ来ないわな。
仕方なく、宿の目の前に行くコレクティーボをあきらめ、近くに行くコレクティーボを拾う。
”バケダノの通りのエントラーダで”と言ったら、ちゃんとその場に降ろしてくれた。
情報ノートさすが。
そこから皆迷うらしいが、運よく一発で黄色い家を発見。
坂道だったので、重い荷物を背負って迷うのは勘弁。
なんだか日本の住居みたいな汐見荘。 -
さすがは日本人宿、なんと出刃包丁がありました。
猫のシマちゃんがいるし、のんびりできそう。
ぎりぎりベッドが空いていた。こんな時期なのに、日本人が多いんだな。 -
海が見えます。きっといい立地なんだろうな。
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初日は遅く到着したので、買い出しにはいかず、余りもので自炊。
ワインと、メンドーサのオリーブ工場で買ったザワークラウトを空ける。
PUTRUELEカベルネ、シラー。サンホワンのボデガみたいです。日本には輸出していないみたい。
箱入りの白ワインをいただいたが、結構いい味。
他の旅行者は豪華にでっかいムール貝でディナー中。
うらやましい!早く明日にならないかな。 -
翌朝は8時頃に出たほうがいいということで、宿にいた人々6人で集合し、市場へ。
湾岸を30分ほど歩く。
犬がついてきた。モアイもいる。
世界遺産にもなっているバルパライソの街並みが見える。魚介に夢中で行き忘れました。
車が多い通りで、並走している電車もぴかぴか。ここは先進国。 -
桟橋にやってきた船はそのまま陸に引き上げられ、市場で即席の魚やさんになります。
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ついてきた子。
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ホヤ?
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甘エビ。
地元の人もその場で生で食べていました。 -
ムール貝でっかい!
白いのは、一晩以上砂出しをしました。 -
ホタテ!
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ウニ!
日本人が好きな物が盛りだくさんですね! -
魚市場。気軽に セニョーラ買ってかないかい?と声をかけてくるおっちゃんたちは、一応白人という人種なのだけど、なぜだか大洗の漁師に見えてくる。漁師や市場のおっちゃんというのは世界共通!?
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船ごと引き上げています。
市場の人は、アミーガアミーゴ!と明るく声をかけてきてくれます。
地元のお客さんも多く、さすがは魚介好きのチリ人だと思いました。
中部チリでは、サンチアゴには寄らず、ここをメインにしています。
ここにしてよかったと思いました。
ちなみに、女性にはセニョーラ(奥さん)とかセニョリータ(お嬢さん)と声を掛けます。まだ、”リータ”でした。(以後耳を澄ませて聞くようになる) -
ペリカン。
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袋一杯に魚介を詰め、市場の前の屋台でパクチーやレモン、トマトを買って帰ります。
帰りは電車です。
例のわんこが改札までついてきてしまい、寂しかったです。ご主人様になってくれる人を探しているのでしょうか。
見送りしているのを見て、走ってついてきたらどうしようと心配しました。
ビーニャを走る列車は日本のものよりきれいでした。 -
帰ったら早速調理開始です。貝のひも抜きは力がいります。
溶ける魚。さばいている間に灰色化してくる。 -
白身魚のマリネ セビッチェ風。魚は自分たちでさばきました。
メンドーサで仕入れていたバルサミコ、ウシュあたりから持ち歩いているオリーブオイルがあります。 -
はまぐりのようにでっかいあさり。さしみでどうぞ。
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さばいているうちに溶ける不思議な魚、水っぽく、刺身はいまいちだったので、蒲焼風に。
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バター焼き!
チリ人、ひもは捨てています。 -
ホタテも生!
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ウニ。ザンジバルよりはおいしかったけど、まだ季節はずれかな
ザンジバルでパカパカ開けていたので、さばくのだけはお手の物です。
甘くて、臭みはありませんでした。 -
えびも生で。甘エビみたいでした。
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食事を済ませたら、町へ買い出しへ。
家の目の前からコレクティーボが拾え、そこから大通りへ。
大通りが大きすぎてびっくりしました。大都会!
スーパーを下見。 -
昨日ちらっとサーカス小屋が見えたのを思い出し、立ち寄り。
象がいた。 -
メルカドにはベリーがあったけど、お目当ての生姜がない。
エビチリを作るのに必要なんだけど。
野菜の商店でセロリやプラムなどを買う。
ぶどうはとにかく安く、キロ50円から。白いぶどうがおいしい。甘みに深みはないものの、さっぱりしていて、皮がぷちぷちはじけるのがいい。 -
ビーニャの街
ヤシの木が南国リゾート風。 ビーニャデルマルのマルとは、海のことなんだって。
ここで、ドックフードだけで商売が成り立つ店を見つけました。
袋を開けて、はかり売り。
この店が成り立つほど、チリはペット文化が浸透しているということですね。
ここで、ステンレスの弁当箱ゲット。 -
別の商店でまたぶどうをゲット。おいしそうなんだもん。
残りの食材を買いにメルカドへ。
すべては魚介のためのチョイス。
ワインは2リットルの箱で経済的に済ます。
両手にたっぷり食材を買い込み、銀行に行き、昨日乗り場を間違えたコレクティーボに乗り、宿へ帰ります。運転手は”カサハポネ”だと分かっていました。汐見荘は有名のようです。 -
宿のキッチンは、市場帰りの朝10時から、常に誰かが調理をしています。
キッチンが忙しくなる前に、早めに調理開始。
今日は楽しみにしていたムール貝のワイン蒸しで決めます。
私はまだベルギーに行ったことがないので、そのおいしさを知らなかったのですが、宿で居合わせた旅人が、それがめちゃくちゃおいしいというので。
巨大ムール貝・巨大アサリのワイン蒸し、贅沢~
セロリやパクチー、ニンニクなどの香味野菜も入れました。 -
海老のお刺身と、セロリサラダも作って。
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メンドーサのオリーブ工場でついつい買ってしまったお土産ピクルスセット。
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4/11
朝ごはんは、残りのザワークラウトと、ちょっぴりいいウィンナーでスープを。
煮込みが足りなかったのか、アレーナスで食べたものには及ばなかったものの、パンをつけて食べれば、贅沢な朝ごはんになります。
昨日、これでもかというほど楽しんだ魚介料理ですが、本日もいそいそと市場へ。
ビーニャの海岸です。晴れていて、気持ちがいい。 -
ペリカンがおこぼれを待っています。おっとせいだかアシカだかも来てた。
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巨大なイカ!しかも買っている人がいる。どうするんだろう!?
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カニ!2はいで約1ドルです。
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早めに帰ってランチの準備です。
まずはクラムチャウダー。生クリームをゲットしていたという、抜かりの無さ。
昨日、”マエストロ”と呼ばれている料理名人のシチューをいただいたのですが、市販のルーを使っているのかというほど、おいしかった、完璧でした。
旅をしていると、時々こういう鉄人的な料理人に会えます。
あと、美容師さん(笑)
ちなみに生クリームは紙パック入りの常温だったので、今から思うとall purpose crea?的な物だったのかも。いずれにしても、日本よりもクリーム文化が根付いていると感じました。
これに、昼から魚介のワイン蒸し。
と来れば、もちろんちょろっとワインも・・・
午後はそこから、町に行きバス停で明日の行程の確認。
本当はアタカマ越えツアーに参加してウユニに行きたかったが、ツアーの日程では初日に4,000メートル越えの場所で一泊することになり、確実に高山病になると判断(確実に高山病になる体質)。アタカマ越えを断念し、変わりに、アルゼンチン側からフフイを経由し、世界遺産に登録予定の渓谷を経由し、ボリビアに入るルートを取ることにした。
あれこれバスチケットを調べた結果、メンドーサ発フフイ行きも予約できるアンデスマール社1社に絞られ、ここでチケットをゲット。これでメンドーサに一泊しなくても済む。
ふとんをはがしたら落ちてきた、同室の女の子の手帳を思い出す。
メンドーサに向かった彼女に、手帳を持って行ってあげようかな、と頭をよぎったが、彼女はメンドーサで1泊だけして、ビニャにとんぼ返りしてくることになったらしい。 -
ビニャ最後の食事会です。
まずはエビマヨサラダ。宿でフリーとなっていたマヨケチャを使います。
エビはゆですぎなければぷりぷりになると学びました。
大量のセロリをさばくため、セロリ入り。
左はあまり野菜の野菜炒め。 -
ザワークラウトとパクチーのタイ風サラダ。
ニンニク、砂糖、醤油、ネギのソースをかけて。 -
海老チリ・風。
最高においしかった。
どうしても生姜が見つからなかった。チリは無かったので、パウダーで代用。
味はケチャップと醤油。
なんていっても、旅先の自炊ですから、あるものは限られています。 -
宴会
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そして夢の炊き込みごはん!アフリカにいるときからこれを作るのが夢でした♪炊き込みごはん生活の集大成。
ふたを開けたとたん、わー!と歓声が上がりました(笑)
しょうゆ味のごはんが最高です。 -
カニさんは贅沢にもダシを取るためだけに使ってしまいました。
この日のために大切にとっておいたASAHIという名前の日本米を使用。 -
カニの味噌汁(笑)豪快すぎる。葱がいい!カニみその味がよく出ました。
サンパウロから大切にあたためておいたお味噌汁を使いました。
こんなにあれこれ作る人はめずらしいと言われました。食材を余らすのももったいないし、いい食材があるのだから、試したい。
ナイロビから始まった自炊生活は、アルゼンチンで一旦終了です。
この先は安飯屋が復活するかわりに、キッチン設備の整った宿が少なくなり、自炊をする方が高くついてしまうらしいので。
自炊マニア的にはとっても残念!ですが、これからは普通のバックパッカーに戻ります。 -
おなじみのあれが、ありました。
アルゼンチン以上に物価の高いチリ。トータルで10日ぐらい滞在して外食は一回もしていません ワインは安いけれどアルゼンチンよりは割高。チリで安かったものと言えば、ぶどうぐらいかな。1キロで25円ぐらいだったかな。 -
チリと言えば白ワイン。よく飲んだ。
さいごの晩餐では2本空けました。 -
お菓子はレベル高い。シリアルとドライフルーツの入ったクッキー1ドル。トレッキングに最適。
これがお気に入りのやつ。 -
翌朝。私はおなかを壊し、同席した旅人は二日酔いでゲーゲー吐いていた。
食べすぎ飲みすぎもほどほどに。
あれこれあって、メンドーサ行きをAMにしたため、最終日のAMに行こうとしていた世界遺産バルパライソには行けず。ちょっとめんどくさいので、ま、いっかとなった。
早く起きて、あまったご飯でお弁当作りに着手。
カラファテで会って、ビーニャで再会したお姉さんが、幕の内弁当に凝っていると言っていたので、まねっこ。
ふかした芋は、サンドイッチの具にもしました。
パクチーやピクルスのあまりトマト、”すごく少しだけ!”と言って買ったハム、マヨなどを入れて、カルカッタサンドイッチを作りました。
よし、使い切った。
これを持ってアルゼンチンに戻りました。
私の旅のある一区間は、この自炊生活とともにあった気がする。
もう、ご飯炊いたりすることもないのかと思うと寂しいな。
でも、またヨーロッパという新しい旅が始まるわけだし、それはそれで楽しもう。ユーロ高にも赤貧生活にも負けないよ。
いや、もうすでに負けそう、物価の安いモロッコに行こうかと悩みます・・・
汐見荘でお世話になった皆さんに見送ってもらい、バス停へ。
アンデスマル社のバスは快適に国境を目指す。
今日もしっかり、アコンカグア側の左席をゲット。
サンドイッチをつまんで、昼寝したら、あっという間に国境へ。
来るときは、これでもかというほど遠かった道のりですが。
来るときとは別の、もうちょと先のイミグレで出入国手続き。
またトイレに行っている間に作業が始まってしまった。
チリ側もアルゼンチン側も、ほぼ同じところでスタンプを押す。
あれだけ厳しかった荷物チェックもなし。ツーリストもかなり多い印象。
この日は曇りだったので、国境は寒かった!
アルゼンチン側移動に続く
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