九州縦断旅（７）島津家別邸仙巌園と鶴嶺神社

2018/01/09 - 2018/01/09

ＪＲ九州バスの定期観光バス「鹿児島市街・桜島ぐるっと一周コース」でめぐる鹿児島・桜島。
バスは鹿児島港から少し走って島津家の別邸・仙巌園（せんがんえん）に着きました。目の前の錦江湾と桜島を自然の借景にした美しい庭園が広がります。ここのレストランで頂いた昼食は鶏飯（けいはん）。奄美の地鶏でいただくだし茶漬け。とってもおいしい郷土料理です。
仙巌園のお隣にある島津家歴代当主とそのご家族をお祭りしている鶴嶺神社（つるがねじんじゃ）を参拝して次の場所へ向かいます。

エリア 鹿児島市(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

鹿児島港から国道１０号線を進むと見えてきたのが異人館。

さらに進むと今度はとっても素敵なスタバ。昨年３月にオープンしたそうです。
有形文化財「旧芹ケ野島津家金山鉱業事業所」をリノベーションしたそうで、なんとも優雅なスタバです。

スターバックス鹿児島仙巌園店

仙巌園（せんがんえん）にやって来ました。

仙巌園(磯庭園) 公園・植物園

入口には大きな桜島大根
大きなお供え餅に見間違えるほどです。

奥にあるのは旧反射炉の模型です。

島津家にゆかりの深い牡丹展が行われていました。

正門
明治になってから作られたものなんだそうです。

錫門。こちらが江戸時代の正門。当時は身分の高い人（藩主と世継ぎ）しかこの門を通ることができなかったそうです。あの篤姫も通ることができなかったということです。
今では誰でも通ることができるので、お殿様になった気分で通らせていただきました。
（ＮＨＫ大河ドラマ「西郷どん」の中でも斉彬公に扮した渡辺謙さんが通っている場面がありました）

仙巌園（磯庭園）は1658年、19代島津光久公によって築かれた別邸です。錦江湾や桜島を借景にした雄大な景色の庭園です。島津斉彬公がこよなく愛し、篤姫も足を運んだそうです。
（大河ドラマ「篤姫」や「西郷どん」でもロケ地として登場しています）

桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた雄大な借景の庭園です。
でも、この写真では錦江湾がうまく入ってませんでした。ごめんなさい。

獅子乗大石燈籠

御殿裏山の巨大岩に「千尋巌（せんじんがん）」という白い文字。２７代島津斉興公（斉彬公の父）がのべ３，９００人の人夫をつかい、３カ月かけて作らせたそうです。

薩摩切子店

園内の御膳処「桜華亭」（おうかてい）へ。

桜華亭 グルメ・レストラン

鶏飯御膳を注文しました。

鶏飯（けいはん）は奄美のおもてなし料理だそうで、お出汁の中に奄美地鶏などの具材を入れていただく。だし茶漬けのようなお料理です。

お出汁をかけていただきます。
これがクセになるくらいにおいしくって大好きなんです。

食後にレストラン横から桜島と錦江湾を見ていたらちょうど日豊本線の普通列車が通過していきました。

この区間は車窓から桜島が良く見えます。（この翌日列車で通ります）

園内にはお土産物屋さんやちょい食べのお店もあります。

こちらも名物「両棒餅」（ぢゃんぼもち）のお店。

仙巌園 両棒屋 グルメ・レストラン

仙厳園の入り口近くにある鶴嶺神社（つるがねじんじゃ）。
島津家歴代当主とそのご家族をお祭りしている神社です。

鶴嶺神社 寺・神社・教会

手水舎にも島津家の家紋が。

ちょっと曇ってますがここからも錦江湾の眺めが見えます。

すぐ隣には尚古集成館。
島津斉彬公が近代化のために建てた工場群を博物館として展示しているものです。（内部見学は有料）

（つづく）

尚古集成館 美術館・博物館