2018/04/08 - 2018/04/09
42位(同エリア650件中)
玄白さん
ニュージーランド南島ドライブ旅行の起点・終点はQueenstown。これから訪れた各地の様子を綴っていきたいと思う。まずは出発地Queenstownから。
概略日程
4月7日 羽田発22:05のエアニュージーランド92便でオークランドへ。
4月8日 オークランドで国内線に乗り換え、クイーンズタウンへ。
4月9日 クイーンズタウン
4月10日 道々、風景撮影しながらマウントクックヴィレッジへ
4月11~13日 マウントクックヴィレッジ滞在
4月14日 寄り道しながらマウントクックヴィレッジからテカポへ
4月15~16日 テカポ滞在
4月17日 道々、風景撮影しながらテカポからワナカへ。
4月18日 ワナカ滞在 RobRoy氷河トレッキングコースまたはMt.Royトレッキングコース 天候を見て現地で決める
4月19日 ワナカからフォックス氷河村へ移動。当日か翌日 ヘリコプターでフォックス氷河上流に行き、氷河トレッキング
4月20日 道々、風景撮影しながら再びワナカに戻り一泊
4月21日 道々、風景撮影しながらワナカからテ・アナウへ移動
4月22~23日 テ・アナウ滞在 天気が良い日を選んでミルフォードサウンド、ルートバーントラックの一部をトレッキング
4月24日 テ・アナウからグレノーキーへ。映画「Load of the Ring」ロケ地の絶景巡り。クイーンズタウンに戻り一泊
4月25~26日 午前中アロータウンへ。午後オークランド経由で羽田へ
・・・という予定だったが、帰国便NZ91便が19時間遅れになり、オークランド、羽田で余計な宿泊をするハメになった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4月7日22:05定刻にNZ92便は羽田を離陸し、Aucklandに翌日11:40に到着。国内便NZ623便で定刻より15分遅れの14:40に離陸し、Queenstownに向かう。
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NZ623便は、徐々に高度を下げ、Queenstown郊外の風景が近づいてきた。あいにく雲が多いが、雲の切れ目から日が射している。
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空港について、まず最初の行動はレンタカーを借りること。旅行記第1巻で記しておいたように、当初予約していた車種を変更し、トヨタRAV4に無料でグレードアップしてもらった。なかなか、力強い走りをする、良い旅の相棒になってくれた。
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これから2泊する宿は、市内中心部から空港よりに5分ほどのモーテル「Autoline Queenstown Motel」
宿の写真は、ホテル予約サイトに写真が出ているので、自分で撮る必要もないとも思っているが、一応旅行記なので部屋の様子は自分のカメラに納めておく。なお、外観写真は撮るのは忘れたので、モーテルの公式HPから借用した。
チェックイン後、スーパーで買い出し。チェックインのとき、受付のおねえさんに、市内に3軒あるが規模が大きく安いのが Fresh Choice だと教えてもらったので、そこのスーパーへ。
今回利用したモーテルの中では唯一、コンロがないので加熱調理ができない(電子レンジはあるが・・・)ので夕食は簡単に済ませた。キッチン設備はお粗末だが、バスタブ付きだったのは、このモーテルのみ。 -
夕食を済ませてから、一人でWakatipu湖畔をブラブラ。今回の旅の目的の一つである星空撮影しようというのである。
だが、昼間より晴れ間が広がったとはいえ、まだ雲があり、星空撮影は断念。 -
代わりに夜景撮影しながら、湖岸を散策。連れ合いは長旅でくたびれ果てて、早々にベッドに入ってしまっている。
山の上にも明かりが灯っているが、これはBob's Peakにある展望台のレストランのあかりである。展望台から眺めるQueenstownの夜景が素晴らしいらしいので明日の晩に出かける予定。 -
湖畔のポプラが色付き始めている。最後にまた、ここに戻ってくるが、そのころは黄葉真っ盛りになっているはずだ。
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湖畔のモニュメント
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町の中心部の通り。一番にぎやかなThe Mallから一区画となりのBeach Streetに繋がる通り。Queenstoenの観光シーズンは夏と冬。今はシーズンオフのためか、人通りは少ない。
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4月8日
天気が良ければ、北に50kmほど行ったところにあるGlenorchyに行こうかとも考えていたが、相変わらず雲が多いし、Queenstownの黄葉の様子から、Glenorchy Lagoonの黄葉も少し早いのではないかと思い、今日はQueenstown観光の定番、TSSアーンスロー蒸気船クルーズでのんびりすることにした。 -
イチオシ
TSSアーンスロー号。1912年に建造された石炭を燃料とする蒸気船で、貨客船だったが今では遊覧船として利用されている。1912年と言えば、かのタイタニック号と同期生である。タイタニックは処女航海で氷山と衝突して沈没してしまったが、こちらの船は、100年以上現役である。
現在では観光業者Real Journeys社の所有になっている。 -
TSSアーンスロー号のwakatipu湖クルーズは、一番人気のアトラクションのようで、出航間際まで乗船客の列が続いている。
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船底の機関室を上から見学することができる。
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ボイラーで石炭を焚いて発生させた蒸気でエンジンを回して2軸のスクリューを駆動させるシステムが機関室の壁に貼ってある。蒸気エンジンの出力は250馬力、これで全長51m、重量337tの船を動かしているなんてことが説明されている。
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舳では、映画タイタニックのシーンをまねてポーズを取り記念写真に興じる観光客多数。ほとんどは中国人だ。
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イチオシ
湖上から眺めるQueenstownの町並み。
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Wakatipu湖では、いろいろなアトラクションが楽しめるようだ。これは時速85kmで疾走、360度スピンなどでスリルが味わえるというジェットボート。
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こちらはパラセーリング。パラグライダーのように自力で助走して飛び上がる必要もないし、パラシュートの操作も不要で簡単らしい。背後の山並みはRemarkables山脈。
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Queenstownの対岸に聳える Cecil Peak。Queenstownに最初に入植したイギリス人Willam Rees の長男、Cecil Reesの名前を取って名付けられた山らしい。(Willam Reesについては後述)
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TSSアーンスロー号は、モクモクと黒い煙は吐きながら建造当時と同じ11ノットのスピードで心地よく湖を航行していく。
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船は蒸気エンジンを回しながら走ったり、エンジンを止めて慣性で走ったり。
慣性航行中は煙は出ない。煙突の上にある太陽に暈が掛かっている。天気は下り坂。 -
やがて Walter Peakが見えてきた。
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Walter PeakはWillam Reesの相棒だったNicolaus Tanzelmanという人が1850年頃ここを開拓して牧羊を始めたが、うまくいかず1880年代にHue McKengieが買い取り、斬新な経営で牧場経営を成功させ、以後80年以上にわたりこの高原牧場を経営してきた。最盛期には4万頭の羊を放牧していたという。現在は、観光業者のReal Journeys社が買い取り、観光牧場となっている。
赤い屋根の建物はカーネルズ・ホームステッドと呼ばれているイギリス風の美しい建物で、Hue McKengieの 息子Peterの結婚祝いとして建てた邸宅。当初はもっと地味な建屋だったらしいが、1977年の火事で焼失し、建て直されたもの。
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Walter Peakに上陸しないでQueenstownに戻るコースもあるが、せっかくなので上陸して羊の毛刈りショーを見たり、アフタヌーンティーを楽しんだりできるコースを選択。
上陸してすぐに毛刈りショーの会場に案内される。 -
毛刈りショーの始まり。昔はハサミで買っていたが、バリカンのような毛刈り器具で刈るようになり、現代では電動バリカンを使うだとか、毛を刈る順番などを前置きで解説しておいて・・・
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毛を借り始める。羊はおとなしく、されるがままにじっとしている。
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あっという間に丸裸。毛刈り職人は、一日に300頭以上の毛を刈っているという。毛を刈られて寒そうだが、毛を刈ると体から保温効果がある脂が分泌されるので、見た目ほどに寒さは感じないらしい。
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毛刈りショーが終わると、動物たちとの触れ合いタイム。
ガイドのおねえさん(毛刈りショーの時、牧羊犬と一緒に写っている女性)がバケツに大量のエサを持ってきて、観光客に配っている。それを動物たちにあげるのである。 -
羊は、他の家畜同様、交配によってさまざまな品種が生み出されていて、現在約3000種もあるという。写真の羊が何という品種かはわからないが・・・
日本では、牛や豚ほどポピュラーな家畜ではないので、たまに身近でみると動物園の珍しい動物を見ているような感覚になる。 -
普通の牧場に放牧されている羊の写真を撮ろうとすると、すぐに逃げ出してしまうが、ここの羊は人間慣れしていて、エサをもらえるので、すり寄ってくる。
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エサをおねだりする羊たち
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羊にほかにもいろいろな動物が飼育されている。これはリャマかな。
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アカジカ。19世紀にスコットランドから狩猟用として持ち込まれたが、現在では食肉用の家畜となっている。角は漢方薬になるらしい。羊に比べれば圧倒的に少ないが、今回の旅では2~3か所の牧場で見かけた。
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イチオシ
圧巻はコイツ! 顔だけアップすると、一見してなんという動物かわからないが、これは牛である。スコットランドハイランド牛という種類である。脂肪が少ないさっぱりした味の肉質で、ニュージーランド高原地帯の風土によくあうそうだ。
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エサやりで動物に手を舐めまくられたので、ここで手を洗って・・・
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アフタヌーンティーを楽しむ。バーベキューコースの客は、カーネルズ・ホームステッドのレストランに行くが、アフタヌーンティーコースの客は売店横のスペースにて。
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菓子を狙って雀のような小鳥が寄ってくる。
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イチオシ
アフタヌーンティーの後は、帰りの船が来るまで、カーネルズ・ホームステッドの庭園を散策。
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秋バラや、いろいろなきれいな花が咲き乱れたイギリス庭園である。
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初夏の花であるルピナスも咲いている。
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カーネルズ・ホームステッドと庭園の色とりどりの花たち
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カーネルズ・ホームステッドと庭園の花たち
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カーネルズ・ホームステッドと庭園の花たち
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秋なので黄葉が主役のつもりでいたが、ここでは、思いがけず美しい庭園の花たちに出会えた。
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庭園の隅っこでは、何という木かわからないが、きれいな赤い実をつけている。
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庭では、カモたちも遊んでいる。
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イチオシ
やがて、TSSアーンスロー号が次の乗客を乗せてやってきた。
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Walter Peakに別れを告げ、再びTSSアーンスロー号に乗船。
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船尾では、ピアノが演奏されていて、乗客たちはピアノに合わせて歌っている。
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ピアノのそばに、こんな歌の冊子が置かれている。
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我が連れ合いもSong Book を手に取り、歌い始めた。玄白は、こういうのは苦手(要するにオンチで歌を知らない!)なので、甲板に出て、飽きもせず写真撮影だ。
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行きのクルーズでは、舳で映画タイタニックのマネをして手を広げて記念撮影に興じていた観光客も、帰りは誰もやっていない。
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けっこう風が強く甲板にいると寒いが、何人かの客は甲板で景色を眺めている。
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Queenstown郊外の景色。湖岸まで絶壁が迫っていて、Wakatipu湖は氷河が削ったU字谷に水が溜まった氷河湖であることがよくわかる。
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Queenstownの町並み。青い湖水とのコントラストが美しく、一昨年訪れたオーストリアのHallstattと良く似た風景だ。
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下船してから、街の中心部を散策。The Mallという通りを中心に左右に平行する通りにショップやレストランが立ち並んでいる。
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土産物店のウィンドウ。何か欲しいものがあるわけでもなく、買い物をするでもなく、ブラブラするだけ。
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前述したWilliam Reesの銅像。この人物、日本ではほとんど知られていない。玄白もニュージーランド旅行に出かける前は、まったく知らなかった。彼は、1827年Wales州生まれのイギリス人で、1852年にオーストラリアに移住、8年後にニュージーランドに渡り、ここ、Queenstownにヨーロッパ人で初めて入植し牧羊を始めた人物である。いわば、Queenstown開拓の父である。
ここに入植して2年後に、近郊のArrow川(現在のArrowtown付近)で金が発見され、大勢の一攫千金を夢見た男たちが押し寄せた。初期は、ほとんどがアイルランド人だったが、そのあと中国人が来ている。当時は、この辺りに人は住んでいなかった。そこで、Reesは、そんな男たちのために、羊の毛刈りをする小屋を改装して、宿舎や食事の提供をするようになった。ホテル業を開業したわけである。その小屋の名前はQueen’s Arms。これが大成功したのである。 -
このQueen’s Armsは、今では「Eichardt’s」と名前を変え超高級ホテルとして存続している。一泊10万円以上もするので、我が家とは無縁であるが・・・
画面中央の左右2本の紅葉に挟まれた建物がEichardt’s ホテルである。
(写真はTSSアーンスロー号にて湖上から撮影) -
イチオシ
Wakatipu湖の畔をブラブラ。
ユリカモメに似た水鳥だが、ハシグロカモメというニュージーランド固有のカモメの仲間だそうだ。 -
街の北西部にBob's Peakという小高い山の頂上に、展望台とレストランがあり、そこまでSkyline Gondoraというロープウェイで昇ることができる。夜景がきれいだというので、ロープウェイ代は高い(NZ$39)が、行ってみることにした。
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ゴンドラ乗り場の近くにKwi&Birdlife Parkという絶滅にひんしているニュージーランド固有の鳥を観察できる施設があり、面白そうではあったが、入場料がやたら高額(NZ$49)だったので断念。
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ゴンドラでBob's Peak展望台へ。
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展望台からの眺め、まだ日の入り直後なので街の灯りは灯っていない。
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ここはアトラクションのリュージュがあり、けっこう人気があるようで、夕暮れなのに長蛇の列ができている。
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北側、Arrowtown方面の景色。
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イチオシ
やがて暮れなずみ、街灯りが灯って来た。彼方の雲に覆われているのは、Remarkable山脈の山並み。小さな町なので夜景の規模は大きくはないが、ブルーアワーで一層青みを増したWakatipu湖とのコントラストがとてもきれいである。
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昼間クルーズで行ったWalter Peak方面。Wakatipu湖は、全長84kmの氷河が削ったU字谷に水が溜まった氷河湖で、深い所では水深410mある。この湖は、27分周期で水位が20cm幅で変動するという。セイシュという、潮汐力以外で水位が変動する現象で、わりと一般的にみられるのだそうだ。レマン湖がセイシュが見られる代表的な場所だが、日本では九州西岸でも起こるという。
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原則、外食はせずモーテルで自炊というのが我が家の旅の原則だが、今回予約したモーテルでは電子レンジはあるがコンロがなく、ちゃんとした料理が作れない。そこで今宵の夕食は例外的にレストランで外食することになった。きちんと調べもせず、「地球の歩き方」のレストラン紹介ページの冒頭にあったH.M.S.Britanniaという店に入ってみた。
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シーフード料理、ラム肉料理がうまいということが書いてあったが、これがウ~ン・・・オーダーしたのは牡蠣、クラムチャウダー風の魚介スープ、ラム肉の赤ワインソース、ムール貝であるが、味はいまいち、冷めかかった料理で、チトひどい。
いかにも観光客相手の店という感じで大失敗! 後日、スーパーで安く買った生のムール貝を連れ合いがワイン蒸しした料理の方がはるかに美味だった。
そもそも、地元の人の評価が高いレストランを手間かけて調べもせず、安易に地球の歩き方に頼ったのが失敗のもとだった。反省! -
同時にオーダーしたニュージーランド産のテーブルワイン。
最後のレストラン選びで失敗したが、クルージングや夜景は楽しめた。かくしてQueenstownの一泊二日が終わり、明日は道草食いながらAoraki/Mount Cook Villageへドライブだ。
Kia ora! 秋のニュージランド南島ドライブ旅行(3)に続く。
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この旅行記へのコメント (2)
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- クッシーさん 2018/05/20 02:24:43
- 懐かしく拝見しています!
- 玄白さん、こんばんは。
私も2013年のお正月にニュージーランド南島に行きました。
クィーンズタウンには3泊したので街並みが懐かしいです。
レストランも同じ店を利用しましたが、確かにいまひとつだったことを
思い出しながら(笑)、楽しく旅行記を拝見しています。
私は7日間という短い旅で、マウントクックビレッジには
1泊しかできませんでしたが、あそこでの滞在が一番印象に残っています。
玄白さんは1週間近く滞在されたのですよね。羨ましいです。
この先の旅行記も楽しみにしています。
クッシー
- 玄白さん からの返信 2018/05/20 09:28:17
- RE: 懐かしく拝見しています!
- クッシーさん、おはようございます。
書き込みありがとうございます。クッシーさんもニュージーランド南島に行かれたんですね。 旅行記拝見しました。ミルフォードサウンドには行かれなかったんですね。マウントクック・ヴィレッジでは一泊だったそうですがマウントクックの雄姿が見られてよかったです。玄白は、天気が悪いことも予想して4泊もしてしまいました。
夏でも雪が降ることがあるとは知りませんでした。今回、マウントクック周辺で雪が降ったというのは、珍しくもなんでもないんですね。
マウントクックの旅行記は第4巻で登場予定です。気が向いたらまたご覧いただけるとうれしいです。
玄白
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