2018/04/07 - 2018/04/27
17位(同エリア446件中)
玄白さん
2年ぶりの海外旅行先に選んだのは、ニュージーランド南島。その魅力は、何といっても雄大な大自然の絶景である。しかも、そんな自然の姿を、比較的簡単なトレッキングコースで気軽に堪能できること。ハードな山登りが体力的に厳しくなったきたので、手軽に歩けるというのは助かる。季節は日本と真逆の秋。美しい黄葉の絶景が迎えてくれるはずだ。
かつて天文少年だった玄白は、ここ2年程、星空への興味が蘇り星景写真を楽しむようになっている。そんな元天文少年にとって、日本では見ることができない南天の星空、大小のマゼラン星雲、南十字星、太陽に一番近い星アルファ・ケンタウリなどはぜひ一度は見てみたいと思っていた。
ニュージーランド固有の生物種が多い野山を歩き回り、星空ウォッチングを楽しむために立てた計画は以下の通り。鉄道網が貧弱で公共交通機関が充実しているとは言えないニュージーランド南島を旅するには、レンタカーでのドライブ旅行が最適だ。スケジュールに縛られず、好きな時に好きなところに行ける。比較的歴史が浅いニュージーランドなので、都市観光には興味はわかない。オークランド、クライストチャーチなどの都市観光は省いた。
概略日程
4月7日 羽田発22:05のエアニュージーランド92便でオークランドへ。
4月8日 オークランドで国内線に乗り換え、クイーンズタウンへ。
4月9日 クイーンズタウン
4月10日 道々、風景撮影しながらマウントクックヴィレッジへ
4月11~13日 マウントクックヴィレッジ滞在
4月14日 寄り道しながらマウントクックヴィレッジからテカポへ
4月15~16日 テカポ滞在
4月17日 道々、風景撮影しながらテカポからワナカへ。
4月18日 ワナカ滞在 RobRoy氷河トレッキングコースまたはMt.Royトレッキングコース 天候を見て現地で決める
4月19日 ワナカからフォックス氷河村へ移動。当日か翌日 ヘリコプターでフォックス氷河上流に行き、氷河トレッキング
4月20日 道々、風景撮影しながら再びワナカに戻り一泊
4月21日 道々、風景撮影しながらワナカからテ・アナウへ移動
4月22~23日 テ・アナウ滞在 天気が良い日を選んでミルフォードサウンド、ルートバーントラックの一部をトレッキング
4月24日 テ・アナウからグレノーキーへ。映画「Load of the Ring」ロケ地の絶景巡り。クイーンズタウンに戻り一泊
4月25~26日 午前中アロータウンへ。午後オークランド経由で羽田へ
・・・という予定だったが、帰国便NZ91便が19時間遅れになり、オークランド、羽田で余計な宿泊をするハメになった。
マウントクックヴィレッジ、テカポ、テ・アナウでは冗長とも思えるような日程を組んだが、ひとえに快晴の夜、雨が多いミルフォードサウンドを最高の条件で楽しみたいがための計画である。
追々、個別の旅行記をつづっていこうと思うが、まずはプロローグ、旅をしながらニュージーランドという国に抱いた想い、旅行ダイジェストをまとめておきたい。
なお、Kia oraとは、マウリ語のあいさつ言葉で、英語で言えば「Hi!」とか「Hello!」という意味で、宿のフロントや機内アナウンスなどで必ず出てくる。今やニュージランド英語の挨拶言葉として定着している。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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いつものような海外旅行準備に加えて今回やらねばならなかったことは、国際運転免許証の取得である。他県では最寄りの警察署で申請することもできるようだが、栃木県の場合は鹿沼市の運転免許センターまで出向かなければならない。特段、面倒なことはなく、免許証を提示して発行手数料¥2400を払えばその場で発行してくれる。
現役時代は、よく海外出張に出かけていたが、原則出張先での車の運転は禁止されていたので、国際運転免許証を持ったのは、この齢にして初めてのことだ。 -
4月7日22:05羽田発のニュージーランド航空92便で日本脱出。
少し余裕を持って羽田に出向いたので、国際線ターミナル展望デッキで空港の夜景など撮影して時間潰し。 -
翌8日午後4時半、ほぼ定刻通りQueenstown空港に到着。まず最初の行動は、予約しておいたレンタカーを借りること。小さな空港だが、国際的なAVIS,Hertz,,Budgetなどの大手や、Jucyなど国内会社の窓口がずらりと並んでいる。
写真の車は3週間のドライブ旅行の相棒となったトヨタRAV4である。今回予約した会社はEZIレンタカー。予約時は三菱ランサーだったが、トヨタヴィッツしかないと言われ、これでは大型スーツケース2個積みこめないので機種変更するように交渉し、追加料金なしでトヨタRAV4にグレードアップしてもらった。トレッキングルート入り口へのアクセスで川を渡るようなことがあったので、4WD車に変えてもらって助かった。 -
ガソリンスタンドはすべてセルフ。レギュラーガソリンは91ガソリンと呼ばれていて、緑色で表示されている。タッチパネルで、満タン(fill)か料金指定で給油量を決めて給油し、給油後に店内のスタッフに何番の給油口で入れたかを申告して料金を支払う仕組み。ガソリンの容量ではなく、金額で設定するところが日本と違う。
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ガソリン価格は地域やスタンドによって若干の違いはあるが、だいたい$2.18~2.27/リットルである。日本より高めだった。
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一応カーナビはついているが、持参した連れ合いのタブレットでGoogleMapをカーナビ代わりに使っていた。もっとも、長距離移動は一本道で迷いようがないのでカーナビはほとんど必要はないが、町に入ってから予約した宿の場所やガソリンスタンド、スーパーマーケットの確認では助かった。
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日本と同じ左側通行なので、運転で戸惑うことはない。違うのは交差点がほとんどRoundabout方式になっていることで、日本のような信号機付き十字型交差点はクイーンズタウン中心部だけだった。Roundaboutでは交差する道路の中心部に環状の通行帯があり、環状通行帯を走っている車が優先し、Roundaboutに進入する車は右からの車だけに注意すればよい。一旦停止義務はない。Roundaboutに進入する車も環状帯を走っている車もスピードは落とさざるを得ないので出会いがしらの衝突事故が起きにくいなど安全性の面、信号機設置の必要がなく経費面で優れている。日本ではあまりなじみがないが、道路交通法が2014年に改正され、Roundabout方式の交差点が設置できるようになり、今後増えていくのではないかな。
ただし、交通量が一定限度を超えると逆に渋滞の原因になったり、交差点用地を広く取る必要があるので、大都市ではデメリットが大きいようだ。
写真は最終日、オークランドのホテルに向かう途中、バスの中から撮影したものだが、Roundaboutを十字型交差点に変更する工事をやっていた。 -
ニュージーランドには有料の高速道路はごくわずかしかなく、南島には一つもない。だが、無料の一般の国道、地方道は、町中は制限速度50km/h(小さな集落では80km)だが、それ以外はすべて100km/hである。人口密度は日本よりはるかに少なく17人/平方kmで日本の1/20である。そのため、交通量は少ない。道の両脇はほとんどが牧草地で、人工的な側溝、ガードレールなどの建造物はない。片側1車線の一般道を100kmで走っても不安感はなく、快適なドライブが楽しめる。
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都市部以外では、ほとんどの橋が一車線のみの交互通行になっている。橋の手前には必ず写真のような道路標識があって、上向き矢印が、小さく赤く描かれているときは、対向車線の車が優先するという意味。前方に橋を渡ろうとする車が見えた時は、橋の手前で前方の車が渡り終えるのを待たなければならない。
通行量が少ないからできるのだろうが、橋の建設コストは抑えられるし、建設に伴う自然環境への影響を少なくすることもできる合理的な交通システムである。 -
今回のドライブ旅行で気がついたことの一つが、トンネルがほとんどないことだった。マウントクックなどサザンアルプスの山岳部でさえ見かけなかった。唯一出会ったトンネルがテ・アナウからミルフォードサウンドに行く途中のホーマートンネル。
調べてみると、ニュージーランド全体で国道にあるトンネルは10か所、南島では3か所しかない。日本の国道、高速道には一体どれくらいのトンネルが掘られていることだろう。同じ島国で山岳部の面積比率も大きな差はないのに、このトンネルの少なさは、なぜなのだろう。一つは、人口の少なさがあることは間違いなかろう。少人口で利用者が少ないので建設にコストがかかるトンネルは経済的に割にあわないというのは容易に推測できる。だが、日本では、タヌキやイノシシしか通らないような中山間地にも地方活性化、経済発展のためと称して立派なトンネルがあちこちにできている。この違いは何だろう? -
Queenstownを訪れるほとんどの観光客の目的の一つはMilford Sound観光であろう。バスツアーでもレンタカーの個人旅行でも、地図の青いラインのように一旦大きく南下し、テ・アナウ経由で大回りしなければならない。もし、赤いラインのようにクイーンズタウンから北上し、グレノーキーから山岳部にトンネルを掘って今の国道94号に繋げればはるかに時間短縮され便利になる。しかもグレノーキーまでは道路が開通している。日本だったら当然、こんな道を作ってしまうであろう。実際、ニュージーランドでもそんな計画が持ち上がり法案が作られたこともあるようだが、否決されている。その理由は自然環境保護を優先したのだ。
スピードと便利さを追求することに価値を置く日本とは根本的に価値観が違う国なのである。景色が見えないまっすぐなトンネルの道を突っ走るより、多少不便で遠回りになっても、きれいな景色を楽しめる方がずっと楽しい。これから人口減少に向かう日本も、効率と経済成長一本やりの価値観から、不便でも豊かな生活が営める国造りというパラダイムシフトをすべき時期に差し掛かっているのではないか、そんなことを考えながらニュージーランドの道を走っていた。 -
今回の旅では都市観光をせず、ほとんど田舎巡りだったので有料駐車場を利用する機会はなかった。唯一例外はQueenstown中心部に出向いたときのみ。一時間$3程度だが、コインだけでなくクレジットカードが使える。時間潰しにカフェで飲む高々数ドルのコーヒーもカード支払いがOK。念のため若干のNZ$の現金を少し両替して持って行ったが、結果的には3週間の旅でほとんどキャッシュを必要とする場面はなかった。例外はマウントクックヴィレッジのモーテルでランドリーを利用するときのみコインで$9必要だっただけである。
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どこに行っても駐車している車の9割以上はレンタカーである。しかも半数近くはキャンピングカーだ。キャンピングカーでの旅であれば、モーテルを利用する以上に融通が利くし、安上がりである。もしまたニュージーランドを訪れる機会があれば、今度はキャンピングカーを借りて旅するのも面白そうだ。
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少し古い統計だが、Wikipediaによると、ニュージーランドに来る海外旅行者は年間260万人で、人口の半数以上になる。来日する海外旅行者が2000万人を突破したと政府は威張っているが、人口比率でみればニュージーランドの足元にも及ばない。 出身国別ではオーストラリア115万人、イギリス22.5万人、アメリカ18万人、中国15.4万人、日本6.5万人となっている。だが、今回の旅行では、中国人が、この数値よりはるかに多い感じがした。一部には中国人観光客のモラルのなさを非難する向きもあるし、そういう事実も無くはないのだろうが、むしろ彼らのプラスの面が目立っていたと思う。特に若者はたくましい。多くの日本人観光客のようにパック旅行で観光バスに乗り添乗員の後をぞろぞろついて歩くような姿は全く見かけなかった。今回出会った中国人旅行者は、ほとんどの人が英語で自由にコミュニケーションをとり、自分の力で旅を計画し楽しんでいる。
今回、ガイドブックには出ていない普通の観光客が行かないようなところにも足を延ばしたが、そんなところでも中国人旅行客を見かけた。そうしたスタイルの日本人旅行者はついぞ見かけることはなかった。「日本大丈夫か!、日本の若者よ、もっと世界に出て行け!」という思いを痛切に感じたのであった。
写真はワナカ湖畔の通称That Wanaka Treeという湖に生えている柳が対象のカメラマンに人気の撮影スポットだが、撮影に来ているのはほとんどが中国人カメラマンだった。
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RobRoy氷河トラック(ニュージーランドではトレッキングルートをトラックと呼んでいる)とGlenorchyでこんな恐ろしげな看板を見かけた。なんだろうと思い、調べてみた。Sodium fluoroaccetate(日本語名:モノフルオロ酢酸ナトリウム)は農薬の一種で、ニュージーランドではフクロギツネ(ポッサム)の生息域に駆除のため散布されているらしい。フクロギツネはオーストラリア原産の有袋類だが、ニュージーランドに入植したヨーロッパ人が毛皮を採るために持ち込んだ。天敵がいないニュージーランドでは、瞬く間に繁殖し在来種に悪影響を与えたり牛の結核を伝播する害獣とみなされ現在では駆除の対象になっているとのこと。
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夏になると南島のあちこちに咲き乱れるルピナス。もう秋も深まりつつあるが、たまに遅咲きのルピナスを見かけた。
観光客にはきれいな花と喜ばれ観光資源にもなっているように思われるが、ニュージーランドに昔からあった花ではなく、北半球からの入植者が持ち込んだ外来種である。これまた在来の植生に悪影響を与え、特に牧草へのダメージを与えるので侵略的外来種に指定して駆除の対象となっている。
農業・牧畜立国のニュージーランドにとっては、在来の自然・植生保護がとても重要なため、自然環境保護に対する意識は極めて高い。観光客が持ち込む食料に対しても厳しい制限が課されている。貸別荘やモーテルで自炊しながらの旅行というのが我が家の旅のスタイルなのだが、今回は日本から持ち込む食材が非常に限られ、レトルトパックのごはん、カレーぐらいしか持ち込めなかった。自分で漬けた梅干しや味噌、海苔などを持参し、トレッキングのランチにおにぎりやみそ汁というのが楽しみの一つなのだが、今回は断念せざるを得なかった。
入国審査では、トレッキングシューズやストックなどを持っているか、直近で使用したのは、いつ、どこでだったかと細かく質問された。靴底についた外来植物の種の侵入を警戒してのことなのだろう。
数年前に南米原産の強毒性のヒアリが日本で発見され、大騒ぎになった。ヒアリは現在14の国や地域で侵入・定着が確認されているが、ヒアリの侵入を水際で防ぎ、根絶に成功した唯一の国がニュージーランドである。オークランド空港近くで一個のヒアリの巣が発見されるやいなや、ただちに周囲1キロを粘着テープの罠で囲い、5キロ以内を要注意地域として調査、継続したモニタリングをして2年後に根絶宣言を出している。掛かった費用は1億2千万円だったという。
ニュージーランドの自然環境保全に対する執念ともいえる熱意には脱帽せざるをえない。 -
我が家の海外旅行スタイルは、貸別荘やモーテルに泊まり、自炊で外食費用を抑えるというのが基本。計画では最終日一泊だけQueenstownのホテルを利用しただけだった。(実際には帰国便の大幅遅れで航空会社手配のホテルに2泊も余計に宿泊するハメになったのだが・・・)
公共交通機関の路線、便数が少ないニュージーランドではレンタカーで旅行することが多く、モーテルはホテルよりずっと数が多いようだ。総じて設備は清潔で料金もホテルより割安、しかも自分の部屋の前に車を横付けできる。自炊のため、スーパーで買い出しをするなど暮らすような感覚で旅ができるのも、我が家のお気に入りなのである。
写真は、マウントクックヴィレッジで利用したモーテル「Aoraki Court Motel」。有名なThe Hermitage Hotelの系列で、毎日ホテル並みのベッドメーキングのサービスまであった。 -
面白いのは、モーテルの受付でチェックイン手続きをすると、必ず牛乳1本がサービスされる。昔からある習慣なのか、その起源はよくわからないが。だまってくれるモーテルもあれば、牛乳は要るかと聞いてくるモーテルもあるが、もらえるものはもらうに限る。
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ニュージーランドの代表的風景といえば、こんな風景だろう。”ニュージーランド=世界一の羊の国”というイメージが定着している。最盛期の1980年代初頭には、人口370万人に対して7000万頭の羊が飼育されていた。しかし、最近では人口は460万人に増えているのに羊は3000万頭台に落ち込んでいる。最盛期には羊毛と羊肉の生産・輸出で国が潤っていた良き時代だったが、現在はなかなか厳しい状況になっているらしい。理由はいくつかあるようだ。輸出先のシェアが大きかったイギリスがEC(現EU)に加盟したことによる輸出量の減少と価格下落、高機能化学繊維の台頭で羊毛の需要そのものが減ったこと、羊という単一畜種だと、伝染病などによるダメージが大きいなど・・・そのため、リスクヘッジと経済的に有利な、肉牛生産や酪農に転換する農家が増えているという。
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とは言え、ニュージーランドが今も羊大国であることは変わりはない。牛や豚など他の家畜同様、その目的、多様な原産地の羊の掛け合わせで相当数の品種が生み出されている。良く知られた品種としてはメリノウールで著名な、羊毛生産がメインのメリノ種、羊毛・食肉兼用のロムニーやボーダーレスターなどがある。
だが、昔からニュージーランドに羊がいたわけではない。ニュージーランドに初めて羊を持ち込んだのは、1769年、かのキャプテン・クックである。だが、このときはニュージーランドの環境に適応できず死滅してしまった。1834年に丈夫なメリノ種がオーストラリアから持ち込まれ、徐々に頭数が増えて20世紀後半には世界に冠たる羊大国になったのである。 -
イチオシ
いろいろな切り口で見ると、面白いことにニュージーランドは必ずしも羊大国とも言えない。6年前の統計だが、まずは頭数から見ると、意外なことに世界一は中国で、その数1億9000万頭、2位はインドで7500万頭、ニュージーランドは第7位なのである。単位面積(1平方km当たり)の数では、トップはイギリスで133頭、僅差の2位がニュージーランドで116頭で、この二か国が群を抜いている。人口一人あたりの頭数になると、数が減ったとは言えニュージーランドがダントツのトップ。人口が多い中国では0.14頭でしかない。
人が少ないわりに羊をよく目にするという意味では、たしかにニュージーランドは羊大国なのである。 -
さて、ここからはダイジェスト版として、今回の旅で訪れた地域の代表的な風景を紹介していきたい。詳細については、これからアップ予定の個別旅行記に委ねたい。
まずは、Queenstownから。南島南部に位置するWakatipu湖に面した風光明媚なリゾートの町である。まさにビクトリア女王が住むにふさわしい町ということでQueenstownと名付けられた。
写真はクルーズで湖沖合からの撮影。これからポプラなどが本格的黄葉時期を迎えるところ。
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TSSアーンスロウ号蒸気船。20世紀初頭に貨客船として建造された石炭を燃料とする蒸気船で、今ではこの船によるWakatipu湖クルーズが観光の目玉になっている。
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イチオシ
クルーズは、対岸のWalter Peakを往復。Walter Peakには観光牧場があり、動物とのふれあいや、イギリス風の建物で、アフタヌーンティーやBBQが楽しめる。
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Queenstownに一泊したあと、Aoraki/Mt.Cook国立公園に向けてドライブ。
写真は途中で立ち寄ったDunstan湖。湖畔の柳が、だいぶ色づいている。湖畔にはホリデイパーク(キャンピングカーのための宿泊地で、トイレ、水道、電源などが整備されている)があり、多くのキャンピングカーが集まっていた。 -
QueenstownとWanakaの間、Central Otago地方は、ワインの産地でもある。道路沿いには、多くのワイナリーがあり、ブドウの木も黄葉している。
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Central Otagoを通り過ぎ、Waitaki Districtに入ると天気予報通り、雪。峠に差し掛かると辺り一面真っ白。前日、天気予報でここからマウントクックまで雪の予報だったので、レンタカー会社に行き、スノータイヤの車への交換かチェーンを貸してくれと申し出たが、まだ雪の季節ではないので準備していないというつれない返事。今頃の雪は走行に問題になるほどではないから心配はいらないとスタッフに言われたが、一抹の不安を抱えてのドライブだった。実際には、道路の積雪はなく、心配は杞憂だった。
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Mt.Cook Villageにはスーパーマーケットはないので、途中のOmaramaという小さな村のスーパーで4日分の食材を買い込み、ガソリンを補給。Twizelという小さな村の手前のHigh Country Salmonという鮭の養殖場に立ち寄り、サーモンの刺身と醤油を購入しMt.Cook Villageに入る。
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翌日から、さっそくトレッキング。ニュージーランドではトレッキングルートをTrackと呼んでいる。Mt.Cook Village周辺には、いくつかのTrackがあるが、一番人気はHooker Valley Track、その他、Kea Point Track, Tasman Valley Walkなど。
雲が多くMt.cookの眺望はよくなさそうだったので、まずは足慣らしで、Tasman Valley Walkへ。Tasman湖には、崩壊した氷河の破片の氷山が湖に浮かんでいる写真をみたことがあるので、朝日に輝く湖の氷山を撮りたいと思っていて、そのロケハンを兼ねていた。しかし、氷山どころか、一片の氷のかけらも浮かんでいなかった。 -
昼頃になると、晴れ間がのぞくようになったので、Hooker Valley Trackへ。依然、雲が多くAoraki/Mount Cookは姿を見せてくれない。Mount Cookは原住民のマオリ族はAorakiと呼んでいたので、このように併記することが多い。
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終点のHooker湖に近づくと、ようやくMt.Cookがその姿を現わしてくれた。標高3724mで、ニュージーランド最高峰。ニュージーランドを象徴する、いわばニュージーランドの富士山のような山である。
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イチオシ
昼間のトレッキングだけでなく、ここでの玄白の活動時間は、早朝、夕方、夜と忙しい。もちろん、サザンアルプスの朝焼け、夕景、星空撮影のためである。比較的雨が多い山岳地域なので、なかなか好条件には恵まれない。そんなこともあって、ちょっとぜいたくに4泊も滞在することにしたのである。
3日目の朝、今まで見たことがないような真っ赤に染まった朝焼けが出現。 -
イチオシ
最終日、テカポに移動する日の朝は快晴。Mt.Seftonのモルゲンロート
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夕日に染まるMt.Cook。朝焼けほどには赤く染まらなかったな・・・
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イチオシ
念願の南天の星空ウォッチング。天の川の中で丸く暗い部分はCoal sack(石炭袋)と呼ばれている銀河系の暗黒星雲、そのすぐ上に輝いているのが南十字星。有名なわりには目立たない星座である。その下の2つの明るい星のうち、下のより明るい星がアルファ・ケンタウリ、太陽に一番近い星である。中央右側にぼんやりと雲のように写っているのが、大小のマゼラン星雲、大マゼラン星雲の右上の明るい星がカノープスで、シリウスについで2番目に明るい一等星だ。カノープスは、きわめて条件が良いとき日本の南部でも水平線ぎりぎりにかろうじて見えることがあり、これを見ると長生きできるというので長寿星と言われている。
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北西の空には、サザンアルプスに沈もうとする冬の大三角とオリオン座。日本で見慣れたオリオン座とは上下左右がさかさまである。理屈では当たり前とわかっているが、実際に眺めると奇妙な感じがする。
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イチオシ
Mt.Cook出発日の夜明け前。西には日本でも夏に見られる射手座付近の明るい天の川。このころは三日月が出ているので、月明りでサザンアルプスの雪山、近くの黄葉がくっきり写っている。
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2日目は、朝から土砂降りの雨。ビジターセンターの博物館展示を見たり、ハーミテージホテルのラウンジでお茶をしたりして、まったり過ごす。
3日目、天気が回復したので、再びhooker Valley Trackへ。一昨日の雪はすっかり消えている。 -
間近に見えるHoddleston氷河。
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イチオシ
折り返し点、Hooker湖で、思わぬ光景に出会えた。昨日の風雨のせいか、奥に見えるHooker氷河が崩落し、湖に氷河の破片が浮いている。Tasman湖に期待していた光景を、ここで見ることができた。ラッキー!!
このあと、Kea Point Trackも歩いたが、素晴らしいHooker Valleyを歩いたあとなので、ちょっと感動は少なめ。 -
4泊のMt.cook Villageの滞在を終え、Tekapoへ移動。Mt.Cook VillageとTekapoは近いので、チェックアウトは遅め。もう一度Tasman Lake Walkを歩いたり、Pukaki湖畔のところどころで景色が良いところに気ままに車を停めて、最後のMt.Cookの姿をカメラに納めたりしながらのドライブ。
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ちょっと寄り道して、先日サーモンの刺身を購入したHigh Country Salmonの近くにあるRuataniwha湖という小さな湖に立ち寄ってみた。ガイドブックに紹介されているわけではなく、知名度は高くはない。たぶん、ここにもホリデイパークはありそうで、トイレ休憩を兼ねての寄り道だ。
人造湖らしいが、予想どおりホリデイパークがあった。とても黄葉がきれいで、水もPukaki湖と同じようなパステルブルーの美しい水をたたえている。少し早いが景色がよいので、湖畔でピクニックランチ。 -
Tekapoには3時前に到着。事前に予約しておいたLake Tekapo Cottageにチェックイン後、Tekapo湖の湖岸を散策。きれいな青い水をたたえた穏やかな湖である。
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Tekapoを有名にしたのは、その美しい星空である。そしてTekapoで撮影された星空の写真に登場するのが、この石造りの質素な教会「Church of the Good Shepherd(良き羊飼いの教会)」
豪華な装飾があるわけはない地味な教会だが、今ではTekapoの一番人気の観光スポットになっている。 -
イチオシ
到着したその日は終日快晴で、絶好の星撮り日和。宿は教会のすぐ近くなので、夕食を済ませてから、徒歩で撮影に向かう。
星空の美しさで世界遺産にしようとしているだけあって、澄んだ大気の空に輝く満天の星はゾクゾクするほどきれいだ。ただ、意外に街の灯りによる光害がバカにならない。そのため、撮影ポイントがかなり限定されてしまう。しかも、星空で有名になり過ぎてしまい、観光客が夜になっても大勢押し寄せ、平気であたりをライトで照らしたり、夜は星空撮影のために教会に近づけないように立ち入り禁止になっているのにも関わらず、柵を乗り越えて中に入ってしまう輩がいて、ストレスが溜まる撮影となった。「Please, Turn off the light!」と何度叫んだことか。 -
長時間にわたるタイムラプス撮影をしたかったのだが、とてもそんな状況ではない。一旦引き上げて、深夜3時ごろ出直し撮影。このころはすでに南十字星やマゼラン星雲は西に移動し、なじみの射手座付近の天の川が昇ってきている。こんな時間は、だれもいないだろうと思いきや、結構大勢の人が撮影している。さすがに、星空撮影を心得ている人達ばかりで、不用意にライトをつけるような人はいない。
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一枚くらいは星の周回運動も撮っておこうと、一時間の撮影で、この一枚。天の南極には、北極星のような見印になる星がない。
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Tekapo二日目。雲が多く、夕方には雨が降った一日。朝、教会付近を散策に出かけたら、この日は教会がオープンしていた。教会の中では撮影禁止になっているが、入り口から撮影させてもらった。祭壇のようなものはなく、窓の外にサザンアルプスが見えていて、そこに小さな十字架が重なっている。一幅の絵のようだ。
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ガイドブックや旅行記では、「湖畔」という日本食レストランのサーモン丼が人気のようで、Mt.Cookのモーテルで、High Country Salmonのサーモンの刺身は食べていたが、もう一度サーモンを食べることになった。ちゃんと出汁を採ったみそ汁もついていて、たしかに本物の和食だった。
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2日目は、曇り空、3日目は晴れたが強風が吹き荒れ、三脚をたてての星空撮影はできなかった。Tekapo Springsという温泉施設でのんびりしたり、Mt.Jhonの天文台や、ガイドブックにはのっていないTekapo湖北部の観光客が行かないような砂利道をドライブしたりして過ごした。
写真は三日目のTekapo湖。海のような大波がたっている。 -
マクレガー湖という湖。あちこちに湖水の中に生えている柳が黄葉し、背後のサザンアルプスの山並みとコラボして絶景を創っている。
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さらに奥地に行ってみた。ガイドブックにもネットの旅行記にも情報がなく、この先に何があるか、どんな風景が待っているかわからなかったが、良い景色に出会えそうなので、砂利道を進んでみた。
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農家の女性が羊の群れを新しい牧草地に追い込んでいるところに遭遇した。3匹の牧羊犬が、連携して主の指示する方向に誘導している。見事なもので、しばらく感心しながら眺めていた。
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さらに進むと、広大な牧草地の中に美しいポプラ並木が現れた。これから先は私有地という看板があったので、この辺りで引き返す。
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4月17日 すでにニュージーランドドライブ旅行は残すところ半分の旅程となった。この日はTekapoからWanakaに移動。途中、Clay Cliffという奇岩が連なる奇妙な風景が見られるところがあったので立ち寄ってみた。
国道8号をTekapoから南下し、Omaramaの手前で、標識に従って地方道に入る。砂利道をどんどん進むとゲートが現れるので、自分でゲートを開けてさらに進むと、こんな奇岩群が現れる。 -
人一人がやっと通れるような絶壁の間を進むと・・・
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スターウォーズに出てくるような、どこか地球外の惑星ではないかと思えるような風景に出会える。岩肌をこすると、ボロボロと崩れる。岩ではなく、名前の通り粘土でできているのである。あっという間に侵食され、風景が変わってしまいそうだ。珍しい地形があるものだ。
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Tarrasという小さな集落で国道8号から別れ、8A線に入る。しばらく走ると、LuggateというあたりにRed Bridgeという鉄橋が掛かっている。なにやら歴史的価値がある橋らしいのだが、よくわからない。この川の畔の黄葉が見事だったので、思わず車を停めて撮影タイム。こんなことをしながらのドライブなので、目的地への移動時間は、Google Mapで示される所要時間を大幅に超えてしまう。
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Wanakaの街中に入って、まずスーパーマーケットに立ち寄りWanaka2泊分の食材を買い込んでから、Motel「Distinction Wanaka Serviced Apartments」にチェックイン。もちろん、ここでも牛乳一本をゲット。
WanakaもQueenstown同様リゾートの町。このモーテルはリゾート地らしく、スパやサウナなどがあって快適に過ごせた。 -
翌日は晴れ。絶好のトレッキング日和だ。Wanakaから北西50㎞離れたRob Roy氷河Trackを歩くことにした。ルート入り口のRaspberry Creek駐車場まで約一時間の道のりだが、いつもの通り景色の良いところでの撮影タイムも考慮して早めに出発。
Wanaka市内を抜けるとサザンアルプスのモルゲンロート! -
10kmほど走ると舗装が途切れ、砂利道を進むことになる。両側は牧草地。雪を抱いたサザンアルプスの麓に朝霧が漂い、羊たちが群れている。何度見ても見飽きない情景だ。
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Track入り口までの道の途中には数か所、川が流れていて、これを渡らなければならない。車高が高い4WD車で助かった。けっこう、アドベンチャラスな気分が味わえる。
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駐車場に到着し、トレッキング開始。歩き始めてすぐにHooker Valleyと同じような吊り橋を渡り・・・
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樹林帯の中をしばらく歩く。ニュージーランド特有のシダ類が多い森だ。昨日雪が降ったらしく、シダが雪化粧している。
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突然、視界が開け、Mt.Aspiringの雄姿と、Rob Roy氷河が圧倒的な迫力で迫ってくる。
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帰り道、時間があったので、Wanaka西方10kmほどのところのDiamond Lake trackを歩いてみた。距離は短いが急な階段、急坂を上ると眼下にDiamond Lakeを見下ろせる。湖岸をぐるりと黄葉した木々が取り囲んでいる。
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昇る途中では、こんな絶景が見渡せる。
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Wanaka市内のビューポイントWanaka Station Parkに立ち寄ってみた。ここにも湖水の中に生えている黄葉した柳の木が一本あり、これがカメラマンにとって、絶好の被写体になっている。通称、That Wanaka Treeと呼ばれているカメラマンの木である。我が栃木県で言えば奥日光小田代ケ原の貴婦人のようなものである。
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4月19日
Wanakaを一旦離れて、Fox Glacier Villageへ移動。ある意味、今回の旅の最大イベント(費用が掛かるという意味で)であるヘリコプター氷河トレッキングが目的。ヘリコプターでFox氷河上部に飛び、ガイドとともに、氷河の上を歩くというもの。天候により、常にキャンセルの可能性があるので事前予約はしていない。
天気の具合で当日11:50のフライトか翌日8:50のフライトにするか決めるつもりだったので、余裕をみて、暗いうちにWanakaを出発。移動距離は270kmある。
Haastという町を過ぎてしばらくすると、西海岸に出る。初めて目にするタスマン海である。トイレ休憩を兼ねてShip CreekというLookoutに立ち寄った時の写真である。夥しい大きな流木が打ち上げられている荒涼とした海岸である。 -
10:50頃にFox Glacier Villageに到着した。Mt.cookは雲に隠れている。これではヘリコプターは飛びそうにないが、確認のため、ヘリハイクツアー会社の Fox Glacier Guidingの受付に立ち寄った。案の定、今日は天候がよくないのでヘリコプターは飛ばないとのこと。
しようがないので、Fox氷河先端部まで歩くGlacier Valley Walkを歩いてきた。どこもそうだが、この氷河も地球温暖化の影響でどんどん後退している。数年前は氷河先端のすぐ近くに駐車場が作られていたが、いまでは、2.6㎞も坂道を歩いていかなければならない。 -
午後は、Matheson湖に行ってみた。ここは風がない晴れた日の朝夕には、鏡のような湖面にサザンアルプスが映り込んでいる絶景となる。風があり時折小雨が降るようなこんな天気では、そんな絶景は望めないが、他にやることもない。
駐車場から湖に行く遊歩道は、いかにも雨が多いニュージーランド西岸らしい森の中を通っている。一面のコケ -
大きなシダ類が茂る温帯多雨林。恐竜が生きた中生代にタイムスリップしたような錯覚を覚える。
今回の旅の計画では、当初、世界中のトレッカーのあこがれであるミルフォードトラックを4泊5日で歩くことも考えたが、事前予約制で登録料が日本ニュージーランド往復航空券より高いので断念した。おそらく、こんな風景が楽しめたはずだが、思いがけず、こんなところでニュージーランド西岸らしい原始を感じる自然に巡り合えたのは、とてもよかった。Matheson湖の良さを紹介しているパンフレットやネットの記事は、湖面へのサザンアルプスの映り込みが取り上げられているが、湖へのアクセス途中の森も捨てたものではない。 -
幸い、夕方になって風が凪いだとき、モーテルにチェックイン後再びMatheson湖に出向いて撮影した一枚。残念ながら夕焼けは見られなかったが、鏡のような湖面にサザンアルプスが映り込んだ光景を見ることはできた。
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翌日、ヘリコプター氷河トレッキングができるか期待していたが、相変わらずどんよりと曇っていて、サザンアルプスは雲に覆われている。 Fox Glacier Guidingの受付で確認したところ、午前中のヘリコプターは飛ばないし、午後もどうなるかわからないということだったので、残念ながら氷河トレッキングはあきらめてWanakaにもどることにした。
来るときには時間の都合で立ち寄れなかった道々のViewPointに立ち寄りながらWanakaに戻るドライブの一日となった。
写真はNights PointというLookoutでの、おだやかに凪いだタスマン海。 -
Haastを過ぎ、サザンアルプス越えの山中に入ってからも、ところどころのView Pointに寄り道。これは、Fantail Fall という滝。
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昼過ぎになり、Wanaka付近に戻ってきたら、天気は回復。
写真はWanaka近郊のAlbert Town の Cluthaka川の黄葉。 -
Central Otagoの代表的ワイナリーの一つ、Rippn Wineryへ。Wanaka湖になだらかな斜面に広がる黄葉したブドウ畑と青い湖水のコントラストがとても美しい。
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広大なブドウ畑と、Wanaka湖に浮かぶRubby Islandという小島、その奥にはAspiring国立公園のサザンアルプスの絶景。この風景はRippon Wineryのトレードマークになっている。
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もちろん、風景を眺めるためだけにWineryに来たわけではない。いろいろなワインのテイスティングを小一時間楽しんでから、購入したのがこの2本。左は、2014年Vintageのピノノワール。あまり知られてはいないが、フランスのブルゴーニュ、アメリカのオレゴン州と並んでセントラル・オタゴは世界3大ピノノワールの銘醸産地とも言われている。右側は、手頃な価格のソーヴィニヨン・ブラン。
車の運転があるのでテイスティングといっても、飲み込むわけにはいかない。色、香り、味を楽しんだあと、吐き出さねばならない。これがなかなかつらいものがある。
買ったワインは記念に日本に持ち帰るなどということはせず、その日、翌日のディナーのお供と相成ったのである。 -
翌4月21日 テ・アナウへの移動日
いつもの通り、気ままにきれいな風景があると、都度、車を停めて撮影しながらののんびりドライブである。
写真は、Cromwellの果樹園の黄葉。杏の木だろうか? -
Queenstown郊外のKawarau渓谷。ここはアトラクションとしてのバンジージャンプ発祥の地。もともと、バンジージャンプは、バヌアツのポリネシア人の男の成人と認められるための通過儀礼だったが、今ではアトラクションとして世界的に広まっている。見ていると、男は躊躇してすぐに飛べない人が多いが、女性は思い切りよくすぐに飛び降りる。やっぱり、女の方が度胸があるのだろうか。
見ている分には面白いが、自分では決してやろうとは思わない。 -
11日前に、QueenstownからMt.cook Villageに移動するときにも、ここに立ち寄ったが黄葉は少し早かった。この日は黄葉が進み、渓谷は見事に黄色に染まっている。ここもまた、黄葉の名所なのである。
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Wakatipu湖最南端のKingstonでトイレ休憩。今は廃線となった古びた駅舎がある。駅舎はカフェに変わっているが、いまでも営業しているのかどうか? この日は店は閉じていた。
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午後3時過ぎ、Te Anauのモーテル「Explorer Motel & Apartments」にチェックイン。ここには3泊する。いつもの通り、チェックイン後、スーパーマーケットへ買い出しに。
終日、好天が続いたので、夜はTe Anau湖畔で星撮り。街灯りを利用して黄葉と天の川のコラボ写真。 -
翌日、雨が多いフィヨルドランド地方も晴れの予報となった。さっそくMilford Soundへ。Te Anauからは120kmのドライブ。できれば10:30発のクルーズに乗りたかったし、いつもの如く途中の景色の撮影もしたいので、夜明け前に出発。
観光バスも必ず立ち寄るというMirror Lake に着いたころには、夜があけて明るくなった。 -
ガイドブックでもおなじみのMirror Lakeの逆さ文字の看板。
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トイレ休憩に立ち寄ったKnob's Flatで見たモルゲンロート。朝霧が漂い幻想的である。いつまでも眺めていたいところだが、先を急ぐ。
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Milford Soundに9:20に到着。予約なしで来たので、リアルジャーニー社の10:30出発のクルーズのチケットを購入することにした。ほかにも数社がクルーズを運行している。
年間7000mmの雨量がある多雨地帯だが、珍しく雲一つない快晴。フィヨルドのはるか奥まで見通せる。Milford Sound のシンボル、てっぺんに雪を被っているMitre peakが青空に映えている。こんなMitre peakの姿は、なかなか見られないのではないだろうか。ラッキーだ。 -
いざ出航。
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フィヨルドの絶壁からたくさんの滝が流れ落ちている。その一つ、Fairy Falls
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イチオシ
ちょうど、太陽を背にしているので、きれいな虹が出ている。
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やがて、タスマン海に出てきた。ここで船はUターンすることになる。
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パンフレットでは、この岩の上にアザラシが寝そべっているのだが、この日はどこかに出かけているらしく見当たらない。船長兼ガイドがほかのところにいるかもしれないので探してみましょうとアナウンスして、ちょっとコースを外れて探したがどこにもいない。
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豪快なStirling Falls。舳を滝ぎりぎりまで近づけるので甲板に出ているとびしょ濡れになる。このクルーズの見せ場の一つだ。
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2時間ほどのクルーズを終えTe Anauに戻るが、途中 Milford Track と人気を二分するRouteburn Trackに立ち寄る。Routburn Trackも予約が必要な2泊3日の縦走コースなので、コースの一部のKey Summitだけをちょこっと歩いてみた。標高差400mほど、往復3時間のコースである。
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しばらく森の中を歩くが、森林限界を超えるとパッと視界が開ける。広くはないが高層湿原がある。
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Key Summit頂上からは360度パノラマの眺望が楽しめる。サザンアルプスの一部、ダーラン山脈の山並み。まだ、日差しは明るいが空気が澄んでいるので上弦の月が見えている。
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Te Anauに5時半ごろ戻る。夕食前に湖畔に出て夕景撮影。この日は雲が鮮やかに朱に染まった。
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夜、ちょっと雲が多く月も出ていて星空撮影には条件は良くないが、ちょっとだけ撮影に出向いた。湖に浮かぶヨットと天の川のコラボ。
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4月23日 旅もいよいよ最終盤。
この日も早起きして湖岸で朝焼けの撮影。 -
期待したほどの朝焼けにはならなかった。
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昨日のMilford Sound と Key summitのトレッキングで、Te Anau滞在の目的は果たしてしまったようなものだが、今日は土ボタル洞窟へのクルージングと見学がメインのアクティビティだ。
土ボタル洞窟の撮影はできないので、洞窟の資料館兼待合所のビデオで土ボタルを紹介していた一コマ。実物は真っ暗な洞窟の天井や壁に張り付いた土ボタルが光っているさまは、あたかも星空のように見える。
ホタルとは言うが、ヒカリキノコバエというハエの一種。光っているのは、幼虫でエサとなる虫を呼び寄せる粘液を垂らして暗闇の洞窟に張り付いている。成虫は光ることはできず、口がないのでエサを食べられず、交尾・産卵が終わると2~3日で死んでしまうのだとか。 -
4月24日 Queenstownに戻る日だが、一旦Queenstownを通り過ぎてGrenorchyまで足を延ばしてみた。計画ではQueenstown入りした翌日に行くつもりだったが、天気があまり良くなかったので蒸気船クルーズに変更したのである。
写真は、朝方、Te AnauとQueenstownの間のFive Rivers という集落で、虹がでていたので、牧場にいたポニーとのコラボで撮影。 -
Grenorchy手前の山岳風景。ニュージーランドの代表的ファンタジー映画「Load of the Ring」はニュージーランド各地で撮影されていて、ロケ地を巡るツアーまであるが、Grenorchyは、そのひとつなのである。こんな風景も「Load of the Ring」を彷彿とさせる。
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小さな集落Grenorchyの近くにあるGrenorchy Lagoonという湿地帯。柳の黄葉が湿地全体を覆い、雄大な風景が広がっている。
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Lagoonを通り過ぎて Paradise Roadを進むと、Load of the Ringのロケが行われた場所に出る。映画のどのシーンだったか忘れたが、ホビット族が住む穏やかな里の風景に使われたのではなかったかな。(北島には、唯一映画の撮影が行われたホビット庄のセットが残っているところもあるが・・・)
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Mt.Aspiring国立公園の一部であるMt.Earnslawの山容。
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Paradiseからさらに奥に車を進めてみた。この川は干上がっているが、この先には、Rob Roy氷河trackに向かう道と同様、Fordと呼ばれる小川が道路を横切っている個所が多数あった。キリがないし、その先に何があるのか、どうなっているかの情報がなかったので途中で引き返した。
夕方、Queenstownに戻り、今回の旅で初めてモーテルではなく、Coptone Hotelにチェックイン。
一昨日、エアニュージーランドから電話があり、翌25日のオークランド発羽田行の帰国便のスケジュールが変わり、18時間半遅れになるという連絡が来ていた。エアニュージーランドでオークランド空港の近くのホテルを予約しておくので、そこで一泊して26日の羽田行に搭乗してほしいという依頼だった。ほかに代替のフライトはないので、従わざるを得ず、Queenstownのホテルがただ一回のホテル泊ではなくなったのである。 -
4月25日
ニュージーランドドライブ旅行最終日。レンタカーはこの日の12時までに返却することになっているので、午前中Queenstown近郊のArrowtownを見てから空港に向かう。
とても小さな町(村)だが、1860年代に金が発見され、にわかにゴールドラッシュに沸いて7000人を超える賑わいの町だった時代もある。街の唯一のメインストリートのBuckingham St は開拓時代のアメリカ西部の町のような雰囲気を醸し出している。金を採りつくしたあとはさびれてしまい、200人足らずの人口になった時代があったが、現在はQueenstownのベッドタウンとして不動産ブームになったりして2000人弱まで回復という。 -
町はずれに、ゴールドラッシュ時代に中国から出稼ぎに来ていた中国人の住居が修復・保全されて、歴史遺産として展示されている。
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イチオシ
Arrowtown は黄葉が美しいことでも知られている。今回の旅では、あちこちできれいな黄葉を見てきたが、ここの黄葉の美しさは群を抜いている。
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ちょうと、この黄葉の時期にオータムフェスティバルが開催され、ゴールドラッシュ時代の衣装を来て住民たちがパレードをしたり、コンサートを開いたりしている。朝早くに出かけたので、そういうイベントを見ることはできなかったが、時間があれば、そんなイベントを見るのも興味深かったかもしれない。
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午前中にArrowtown見学を終え、無事空港に戻ってレンタカーを返却。17日間で走った距離は2,575km。一か所に数日滞在することが多かったので、日数の割には走行距離は短い。ともかく、無事故・無違反だったのはよかった。
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14:30発のフライトでQueenstownを後にして、Aucklandへ。このあと、予定外にAucklandで一泊したあと、日本に帰国。Aucklandで半日観光できなくもなかったが、とくに町の観光には興味はなく、チェックアウトぎりぎりまでホテルでのんびりしてから空港へ。
ダイジェストと言いながら、長編の旅行記となってしまった。これから、追々個別の旅行記を綴っていこうと思う。
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この旅行記へのコメント (10)
-
- ことりsweetさん 2019/10/02 02:05:21
- はじめまして。
- 玄白さん、こんばんは。
素敵な写真が沢山ですね。
私も主人と同じ時期、GWにメルボルンIn and Out~NZ南島の旅に行ってきました。
そして玄白さんと同じくドライブ旅行で
クライストチャーチ、テカポ、アロータウン、セントラルオタゴ、クイーンズタウン、
ミルフォードサウンド、ダニーデンと回ってきました。
テカポ湖の星空は大雨で見ることができませんでした。泣
他の地域でもすばらしい星空を堪能できましたが
あの小さな教会とのコントラストは見れませんでした。
4トラ記事で今年のあの日(時期)の星空をかなり探しました。
玄白さんの写真で、あの時期のあの星空を確認できて
静かに感動してます。
そしてクライストチャーチ~ミルフォードサウンドへの道について。
スピードと便利さを追求することに価値を置く日本とは根本的に価値観が違う国なのである。景色が見えないまっすぐなトンネルの道を突っ走るより、多少不便で遠回りになっても、きれいな景色を楽しめる方がずっと楽しい。これから人口減少に向かう日本も、効率と経済成長一本やりの価値観から、不便でも豊かな生活が営める国造りというパラダイムシフトをすべき時期に差し掛かっているのではないか、そんなことを考えながらニュージーランドの道を走っていた。
(玄白さんの記事から引用)
私たちもあのミルフォードサウンドに向かう道と帰りの道の
素晴らしさをかみ締めました。特にクルーズ船出発が朝一だったため
宿を早朝から夜明けに走った道、凄かったです!
特に私は大のロード~ファン!あの道がフロドの歩いた道と
アラゴルンたちが旅した道と似ていて、NZの大自然に改めて
感動しました。(映画の撮影地はあまり研究して行ってませんでした)
計画を立てているときから何故ショートカットの道を作らないのか
二人で話しましたが、玄白さんの言葉であの国の人々の考えかた
生き方を感じ、心にストンと落ち理解しました。
南島に行きたがったのは主人で、始めは北島に数年前に行き、
次回は南島!と何度も希望を聞いていた先に見たものはこれだったのか~と
私も納得しました。それほどあの自然は稀有で素晴らしいものでした。
玄白さんの写真に改めて記憶を取り戻し、さらに感動をいただきました。
ありがとうございます。そしてフォローさせていただきます。
よろしくお願いします。
ことりsweet
- 玄白さん からの返信 2019/10/02 10:39:51
- Re: はじめまして。
- ことりsweetさん、はじめまして
玄白のニュージーランド旅行記をみていただき、丁寧なコメントまで頂戴して、ありがとうございました。
ミルフォードサウンドでは、快晴に恵まれ、頂上に冠雪したマイターピークや、玄白が見ることができなかったイルカやアザラシまでみることができて、よかったですね。
若い女性のアーダーン首相が産休を取ったり、国会議長が議員の赤ちゃんを抱っこしながら議事を進めることができるニュージーランドという国は、自然だけではなく、国のありようとして、すばらしく豊かな国だという思いを強くしています。行きたいところがたくさんあって、再訪することはほとんどないのですが、ニュージーランドはもう一度訪れたいという数少ない国のひとつです。
今後ともよろしくお願いします。
玄白
-
- Irisさん 2019/04/25 19:40:47
- 旅行の参考にさせていただきました。
- 今月に2週間の南島旅行へ行ってきたばかりです。玄白さんの写真、旅行記にとても惹かれ、行先参考にさせていただき、計画しました。
紅葉は残念ながら帰るころに始まってきた感じで今月末まで居たらちょうど綺麗だったと思います。天気には大変恵まれとてもラッキーでしたが、残念ながらHooker Valley Trackが先月末からクローズしており、ほかにワナカからウエストコースト、アーサーズパス経由でクライストチャーチへ行く予定でしたが、ウエストコーストで橋決壊でずっと通行止めで行けませんでした。
とにかく雄大な景色、想像以上に美しい国で機会があったら北島にも行ってみたいと思います。
玄白さんの素晴らしい旅行記のおかげで私達も素敵な旅になりました。これからも素敵な旅を、そして写真を楽しみにしています。
- 玄白さん からの返信 2019/04/25 21:48:02
- Re: 旅行の参考にさせていただきました。
- Irisさん、こんばんは
書き込みありがとうございます。
玄白の拙い旅行記が少しでもお役にたてたとはうれしい限りです。いろいろ、アクシデントがあって計画通りに行かなかったとのこと、残念ではありますが、それも後には、良い思い出になるのではないでしょうか。
玄白にとって初めてのニュージーランドでしたが、その美しい自然、それにもまして国のありように、すっかり惚れ込んでしまいました。Irisさんもニュージーランドのすばらしさを実感されたと知って、うれしく思います。
海外旅行には、そんなに頻繁には行けませんが、これからも気が向いたら玄白旅行記を訪問していただけると幸いです。
玄白
-
- ryujiさん 2018/05/16 10:39:05
- 素晴らしい星空に感嘆!
- はじめまして、玄白さま。 私はryujiと申します。
タイトルの旅行記を拝見・拝読させて頂きました。 素晴らしい星空のひと言に尽きます。 コメントを差し上げるのは初めてと思いますが、以前より貴方様の旅行記を見せて頂いておりました。
ご承知?かと思いますが、小生も星空を見るのが大好きで旅行記を投稿しております。 特に南十字星に憧れ、南天への旅が楽しみのひとつでした。 今回、ニュージーランドへ行かれたのですね。 こんな写真が小生にも撮れたらなぁ、羨ましくもため息の連続です。 かねがね玄白さんの星空撮影には、1目も2目も置いていただけになおさらです。 続いての投稿はあるでしょうね、次の旅行記を楽しみにしております。
ryuji
- 玄白さん からの返信 2018/05/16 15:36:58
- RE: 素晴らしい星空に感嘆!
- ryuji さん、こんにちは
かねがね、ryujiさんが、玄白旅行記に訪問してくださっていることは、存じ上げていましたが、ほったらかしのままで、失礼しました。
また、今回のニュージーランド旅行記についても、いいね投票、書き込み有り難うございました。
ニュージーランド旅行記は、いつ完了するか、わかりませんが、十数巻になりそうです。追々、第一巻に続いて投稿するつもりです。続編もご覧いただけると、とてもうれしいです。
玄白
-
- hirootaniさん 2018/05/11 22:59:03
- 来年のNZへの旅の参考にさせていただきます
- 玄白さん、こんにちは。
いつも素晴らし写真(特に夜空)を楽しませていただいています。
今回のNZの旅行記、大変参考になります。ちょうど来年の3月か4月にNZの南島にいき、ミルフォードトラックのトレッキングをしようと思っているからです。
本当に素晴らしい写真の数々、見惚れてしまいました。
自分には、玄白さんほどの技量がありませんが、この旅行記をしっかり参考にさせていただき、来年のプランを練りたいと思います。
続編を楽しみにしております。
hirootani
- 玄白さん からの返信 2018/05/11 23:29:25
- RE: 来年のNZへの旅の参考にさせていただきます
- hiroootaniさん、こんばんは
ミルフォードトラックを歩かれるご予定ですか、いいですね。季節的にも良い時期だと思います。3月はまだ暖かいのでサンドフライには気を付けてください。
私も当初、それを考えましたが、あまりにも入山料が高いので断念してしまいました。安く済む個人ウォークだと4日分の食料や寝袋など自分ですべて用意しなければならず、大荷物を担いで歩かなくてはならないのであきらめた次第です。
まだ先ではありますが、旅行記楽しみにしています。気をつけていらしてください。
玄白
-
- ひゅうひゅうさん 2018/05/11 08:02:01
- おかえりなさい!
- 玄白さん、おはようございます。
4月にニュージーランドへ旅行されると聞いていたので、旅行記を楽しみに待っていました。
4月はまさに秋のニュージーランドの景色が見られるのですね。
クイーンズタウンのポプラ、ブドウ畑、テカポも星空などなど、美しい景色に魅了しました。
これからの旅行記を楽しみにしています。
ひゅうひゅう
- 玄白さん からの返信 2018/05/11 09:39:11
- Re: おかえりなさい!
- ひゅうひゅうさん、おはようございます。
旅行に持っていったパソコンが途中でおかしくなり、バックアップしておいた写真データが読めなくなってしまったりしてせっかくの写真がフイになってしまったかと焦りましたが、帰国後ようやく復旧できました。これから、追々旅行記を作成していきます。いつまでかかるか、わかりませんが・・・
楽しみに待っていてくださるとは、うれしい限りです。
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